【2025年】充電池のおすすめ20選 繰り返し使えて経済的!
更新日:2025.01.25
充電池とは、何度も繰り返し充電して使える電池のこと。電力がなくなったら捨てる一般的な乾電池よりも、コスパに優れています。また、使い捨てでないため、ゴミの量も減らせるエコなアイテムです。最近は充電池の普及に伴い、さまざまなモデルが登場。そこで今回は、充電池を選ぶときのポイントやおすすめの商品をご紹介します。
充電池の選び方
形状をチェック
充電池のサイズは、一般的な使い捨て乾電池のサイズである単3形や単4形などと互換性があり、乾電池と変わらない使い方が可能です。ただし、ごく一部ではありますが、やや太かったり長かったりする商品も存在します。不安であれば商品の説明書やメーカーのサイトなどでサイズを確認し、現在使っている乾電池と比較してみましょう。
なお、スペーサーを使えば、単3電池を単1形や単2形として使うことも可能。使いたいサイズが手に入らないときに重宝します。
最小容量の大きいモノがおすすめ
充電池のバッテリー容量は、スペック表の「最小容量」を確認すれば把握可能。最小容量は「mAh」という単位で記載されており、数値が大きいほど1度の充電で長時間使用できます。充電頻度も低く抑えたい場合には、最小容量の大きい充電池を選びましょう。
一般的には単3形の充電池で1,500mAh〜、単4形で700mAh〜の最小容量を備えているのが目安。リーズナブルな価格で購入できる充電池は最小容量の数値が小さい傾向にあり、充電頻度が高くなる可能性があるので注意しましょう。
充電できる回数をチェック
充電池は繰り返し充電できるのがメリットですが、充電回数を重ねるうちに寿命を迎えます。同じ容量なら、繰り返し充電できる回数の多いものが便利です。例えば単3形の場合、目安として1,000mAh前後の充電池は3,000〜4,000回、2,000mAh前後なら1,800〜2,000回、2,000mAh以上なら300〜500回の繰り返し充電が可能。電池の容量が大きくなるほど、繰り返し充電できる回数が少なくなる傾向があります。
同じ容量の充電池で迷ってしまったときは、商品に記載されている「繰り返し充電回数」を目安に、できるだけ寿命の長いモノを選ぶのがおすすめです。
機器に合わせてタイプを選ぶ
スタンダードタイプ|リモコンや時計など
スタンダードタイプの充電池は、容量が小さい分リーズナブルな価格で購入することが可能。単3形で800〜2000mAh、単4形なら700mAh前後を有したモデルが一般的です。
テレビのリモコンやワイヤレスマウス、目覚まし時計など大きな電力を必要としない機器であれば、スタンダードタイプでも快適に使用できます。
ハイエンドタイプ|シェーバーやモーター玩具など
ハイエンドタイプは、容量2,100mAh以上の商品が多いのが特徴です。カメラ・電気シェーバー・ラジコン・電子辞書など、消費電力量の大きい機器での使用が可能。また、電池の交換頻度が高いモノに使うのがおすすめです。
スタンダードタイプよりも価格は上がりますが、常時電力を使うデジカメや、瞬間的にパワーが必要なラジコン、長時間使用することの多いゲームのコントローラーなどもスムーズに動かすことができます。
液漏れ防止設計かどうか
乾電池は、機器の内部で液漏れしてしまう場合があります。充電池も性質上、液漏れの可能性は否定できません。特に、長期間機器に電池を入れている場合や、保存する環境が悪い場合、液漏れする可能性が高いです。
ただ、なかには、「液漏れ防止設計」を採用している充電池があります。高価なカメラや大切にしている電子機器などには、液漏れを防ぐ工夫が施された商品を選ぶとよいでしょう。
自然放電を抑えられるモデルを選ぼう
電池は使用していなくても自然に放電されてしまうため、購入時よりも少しずつ容量が減っていきます。フル充電状態で保管しておいても、いざ使おうと思ったときに容量不足で使えないこともあるので注意が必要です。
保存用などで頻繁に使わない可能性があるのなら、自然放電を最小限に抑えられるタイプがおすすめ。"何年後にどれくらいの容量をキープできるのか"を記載しているモノもあります。
充電池と充電器のシリーズを揃えると安心
充電池と充電器は、メーカーやシリーズが異なっていても充電できなくはありませんが、安全性や製品保証の観点から同じメーカー・同じシリーズで揃えて使うのが安心です。中には単4形と単3形を1つの充電器で充電できるモノもあります。
