【2023年】メッシュWi-Fiルーターのおすすめ15選 Wi-Fi6やトライバンド対応モデルも
更新日:2023.09.19
安定した通信を広いエリアでシームレスに利用できる「メッシュWi-Fi」。家の隅までWi-Fi電波を届けられることから、人気が集まっているアイテムです。
そこで今回は、メッシュWi-Fiの選び方について詳しく解説します。おすすめのモデルも紹介するので、導入を検討している方は参考にしてみてください。
今“メッシュWi-Fiルーター”に注目が集まっている理由とは?
@Wi-Fiルーターより広範囲かつ安定したWi-Fiが届けられる
参照:BUFFALO
メッシュWi-Fiとは、Wi-Fiルーターと1つ以上のサテライトを組み合わせることで、広範囲に電波を届ける仕組みのことです。複数のアクセスポイントを設置して文字通り網目状にWi-Fi電波を張り巡らすため、家中どこでも快適にインターネットを利用できます。
2階や3階建ての戸建てをはじめ、部屋数の多いアパートやマンションに住んでいる方におすすめ。また、一部の部屋だけWi-Fiがつながりにくいと感じている方にも適しているので、チェックしてみてください。
A常に最適な接続先に自動でつなぎ直してくれる
1つのネットワークでつながっているのが、メッシュWi-Fiの特徴です。最適な接続先に、自動で切り替えてくれるのがメリット。家の中を移動しながら、快適にインターネットを利用できます。
似た仕組みのアイテムに「Wi-Fi中継機」がありますが、台数が増えるほどメインルーターの負荷が増加するうえ、SSIDの手動切り替えが必要です。ただし、価格はWi-Fi中継機の方が安いので、価格を重視したい方は中継器をチェックしてみてください。
Bセットアップが簡単に行える
手軽にセットアップが行えるのもメッシュWi-Fiの魅力です。スマホから簡単に設定できるモノが多く、難しい操作は必要ありません。
Wi-Fi Allianceがリリースした「Wi-Fi EasyMesh(イージーメッシュ)」に対応しているモデルなら、利用したいWi-Fiネットワーク機器のEasyMesh 機能をオンにしてから、その場にサテライトを持っていくだけで設定が完了します。電化製品の設定が苦手な方にもおすすめの機能です。
メッシュWi-Fiルーターの選び方
間取りに合わせて選ぶ
メッシュWi-Fiルーターは、間取りに合わせてサテライトルーターの数を決める必要があります。戸建の場合は各階に1つ、マンションやアパートなら親機でカバーできない範囲に1つが目安です。パッケージに「4LDK向け」のように記載されているので、あわせてチェックしてみてください。
間取りピッタリの仕様より、少し通信範囲の広いモデルを選ぶのがおすすめです。だたし、オーバースペックにならないよう注意しましょう。
通信速度重視なら新しいWi-Fi規格をチェック
Wi-FiにはWi-Fi5やWi-Fi6など、複数の規格があります。通信速度を重視するなら、Wi-Fi6対応モデルがおすすめ。最大9.6Gbpsの高速通信が可能です。お手頃価格のモデルがほしい場合は、Wi-Fi5対応モデルを検討してみてください。
Wi-Fi6Eにも要注目。まだ対応している機種は多くありませんが、従来の2.4GHzと5GHzに加えて6GHz帯を利用できるため、より安定した高速通信が期待できます。
もっと快適に使うために押さえておきたい機能をチェック
データ通信がスムーズな“IPv6”をチェック
IPv6は、現在一般的に利用されているIPv4の後継として開発された、インターネットプロトコルです。IPv4との大きな違いは通信方式。IPv4がネットへ接続する際にプロバイダーの認証を要するのに対しIPv6では不要なため、混み合う時間帯でもスムーズなデータ通信を行いやすいのが特徴です。
しかし、契約している光回線もIPv6に対応していないと高速通信は期待できないので、あらかじめ留意しておきましょう。
3つの周波数に対応する“トライバンド”をチェック
Wi-Fiの電波には、主に5GHzと2.4GHzの周波数帯が使われています。5GHzは障害物に弱い反面、通信速度が高速。一方の2.4GHzは、電子レンジなどと電波が干渉する可能性があるものの、遠くまで届きやすいのが特徴です。
