【2024年】ワイヤレスキーボードのおすすめ16選 人気の使いやすいモデルを紹介
更新日:2024.01.12
ケーブルが無く、配線をすっきりさせることができる「ワイヤレスキーボード」。無線通信規格のBluetoothや専用USBのアダプターを使って、パソコンやタブレットなどと接続し、快適な文字入力が可能です。そこで今回は、ワイヤレスキーボードの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
ワイヤレスキーボードの選び方
接続方法
Bluetooth
Bluetoothは、近距離で使用する無線通信の国際規格を指します。キーボードとパソコンやスマートフォン、タブレットなどをペアリングさせることで、ワイヤレスでも使用できるようになります。消費電力が少なく、長時間使用できるメリットが特徴です。
USBワイヤレスレシーバー
ワイヤレスキーボードを使用したいパソコンに、小型のUSBレシーバーを接続して使用するのがUSBワイヤレスレシーバーです。スマートフォンやタブレットはUSBポートがないモノがあり、使用できない製品が多いので注意しましょう。ペアリングの設定をすることなく挿すだけで使用できるので、Bluetoothに対応していないモノでも使えるメリットがあります。
キー構造をチェック
メンブレン
一般的に売られているモノに最も多いのが「メンブレン」タイプ。キーを押したときに上下のシートが触れ合うことで認識するというシンプルなモノです。
ラバードームが使われているのでキーを押したときの反発が強く、指が疲れやすいという方もいます。しかし、構造が簡単で制作コストが安いため、低価格で入手することが可能です。
パンタグラフ
パンタグラフ構造のキーボードは、メンブレンと同じようにラバーカップを使用しています。電車のパンタグラフのような構造をしており、キーの端を押してもきちんと反応するため、タイピングのしやすさが特徴です。
キーボード自体は薄いモノが多く、ほとんどのノートパソコンでパンタグラフキーボードを採用しています。比較的キーストロークが浅いため、長時間の使用にも向いていることがメリットです。
メカニカル
キーのひとつひとつが独立したスイッチを持っているのが「メカニカルキーボード」です。劣化などにより特定のキーが使えなくなった場合でも、そのキーだけを交換すれば解決することができます。
そのため、キーボード本体の交換が不要。メカニカルタイプのキーボードは、内部の軸の色によって、キーの反発や静音性などの性能が変わるのも特徴です。
キーストローク
キーストロークとは、キーを押したときにどれくらい深くまで沈むかを表した数字です。入力のしやすさの目安は、一般的に3mmが最も入力しやすいと言われています。キーストロークが浅すぎると押したときの手応えがなくなるので、打っている実感がなくミスをしやすくなります。
また、深すぎると素早い入力が難しく、長文の文章入力には向いていません。キーボード操作に直結する部分だけに、ライターやプログラマーなど文字入力が多い方はキーストロークの深さを重視しましょう。
キーピッチとアイソレーション
キーピッチは、キーの中央から隣のキーの中央までの距離のことを指します。一般的なキーボードのキーピッチは、19mm程度です。これより広いモノだと操作性が良く、打ち間違いを減らすことができます。
アイソレーションは、隣り合うキーとキーとの間にある空間です。使う方によって好みが分かれますが、ミスタッチが減少するので、キーボードを使い慣れていない方に向いています。
テンキーの有無
表計算やデータ入力で数字を入力することが多い方は、テンキー付きのキーボードが操作しやすくておすすめです。足し算や引き算などの数式の入力もしやすいので、作業効率を上げることができます。
一方で、パソコン周りをすっきりさせたい方はテンキーが付いていないモノがおすすめ。机上のスペースを有効活用でき、資料やノートを開きながら作業することができます。
連続稼働時間
ワイヤレスキーボードを選ぶ際は、連続稼働時間をチェックしましょう。もちろん、稼働時間が長いモノの方が、途中で電池切れを起こしにくく、ランニングコストを減らせるメリットがあります。
また、電源は「電池式」のモノと「USBケーブル」を使用するモノがあり、普段の使用環境に合ったモデルがおすすめです。
持ち運びやすさ
タブレットやパソコンと一緒にワイヤレスキーボードを持ち運ぶことが多い方は、サイズや重さをチェックしましょう。サイズが大きい場合は持ち運びにくく、せっかくのワイヤレスキーボードも使用する機会が減ってしまいます。
テンキーなしや折りたたみ式などのコンパクトなモノがおすすめです。
ワイヤレスキーボードの人気メーカーをチェック
ロジクール
ロジクールは、キーボードやマウスなどのパソコン用アクセサリや、モバイル用のデバイスを製造・販売しているメーカーです。デジタルデバイスの世界では有名なメーカーで、ゲーミングマウスやヘッドセットといったジャンルでも大きなシェアを持っています。
