【2022年】冷風扇のおすすめ12選 寝室やトイレにも置けるコンパクトなモデルも
更新日:2022.05.03
水が蒸発する際の気化熱を利用する「冷風扇」。冷たい風を出せるので、扇風機では暑さをしのげない場合やエアコンでは体が冷え過ぎてしまう場合に便利です。
USBケーブルでの給電に対応したモデルやコンパクトな卓上モデルなど、さまざまな商品があるので、購入する際にはどれを選ぶべきか迷ってしまうのではないでしょうか。そこで今回は、おすすめの冷風扇をご紹介します。
冷風扇とは
参照:シィーネット
冷風扇とは、水が蒸発する際の気化熱を利用して冷たい風を発生させる冷房機器です。「冷風扇風機」とも呼ばれています。冷風機と名称は似ていますが、構造は異なるので注意が必要。冷風扇は、冷風機のように冷媒ガスを使用しておらず、環境に優しいのが魅力です。
また、冷風扇には、氷を利用できるモデルもあります。水だけを使う商品に比べて、優れた冷房効果が期待できる点もおすすめです。
冷風扇のメリットとデメリット
メリット|冷たい風で涼める
参照:アイリスオーヤマ
冷風扇は、タンク内の水を使用した気化熱で冷気を発生させるため、扇風機よりも冷たい風を送り出せます。自然で優しい冷たさなので体への負担が少なく、扇風機やエアコンの風が苦手な方やペット用としても使いやすい点がメリットです。
また、工事不要で設置でき、電源に接続するだけで簡単に使用できるのも魅力。リーズナブルな価格のモデルが多く、消費電力が少ないので、コストパフォーマンスに優れています。
デメリット|給水や定期的なメンテナンスが必要
参照:シィーネット
冷風扇は、内部にあるフィルターに給水タンク内の水を吸収させ、冷たい風を発生させます。水の力を利用しているため、湿度が上がりやすい点がデメリットのひとつです。湿度が高い梅雨シーズンに使用するときは留意しておきましょう。
また、定期的に給水しなければならない点も、注意すべきポイントのひとつ。タンクやフィルターは長時間水に触れているため、清潔に使うためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
冷風扇・扇風機・エアコンの違いは?
冷風扇とエアコンの違い
エアコンは、広範囲に風を送りながら部屋全体の温度を下げられる点が特徴です。一方で、冷風扇は人のいる場所にピンポイントで冷風を送り、特定の範囲内を涼しくできます。
エアコンは設置に工事が必要な一方、冷風扇は電源に接続するだけで使用可能。工事ができない部屋や工事のコストを抑えたい方には、冷風扇がおすすめです。加えて、エアコンの風が苦手な方にも、冷風扇は適しています。
冷風扇と扇風機の違い
扇風機は、内蔵しているモーターで羽根を回転させて風を発生させます。送風するだけなので温度を下げる効果は低いものの、シンプルな構造のため低価格なモデルが多く、空気の入れ替えや循環にも活用できる点が特徴です。
冷風扇は、気化熱を利用して冷たい風を送ることが可能。エアコンの冷房が苦手だけど、扇風機では物足りないと感じている方は冷風扇がおすすめです。
冷風扇の選び方
置く場所に合った本体サイズを選ぶ
参照:ショップジャパン
冷風扇を購入する際は、設置場所に合うサイズの商品を選びましょう。リビングに置く場合は一般的なサイズの据え置きタイプでも構いませんが、浴室やトイレなどに設置する場合にはコンパクトなモデルがおすすめです。
また、幅を取らずにすっきりと設置できるスリムなモデルもあるので、ぜひチェックしてみてください。
デスクで使いたいならコンパクトな卓上タイプがおすすめ
冷風扇には、デスク上に置けるようなコンパクトなモデルがあります。小型の冷風扇は必要とする電力が小さめ。USBケーブルからの給電で動くモノであれば、パソコンと接続するだけで使用できます。
また、軽量なモデルであれば、ラクに持ち運び可能。リビングや寝室、洗面所などに移動させて使いたい方にもおすすめです。
水を入れるタンクの容量をチェック
参照:シィーネット
冷風扇は、基本的にタンクの水を気化させて冷たい風を発生させます。タンクの容量が大きければ大きいほど水を補充する回数は少なくて済むので、購入する際は事前に容量を確認しておきましょう。
ただし、タンクの容量が大きいと、本体のサイズも大きくなってしまう傾向があります。設置場所や収納スペースの広さもあわせてチェックしておくのがおすすめです。
保冷剤対応なら、さらに涼しく
冷風扇には、本体に保冷剤を入れられるモデルがあります。タンクに、凍らせた保冷剤を入れて水温を下げれば、より冷たい風を放出可能。水が蒸発する際の気化熱だけでは物足りない場合や、猛暑日におすすめです。
また、標準で保冷剤を付属している商品を選んでおけば、タンクの大きさに合わせて保冷剤を購入する手間が省けます。特に冷却性能を重視する方はチェックしておきましょう。