メッシュWi-Fiルーターには2.4GHzと2つの5GHzを備えた、トライバンド対応モデルもあります。多くの端末を接続しても速度低下が少ないため、ゲームや4K動画のストリーミング再生などを快適に楽しみたい方におすすめです。
そのほか、2.4GHzと5GHzに加えて、6GHz帯が利用できるWi-Fi6E対応モデルも発売。3つの周波数帯が併用できるので、電波干渉の影響を受けにくく安定した高速通信を実現しています。
壁や家具の影響を受けにくい“ビームフォーミング”をチェック
メッシュWi-Fiルーターを選ぶ際には、「ビームフォーミング」機能にも注目。一般のルーターが電波を全方位へ放射するのに対し、ビームフォーミング機能搭載モデルは端末の位置を検出し集中的に送信できるのが特徴です。障害物の影響を受けにくいため、ルーターとの間に壁や家具があっても快適に使えます。
ただし、受信側も同機能に対応している必要があるので、所有しているデバイスの対応状況を事前に確認しておきましょう。
“MU-MIMO”対応なら複数デバイス同時通信が安定する
同時に複数デバイスとの通信を行う技術が「MU-MIMO(マルチユーザーMIMO)」。1度に1台の端末としか通信できない「SU-MIMO(シングルユーザーMIMO)」と異なり、通信の待ち時間が発生しないのが特徴です。
接続される端末の数が増えても速度が低下しにくいため、多くのデバイスをつなぎたい方におすすめ。複数人で同時にネットを利用するシーンでも重宝します。
メッシュWi-Fiルーターの人気メーカー
BUFFALO(バッファロー)
バッファローのメッシュWi-Fiルーターには、独自メッシュを採用した「AirStation connect」シリーズと、業界標準規格「Wi-Fi EasyMesh」を搭載した商品の2種類があります。
独自メッシュ機能を搭載したモデルは、初期設定や通信状況の確認などが専用アプリで簡単にできるのが特徴。一方の、Wi-Fi EasyMeshは、メーカーが違ってもつなげられる優れた相互接続性が魅力です。
TP-Link(ティーピーリンク)
TP-LinkのメッシュWi-Fiルーターは「Decoシリーズ」を展開しています。いずれのモデルもホワイトのボディカラーに加えて、シンプルでスタイリッシュなデザインを採用しているのが特徴。さまざまなインテリアに、よく馴染む商品がほしい方におすすめです。
Wi-Fi6対応モデルやトライバンド対応モデルもあるため、さまざまなユーザーニーズに対応しています。
NEC(エヌイーシー)
NECは「Aterm(エーターム)」というブランド名で、多種多様なWi-Fiルーターを展開しています。Wi-Fi5やWi-Fi6、Wi-Fi6Eなどに対応したメッシュWi-Fiモデルをラインナップ。目的や用途に応じて選びやすいのが特徴です。
メッシュWi-Fiとして使える商品は、親機・子機・中継機として利用することもできます。
Google(グーグル)
Googleが発売するメッシュWi-Fiは「Google Nest Wifi」です。対応する拡張ポイントに、Googleアシスタントを備えたスマートスピーカー機能を搭載しているのが特徴。音楽の再生や調べ物をハンズフリーで実行できます。
普段の暮らしを、より便利にしたい方におすすめなので、気になる方はチェックしてみてください。
メッシュWi-Fiルーターのおすすめ
バッファロー WNR-5400XE6/2S
Wi-Fi 6Eに対応した、トライバンドのメッシュ対応Wi-Fiルーターです。2.4GHzと5GHzのほか、6GHz帯を使えるのが特徴。多くの端末を接続したい方におすすめのモデルです。ただし、デバイス側もWi-Fi6Eに対応している必要があるので、あらかじめ留意しておきましょう。
親機とサテライトルーターがすでにペアリングされており、購入後すぐに使えるのもポイントです。
TP-Link「Deco X60」AX3000
