【2022年】Wi-Fiルーターのおすすめ12選 高コスパ・一人暮らし向けモデルも
更新日:2022.04.24
スマホやタブレットでネットを利用する際に必要なのが「Wi-Fiルーター」。最近は冷蔵庫やエアコンといった家電製品でも、Wi-Fi対応モデルが多く発売されています。また、Wi-Fiルーターがあれば、自宅でも手軽にWi-Fi環境を構築できるのがポイントです。
そこで今回は、Wi-Fiルーターの選び方について詳しく解説します。使用環境別のおすすめモデルもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
Wi-Fiルーターとは
Wi-Fiルーターは「無線LANルーター」とも呼ばれ、無線でインターネットを利用できる便利なアイテムです。パソコンやテレビなどを配線しなくても無線でインターネットを利用でき、ゲーム機やスマホでの高速通信も実現できます。
配線を必要としないため、リビングやキッチンなど場所を選ばずにインターネットへ接続できるのも大きなメリット。固定回線の通信を利用するため、スマホのデータ通信量を気にしなくて済むのも魅力のひとつです。
Wi-Fiルーターの選び方
自宅の間取りをチェック
自宅の間取りによって、Wi-Fiルーターに必要なスペックは異なります。ワンルームの場合は、あまり気にする必要はありませんが、2階建ての戸建てや部屋数の多い間取りのマンションに住んでいる場合は、電波を遠くまで飛ばせる外付けアンテナ搭載モデルがおすすめです。
また、メッシュWi-Fiに対応していれば、3階建てのような、より広範囲な間取りでもシームレスにカバーできるので重宝します。
利用人数に合わせた“同時接続数”で選ぶ
Wi-Fiルーターは、利用人数に合わせて、全員が使用するデバイスの数に対応できるモデルを選びましょう。スマホ・タブレット・パソコンなど、1人で複数のデバイスを使用するケースも珍しくありません。プリンターや家電といった共用で使う機器も含めて、接続台数を確認しておくのがおすすめです。
多くの製品が、利用できる人数や接続できる台数の目安を記載しているので、参考にしてみてください。
通信規格をチェック
通信規格は「IEEE802.11◯」で表されます。1997年に標準化された第1世代が末尾にアルファベットのない「11」。2013年に制定された第5世代の「11ac」を経て、第6世代の「11ax」が普及しはじめています。
世代が進むにつれ通信速度が高速になるなど、性能が向上。「Wi-Fi 5」や「Wi-Fi 6」といった名称で呼ばれることもあります。
2種類の周波数帯をチェック
Wi-Fi電波の周波数には5GHzと2.4GHzの2種類があります。5GHz帯は、ほかの機器が発する電波との干渉が少なく、安定かつ高速に通信できるのが特徴。一方の2.4GHz帯は、壁などの障害物に強く、対応機種の多いのが特徴です。
通信規格によって、両方の周波数帯を使うモノと片方しか対応しないモデルがあるので、購入時にはよくチェックしてみてください。
セキュリティ機能があると安心
Wi-Fiルーターを選ぶ際にはセキュリティ機能にも注目しましょう。ネットを安全に利用するなら、セキュリティ規格WPA3に対応したモデルがおすすめです。強力な保護機能を有しており、不正なアクセスなどから自宅のWi-Fiをしっかりとガードします。
IoTデバイスも安心して追加しやすいので、スマート家電の利用を考えている方にもおすすめです。
通信がさらに快適になる機能をチェック
離れた場所でも繋がりやすい“ビームフォーミング”
Wi-Fiの電波に指向性を持たせ、特定の方向・端末に向けて飛ばす機能「ビームフォーミング」。対応している端末を使用することで、Wi-Fiルーターから離れた場所でも快適な通信を維持しやすいメリットがあります。
また、ビームフォーミングはWi-Fiルーターと接続している端末の位置を検出し、最適な電波を送信する機能を備えているのもポイント。Wi-Fiの安定性を重視したい方は要チェックの機能です。
通信速度の低下を防ぐ“MU-MIMO”