同じメーカーの商品でも品番ごとに電池の特性が違うため、どのメーカーも指定の充電器を使用するよう推奨しています。選ぶ際には、あわせて確認してみましょう。
充電池の人気メーカーの特徴
パナソニック(Panasonic)|エネループ
パナソニックが製造する充電池は「エネループ(eneloop)」と呼ばれるシリーズが展開されており、幅広い機器に対応できるのが特徴。繰り返し充電して使える回数が多いエネループには、高容量な「エネループ プロ(eneloop pro)」と呼ばれるシリーズも存在します。
1度の充電で長時間使用できる「エネループ ライト(eneloop lite)」は、消費電力の少ない機器におすすめ。リモコンや目覚し時計に使う充電池としても適しています。
東芝(TOSHIBA)|インパルス
東芝が製造する充電池は、「インパルス(IMPULSE)」と呼ばれるシリーズで展開されているのが特徴。単3形や単4形だけでなく、単1形や6P形などの商品も取り扱っています。
また、高容量タイプや一般的なスタンダードタイプに加えて、リーズナブルなライトタイプと呼ばれるシリーズを製造しているのもポイント。ニーズにあわせて選びやすい点もおすすめです。
充電池のおすすめ|電池のみ
パナソニック「エネループ スタンダードモデル」BK-MCD
充電1回あたりにかかる電気代が4本充電しても約1円と、経済的に使用できる充電池です。パナソニックの独自技術により、充電後に10年経過しても約70%の容量をキープできると謳っています。1度充電しておけば、必要になった際に乾電池のように活用できるのがメリット。
また、放電性能に優れており、1.2V前後の電圧で安定して使用できます。さらに、寒さに強いのも長所。マイナス20℃の低温環境下でも使用できるので、雪山やスキー場、冬季のアウトドアシーンなどで使いたい場合にもおすすめです。
ラインナップ:単1形/単2形/単3形/単4形
東芝「IMPULSE(インパルス)」TNH-A
最小容量の大きい充電池です。単3形なら2,400mAhと高容量タイプで、デジカメやストロボ、シェーバー、ゲームのコントローラーなどパワーが必要な機器に使えます。1回の充電で長く使えるだけでなく、1年間保管しておいても約85%の容量をキープできることが特徴。
また、繰り返し充電は単3・単4形ともに約500回可能で、継ぎ足し充電もできるため、使い勝手に優れています。
ラインナップ:単1形/単2形/単3形/単4形
パナソニック「エネループ ライトモデル」BK-LCD
エネループシリーズのお手軽モデル。単3形・単4形がラインナップされています。リーズナブルな価格が特徴で、掛け時計やリモコンなど、消費電力の少ない機器におすすめです。約1500回の充電に対応します。
また、自然放電が少ないのもポイント。充電しておけば、1年後で約85%、5年後でも約70%の容量を維持します。単3形の容量はmin.1050mAh、単4形ではmin.680mAhです。
ラインナップ:単3形/単4形
パナソニック「エネループ ハイエンドモデル」BK-HCD
長時間機器を使用したい方におすすめの大容量の充電池です。単3・単4形がラインナップされており、単3形の容量は2500mAh、単4形は930mAhと高容量。デジタルカメラやストロボなど消費電力が高い機器におすすめです。
自然放電も少なく、1年後でも約85%の容量を維持。非常用のストックとしてもおすすめです。低温特性に優れており、使用温度範囲が-20〜50℃と寒い環境でも使用できます。
ラインナップ:単3形/単4形
東芝「IMPULSE(インパルス)」TNH-AH
ハイパワーな電子機器にもおすすめの充電池です。単3形では2,450mAhと高容量なので、デジカメやシェーバーのようなパワーが必要な機器も快適に使えます。繰り返し充電は単3・4形ともに500回ほど可能。自然放電の少なさも魅力で、フル充電のままで保管しておけば1年後でも約85%の容量を維持できます。
さらに、継ぎ足し充電ができるので、長時間使う場合などには、前もって追加充電しておくことも可能です。
ラインナップ:単3形/単4形
東芝「IMPULSE(インパルス)ライトタイプ」TNH-LE
容量は少なめながら、リーズナブルな価格で購入できるコスパに優れた充電池です。単3形で950mAh、単4形で550mAhの容量を備えています。単3形なら約5,000回繰り返し充電して使えるのがうれしいポイント。リモコンなどの消費電力が小さい機器にもおすすめです。
また、継ぎ足し充電に対応しているのもポイント。充電を繰り返した際に電圧が一時的に低下してしまうメモリ効果を気にせず、充電できる点も魅力です。