Wi-Fi6対応のメッシュWi-Fiシステム搭載ルーターです。高速でシームレスなワイヤレスネット環境構築におすすめのモデル。MU-MIMO技術を搭載しているため、複数の端末を接続しても通信待ちによる速度の低下が少なくて済みます。また、2個パックで発売されており、購入後すぐに設置できるのも便利なポイントです。
シンプルでおしゃれなデザインが特徴。部屋のインテリアに馴染みやすい商品を求める方にもピッタリです。
TP-Link「Deco XE75」DECOXE752P
Wi-Fi6E規格に対応したメッシュWi-Fiルーターです。2.4GHzと5GHzに加え、6GHz帯の電波が使えるのが特徴。3つのバンド合計で、最大5400Mbpsの高速な通信を実現しています。より速く安定したネット環境構築におすすめのモデルです。Wi-Fi6E非対応デバイスでも利用できるため、安心して導入できます。
最大200台の機器が接続できるのもポイント。将来、所有するデバイスやIoT家電が増えた場合に、しっかりと対応できます。モデムと接続し専用アプリの画面表示に従うだけなので、接続設定は簡単です。
TP-Link「Archer AX23」AX1800
Wi-Fi6に対応した高速モデルです。5GHz帯で最大1201Mbpsの通信が可能。「OneMesh」に対応した中継機と組み合わせれば、メッシュWi-Fi環境が構築できます。
4本の外付けアンテナと、接続デバイスを検出して無線信号を集中的に送る「ビームフォーミング技術」を搭載。安定した通信環境を広いエリアで実現します。
Google「Nest Wifi」GA00595-JP
スマホで操作可能な「Google Homeアプリ」を使用して簡単に設定や管理ができるメッシュWi-Fiルーター。シンプルなデザインでインテリアと合わせやすく、電源ポートやLANポートも目立ちにくい点が魅力です。
メッシュWi-Fiで家全体をカバーでき、4K動画ストリーミングや音声通話が途切れにくいのもポイント。さらに、高度な暗号化技術の「WPA3」や自動更新機能を備えており、インターネットのセキュリティを高く保てる点もメリットです。
ASUS「TUF Gaming AX4200」TUF-AX4200
IPv6に対応した、ゲーミング仕様のメッシュWi-Fiルーターです。利用時間帯にかかわらず、ネットワークゲームを快適にプレイしたい方におすすめのモデル。Wi-Fi6規格にも対応しているため、高速かつ安定したネット環境が構築できます。2.5Gbpsポートを搭載しており、高速なネット回線が活かせるのも嬉しいポイントです。
「モバイルゲームモード」を搭載しているのが特徴。有効にするとモバイル通信が優先処理されます。スマホゲームが好きな方におすすめの機能です。
NEC「Aterm(エーターム)」PA-WG2600HP4
「ワイドレンジアンテナPLUS」を搭載したモデルです。360°全方向に電波を放射することで、安定した通信環境を確保できるのが特徴。スマホやタブレットの向きを変えても通信が途切れにくいため、動画の視聴やネットサーフィンが快適に行えます。
「こども安心ネットタイマー」機能を搭載しているのもポイントです。端末ごとに接続時間の設定が可能。家族全員が安心してネットを利用できます。
バッファロー「AirStation」WSR-3200AX4S
IPv6を利用したIPoEサービスに対応可能なメッシュWi-Fiルーターです。Wi-Fi 6にも対応。高速で安定したメッシュWi-Fi環境を構築できます。ビームフォーミングやMU-MIMOを備えており、複数の端末で同時に高速な通信を実現可能。電波が弱い箇所や障害物のある場所でもスムーズです。
また、スマホの専用アプリを使用し、ガイドに従うだけで簡単に設定を行えるのもポイント。初心者の方でも扱いやすい点が魅力のモデルです。
TP-Link「Deco S7」AC1900
最大100台の端末と接続可能なメッシュWi-Fiルーター。家族みんなで快適に利用できるモデルがほしい方におすすめです。多くのデバイスをつないでも安定して通信できます。複数台設置してもSSIDが統一されているため、家の中を移動しながら使ってもインターネットが途切れにくいのが魅力です。