従来のWi-Fiルーターは各端末と1台ずつ時間をずらして接続していたため、順番待ちによる通信速度の低下が発生していました。しかし、MU-MIMOは複数のデバイスを同時に通信できるのが特徴。通信速度を維持したまま安定して接続できるので、多くの機器を同時に使用したい方におすすめの機能です。
なお、デバイス側もMU-MIMOに対応している必要があるため留意しておきましょう。
インターネットの混雑を回避できる“IPv6”
IPv6とはIPv4に続く、新しいインターネットプロトコル規格です。利用者の多いIPv4とは異なるルートでネットに接続するため、混雑を回避できるのが特徴。夜間など回線が混みやすい時間帯でもネットが快適に使用できます。
また、割り振りができるIPアドレスの数が非常に多く、IoTに対応しやすいのも特徴です。
設定が簡単にできる“ワンタッチ接続機能”
Wi-Fi接続を利用する際は、出力する電波の名前となる「SSID」を端末側で選び、パスワードとなる「暗号化キー」を入力して接続するのが一般的。ボタンひとつで接続できる「ワンタッチ接続機能」を有しているモノなら、入力作業の手間が省けます。
ワンタッチ接続機能を利用することで、桁数の多い暗号化キーの入力を省略できるのがポイント。初心者の方や、ややこしい操作が苦手な方などにおすすめの機能です。
買い替えは“引っ越し機能”があると便利
「引っ越し機能」が備わっていると、Wi-Fiルーターを買い替えるときに便利です。WPS(Wi-Fi Protected Setup)を利用して、無線の設定情報を引き継ぐ便利な機能。ボタンを押すだけなので、初心者の方でも簡単にセットアップがおこなえます。
また、デバイス側の設定が不要なのも便利なポイントです。
オンラインゲームには“ゲーミングルーター”がおすすめ
オンラインゲームなど、高速通信を必要とする場面では「ゲーミングルーター」を選ぶのもおすすめです。ゲーミングルーターには、オンラインゲームの通信処理を高速で実行できる高性能CPUが搭載されています。
また、CPUの処理によって、ほかのデバイスが動画を閲覧しているときでもオンラインゲームの通信を優先して処理できるのがポイント。通信速度にラグが発生しにくく、快適にオンラインゲームを楽しみたい場面に最適です。
Wi-Fiルーターの人気メーカー
BUFFALO(バッファロー)
パソコン周辺機器の開発から販売までをおこなっている会社です。有線、無線LAN機器をはじめ、HDDやSSDといったストレージ製品などを取り扱っています。
Wi-Fiルーターは、Wi-Fi 4からWi-Fi 6対応モデルまで、豊富なラインナップが特徴。コスパに優れたWi-Fi 6モデルもあるので、気軽に高速ネットワーク環境を整えたい方は要チェックです。
NEC(エヌイーシー)
個人や企業はもちろん、官公庁向けまで幅広い製品やサービスを提供している電気メーカーです。
Wi-Fiルーターは「Aterm」ブランドで発売しており、気軽に購入できるWi-Fi 5モデルを中心に、高性能なWi-Fi 6対応製品も展開しています。8×8のアンテナを搭載した高速モデルもあるので、通信速度を重視する方におすすめです。
ELECOM(エレコム)
ネットワーク・メモリ・ストレージといった幅広い分野の製品を取り扱うメーカー。Wi-Fiルーターはビームフォーミング・MU-MIMO・IPv6対応など、多機能なモデルを数多く展開しています。
独自の「e-Mesh」技術を有しているのが特徴です。広いエリアがシームレスにカバーできるので、仕切りの多い家に住んでいる方はチェックしてみてください。
Wi-Fiルーターのおすすめ|一人暮らし
NEC「Aterm(エーターム)」PA-WG1200HS4
【おすすめポイント】お手頃価格でWi-Fiルーターを設置したい方におすすめ
5GHz帯と2.4GHz帯を備えたデュアルバンドモデルです。「ハイパワーシステム」を搭載しているため、今まで電波が届きにくかった部屋の通信環境改善が可能。3階建までの戸建てや、4LDKまでのマンションにおすすめのWi-Fiルーターです。IEEE802.11ac規格に対応しており、最大867Mbpsの高速通信を実現しています。
WPSボタンを採用しているのもポイント。古いルーターが同規格に対応していれば、簡単な操作だけで設定情報を引き継げます。
