初心者からプロまでにおすすめのペンタブレット10選 イラストや漫画制作の必需品

更新日:2020.12.18

ペンタブでイラストを描いているイメージ

パソコンを使用してイラストや漫画を描くときに必要不可欠なペンタブレット。「ペンタブ」と略して呼ばれることが多く、本格的にデジタル環境でイラストを描きたい方には必須のアイテムです。そこで今回は、おすすめのペンタブレットをご紹介。種類や選ぶ際のポイントについても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

ペンタブレットとは

ペンタブレットとは

ペンタブレットとは、パソコンに接続して使用する入力デバイスの一種です。専用のスタイラスペンをタブレット上で動かすことで、文字や線などを書けます。イラストや漫画を制作するために使用されることが多く、写真加工やWeb会議のホワイトボードとしても使用可能。

マウスでのカーソル操作とは違い、直接スタイラスペンで描き込むので、鉛筆やペンで紙に描くのと変わらない描き心地でイラストなどを制作できるのがメリットです。また、ペンタブレットには「液タブ」や「板タブ」などの種類があり、数多くの便利な機能を搭載しています。

ペンタブレットの選び方

操作性が変わるペンタブレットの種類

ペン先が見やすく初心者でも使いやすい“液タブ"

ペンタブレットの選び方 種類 ペン先が見やすく初心者でも使いやすい液タブ

液晶タイプは、本体に液晶画面が搭載されているタイプで「液タブ」とも呼ばれています。アナログ環境で絵を描くときと同じように手元を見ながら描けるのがポイント。紙に近い感覚で描けるため、アナログ環境からの移行を考えている方にも最適です。

ただし、液晶を搭載しない板タブよりも高価になるので注意が必要。購入前に求めているスペックや予算を確認しておきましょう。

低価格モデルも多い“板タブ"

ペンタブレットの選び方 種類 低価格モデルも多い板タブ

板タイプは、接続したパソコンなどの液晶画面を見ながら使用するペンタブです。「板タブ」とも呼ばれ、専用のペンを板タブの上で動かすことにより、画面内のカーソルを操作できます。液タブよりも低価格な製品が多いのが特徴です。

ただし、手元を見ずに描くには、ある程度の慣れが必要となるので注意が必要。とはいえ、液タブと違い直接画面上にペンを走らせるわけではないので、多少の傷や汚れがついても気にせず使用できるのがメリットです。

液タブは液晶の“解像度”で選ぶ

ペンタブレットの選び方 液タブは液晶の解像度で選ぶ

液タブを購入する際は、画面の解像度も確認しておきたいポイントです。解像度とは、画面に表示される画像の精細さを表す単位のことで、数値が大きいほど細部まで豊かな表示が可能。解像度が高いと拡大表示した際に、より細かな部分まで確認できます。

ただし、高解像度なモデルは価格も高価になるため予算の考慮が必要です。同じ画面のサイズの製品でも解像度はさまざまなので、必ずチェックしておきましょう。

板タブは“読み取り可能範囲"で選ぶ

ペンタブレットの選び方 板タブは読み取り可能範囲で選ぶ

板タブには、読み取り可能範囲が存在。入力エリアや描画領域とも呼ばれ、領域内に描いたモノがパソコンのディスプレイに表示されます。なかには読み取り可能範囲が狭い製品もあるので、近隣にビックカメラの店舗がある方は試し描きをしてみるのもおすすめです。

読み取り可能範囲が広いと使用感が向上するうえ、スペースも有効活用できます。購入前に製品ページや公式サイトに掲載された読み取り可能範囲を確認しておきましょう。

線の強弱がつけられる“筆圧感知レベル”

ペンタブレットの選び方 線の強弱がつけられる筆圧感知レベル

筆圧感知レベルとは、ペンにかかった筆圧の強弱を感知する機能のことです。筆圧感知レベルが高いほど、より忠実に筆圧を感知するので思い通りのタッチで描けます。

筆圧感知レベルは、2048・4098・8192の3段階のどれかに対応した製品がほとんどです。標準的な筆圧感知レベルの2048段階でも充分幅広い用途に対応できます。より筆圧の強弱を細かく表現したい方は、さらに高い筆圧感知レベルを有した製品がおすすめです。