お手入れのしやすさ
冷風扇は長く使っていると、フィルターやタンクに汚れが蓄積するので注意が必要です。清潔に使用するためには、定期的なメンテナンスを行う必要があります。
清掃する際の手間を軽減したいなら、お手入れしやすいモデルを選びましょう。着脱式のフィルターやタンクを採用している冷風扇がおすすめです。
あると嬉しい機能
タイマー機能で冷え過ぎ防止
寝室で使用する場合には、タイマー機能を搭載している冷風扇が便利。就寝時に冷風扇を動かし続けると、体が冷え過ぎてしまう可能性があります。
冷えが気になるのであれば、就寝後に運転が切れるようにタイマーを設定できるモデルがおすすめです。タイマーを設定できる時間はモデルごとに異なるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
首振り機能付きだと広範囲に涼しい風を届けられる
参照:ヤマゼン
冷風扇には、首振り機能を搭載しているモデルがあります。本体の正面だけでなく、幅広い範囲に冷風を送りたい場合には、首振り機能を備えたモノを選ぶのがおすすめです。
また、手動で向きを変えられる上下ルーバーを備えたモデルであれば、さらに細かく風向きを調節可能。冷たい風が長時間体に直接あたるのを避けたい場合にも便利です。
温風対応モデルなら1年中使用できる
参照:シロカ
冷風扇のなかには、冷風だけではなく温風に対応したモデルもあります。夏は冷風、冬は温風と使い分けると、季節を問わず1年中使用可能です。エアコンを設置するほどではない小さな部屋でも、年間を通して快適に使えます。
タンクに入れた水を気化させる仕組みで湿度が上がりやすいため、冬場に使用する場合は、乾燥を抑える効果が期待できるのも魅力です。
キャスター付きだと移動がしやすく便利
参照:シロカ
コンパクトな冷風扇であればラクに持ち運びできますが、冷房性能は大型のモデルの方が優れています。移動のしやすさと冷房性能の両方を求める場合には、キャスター付きのモデルがおすすめ。サイズが大きくても軽い力で移動できます。
リビングや寝室、洗面所など、さまざまな部屋で使用したいのであれば、キャスターを搭載したモデルを選びましょう。
冷風扇のおすすめ
ヤマゼン FCR-G403
キャスター付きで簡単に移動できる冷風扇です。部屋を移動して使用できます。本体サイズは約幅280×奥行き350×高さ750mmと縦に長いため、すっきりと設置できるのが特徴です。
また、付属のリモコンで操作可能なのもメリット。風量の調節や左右自動オートルーバー、リズム風などの設定ができます。
シロカ「シロカのなごみ」SH-C252
シンプルなデザインの冷風扇です。部屋やインテリアにマッチしやすいのが特徴。機能性だけでなく、外観にもこだわりたい場合におすすめです。
また、加湿機能を備えているのもポイント。冷風だけでなく温風も送り出せるので、1年を通して使用できます。さらに、チャイルドロック機能を搭載しているので、小さな子供やペットがいる家庭にもおすすめです。
おおたけ MAPR-802
タイマー機能を備えた冷風扇です。0.5〜8時間の間で30分単位の設定ができます。運転モードは、「連続」か「おやすみ」を選ぶことが可能です。
また、付属品としてリモコンが同梱されているのもポイント。本体から離れた場所にいても、操作できるのがメリットです。備わっているタンクは6Lと大容量。頻繁に給水するのが手間だと感じる方にもおすすめです。
ヤマゼン FCR-F452
冷たい風を幅広い範囲に送り出せる冷風扇です。左右自動首振り機能や上下オートルーバー機能を備えているのが特徴。本体のタッチスイッチに加えて、付属のリモコンからも操作できます。
タンクは2Lと容量が大きめですがキャスターを備えているため、簡単に移動できるのもポイント。本体サイズは幅330×奥行き330×高さ865mmと、スリムなデザインを採用しています。
ネクスファン nexfan-01
コンパクトかつ軽量な卓上タイプの冷風扇です。USB電源で動くのが特徴。パソコンやモバイルバッテリーからの給電に対応しているので、コンセントが近くにない場所でも使用できます。
また、ミストとファンで、より快適な冷風を送り出せるのもポイント。水を入れずに送風だけでも使えるため、暑さの厳しい夏だけでなく、春や秋に使用できる点もおすすめです。
Qurra「ヒヤミスト2」3R-TCF06
扇風機より涼しく、エアコンよりも電気代を抑えられる冷風扇。約-7.7℃の風で涼めます。風量を3段階で調節できるだけでなく、ミスト噴射モードを備えているのも特徴です。
また、サイズがコンパクトなので、アウトドアシーンや災害時でも重宝します。
SOUYI SY-076N
独自のWタンク構造を採用している冷風扇です。本体の下部だけでなく、上部にもタンクを備えているのが特徴。上部タンクに保冷剤や氷を入れれば、より優れた冷却効果が期待できます。