バッファロー「AirStation」WSR-1166DHPL2
【おすすめポイント】接続の安定性が高い1台
IPv6サービスに対応したWi-Fiルーターです。回線の混雑状況にかかわらず、快適にネットを利用したい方におすすめのモデル。MU-MIMOに対応しているため、複数のデバイスを接続してもストレスなく使用できます。
ビームフォーミング機能を備えているのもポイントです。自宅の中で移動しながら使用しても安定した通信が維持できます。
アイ・オー・データ WN-DAX1800GR
【おすすめポイント】接続する端末が多い方におすすめ
Wi-Fi 6に対応した製品です。複数のデバイスで利用しても安定した通信ができるのが特徴。20台程度の機器が繋げられるなど、多くのデバイスを同時接続したい方におすすめのモデルです。
5GHzなら最大1201Mbps、2.4GHzでも最大574Mbpsの高速通信がおこなえます。縦置きや横置きはもちろん、壁掛けにも対応しているため設置場所を選びません。
TP-Link「Archer A6」
【おすすめポイント】外付けのアンテナで、届けたい位置に狙い撃ち
4本の大型外部アンテナを搭載したWi-Fiルーターです。ビームフォーミング技術を採用しているのが特徴。デバイスの位置を自動で検知し、電波を集中的に送信します。離れた場所でも安定して繋がるため、家中で快適に使用することが可能です。
セキュリティ規格WPA3に対応しているのも本モデルの特徴。外部からの悪意ある攻撃から、自宅のネットワークをしっかりと保護できるので安心です。
Wi-Fiルーターのおすすめ|戸建て
バッファロー「AirStation」WSR-5400AX6S
【おすすめポイント】Wi-Fi6対応モデルではコスパ抜群
手頃な価格が魅力のWi-Fi 6対応モデルです。コスパに優れた高速Wi-Fiルーターを求める方におすすめ。自宅のネットワーク環境を気軽に高速化することが可能です。OFDMA機能を備えているため、多くのデバイスを接続してもスムーズに通信できます。
「バンドステアリングLite」機能を搭載しているのも特徴。デバイスとの電波強度に応じて周波数帯を切り替えるので、多くの部屋で快適に使えます。
NEC「Aterm(エーターム)」PA-WX6000HP
【おすすめポイント】接続端末数・部屋数が多い方におすすめ
5GHz帯の8×8高性能アンテナを内蔵したWi-Fiルーターです。多くの機器を接続したい方におすすめのモデル。コンパクトなうえ壁掛けにも対応しているため、設置場所に困りません。
ハンドステア機能を搭載しているのも特徴。電波強度に応じて5GHzと2.4GHzを自動で切り替えます。離れた場所でも接続が安定しているので、部屋数が多い家でも快適に使用することが可能です。
TP-Link「Archer GX90」
【おすすめポイント】同時接続でも高速!高性能ゲーミングルーター
トライバンドに対応した高性能なWi-Fiルーターです。最大速度4.8Gbpsのゲーム用バンドにより、スムーズなプレイを実現。ゲームストリームを検出して最適化する「ゲームアクセラレーター」を搭載しているため、ゲームを快適に楽しむことができます。
ダッシュボードからリアルタイムの遅延やプレイ時間などを一目で確認可能。また、HomeCareのセキュリティシステムが、大切なデバイスやアカウントを守ります。ストレスフリーかつ安全なゲームライフを求める方におすすめです。
Google「Google Nest Wifi」GA00822-JP
【おすすめポイント】Googleアシスタントの音声操作が可能
部屋のインテリアとしてもよく映える、おしゃれなデザインを採用したWi-Fiルーターです。1台で最大約120平方メートルの広いエリアに電波を届けられます。付属の拡張ポイントを設置すれば、より広範囲で快適なネット利用が可能。部屋数の多い間取りにもしっかりと対応できます。
さらに、Googleアシスタントを搭載しているため、スマートスピーカーとしても使えるのがポイント。音楽の再生や調べ物を音声操作で実行できます。
Wi-Fiルーターのおすすめ|マンション