パソコンやソフトの対応状況

ペンタブレットの選び方 パソコンやソフトの対応状況

ペンタブレットを購入する前にパソコンのOSや、ペイントソフトへの対応状況も確認しておきたい重要なポイントです。基本的にどのペンタブレットも、WindowsとMac OSの両方に対応していますが、古いバージョンのOSには対応していない場合があるので注意が必要。

また、CLIP STUDIO PAINTやAdobe Photoshopなどのイラストを制作するために必要なソフトが、自身のパソコンで問題なく動作するのかどうかもチェックしておきましょう。

こだわりたいなら別売のペンもチェック

ペンタブレットの選び方 こだわりたいなら別売のペンもチェック

今まで、紙でイラストや漫画を制作してきたアナログ派の方にとっては、使い慣れていない付属のスタイラスペンではしっくりこない場合があります。そのような方や、重さ・形状・握り心地などにこだわりたい方は、別売りのペンをチェックしてみましょう。また、3Dイラストの描きたい方は専用の3Dペンが必要です。

スタイラスペンには、描き心地だけでなく機能面にも違いがあります。例えば、ペンにショートカットボタンが搭載されていれば、ボタンひとつで素早く消しゴムに変更できるなど利便性が向上するのでおすすめです。

ペンタブレットの人気メーカー

WACOM(ワコム)

ペンタブレットの人気メーカー WACOM(ワコム)

ワコムは埼玉県に本社を置く、液タブや板タブを中心とした電子機器の開発・販売を行う企業です。国内トップシェアのペンタブメーカーとしても知られています。ペンタブの他にも、デジタルメモやスタイラスペンもラインナップ。

リーズナブルな板タブから、筆圧感知レベル8192段階に対応した高性能なモデルまで、製品ラインナップの豊富さが特徴です。初心者からプロまで、イラストや漫画の制作に関わる幅広い層の方に愛用されています。

ペンタブレットのおすすめ|液タブ

ワコム「Wacom One」DTC133W0D

ワコム「Wacom One」DTC133W0D

A4サイズに近い13.3型の液タブです。ディスプレイは照明の映り込みが抑えられており、紙のような程よい摩擦のある描き味が実現されています。解像度は1920×1080ドットのフルHD画質で、液晶パネルには広視野角で発色のよいIPSパネルを採用。

WindowsとMacだけでなく、Android端末でも使用できます。また、購入特典として、「CLIP STUDIO PAINT PRO」のライセンスと、全てのブラシとノートが使用できる「Bamboo Paperプロパック」が付属するのも魅力のひとつです。

ワコム「MobileStudio Pro 13」DTHW1321LK0D

ワコム「MobileStudio Pro 13」DTHW1321LK0D

Windows OSを搭載したオールインワンタイプの液タブ。パソコンと接続する必要がなく、タブレットPCとしても使用できます。コンパクトで取り回しやすいサイズなので、持ち運びや外出先での使用にも最適。

解像度は2560×1440ドットのWQHD画質で、筆圧感知レベルは8192段階に対応しています。背面カバーを取り外せば、ストレージやメインメモリの交換や増設が可能。用途に合わせてスペックアップできるので便利です。

ワコム「Wacom Cintiq 16」DTK1660K0D

ワコム「Wacom Cintiq 16」DTK1660K0D

初心者から中級者向けの「Cintiqシリーズ」にラインナップされている液タブ。15.6型のフルHD液晶を備え、ディスプレイの表面には映り込みを軽減するAGフィルムが施されています。

HDMI・USB Type-A・電源の3分岐ケーブルを同梱しているので、接続も簡単です。解像度は1920×1080ドットのフルHD画質で、筆圧感知レベルは8192段階に対応。本体の左右どちらにも取り付けられるペンホルダーと、替え芯3本も付属しています。

ワコム「Wacom Cintiq 22」DTK2260K0D

ワコム「Wacom Cintiq 22」DTK2260K0D

広々と描ける21.5型の大画面ディスプレイを搭載した液タブ。原寸に近いサイズで作業を進められるので、拡大や縮小などの操作を減らせるのがメリットです。解像度は1920×1080ドットのフルHD画質で、液晶パネルにはIPS方式を採用。

ディスプレイの表面には、光の映り込みを軽減するAGフィルムが施されています。筆圧感知レベルは8192段階に対応。傾き検知機能を搭載し、自然な描画を実現する「Wacom Pro Pen 2」が付属しています。

