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【2025年】液タブのおすすめ10選 初心者向けのモデルや5万円以下の安いモノも紹介

更新日:2025.01.18

液タブのイメージ

パソコンやスマホなどデジタルでイラスト制作をする際に便利な「液タブ」。液晶画面をチェックしながら紙に描いているように描画できる点が特徴です。

そこで今回は、おすすめの液タブを紹介。おすすめのメーカーもあわせて解説するので、ぜひ自分にピッタリの1台を見つけてみてください。

デジタルイラストを行う初心者なら液タブがおすすめ!

液タブとは

デジタルイラストを行う初心者なら液タブがおすすめ! 液タブとは

液タブとは「液晶タブレット」の略称で、本体の液晶画面に直接描けるのが特徴です。デジタルでイラストを制作するときには、液タブや板タブを利用するのが一般的。板タブは液晶画面を搭載しておらず、パソコンのモニターを見ながら使用するタイプです。

5万円以下で購入できるリーズナブルなモノから30万円を超えるモノまであり、初心者からプロまで使える多彩な商品が発売されています。

液タブを使うメリット

デジタルイラストを行う初心者なら液タブがおすすめ! 液タブを使うメリット

液タブのメリットは、手元の液晶画面に描かれるイラストとペン先を同時に見ながら作業できる点。また、画面表面の加工によっては、紙に描くような感覚でイラストを制作できます。これからデジタルでイラスト制作を行う初心者の方には、特に液タブがおすすめです。

一方、液晶画面を搭載しないペンタブレットと比較すると高価なのはデメリット。予算に余裕がある場合は、ぜひ液タブを検討してみてください。

液タブの選び方

“本体サイズ”を選ぶ

液タブの選び方 本体サイズを選ぶ

液タブのサイズは、モデルによってさまざま。コンパクトな取り回しやすいモデルもあれば、20インチを超える大型液晶を搭載したモデルもあります。自宅のみで使用する場合は、大型のモデルも視野に入れるのもおすすめです。

持ち運びたい場合は、コンパクトな液タブがおすすめ。13インチ以下を目安にチェックしてみてください。

紙に書くような描き心地を実現したいならここをチェック

“応答速度が短い”と遅延が少ない

液タブの選び方 紙に書くような描き心地を実現したいならここをチェック 応答速度が短いと遅延が少ない

表示される線がペン先にしっかりと追従する、応答速度が短い液タブを選びましょう。応答速度が長いと、ペンの動きと液晶ディスプレイに表示される線の間に遅延が発生してしまいます。また、描画がずれて表示される「視差」が生じる可能性があるため注意が必要です。

より快適にイラストを制作したい方は、応答速度25ms以下に対応した液タブを選んでみてください。

強弱を表現できる“筆圧検知レベル”

液タブの選び方 紙に書くような描き心地を実現したいならここをチェック 強弱を表現できる筆圧検知レベル

筆圧検知レベルとは、ペン先に入れる力加減によって線の強弱を付けられる機能のこと。筆圧検知レベルが高いほど、力の入れ具合で繊細な表現が可能です。

筆圧検知レベルは2048・4098・8192のどれかが大半で、現在では多くのモデルが8192レベルに対応しています。よりリアルに表現したい場合には、筆圧検知レベルに優れた液タブを選びましょう。

線の太さや濃淡を変えられる“傾き検知機能”

液タブの選び方 紙に書くような描き心地を実現したいならここをチェック 線の太さや濃淡を変えられる傾き検知機能

傾き検知とは、液タブの液晶画面にペン先が触れる角度を読み取れる機能のこと。傾き検知機能を備えている商品であれば、ペンの動きで線の太さや濃淡を表現できます。

デジタルイラスト製作用のソフトやアプリで、線の太さや濃淡を何度も設定する必要がないのがメリット。より直感的な表現を好む場合は、傾き検知機能に対応した液タブを選択しましょう。

“色域のカバー率”が高いモデルを選ぶ

液タブの選び方 色域のカバー率が高いモデルを選ぶ

「色域のカバー率」とは、液タブが再現できる色の範囲を示すスペックです。色域のカバー率には、sRGB・Adobe RGB・NTSCなどの規格が存在。規格の種類によって色の範囲は異なりますが、カバー率が高い液タブほど多くの色が再現できます。

sRGBは表現できる色の範囲が狭め。色再現性の高さが重要となるイラストを制作するときには注意が必要です。Adobe RGBはsRGBよりも表現できる色の範囲が広く、イラストを印刷した場合に色の違いが少ないのがメリット。NTSCはAdobe RGBと同程度の色範囲をカバーしており、テレビの放送規格でもあるので動画編集向きです。

