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【2025年】パネルヒーターのおすすめ11選 リビング向けやデスク下用のモデルも紹介

更新日:2025.11.26

パネルヒーターのイメージ

輻射熱を利用して、じんわりと空間をあたためられる「パネルヒーター」。空気を汚さず乾燥しにくいのが特徴で、リビングからデスク下まで幅広く活躍します。

パネルヒーターは種類も豊富で、はじめて選ぶ場合、何を基準に選べばよいか迷ってしまう方も多いかもしれません。そこで今回は、パネルヒーターのおすすめモデルを紹介。また、選び方についても解説します。

パネルヒーターとは

パネルヒーターとは

パネルヒーターは輻射熱を利用して空間をじんわりとあたためる暖房器具。燃料を燃やさないので空気を汚さず、さらに送風しないため肌や喉が乾燥しにくいのがメリットです。

火を使わないため、やけどや火事などの心配が少なく、安全に使用できることもポイント。静音性に優れており、オフィスなど静かな環境で使いやすいのも魅力です。

パネルヒーターの気になる電気代は?

パネルヒーターとは パネルヒーターの気になる電気代は?

パネルヒーターの電気代は、モデルの消費電力によって変わります。1時間あたりの電気代は、小型の160Wクラスで約5円、中型の500Wクラスで約15.5円が目安です。大型の1,200Wクラスになると約37円かかり、サイズに比例して高くなる傾向があります。

大型のパネルヒーターとエアコンを比べると、パネルヒーターの方がやや電気代が高いです。小型モデルの場合はエアコンより安くなることがあるため、部分的にあたためたいときはパネルヒーターを使うのがおすすめです。

実際の電気代は使用時間や設定温度、部屋の断熱性などによって変動する可能性があります。また、ほかの暖房器具に比べて暖房能力があまり高くない点も留意しておきましょう。

※ 「31円/kWh」で計算(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 参照)

パネルヒーターの選び方

設置場所に合わせて種類を選ぶ

トイレや脱衣所などで使うなら“小型タイプ”

パネルヒーターの選び方 設置場所に合わせて種類を選ぶ トイレや脱衣所などで使うなら小型<mark class=classngword><mark class=classngword><mark class=classngword><mark class=classngword>タイ</mark></mark></mark></mark>プ参照:トップランド

トイレや脱衣所などで使用するのなら小型タイプがおすすめです。持ち運びしやすい小型タイプであれば、洗面所や狭い部屋など、さまざまな場所で活用できます。

なお、小型タイプのパネルヒーターを選ぶ際は本体の大きさだけでなく、脚部分のサイズや壁との距離など設置に必要なスペースをチェックしておきましょう。

リビングや寝室などで使うなら“大型の両面パネルタイプ”

パネルヒーターの選び方 設置場所に合わせて種類を選ぶ リビングや寝室などで使うなら大型の両面パネル<mark class=classngword><mark class=classngword><mark class=classngword><mark class=classngword>タイ</mark></mark></mark></mark>プ

リビングや寝室など広い部屋で使用するなら大型の両面パネルタイプがおすすめです。部屋の中心付近に設置すれば、両方向をあたためます。

なお、壁際や窓際などでの使用を考えている場合、設置できない可能性もあるので注意が必要です。実際に設置する場所を検討しておきましょう。

足元をあたためるなら“デスク下用タイプ”

パネルヒーターの選び方 設置場所に合わせて種類を選ぶ 足元をあたためるならデスク下用<mark class=classngword><mark class=classngword><mark class=classngword><mark class=classngword>タイ</mark></mark></mark></mark>プ参照:パナソニック

デスクワークやオフィスワークなど、足元を集中的にあたためたい場合にはデスク下用タイプがおすすめ。足を囲むような折りたたみ式のタイプや、マグネットで机などに貼り付けられるタイプがあり、足元を効率よくあたためます。

左右と前面にヒーターがくる3面タイプや、上下にヒーターが加わった5面タイプなども存在。机のサイズや動きやすさなどを考慮して選んでみてください。5面タイプは靴を脱ぎやすい環境で使うのがおすすめです。