ほかのDecoモデルとの互換性が確保されているのもポイント。部屋の間取りや通信状況に応じて増設できます。
NEC WX7800T8
Wi-Fi6E規格対応のトライバンドルーターです。対応デバイスの多い2.4GHzと5GHzを端末との通信に、6GHzを親機とサテライトルーターの間の接続に利用することで安定したメッシュWi-Fi環境を構築できます。
「リモートワークWi-Fi機能」を搭載しているのも特徴のひとつ。プライベートと仕事で通信領域を分けられるため、万が一ウイルスに感染した場合でも被害を最小限に抑えられます。テレワークでの使用にもおすすめのモデルです。
バッファロー WTR-M2133HS
2.4GHzと2つの5GHz帯を備えた、トライバンドのメッシュWi-Fi対応ルーターです。4K動画のストリーミング再生を快適に楽しめるおすすめのモデル。5GHz用の外付けハイパワーアンテナを搭載しているため、テレビや中継機などの方向にセットすることでより高速な通信が期待できます。
また、IPv6サービスに対応しており、時間帯にかかわらず安定した通信を行いやすいのも嬉しいポイントです。
ASUS「RT-AX1800U」
OFDMAとMU-MIMOテクノロジーに対応したメッシュWi-Fiルーターです。各チャネルに小さなサブチャネルを分割して、複数のデバイスの信号をまとめて同時に送信可能なので、遅延が少なくスムーズに応答できるのが特徴。多くのデバイスを接続する家庭におすすめのモデルです。
また、AiMesh機能を搭載しているのがポイント。同社の別のWi-Fiルーターと組み合わせることで、家全体のWi-Fi環境を構築することが可能です。例えば、別の部屋へ移動して動画視聴したい場合でも、ネットワークを切り替える必要がなく、シームレスな接続を行えます。
I-O DATA WN-DX1300GRN
コンセント直挿しタイプのルーターです。自宅にマルチメディアコンセントのある方におすすめのモデル。コンセントまでのケーブルが不要なため、スッキリと設置することが可能です。本体やACアダプターの置き場所を確保する必要はありません。
また、「360コネクト技術」を採用しています。同じフロアをはじめ、階上や階下の部屋でも快適に通信しやすいのが特徴です。リーズナブルなモデルなので、価格重視で選びたい方はチェックしてみてください。
NEC PA-WX11000T12
3つの周波数帯を利用できるWi-Fi 6E対応モデルです。通信が混雑しにくいため、多くの端末をつないでも高速通信が行えます。通信の優先順位を、端末別に設定できる機能を搭載。オンラインゲームやストリーミング再生の遅延を軽減したい方におすすめの機能です。
また、「ワイドレンジアンテナPLUS」を備えているので、スマホの向きを変えた際にインターネットが途切れることが少なく、通信が安定します。
TP-Link「Deco X95」AX7800
Wi-Fi6に対応しているメッシュWi-Fiルーター。ノートパソコンやIoT機器など最大200台のデバイスと接続でき、3バンド合計で最大約7,800Mbpsの速度を実現しています。大人数でWi-Fiを共有して使うときも快適なネット通信を行えるのがポイントです。
また、複数のユニットを設置してもSSIDは1つに統合可能。部屋の中を移動するときは、自動でほかのユニットに接続されます。Wi-Fiを切らさずに済むほか、毎度ネットワーク設定を行う手間を省けるのも魅力です。また、悪質なサイトのブロックやホームネットワークスキャナー機能が備わっており、セキュリティ性にも優れています。
メッシュWi-Fiの売れ筋ランキング
ビックカメラ.comでのメッシュWi-Fiの売れ筋が気になる方はこちらをチェック。
担当者からひとこと
メッシュWi-Fiは、サテライトルーターを増やすことでシームレスにつながる通信範囲を広げられる便利なアイテムです。Wi-Fi6規格対応モデルであれば、通信速度の高速化はもちろん接続性や安定性の向上も期待できます。本記事も参考に、目的や部屋の広さに合ったモデルを選んで快適に使用してみてください。
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