ワイヤレスキーボードも多くの種類があり、タブレット用や低価格モデルなど多様なニーズに対応したラインナップが特徴です。
エレコム
パソコンやデジタルモバイルの周辺機器を製造・販売しているのがエレコムです。
ワイヤレスキーボードはもちろん、ワイヤレスで使用できるテンキーも発売しています。キーボードのなかには折りたたみ可能なモノがあり、外出時に持ち運びたい方におすすめです。
ワイヤレスキーボードのおすすめ|PC向け
ロジクール K275(USBアダプター)
お手ごろ価格で購入できる低価格のUSBアダプタータイプのワイヤレスキーボードです。テンキーがついており、キーピッチやキーストロークも標準的な数字になっているので使いやすさは十分。
Bluetoothに対応していない機器にも使用可能で、電源をオフにすることで約2年間電池を交換せずに使用できる点も嬉しいポイントです。
エレコム TKFBP101(Bluetooth)
Bluetooth接続で、スマートフォンやタブレットでの使用にも向いているコンパクトなワイヤレスキーボードです。パンタグラフ構造になっており、最も薄い部分は6.5mmとスリム。
ペアリングの状況や電源が入っているかをLEDランプで知らせてくれるので、見分けがつきやすいこともポイントです。
ロジクール「POP KEYS」K730(Bluetooth)
タイプライター風のデザインを採用したワイヤレスキーボードです。おしゃれなキーボードを探している方におすすめ。メカニカルキースイッチを搭載しているため、心地良い打鍵音を聴きながら快適にタイピングできます。コンパクト設計がされており、マウス操作がしやすいのもメリットです。
電源には単4乾電池2本を使用。最長3年間動作すると謳っており、頻繁に交換する煩わしさはありません。グレージュ・イエロー・ローズ・パープルと、ポップな4カラーがラインナップされています。
サンワサプライ SKB-BT25BK(Bluetooth)
2,000円程度で購入できるパンタグラフ方式のワイヤレスキーボード。テンキーがついていないコンパクトタイプで、190gと軽量のため、持ち運びにおすすめです。
単4形電池2本で使用することができ、充電ができない環境でも使用可能。2.0mm前後のストロークですが、アイソレーションタイプなのでミスタッチが少なくできます。
エレコム TK-WS03BMKBK(Bluetooth)
IPX5対応の防水設計で、水洗いができるワイヤレスキーボードです。抗菌加工が施されているので、衛生的に使い続けることが可能。加えて、風を通しやすい設計を採用しており、エアダスターによるお手入れもできます。
最大3台のマルチペアリングに対応しているのもポイント。切り替えボタンから、瞬時にデバイスを変更できます。また、メンブレン方式を採用しているため、通常のパソコンと同じ感覚で使用したい方におすすめのアイテムです。
エレコム TK-TB01DMBK(USBアダプター)
トラックボールを備え、マウス操作もできるワイヤレスキーボードです。左右のクリックに加えて戻る・進むの操作も行えます。キートップ設計には、メンブレンキーボードながらもメカニカルと同じモノを採用。
さらに、運指のしやすい「ステップスカルプチャー構造」と、キーの上部をくぼませた「シリンドリカル構造」で快適な打鍵感を実現しています。
CORSAIR「K65 PLUS WIRELESS」CH-91D411L-NA(Bluetooth・USB)
テンキーレスのコンパクトなデザインが採用されているワイヤレスキーボードです。本体右上にマルチ機能回転式ダイヤルを備えているのが特徴。FNショートカットと合わせて、アプリやメディアを快適にコントロールできます。
キースイッチには、「CORSAIR RED リニアメカニカルスイッチ」を採用。スムーズなタイピングを実現しているだけでなく、簡単に取り換え可能です。さらに、2層の消音性レイヤーによって、キーストローク時の音を低減できるのもポイント。周囲に人がいる環境でゲームをプレイする場合にもおすすめです。
ロジクール K400pBK(USBアダプター)
USBレシーバーで接続することで、ワイヤレスキーボードとして使用できるトラックパッド付きのモデルです。テンキーの右側にタッチパッドがあり、マウスを用意せずにパソコンの操作が可能。
通信距離は最大10mと範囲が広いので、リビングのテレビに接続したパソコンの操作や、スペースが狭い机の上におすすめです。
ロジクール「G715」lG715WL-LN(Bluetooth)
ロジクールのLIGHTSPEEDワイヤレスやBluetooth通信に対応しているワイヤレスキーボードです。テンキーレスデザインを採用しているのが特徴。比較的コンパクトなので、デスク上にすっきりと設置できます。