パソコンとの接続方法をチェック

液タブの選び方 パソコンとの接続方法をチェック

多くの液タブは、パソコンとの接続にUSBやHDMIなどを利用します。モデルによって搭載されているポートの種類は異なるので、接続したいパソコンに適したポートを搭載する液タブを選ぶのが重要です。

特に、USB Type-Cケーブルで接続できる液タブは、裏表を気にせずスムーズにケーブルを接続できるためおすすめ。専用の3 in 1ケーブルを付属するモデルもあります。

パソコン不要で使えるモノも

液タブの選び方 パソコンとの接続方法をチェック パソコン不要で使えるモノも

液タブのなかには、パソコンがなくても使用できる商品があります。液タブ本体にOSを搭載しているモデルであれば、単体もしくはモニターに接続して使うことが可能です。

また、「Android」に対応している液タブであれば、スマホやタブレットとも接続して使えます。自宅にパソコンがない場合はもちろん、外出先でイラストを制作したい場合にも便利です。

パソコンやモニターに合った“解像度”を選ぶ

液タブの選び方 パソコンやモニターに合った解像度を選ぶ参照:ワコム

液タブを選ぶ際は、解像度にも注目。接続するパソコンやモニターと液タブの解像度の差が大きいと、画質が粗く表示されてしまう場合があります。できるだけ接続先のパソコンに近い解像度の液タブを選びましょう。

液タブのなかには、WQHDや4Kに対応したモデルもあるので、チェックしてみてください。

“ソフト”や“アプリ”のサポート状況で選ぶ

液タブの選び方 ソフトやアプリのサポート状況で選ぶ

液タブを購入する際は、ソフトやアプリがサポートされているか確認しておくのがおすすめ。Adobeの「Illustrator」や「Photoshop」、セルシスの「CLIP STUDIO PAINT」など代表的なイラストソフトは多くの液タブが対応しています。

使いたいソフトがある場合には対応状況をしっかりとチェックしておきましょう。

作業をラクにしてくれる便利な機能・仕様

作業効率が上がる“ショートカットキー”

液タブの選び方 作業をラクにしてくれる便利な機能・仕様 作業効率が上がるショートカットキー

液タブのなかには、本体にショートカットキーを備えているモデルもあります。戻る・進む・ズーム・スクロールなどの操作を液タブで行えるのが特徴。ペンをマウスやキーボードに持ち替える手間が省けるので、よりスムーズに作業できます。

さらに作業効率を上げたい方は、各キーを好みのショートカットに設定できる液タブがおすすめ。普段使用する操作にワンタッチで切り替えられます。

角度を変えられる“スタンド付き”

液タブの選び方 作業をラクにしてくれる便利な機能・仕様 角度を変えられるスタンド付き

長時間作業のときに肩や首にかかる負担を軽減したい場合には、液タブ本体にスタンドが搭載されているモデルや付属しているモデルがおすすめ。デスク上に設置した液タブをのぞき込むような姿勢を改善し、背筋を伸ばして作業できるのがポイントです。

また、角度調節機能を搭載したスタンドであれば、液タブを好みの角度にすることもできます。イラストの制作を快適に行いたい場合には、スタンドの有無や調節機能にも注目しましょう。

液タブの人気メーカー

XP-Pen(エックスピーペン)

液タブの人気メーカー XP-Pen(エックスピーペン)

XP-Penは、2005年に発足した液タブやペンタブレットなどを取り扱っているメーカー。液タブは主にArtistやArtist Proシリーズが展開されており、全体的にリーズナブルなモデルが多い点が特徴です。

リングホイールやショートカットキーを搭載した、操作性に優れているタイプもラインナップされています。

WACOM(ワコム)

液タブの人気メーカー WACOM(ワコム)

ワコムは、さまざまな液タブを展開している人気のメーカー。エントリーモデルのWacom OneやWacom Cintiq、プロ仕様の大型モデルもあるWacom Cintiq Proシリーズなどの液タブがラインナップされています。

パソコンだけではなく、スマホに接続して使えるモデルがあるのも特徴。初心者にもおすすめのメーカーです。

HUION(フイオン)

液タブの人気メーカー HUION(フイオン)

HUIONは、ペンタブや液タブなどを中心に発売しているメーカー。ペンタブも液タブも比較的リーズナブルなモデルが多くラインナップされているので、予算が多くない方やコスパを重視する方におすすめです。

液タブでは、「Kanvas」シリーズと「Kanmvas Pro」シリーズを展開。「Kanmvas Pro」シリーズのなかには、4K UHD解像度に対応したモデルもあります。