速暖性をチェック

パネルヒーターの選び方 速暖性をチェック

なるべく早く部屋をあたためたい場合は速暖性が重要です。同程度のパネルサイズのヒーターであれば、最大出力が高いほど速暖性が高い傾向にあります。最大出力は「W」で表される数値です。

パネルヒーターの最大出力は200〜1,200Wほど。あたため能力にこだわりたい方は購入前にチェックしてみてください。

安全機能をチェック

パネルヒーターの選び方 安全機能をチェック

暖房器具のなかでは安全性の高いパネルヒーターですが、より安心して使用するために安全機能の有無をチェックしておきましょう。小さな子供やペットがいる家庭には、チャイルドロック機能や転倒オフ機能が付いたモデルがおすすめです。

チャイルドロック機能は子供が誤って電源を入れたり、設定を変更してしまったりするのを防げます。目を離した隙に操作される心配が減り、安心して使用できるのがポイントです。

また、転倒オフ機能も確認しましょう。地震が起きたりコードに足を引っ掛けてしまったりして倒れたときに、自動で電源が切れる機能です。そのほかにも、過熱防止機能など複数の安全機能があると、より安心して使えます。

省エネ機能をチェック

パネルヒーターの選び方 省エネ機能をチェック

電気代を抑えたい方は、省エネ機能に注目してみましょう。例えば温度センサーを備えたエコモード付きモデルは、室温に応じてヒーターの出力を自動で調整します。部屋のあたためすぎを防ぎ、ムダな電力消費を抑えられるのが魅力です。

さらに、タイマー機能付きのモデルもおすすめ。設定した時刻に自動で電源をオンまたはオフしてくれるため、必要なときだけあたためられます。生活リズムに合わせて使えると、より快適に過ごせて便利です。

キャスターや持ち手が付いていると移動がラク

パネルヒーターの選び方 キャスターや持ち手が付いていると移動がラク

パネルヒーターを決まった場所で使うだけでなく、ほかの部屋などでも使いたい方は、移動が簡単なモデルがおすすめ。本体下部にキャスターが付いているモデルは、持ち上げることなくラクに部屋間の移動ができます。

また、持ち手があるモデルなら、持ちやすくキャスターが付いていなくても手軽に持ち運び可能。折りたたみに対応しているモデルなら、コンパクトになり収納や持ち運びがしやすいのでおすすめです。

パネルヒーターの人気メーカー

デロンギ(Delonghi)

パネルヒーターの人気メーカー デロンギ(Delonghi)

デロンギは、「家で過ごす時間をより愉しく、心地良いひとときに変える」をブランドコンセプトにかかげる家電メーカー。機能性だけでなく、デザイン性の高い製品が多いのが特徴です。

パネルヒーターはスタイリッシュなデザインが多く、インテリアによくなじみます。また、遠赤外線による輻射熱と自然対流により、部屋全体を効率よくあたためることが可能。速暖性を求める方にもおすすめです。

デロンギのパネルヒーターを見る

山善(YAMAZEN)

パネルヒーターの人気メーカー 山善(YAMAZEN)

山善は1947年に創業されたメーカーです。機械工具の販売からスタートし、その後家電製品やインテリア家具など幅広い分野で事業を展開しています。商社機能とプライベートブランド商品開発などのメーカー機能をあわせ持ち、生活シーンに役立つモノを提供しているのが特徴です。

パネルヒーターに関しては、薄型かつコンパクトなモデルをラインナップ。脱衣所やトイレといった狭いスペースにも設置しやすく、じんわりあたためる設計になっています。温度調節機能を搭載したモデルもあり、使用環境に合わせて細かく調整可能です。

山善のパネルヒーターを見る

ビックカメラの販売員から選びのワンポイント

ビックカメラ 池袋本店 季節コーナー担当 佐藤 大樹

ビックカメラ 池袋本店
季節コーナー担当 佐藤 大樹

ひとくちに暖房家電と言ってもエアコンや電気ストーブ、ファンヒーターなど、さまざまな種類があります。

そのなかでもパネルヒーターは、
@ 風を出さないので乾燥しない
A 火を使わないため安全
この2点が特徴的な暖房家電です。そんなパネルヒーターを選ぶ上でのポイントを大きく分けて2つ解説いたします。