キースイッチは、滑らかかつスムーズなタイピングができるリニアタイプのメカニカルスイッチ。素早い操作が求められるゲームに適しています。また、LIGHTSYNCテクノロジーを搭載しているのもポイント。約1,680万色から好みのカラーを選択し、美しいライティングが楽しめる点もおすすめです。
Apple「Magic Keyboard」MK2A3J/A(Bluetooth)
シンプルでスタイリッシュな外観のApple純正キーボードです。デスク上を広く使いたい方におすすめのテンキーレスモデル。Macパソコンであれば自動でペアリングできるため、面倒な接続作業は不要です。付属のUSB-C - Lightningケーブルを利用してパソコンから充電できます。フル充電で約1ヶ月動作するので、頻繁に充電する手間はかかりません。
iPadやiPhoneでも使えるため、長文を入力する機会がある方は検討してみてください。
ワイヤレスキーボードのおすすめ|スマホ・タブレット向け
サンワサプライ SKB-BT28BK(Bluetooth)
iOSとiPad OSに対応したキーボードです。タブレットスタンドを搭載しているのが特徴。iPhoneやiPadを利用し、外出先で文字入力をする機会が多い方におすすめのモデルです。
スタンドは折りたたみ式のため、カバンやリュックの中でもかさばらず容易に持ち運べます。パンタグラフ構造のキーボードを採用しており、長時間のタイピングも快適です。
ロジクール「PEBBLE KEYS 2」K380S(Bluetooth)
カスタマイズ可能なキーを搭載しているワイヤレスキーボードです。「Logi Options+」アプリを利用すれば、10個のF列キーにプログラムが可能。コピーや貼り付け、輝度の調節など使用頻度が高い機能を設定しておけるのが魅力です。
また、ムダを省いたミニマルでスリムなデザインを採用しているのもポイント。外出先に携帯して使用するキーボードとしても便利です。薄型のキーは、タイピング時の音も静か。周囲に人がいる環境で作業を行う場合にもおすすめです。
エレコム TK-FLP01PBK(Bluetooth)
2つ折りにして持ち運びが可能なBluetooth接続対応のワイヤレスキーボードです。キーの構造はパンタグラフ方式で薄さと軽さを両立。使用しないときは折りたたんでポケットやカバンのインナーポケットに入れられるほどコンパクトにできます。
タッチパッドを搭載しているため、細かい操作ができることや、フル充電であれば約2カ月の使用ができるパフォーマンスの高さも魅力です。
サンワサプライ SKB-BT35(Bluetooth)
コンパクトに折りたたんで収納できるワイヤレスキーボードです。携帯性を重視する方におすすめのモデル。重さは約350gと軽量なので、スマホやタブレットと一緒に持ち歩くときにもピッタリです。小型ながら19mmのキーピッチなので、フルサイズキーボードと同じ感覚で快適にタイピングできます。テンキーを搭載しており、数字入力のしやすさも嬉しいポイントです。
電源は充電方式を採用。1回の充電で約50時間連続動作します。キーボードの開閉とあわせて電源が自動でオン・オフするので、切り忘れる心配がありません。
ASUS「ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe」SCOPERXTKLWLDRDJP(Bluetooth・USB)
FPSゲーマー向けに設計されたゲーミングワイヤレスキーボードです。トライモード接続が利用できる製品。最大76時間低遅延でゲームをプレイできる2.4GHzのワイヤレス接続が利用可能です。また、USBによる有線接続や3つのデバイスと接続できるBluetooth通信にも対応しています。
キースイッチには、「ROG RX オプティカルメカニカルスイッチ」を採用。安定したキーストロークを実現しているのが魅力です。本体の素材には、サンドブラスト仕上げを採用したアルミニウム合金を使用。耐久性に優れています。
エレコム TK-SLP01BK(Bluetooth)
12.9インチまでのスマホやタブレットに対応した、保護カバー付きワイヤレスキーボードです。カバーはスタンドとしても使用できるようになっており、打ちやすい仕様。ボリューム操作などがしやすいマルチファンクションキーも備わっています。
OSによってキー配列を切り替えることもできるので、手持ちのタブレットが複数台ある場合にも便利です。
ワイヤレスキーボードの売れ筋ランキング
ビックカメラ.comでのワイヤレスキーボードの売れ筋が気になる方はこちらをチェック。
担当者からひとこと
ワイヤレスキーボードを選ぶとき、接続方法やキー構造、デザインなど、重視する点は多いです。持ち運ぶことが多い方は、重量や折りたたみ式かをチェックしましょう。キーストロークやテンキーの有無、連続稼働時間など、自分にぴったりのワイヤレスキーボードを探してみてください。
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