ビックカメラの販売員から選びのワンポイント

ビックカメラ 有楽町店 パソコン周辺機器コーナー担当 末藤 隆司

【くらし応援マイスター/AV情報家電】ビックカメラ 有楽町店
パソコン周辺機器コーナー担当 末藤 隆司

液晶ペンタブレット(液タブ)はプロの方が使用するイメージがありますが、実は初めてペンタブレットを使う方にもおすすめです。
画面を見ながら手元で操作をする板タブとは違い、液タブは画面に直接描き込むことができるため、紙に描くような感覚で使用することが可能です。今回は液タブの選び方のポイントをご紹介します。

@ 接続方法
USB+HDMI接続が一般的。ない場合はPCの仕様を確認の上、違う接続方法や変換ケーブル等を確認しましょう。
A 本体・画面サイズ
画面サイズが大きい程、細かい部分の描きやすくなります。しかし、その分設置スペースが大きくなるため、自分の作業スペースに合うサイズを選びましょう。
B 筆圧検知レベル
筆圧検知レベルは2048、4098、8192が主流です。数値が高い程、力の入れ具合で繊細な表現が可能です。
初めての液タブで楽しい創作ライフを過ごしましょう!

液タブのおすすめ

ワコム「Wacom One 12」DTC121W4D(11.6インチ)

ワコム「Wacom One 12」DTC121W4D(11.6インチ)

おすすめポイント:初心者向けのエントリーモデル

初心者向けのエントリーモデルの液タブ。Windowsはもちろん、ChromebookやAndroid対応のスマホ・タブレットに接続するだけですぐに使い始められます。Mac OSも、ドライバーをインストールすれば使用可能です。

イラスト制作はもちろん、オンライン授業でメモを取ったり資料に書き込んだりなど、さまざまな用途に活用できます。また、別売りのアクセサリーが充実しており、カスタマイズを楽しめるのも魅力です。

XP-Pen「Artist Pro 14(Gen 2)」MD140FH(14インチ)

XP-Pen「Artist Pro 14(Gen 2)」MD140FH(14インチ)

おすすめポイント:色彩豊かな表現を楽しめる

筆圧感知に優れている液タブ。16384段階の感度を実現しており、繊細な線や細かな質感を表現できます。sRGBの色域カバー率が99%と高いので、イメージ通りの色合いを表現可能です。

画面サイズは14インチ。アスペクト比は16:10のため、のびのびと作業できます。また、「TÜV SÜD認証」を取得しているため、ブルーライトを軽減し目の負担を抑えられるのが魅力です。

ワコム「Wacom Cintiq Pro 17」DTH172K4C(17.3インチ)

ワコム「Wacom Cintiq Pro 17」DTH172K4C(17.3インチ)

おすすめポイント:4K解像度対応で描き込みしやすい

スペックに優れたモデルを求めている方におすすめの液タブ。4K解像度と広色域技術により、精細で色彩豊かな描画を行えます。リフレッシュレートは最大120Hzなのが特徴。ペンの素早い動きに対応でき、カーソルの動きや動画をより滑らかに表示可能です。

「Pantone SkinTone認証」を獲得。映像編集やWebデザインなど、用途に応じて必要な色域をプリセットから選択可能です。

Xencelabs LPH2412U-A(24インチ)

Xencelabs LPH2412U-A(24インチ)

おすすめポイント:多機能と大画面を両立したプロフェッショナル向けモデル

24インチの大画面エッチングガラスディスプレイを採用した液タブです。ペンの反応を描画スタイルに合わせて調節できます。筆圧の反応がよいのもポイントです。

2種類のペンサイズを同梱しており、手の大きさや好みに合わせて使い分けられるのがポイント。ペンには消しゴムも搭載しています。画面の反射や映り込みがほとんどない設計で、明るい環境で使いやすい点がメリット。カラーパフォーマンスが優れており、10.7億色を表現可能です。

XP-Pen「Artist 13.3 Pro」(13.3インチ)

XP-Pen「Artist 13.3 Pro」(13.3インチ)

おすすめポイント:リングホイール搭載で使い勝手に優れている

本体に、スタイリッシュな赤いリングホイールと8個のエクスプレスキーを搭載した液タブです。エクスプレスキーには、好みのショートカットを割り当て可能。リングホイールは画像の回転やスクロール、拡大・縮小に対応しており、キーボードやマウスを使わずに液タブだけでも操作できます。