ワコム「Cintiq Pro 32」DTH-3220/K0

ワコム「Cintiq Pro 32」DTH-3220/K0

中級者〜上級者向けの「Cintiq Proシリーズ」にラインナップされている、31.5型の液タブ。解像度は、高精細な3840×2160ドットの4K画質に対応しています。高解像度作品の制作にも最適です。

筆圧感知レベルは8192段階で、映像入力端子にはUSB Type-C・DisplayPort・HDMIなどを搭載。最少2本のケーブルで接続できるので、すっきりとしたワークスペースを確保できます。さらに、折りたたみスタンドも便利。大画面で、より快適に作業を進めたい方におすすめの1台です。

ペンタブレットのおすすめ|板タブ

ワコム「Intuos small ベーシック」CTL-4100/K0

ワコム「Intuos small ベーシック」CTL-4100/K0

厚さ約8.8mmの薄型・コンパクトな板タブです。設置スペースを気にせず手軽に使用できます。場所を取らないコンパクトサイズながらも、152×95mmの広い読み取りスペースを確保。筆圧感知レベルは4096段階に対応しています。

ペンを置いておけるペントレイや、ショートカットキーを割り当てられる4つのエクスプレスキーなど、制作をサポートする機能が充実しているのも魅力のひとつ。また、パソコンだけでなく、Android OS搭載のスマホやタブレットと接続して使用することもできます。

ワコム「Intuos Medium ワイヤレス」CTL-6100WL/K0

ワコム「Intuos Medium ワイヤレス」CTL-6100WL/K0

Bluetoothによるワイヤレス接続に対応した板タブ。ケーブルを気にせず使用できるのがメリットです。一度ペアリングしてしまえば、以降は簡単かつ素早く接続可能。設置場所を容易に変更できるうえ、すっきりとしたデスク周りで快適に作業を進められます。

筆圧感知レベルは4096段階に対応。付属のスタイラスペンは、軽量なバッテリーレスタイプです。自然な描き心地で、初心者の方でも違和感なく描画や操作が可能。ペンに搭載された2つのサイドスイッチと、タブレットに搭載された4つのエクスプレスキーには、ショートカットなど好みの機能を割り当てられるので便利です。

ワコム「Intuos Pro Medium」PTH-660/K0

ワコム「Intuos Pro Medium」PTH-660/K0

自然な描き心地で高精細な表現を実現するプロフェッショナル向けの板タブです。8192段階の筆圧感知レベルに対応し、読み取り可能範囲は224×148mm。Bluetoothによるワイヤレス接続も可能なので、パソコンの位置やケーブルの長さを気にすることなく設置できます。

また、利き手を気にせず使用できるデザインが採用されているのも魅力のひとつ。本体には、ショートカットキーの割り当てが可能な8つのエクスプレスキーと、ブラシサイズやキャンバスの回転が可能なタッチリングが搭載されています。

ワコム「Intuos Pro Paper Edition Medium」PTH-660/K1

ワコム「Intuos Pro Paper Edition Medium」PTH-660/K1

中級者〜上級者向けの製品が揃う「Intuos Proシリーズ」にラインナップされている板タブです。Paper Editionである本製品は、付属のペーパークリップで挟んだ紙に、専用の「Wacom Finetip Pen」でイラスト描くと、ボタンひとつでデジタル化が可能。

アナログからデジタルへと素早く変換できるので、作業効率のアップに役立ちます。また、ペンと紙によるアナログならではの持ち味や表現を活かしたい方にもおすすめです。

プリンストン「WoodPad」RPTB-WPD10

プリンストン「WoodPad」RPTB-WPD10

天板に天然木素材を使用した新感覚の板タブ。インテリアにも馴染みやすいナチュラルなデザインが特徴です。筆圧感知レベルは2048段階で、描画範囲は7.5インチ。

専用のスタイラスペンは軽量なバッテリーレスタイプです。描き込んでも疲れにくいので、長時間快適に使用できます。さらに、機能の割り当てが可能なサイドボタンを2つ搭載。価格もリーズナブルで、初心者の方にもおすすめのモデルです。

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担当者からひとこと

デジタルでイラストを描くときに必要となるペンタブ。板タブは低価格なモデルも多いので、手軽に購入しやすいのが魅力です。一方、液タブは手元を見ながら描けるため、初心者でも安心して使用できます。それぞれ特徴が異なるので、本記事を参考にして最適な製品を見つけてみてください。

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