その1:使う場所に応じて選ぶ
デスクワークなど机の下で使う場合は、足元を囲むようにあたためてくれる3面タイプや5面タイプがおすすめです。ひざ下までしっかりあたためてくれるので足元の冷えが気になりにくく、作業に集中できます。また、トイレや脱衣所などの限られたスペースで使う場合はコンパクトタイプがピッタリです。なかには壁掛けできるものもあり、狭いスペースでも場所を取りません。

その2:取り回しのしやすさ
キャスターが付いていて持ち上げずに移動させられるタイプや、折り畳んでコンパクトになるタイプもおすすめです。1台あればリビング・寝室・キッチンなどさまざまな場所であたたかく快適に過ごせます。折り畳めるタイプはオフシーズンの収納もしやすくて便利です。

場所や用途に応じて適した商品を選んで、快適な冬をお過ごしください!

パネルヒーターのおすすめ

パナソニック DC-PKD4

パナソニック DC-PKD4

おすすめポイント:経済的で持ち運びやすいモデル

在宅ワークやオフィスなど幅広いシーンで使いやすい汎用性の高いパネルヒーターです。机の下にすっぽりと収まるサイズで、効率的に足元をあたためられるのが特徴。ロータイプの机などと組み合わせれば、背中もあたためられます。

温度は2段階で調節でき、弱で37℃、強で55℃のあたためが可能。1時間あたりの電気代は約5.2円と比較的安いため、ランニングコストを抑えたい方にもおすすめです。

※「31円/kWh」で計算(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 参照)

デロンギ「コンベクターヒーター」HXJ60L12

デロンギ「コンベクターヒーター」HXJ60L12

おすすめポイント:窓際の冷気を防げる

窓際暖房に適した、落ち着いたデザインのパネルヒーターです。スリムで大きなパネルが上方への自然対流を作ることで、冷気をシャットアウト。結露やカビの抑制にも効果的なので、窓のお手入れの手間を省けます。

また、電源を入れるタイミングや切るタイミングを設定できるデジタルタイマーを搭載。チャイルドロック機能も備わっており、子供のいたずらによる誤作動を防ぐことができます。

インターセントラル「マイヒート セラフィ」MHS-1200B

インターセントラル「マイヒート セラフィ」MHS-1200B

おすすめポイント:効率よく広範囲に放熱できる

体へ負担なく体の内側からあたためられるクリーン暖房を搭載したパネルヒーター。発熱体の表面に凹凸を持たせた「アルミ放射パネル」を採用しており、効率よく広範囲に放熱できるのが特徴です。

シンプルな操作パネルが備わっているため、簡単に操作できるのも魅力のひとつ。誤動作を防止できるチャイルドロック機能を搭載しているので、小さな子供やペットがいる家庭でも安心して設置できます。

エレス「NooQ Panel Heater 5P」NQ-PH5P25

エレス「NooQ Panel Heater 5P」NQ-PH5P25

おすすめポイント:4面パネルヒーターで足裏まであったか

ひざ下から足の裏まであたためられるパネルヒーター。底面も発熱するので足裏もぽかぽかとあたたまります。天面カバーが付いていることにより、熱を逃がしにくく効率的にあたためられます。

2・4・6時間の自動オフタイマーを備えており、消し忘れを防止可能。また、転倒時自動オフ機能や温度過昇防止機能が付いているので安心して使用できます。

山善「ミニパネルヒーター」DP-SJ03

山善「ミニパネルヒーター」DP-SJ03

おすすめポイント:床置きと壁掛けで使える便利なモデル

電源を入れて温度調節のダイヤルを回すだけで運転を開始できる、薄型のパネルヒーター。細かく温度調節できるので、好みの温度であたためられます。

床置きだけでなく、スタンドを付け替えて壁掛けでも使用可能。壁にネジを使って固定します。また、転倒オフスイッチなどの安全機能も備わっています。キッチンや脱衣所、トイレなど、場所を選ばず使いたい方におすすめのモデルです。