バッファロー「AirStation」WSR-2533DHP3
【おすすめポイント】基本機能が揃ったスタンダードモデル
基本性能が充実した製品です。はじめてWi-Fiルーターを購入する方におすすめのモデル。MU-MIMOやビームフォーミング機能を備えているため、多くの部屋で快適にネットを利用できます。Wi-Fi 5の通信速度があれば十分と考えている方にもぴったりです。
アンテナ内蔵のコンパクトなボディを採用。縦置きのほか壁掛けにも対応するなど、設置場所に幅があるのも本モデルの魅力です。
TP-Link「Archer AX20」
【おすすめポイント】狙った位置にピンポイントで送信可能な、コスパに優れた1台
手頃な価格が魅力のWi-Fiルーターです。コスパに優れたWi-Fi 6対応機を探している方におすすめのモデル。4本の外付けアンテナを搭載しているのが特徴です。ビームフォーミング機能と相まって、ルーターから離れたデバイスまでピンポイントで電波を送信できます。
また、背面にUSBポートを搭載しているのも本モデルの特徴。外付けHDDを接続すればプライベートクラウドストレージになるなど、使い勝手は良好です。
エレコム WMC-2LX-B
【おすすめポイント】フロアや仕切りが多い家におすすめ
中継機がセットになったWi-Fiルーターです。Wi-Fi 6に対応した高速モデル。独自の「e-Mesh」技術を採用しているため、広範囲をシームレスにカバーできます。3階の戸建てや4LDKのマンションなど、仕切りの多い家におすすめのモデルです。
さらに、IPv6に対応しているのもポイント。回線の混雑による影響を受けにくいので、ネットが快適に利用できます。
アイ・オー・データ WN-DX1300GRN
【おすすめポイント】コンセント直付けタイプで置き場所に困らない
コンセントに直接挿して使用できる、コンパクトなWi-Fiルーターです。全方向360度に電波の死角を作らない独自の技術「360コネクト」を採用。IEEE802.11ac規格に対応し、最大867Mbpsの高速通信を実現しています。
接続方式を自動で判別し、適切なモードでインターネットに繋がるため、初期設定が簡単なのもポイント。特定の時間だけ通信を許可する「ペアレンタルコントロール」機能を搭載しているので、子供がいる家庭にもおすすめです。
Wi-Fiルーターの寿命は?
Wi-Fiルーターの寿命は3〜4年といわれていますが、故障しなければ使い続けることは可能です。しかし、パソコンやスマホといったデバイスの性能は年々向上しています。最新型のスマホを購入してもルーターが同じ規格に対応していなければ、デバイスの性能に見合った速度は発揮できません。
通信速度や接続の安定性に不満を感じるようになったときが、買い替え時期の目安と考えておきましょう。
担当者からひとこと
Wi-Fiルーターを購入する際には、自宅の間取りや接続するデバイスの数など、事前に考慮すべきポイントがいくつか存在します。よく確認せずに購入すると、上手く接続できなかったり期待していた速度がでなかったりする可能性があるので注意が必要。本記事も参考に快適なネット環境を構築してみてください。
家電・照明
洗濯機・掃除機・LED照明 etc.
季節家電
暖房器具・加湿器・エアコン etc.
キッチン家電
冷蔵庫・レンジ・炊飯器 etc.
キッチン雑貨
コーヒーメーカー・圧力鍋 etc.
PC・タブレット
パソコン・タブレット etc.
PC周辺機器
マウス・キーボード・HDD etc.
スマホ・通信
スマホ・モバイルバッテリー etc.
オフィス・文房具
万年筆・ボールペン・消しゴム
カメラ
カメラ・ドローン etc.
ビジュアル
テレビ・レコーダー etc.
イヤホン・スピーカー
イヤホン・ヘッドホン・スピーカー
オーディオ
ミニコンポ・電子ピアノ etc.
ビューティー・健康
ドライヤー・シェーバー etc.
時計・スポーツ
腕時計・自転車 etc.
アウトドア・ゴルフ
ゴルフ・テント・キャンプ用品 etc.
日用品・カー用品
カーナビ・ドライブレコーダー etc.
おもちゃ・ゲーム・子供用品
ベビーカー・チャイルドシート etc.
お酒・食品
ワイン・日本酒 etc.