【2025年】オイルヒーターのおすすめ4選 人気のデロンギやアイリスオーヤマなどを紹介
更新日:2025.01.09
人の体や部屋全体をじんわりとあたためる「オイルヒーター」です。空間全体が均一にあたたまりやすく、空気が乾燥しにくいのが魅力。また、静音性が高いため、寝室用の暖房器具としても人気です。
本記事では、おすすめのオイルヒーターをピックアップ。メリットやデメリット、人気メーカーについても解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
オイルヒーターとは?
オイルヒーターは、電気によってあたためたオイルを本体のパネル内で循環させて放熱する暖房器具です。熱は放射状に広がり、「輻射熱(ふくしゃねつ)」によって、空気ではなく壁や家具、人に温度を伝えます。
足元や周囲を部分的にあたためる暖房器具である石油ストーブや電気ストーブとは異なり、部屋全体をあたためられるのがオイルヒーターの魅力です。
オイルヒーターのメリット・デメリット
メリット|静音性が高く、芯からあたたまる
オイルヒーターは、輻射熱によって体の芯からあたためることができます。風が発生しないので、温度ムラが少なく、部屋全体が均一にあたたまりやすいのが魅力。空気も乾燥しません。ゴミが舞い上がらないため、赤ちゃんのいる家庭におすすめです。
運転音が静かなので、書斎や寝室での使用にも向いています。また、内部のオイルは消耗されないため、石油ストーブのように補充や交換の手間がかからないのもメリットです。
デメリット|速暖性が低く、電気代がかかる
オイルヒーターは、内部のオイルを電気であたためて放熱します。構造上部屋全体をあたためるのに時間がかかりやすく、ドアの開け閉めや換気などで冷たい空気が部屋に入ってしまうと、再度あたためるのに時間がかかってしまう点がデメリットです。
また、ほかの暖房器具と比べてやや電気代が高い傾向にあるのも気になるポイント。省エネモードやタイマー機能など使い工夫すれば、コストを抑えながら使用できます。
オイルヒーターの電気代は?エアコンと比べてどう?
オイルヒーターはエアコンと比べて電気代が高いことが多いため、使い方に注意が必要です。オイルヒーターの消費電力の目安は360〜1,500Wで、電気代は1時間あたり約11.16〜46.5円ほど。対するエアコンは1時間あたり13.95〜34.1円です。(※)
オイルヒーターの電気代を抑えるポイントは、効率よくあたためる工夫をすること。オイルヒーターを窓際に設置すると、あたためた暖気を冷やしにくいので、より効率よく部屋をあたためられます。また、モデルによっては「ECOモード」や「省エネモード」が搭載されているため、モードを活用するのもひとつの方法です。
※ 計算式はともに「31円/kWh」で計算(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 参照)
オイルヒーターの選び方
部屋の広さに合った対応畳数をチェック
オイルヒーターが対応できる広さは、おもに畳数で各メーカーから公表されています。木造や鉄骨など、家の造りによってあたたまり具合は変動するものの、多くのモデルが8〜13畳に対応。14畳以上の部屋全体をあたためる場合は、エアコンの方がおすすめです。とくに、北海道や東北など雪が降る寒冷地で利用するなら、ほかの暖房器具との併用も検討してみてください。
また、数は少ないですが、3〜4畳ほどに対応した小型モデルもあります。省スペースで設置したい場合はチェックしてみてください。
フィンの数や形状をチェック
オイルヒーターに搭載されているフィンの形状は、S字やL字などモデルによってさまざま。一般的に表面積が大きいと放熱量が多くなると言われているので、多くのモデルでは蛇腹状のフィンを採用しています。
全体的に凹凸のある方が表面積が大きくなるため、効率的に部屋をあたためたい場合はフィンの枚数の多いモデルがおすすめです。X字型やウェーブ型など、表面積を増やすためにユニークな形状を採用したモデルもあります。
電気代を抑えるなら省エネモード搭載モデルをチェック
オイルヒーターは基本的に多くの電力を消費して熱をつくりだすので電気代が高め。選ぶ際は、消費電力を抑える省エネ機能があると電気代の節約につながります。エコモードや室温が設定温度に近づくと自動で出力を下げる機能などが搭載されていれば、ムダな消費電力を抑えて使用可能です。
また、多くのオイルヒーターは電源を消してもあたたかさがしばらく持続します。外出する少し前に消すといった工夫をするのもおすすめです。
タイマー機能付きモデルなら待ち時間なし
オイルヒーターは、オン・オフのタイマーが備わっていると便利。部屋全体があたたまるまでに少し時間がかかってしまうので、帰宅時間に合わせてあらかじめ運転を始めておくことで、より快適に使用できます。