ラインナップ:単3形/単4形
富士通 HR-UTC
単3形で1,900mAh、単4形で750mAhの最小容量を備えているスタンダードタイプの充電池です。1度の充電で長時間使用できるのが特徴。乾電池式のシェーバーであれば約3〜4時間、外付けストロボの発光であれば約600回使えます。また、LEDライトなど防災用に備蓄する充電池としてもおすすめです。
さらに、-20℃の低温環境下で利用できるのもポイント。寒冷地やアウトドアシーンなどでも安心して使えます。
ラインナップ:単3形/単4形
東芝「IMPULSE(インパルス)スタンダードタイプ」TNH-ME
フル充電後に1年放置しても約90%の容量を維持できると謳われている充電池です。継ぎ足し充電に対応しているのが特徴。メモリ効果によって機器が停止してしまうトラブルを気にせず使用できる点も魅力です。
使用に適した機器は、電動歯ブラシ・電子辞書・ゲームリモコン・携帯ラジオなどとさまざま。幅広い機器で利用できる点もおすすめです。
ラインナップ:単3形/単4形
LIGHTINGALE LTG000
アルカリ電池と同じ1.5Vの電圧を備えている充電池です。一般的なニッケル水充電池の1.2Vを上回る電圧に対応しているにもかかわらず、軽いのが魅力。持ち運んで使用する場合にも便利です。
充電にはmicroUSBケーブルを利用。電池本体にポートを備えており、ケーブルを直接挿して使える点もおすすめです。
ラインナップ:単3形/単4形
富士通 HR-UTHC
カメラのストロボなど撮影用品にも利用しやすい高容量な充電池です。単3形で2,450mAh、単4形で900mAhの最小容量を備えているのが特徴。フォトグラファーの方などにおすすめです。
大電流を必要とする乾電池式のシェーバーやラジコンカーなどにも使用可能。おもちゃ用の充電池を探している場合にもおすすめの商品です。
ラインナップ:単3形/単4形
アイリスオーヤマ「ビックキャパ リチャージ」BCR-RMH
約5000回くり返し使える充電池です。4本を充電した場合、1回あたりの電気代は約1円と経済的。ラインナップは単3形と単4形で、電子辞書・懐中電灯・リモコンなど、幅広い用途におすすめです。
容量は単3形で950mAh、単4形で550mAh。充電しておけば、約1年後でも80%の容量を維持するため、防災用の備蓄としてもおすすめです。
ラインナップ:単3形/単4形
エクスプロア「エネスマイル」ENSAA10/2S(単3形)
USB Type-Cケーブルで充電できる充電池です。1.5Vの単3電池と同じ感覚で使用できます。専用の充電器が不要なため、日常的に持ち歩くアイテムのバッテリーとしておすすめ。急な電池切れでも、ケーブルさえあればさまざまな場所でチャージできます。
1.5〜2時間と充電時間の短さもポイント。二股のType-Cケーブルを付属しており、2本の電池を同時にチャージ可能です。乾電池2本が入る専用のケースも付属しています。
ラインナップ:単3形
充電池のおすすめ|充電器セット
パナソニック「eneloop(エネループ)スタンダードモデル」K-KJ85MCD40(単3形・単4形兼用)
単4サイズの充電池4本セットのアイテムです。充電器は単3形・単4形兼用。単3形・単4形合わせて最大4本までの充電が可能です。これからエネループを使いたい方におすすめ。
充電中の電圧や電池の温度を計測する「スマートチャージ」機能を備えているため、ムダな充電を減らせるのが特徴。電池1本ずつに緑色のLEDが付いており、光り方で充電の状況を把握できます。また、急速充電できることもポイント。単3形・単4形2本であれば、約1.5時間で充電できます。
東芝「IMPULSE(インパルス)」TNHC-34AH(単3形・単4形兼用)
高容量な2,400mAhで、デジカメやシェーバー、電動おもちゃにもおすすめの充電池セット。各電池の状態に合わせた、継ぎ足し充電が可能なので便利に使えます。
また、自然放電が少なく、フル充電後に1年間保管しておいても約85%の容量を保つことが可能。すぐに使える充電済み商品なので、防災用の電池としてもおすすめです。
パナソニック「eneloop(エネループ)スタンダードモデル」K-KJ87MCD40L(単3形・単4形兼用)
単3形のエネループ4本と充電器のセットアイテムです。充電器は単3形・単4形の両方に対応しています。付属の充電池はエネループのスタンダードモデルです。