また、3.5Lの容量を備えた下部タンクに給水できるだけでなく、上からも給水できるのがポイント。高さが600mmと高めのため、屈むことなく給水できる点もおすすめです。
ヤマゼン FCR-E404
広範囲に送風できる冷風扇。左右自動首振り機能はもちろん、上下オートルーバーも搭載しているため、スリムな設計ながら、広い範囲に送風可能です。幅274×奥行き274×高さ88mmと縦に長い形状なので、省スペースに設置できます。
キャスターが搭載されているため、移動も簡単。風量は3段階で調節可能です。タイマー機能やおやすみ機能、リズム風機能も備わっています。
おおたけ MAR-121
スタイリッシュなデザインが特徴の冷風扇です。左右のルーバーは自動で動き、上下のルーバーは手動で調節できるので、意図した位置に的確に送風できます。
天面には、温度を表示できる液晶画面を搭載。タンク容量は5Lで、4つの保冷剤により心地よい風を送れます。ボタン電池で動作するリモコンを付属するので、離れた位置からでも簡単に操作可能です。
ヤマゼン FCT-G402
本体上部にある押しボタンスイッチで操作できる冷風扇です。風量は3段階で調節可能。左右自動ルーバー機能を備えており、広い範囲に風を届けられるのが特徴です。
また、キャスターを搭載しているのもポイント。本体サイズが幅280×奥行き350×高さ750mmのうえ、重量は約5.1kgあるにもかかわらず、軽い力でラクに移動させられます。
シーネット「コンパクト冷風扇」CRF201
付属の保冷剤を使うことで、より冷たい風で涼める冷風扇。風量・モード・スイングを選択できるので、シーンや用途に合わせて使い分けられるのも魅力です。
スリープモードとタイマー機能を搭載しているため、寝室での使用にもおすすめ。スリープモードを設定すれば30分ごとに自動で風量を下げて運転するので、冷え過ぎを防止できます。
シーネット CRU302
サイズがコンパクトで、リーズナブルな卓上タイプの冷風扇です。本体サイズは幅139×奥行き139×高さ175mm。重量が約820gと軽いだけでなく、取っ手が付いているため、本体をラクに移動させられるのが特徴です。
また、吹き出し口に付いているルーバーは手動で調節できるのもポイント。使用する環境に応じて風向きを変えられます。
冷風扇の人気メーカー
ヤマゼン(山善)

「ヤマゼン」は、家電・家具・アウトドアグッズ・生活雑貨など、幅広い製品を取り扱うメーカーです。
ヤマゼンが発売している冷風扇は、据え置きタイプや卓上タイプなどラインナップが豊富。使用する環境や用途に合わせて選択できるのが魅力です。また、キャスターを備えているモデルも多く、移動がラクにできます。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

「アイリスオーヤマ」は、リーズナブルな家電や家具、生活用品を取り扱うメーカーです。アイリスオーヤマが発売している冷風扇は、シンプルかつスタイリッシュなデザインが特徴。部屋やインテリアともマッチしやすいのが特徴です。
また、左右約70°の範囲で可動するオートルーバーを備えているのもポイント。幅広い範囲に風を送れるので、リビングに設置する冷風扇を探している方にもおすすめです。
冷風扇の売れ筋ランキング
ビックカメラ.comでの冷風扇の売れ筋が気になる方はこちらをチェック。
担当者からひとこと
水が蒸発する際の気化熱を利用して、冷たい風を発生させる「冷風扇」。扇風機では暑さがしのげない場合に便利な冷房機器です。卓上で使用できるようなコンパクトなモデルや、氷を利用する冷房能力に優れたモデルなどがあります。首振り機能やタイマー機能などを搭載したモデルもあるので、使用用途に合わせて選択しましょう。
家電・照明
洗濯機・掃除機・LED照明 etc.
季節家電
暖房器具・加湿器・エアコン etc.
キッチン家電
冷蔵庫・レンジ・炊飯器 etc.
キッチン雑貨
コーヒーメーカー・圧力鍋 etc.
PC・タブレット
パソコン・タブレット etc.
PC周辺機器
マウス・キーボード・HDD etc.
スマホ・通信
スマホ・モバイルバッテリー etc.
オフィス・文房具
万年筆・ボールペン・消しゴム
カメラ
カメラ・ドローン etc.
ビジュアル
テレビ・レコーダー etc.
イヤホン・スピーカー
イヤホン・ヘッドホン・スピーカー
オーディオ
ミニコンポ・電子ピアノ etc.
ビューティー・健康
ドライヤー・シェーバー etc.
時計・スポーツ
腕時計・自転車 etc.
アウトドア・ゴルフ
ゴルフ・テント・キャンプ用品 etc.
日用品・カー用品
カーナビ・ドライブレコーダー etc.
おもちゃ・ゲーム・子供用品
ベビーカー・チャイルドシート etc.
お酒・食品
ワイン・日本酒 etc.