アイリスオーヤマ「ぐるポカパネルヒーター」KPH-R122-DT

アイリスオーヤマ「ぐるポカパネルヒーター」KPH-R122-DT

おすすめポイント:開いたり閉じたりして使える3WAYヒーター

使い方を選べる3WAYタイプの足元用パネルヒーター。速暖性に優れており、全方位から足元をじんわりとあたためます。広げて使ったり、閉じてふくらはぎまで包み込んだりできるのが魅力です。面ファスナーテープを使って小さく丸めておくことができます。

運転音がしない静音設計もポイント。オフィスでの使用にもおすすめのモデルです。45°以上傾くと自動で停止する転倒防止センサーや、約6時間で切れる「自動OFFタイマー」を搭載しています。

シロカ「遠赤軽量ヒーター かるポカ」SN-M371

シロカ「遠赤軽量ヒーター かるポカ」SN-M371

おすすめポイント:タオルハンガーを付属

遠赤外線と輻射熱のダブル効果であたためられるパネルヒーターです。重量は約4.8kgの軽量設計を実現しており、手軽に持ち運べるのが特徴。キャスターが付いているので、部屋間の移動がしやすい点もメリットです。

本体にハンガーを付属しており、タオルなどを干せるのも魅力のひとつ。リモコン付きのため、離れていても遠隔で操作可能です。

7life A38-001

7life A38-001

おすすめポイント:約30秒の速暖であたたまる

約10秒で発熱して30秒ほどであたたまるパネルヒーターです。遠赤外線を採用しており、芯から体をあたためることが可能。ラウンド型なので360°から放熱します。足元だけでなく、背中側においてじんわりあったまることもできるのがポイントです。

温度はリモコンで5段階から選べます。丸めることで小さくできるほか、収納袋とバンドが付いているため、収納しやすいのも魅力です。

スリーアップ「ポカポカ暖ミニヒート」PHT-1731

スリーアップ「ポカポカ暖ミニヒート」PHT-1731

おすすめポイント:狭いスペースをあたためられるミニサイズ

乾燥を気にせずに使えるパネルヒーターです。燃焼させないため空気を汚さず、風も出ないのでホコリを舞い上げません。トイレや脱衣所などの狭いスペースに丁度よいミニサイズで、足元をあたためるスポット暖房としても役立ちます。

床置きと壁掛けのどちらでも設置できるのも魅力。壁には付属の壁掛け金具を使って設置可能です。無段階の温度調節機能や、転倒時に自動でオフ機能などの安全機能も付いています。

トップランド SP-PH23

トップランド SP-PH23

おすすめポイント:マグネットとスタンドで設置方法が選べる

持ち運びやすいハンドルを搭載したパネルヒーターです。マグネットとスタンドの2種類の設置方法に対応しているのが特徴。スタンドを使えば床置きでき、マグネットを使えばデスクのスチール面などに貼り付けて使用できます。

スタンド使用時は、約15〜45°で角度調節が可能。3段階で温度調節できるので、自分に合った温度であたためられるのも魅力です。

クレオ工業 KH1800

クレオ工業 KH1800

おすすめポイント: 裏のマグネットでくっ付けられる

本体裏面にある強力なマグネットでピタっと付けられるパネルヒーター。スチール机の天板の裏などに取り付けて、足冷えを防止できます。オフィスなどの補助暖房におすすめです。

約3時間経つと自動で電源をオフにする機能を搭載。消し忘れ防止できるので、安心して使えます。

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担当者からひとこと

空気を汚さず、乾燥もしにくいパネルヒーター。寒い冬を快適に過ごせるおすすめのアイテムです。リビングでの使用におすすめのモデルから、足元を集中的にあたためられるモデルまでさまざまな種類があります。今回紹介したアイテムや選び方を参考に、自分にピッタリの1台を見つけてみてください。

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