寝室に設置する場合は、就寝後に消えるように設定しておくと電気代の節約になるため経済的です。なかには、24時間タイマーを備えたオイルヒーターもラインナップ。1日の生活スケジュールに合わせてオンとオフをタイマー予約できます。
子供がいる家庭は安全性も忘れずにチェック
オイルヒーターを選ぶ際は、安全性もチェックしておきましょう。表面の温度が上がり過ぎないように設計されているモデルだと、子供がいる家庭でも安心して使用できます。また、赤ちゃんがいる家庭にはチャイルドロック搭載モデルがおすすめです。
一定の温度を検知すると運転が停止するサーモスタットの有無も重要。さらに、転倒時の自動電源オフ機能に対応していると、火事のリスクを防止できます。
操作のしやすさに関わるパネルとリモコンをチェック
オイルヒーターの操作方法には、微調整がしやすい「ダイヤルタイプ」や、ワンタッチで操作できる「ボタンタイプ」などがあります。さらに、リモコンを付属していれば、室内の離れた場所からも、遠隔操作であたためることが可能です。
寝室では、布団のなかから操作できるので、寒い日に起き上がって電源を操作する必要もありません。どのような方法で操作するかにより、利便性が変わるため、事前にチェックしておきましょう。
オイルヒーターのおすすめ
デロンギ「ヴェルティカルド」RHJ21F0812(最大10畳)
15個の穴を設けた「サーマルカットフィン」を備えたオイルヒーターです。熱伝導を抑制することで、平均表面温度約80℃を実現。エッジを巻き込む形状を採用し、安全性を高めているのが特徴です。
30分刻みで運転のオン・オフを設定できる「24時間ON/OFFタイマー」を搭載。また、マットな質感のおしゃれなボディで、幅広い部屋やインテリアとマッチします。
デロンギ「with Pet」RHJ11G0812-DG(最大10畳)
素材に合成ゴムなどが使われた「4層プロテクションコード」を採用したオイルヒーターです。耐久性に優れており、ペットが噛んでも断線しにくいため、犬や猫がいる家庭での使用にもおすすめです。
温度設定をするためのダイヤルが付いているのがポイント。自動で電源をオンにしたりオフにしたりしながら、部屋を設定した温度にキープします。電気代が気になっている方はチェックしてみてください。
DBK DRC121(最大8畳)
簡単に操作できるおすすめのオイルヒーター。好みの温度を設定するだけで、強・中・スタンバイの3つのモードを自動で切り替えながら運転します。キャスターとハンドルが搭載されているので、移動させやすいのも特徴です。
タオルハンガーが備わっているため、タオルを乾かしながら部屋をあたためられるのがメリット。タイマー設定が可能で、就寝時の使用にも活用できます。
オリオン機械「ロボ暖」HR120D1(-)
木造18坪、コンクリート25坪の広さに対応しているオイルヒーターです。タンクの容量が大きく、14時間以上連続で使用できると謳われています。加えて、ボディの底面にキャスターが配されており、移動させやすいのも特徴です。
強い衝撃などを受けた際に自動で消火する機能を採用しており、安全性の高さは良好。さらに、安全装置の作動内容を通知する機能も備わっています。さまざまな機能をコンパクトなボディに搭載したモデルです。
オイルヒーターの売れ筋ランキング
ビックカメラ.comでのオイルヒーターの売れ筋が気になる方はこちらをチェック。
あたたまる速度重視なら“オイルレスヒーター”もおすすめ
参照:ディンプレックス
オイルレスヒーターは、外観がオイルヒーターに似ていますが、オイルを使用していません。オイルの代わりにヒーターユニットを内蔵しており、放熱と輻射熱によって人や部屋全体をじんわりとあたためます。
オイルをあたためないので、オイルヒーターに比べて速暖性が高いのがメリット。なかでも、デロンギの「マルチダイナミックヒーター」は、やけどしにくい表面温度に抑えられているため、安全性を求める方にもおすすめです。
デロンギ「マルチダイナミックヒーター」MDHS15-BK(最大13畳)
視認性の高い「ディスプレイノブ」を搭載したオイルレスヒーター。ノブを回すだけと直感的に設定可能です。精度の高い温度コントロールを行う「オートアダプティブテクノロジー」を搭載。気温の変化を察知して調整してくれるので、消費電力を抑えられます。
運転音が静かで、時間帯を問わず使用できるのがポイント。寝室や仕事部屋に置くのもおすすめです。
担当者からひとこと
オイルヒーターは輻射熱で部屋をあたためるので空気が乾燥したりホコリが舞ったりしにくく、快適に使用できます。表面が高温になりにくく火も出ないため、子供やペットがいる家庭のような安全面を重視したい場合にもおすすめです。本記事を参考に、ぜひ自分にピッタリの1台を見つけてみてください。
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