筆圧検知レベルは8192、傾き検知機能は60°に対応。紙に書くような感覚でイラストを描くことができます。価格もお手頃なので、初心者の方にもおすすめです。

ワコム「Wacom Cintiq 16」DTK1660K0D(15.6インチ)

ワコム「Wacom Cintiq 16」DTK1660K0D(15.6インチ)

おすすめポイント:上位モデルと同じペンを採用したエントリーモデル

コスパに優れた、おすすめの液タブです。機能を絞ることで価格を抑えているので、液タブ初心者の方でも購入しやすいのがポイント。上位モデルと同様に、筆圧やレスポンスが繊細な「Wacom Pro Pen 2」を採用しています。

パソコンとの接続には、扱いやすい3 in 1ケーブルを使用。WindowsだけではなくmacOSもサポートしているため、さまざまな環境で利用できます。

XP-Pen「Artist 24QHD」ArtistCD240Q_JP(23.8インチ)

XP-Pen「Artist 24QHD」ArtistCD240Q_JP(23.8インチ)

おすすめポイント:高解像度なので細部までハッキリと見やすい

QHD解像度に対応するおすすめの液タブ。画面サイズは23.8インチで、高い色域カバー率を実現しています。フルラミネーション加工が施されており、画面とペン先の視差が抑えられているので、自然な感覚で手書き可能です。

付属のスタイラスペンは、8192段階の筆圧感知と60°の傾き検知に対応しています。また、USB Type-Cケーブル1本でノートパソコンと接続でき、作業環境をスッキリさせやすいのが魅力。背面には角度調節に対応したスタンドも搭載されています。

ワコム「Cintiq Pro 16(2021)」DTH167K0D(15.6インチ)

ワコム「Cintiq Pro 16(2021)」DTH167K0D(15.6インチ)

おすすめポイント:ショートカットキーの搭載により効率的に作業できる

繊細なタッチで直感的に描きこめるおすすめの液タブ。マルチタッチ機能に対応しており、機能をオン・オフできる物理的なスイッチが本体側面に用意されています。不意なタップによる誤操作のリスクが少なく、快適に作業可能です。

ショートカットキーは、本体の両サイドに各4つずつ搭載。パソコンとは、USB Type-CケーブルやHDMIケーブルを利用して接続します。

ワコム「Wacom Cintiq Pro 27」DTH271K0D(26.9インチ)

ワコム「Wacom Cintiq Pro 27」DTH271K0D(26.9インチ)

おすすめポイント:プロの声を反映して設計された高性能モデル

高性能で使いやすい、おすすめの液タブ。グリップ型のショートカットキーやオンオフスクリーンコントロールなど、作業効率をサポートする機能を搭載。プロの声を反映して設計されており、洗練されたデザインと直感的な操作性を実現しています。

解像度は4Kでリフレッシュレートは120Hz。画面サイズはベゼルが細い26.9インチで、広々とした作業領域が確保されています。別売の専用スタンドやアームを使って作業環境を変えられるのも魅力です。

XP-Pen「Artist Pro 16TP」(15.6インチ)

XP-Pen「Artist Pro 16TP」(15.6インチ)

おすすめポイント:マルチタッチ機能に対応している

マルチタッチに対応した、操作性に優れた液タブです。スタイラスペンでの描画だけでなく、指先で表示されている画像のズームインやズームアウトが簡単にできます。キャンバスの移動や図形の回転など、直感的に操作できるのがポイントです。

また、「アンチグレア」と「ノングレイニー」を組み合わせた技術を採用しているのも魅力。光の反射や映り込みを軽減できるため、長時間作業を行う方にもおすすめの液タブです。

液タブの売れ筋ランキング

ビックカメラ.comでの液タブの売れ筋が気になる方はこちらをチェック。

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さらに快適に描くための便利アイテム|保護フィルム

さらに快適に描くための便利アイテム|保護フィルム

液タブで快適にデジタルイラストを制作したい場合は、保護フィルムを使うのがおすすめ。液タブの画面をキズや汚れから保護するだけでなく、ペン先の摩擦を軽減して滑らかな描画を実現したり、光の反射や映り込みを軽減したり、ブルーライトをカットしたりすることができます。

また、ペン先の摩耗を抑えて経済的に使えるモデルもあるので、好みに合わせて選択しましょう。

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担当者からひとこと

液タブは描いている線を画面でチェックしながら作業を進められるので、紙に描いているような感覚を体験できます。持ち運べるようなコンパクトなモデルや豊富なショートカットキーを搭載したモデル、スマホに対応したモデルなど、種類もさまざま。本記事を参考に、ぜひ自分にピッタリの1台を見つけてみてください。

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