充電器に内蔵された豊富な機能がポイント。USBの入出力付きで、パソコンなどからも充電できます。また、モバイルバッテリーとしてスマートフォンなどの充電も可能です。LEDライトを搭載しており、エネループとセットで防災用の備蓄アイテムとして置いておけるのもおすすめポイントです。
富士通 FCT344FXJHC(単3形・単4形兼用)
6つの安心機能が備わった充電池セットです。電池の向きを間違ったり、誤って乾電池を入れてしまったりするのを防ぐ機能を搭載。さらに、充電のし過ぎによる電池の劣化を防ぐ保護機能も備えています。
また、素早く充電できる「倍速充電」で、1〜2本であれば約2.5時間で充電が完了。ストロボのような消費電力の大きい機器への使用はもちろん、さまざまな機器に使えます。
パナソニック「エネループファミリーセット」K-KJ83MCD66S(単3形・単4形兼用)
単3・単4形充電池が6本ずつ入った充電池セット。単3型充電池を単1形や単2形として使えるスペーサーを同梱しています。
「スマートチャージ」機能や「継ぎ足し充電」機能を搭載。さらに、「乾電池充電防止」機能も備わっているため、破裂・発熱を防ぎ安心して使えます。また、単3形の充電池2本の場合、充電時間は約3.5時間です。手軽に使用できる充電池を探している方はチェックしてみてください。
富士通 FCT345FXJST(単3形・単4形兼用)
単3形のニッケル水素電池×4本と充電器がセットになった商品です。単3形だけでなく、単4形も充電できるのが特徴。富士通の充電池をすでに所有している場合にもおすすめです。
また、過充電防止機能や短絡保護機能を搭載しているのもポイント。充電できなくなった電池や寿命のきた電池を取り付けた場合にLEDで知らせる電池診断機能も備えている点もおすすめです。なお、充電する際は、2本または4本一緒に行う必要がある点には留意しましょう。
パナソニック「eneloop(エネループ)スタンダードモデル」K-KJ83MCD40(単3形・単4形兼用)
「エネループ」の単3電池4本と専用充電器のセットです。充電器はエネループのほか、充電式エボルタのチャージも可能。単4電池にも対応しています。
付属の充電電池はスタンダードモデル「BK-3MCD」で、2,000mAhと容量の大きさがポイント。また、消費電力と充電時間のムダを減らせる「スマートチャージ機能」を搭載しているのも特徴です。
アイリスオーヤマ「BIGCAPA Recharge 急速充電器セット」BCR-SQC3MH/4S(単3形・単4形兼用)
単3電池4本と充電器のセットです。充電器は単4型にも対応しています。充電スピードの速さが特徴で、付属の電池1〜2本の場合、約2時間で充電が完了。待ち時間が少ないため、おもちゃ用の乾電池としてもおすすめです。
充電電池の容量は約1,900mAh。充電してくり返し使用できる回数は約1,000回と経済的なこともポイントです。フル充電しておけば、1年経っても約80%の容量を維持できるため、防災用の電池としても活用できます。
充電池の売れ筋ランキング
ビックカメラ.comでの充電池の売れ筋が気になる方はこちらをチェック。
担当者からひとこと
エコで経済的な充電池。値段だけで選んでしまいがちですが、使う機器に合わせて適切な充電容量のモデルを選ぶ必要があります。また、充電池と充電器は同じシリーズのモノを使うのが安心です。今回ご紹介した選び方やおすすめの商品を参考にして、ぜひ使いやすい充電池を見つけてみてください。
家電・照明
洗濯機・掃除機・LED照明 etc.
季節家電
暖房器具・加湿器・エアコン etc.
キッチン家電
冷蔵庫・レンジ・炊飯器 etc.
キッチン雑貨
コーヒーメーカー・圧力鍋 etc.
PC・タブレット
パソコン・タブレット etc.
PC周辺機器
マウス・キーボード・HDD etc.
スマホ・通信
スマホ・モバイルバッテリー etc.
オフィス・文房具
万年筆・ボールペン・消しゴム
カメラ
カメラ・ドローン etc.
ビジュアル
テレビ・レコーダー etc.
イヤホン・スピーカー
イヤホン・ヘッドホン・スピーカー
オーディオ
ミニコンポ・電子ピアノ etc.
ビューティー・健康
ドライヤー・シェーバー etc.
時計・スポーツ
腕時計・自転車 etc.
アウトドア・ゴルフ
ゴルフ・テント・キャンプ用品 etc.
日用品・カー用品
カーナビ・ドライブレコーダー etc.
おもちゃ・ゲーム・子供用品
ベビーカー・チャイルドシート etc.
お酒・食品
ワイン・日本酒 etc.