【2022年】窓用エアコンのおすすめ6選 人気メーカーの紹介やメリット・デメリットを解説
更新日:2022.06.27
室外機と一体型で、窓に取り付けできる「窓用エアコン」。“ウィンドウエアコン”とも呼ばれ、工事不要で手軽に設置できるとして注目を集めています。賃貸住宅で穴開け工事ができない方や、室外機の置き場に困っている場合に便利です。
そこで今回は、窓用エアコンのおすすめモデルをご紹介。あわせて、窓用エアコンの選び方やメリットとデメリットも詳しく解説します。
窓用エアコンの特徴
窓用エアコンのメリット
窓用エアコンは室外機が一体になっているため、壁の穴開け工事が不要です。工事料金がかからず、設置コストを大幅に減らせます。特に、賃貸住宅で壁に穴を開けられない場合に便利。ベランダがないなど、室外機の置き場に困っている場合にもおすすめです。
取り外す際も業者を呼ばず自分で行えるのがポイント。引っ越しする機会が多い家族やサラリーマンの方にも重宝します。一般的なエアコンと比べて、安価な価格設定も魅力です。
窓用エアコンのデメリット
窓用エアコンは、使用中は窓の鍵をかけられない点に注意が必要です。隙間から虫が侵入するのを防ぎたいなら、窓用パッキンや隙間テープを活用するのがおすすめ。また、防犯面が心配な場合には、補助錠を設置するなどの対策を施しましょう。
なお、窓用エアコンの取り付けが難しいと感じた方は、設置の際に工事が必要ない「スポットエアコン」というアイテムもあるので、ぜひチェックしてみてください。
窓用エアコンの電気代
窓用エアコンは、同じ能力のセパレート型エアコンと比較して電気代が高めです。室温に応じてパワーを手動でこまめに調節すれば、電気代を抑える効果が期待できます。なるべく電気代を抑えたいのであれば、設定温度に合わせて自動運転するモデルがおすすめです。
なかには、人感センサーを搭載し、電源を自動でオン・オフするモデルも発売されています。また、購入時には消費電力も要チェック。設置する部屋に適した能力や使用時間を考慮して、適切なモデルを選択するのが重要です。
窓用エアコンの選び方
“冷房専用タイプ”と“冷暖房兼用タイプ”から選ぶ
窓用エアコンには、「冷房専用」と「冷暖房兼用」の2タイプがあります。夏場に涼むだけなら、冷房専用タイプがおすすめ。冬場の暖房としても使いたい場合は、冷暖房兼用タイプを選択しましょう。
ただし、冷暖房兼用タイプで暖房運転する場合、冷房より能力が劣る点には注意が必要。冷房運転に合わせて選ぶと、十分に能力を発揮できない場合があります。電気ストーブや電気カーペットなど、ほかの暖房機を併用するのも方法のひとつです。
部屋の広さや構造に合った“適用畳数”をチェック
記載されている適用畳数は、鉄筋と木造、冷房と暖房などで異なるのでチェックしましょう。鉄筋住宅は木造住宅に比べて気密性が高く、エアコンが効きやすくなっているため適用畳数が広くなります。通常は暖房の方が狭くなっているので、冷暖房専用のモノを選ぶ場合は暖房の適用畳数に合わせて選びましょう。
なお、居住地域ごとの周波数Hz(ヘルツ)でも対応畳数が異なります。東日本では50 Hz、西日本では60 Hzになっており、それによって空調能力が変化。50/60Hzと表記されているモノなら、どちらの地域でも使用可能ですが、スイッチなどで切り替えが必要なタイプの場合は、使用前に適正な周波数に合わせましょう。
取り付けできる窓枠のサイズかをチェック
窓用エアコンは、設置する窓の高さや幅によっては取り付けられないことがあるため、事前の確認が必要です。特に、窓用エアコンは冷房専用タイプと冷暖房兼用タイプで設置に必要なスペースが異なります。
また、左右どちらにでも設置できるモノがありますが、窓のカギを問題なく閉められるように、左側の窓に取り付けることが一般的。間取りや家具の配置なども確認しておきましょう。
静音性をチェック
窓用エアコンは室外機と一体になっており、運転音がやや気になる場合があります。赤ちゃんのいる部屋や寝室などへの設置を考えている方は、静音性をチェックしておきましょう。セパレート型エアコンの室外機に相当する、50dB以下のモデルがおすすめです。図書館や静かな住宅地の騒音がおよそ40dB。掃除機や洗濯機の音が60dBです。
また、運転音が気になる場合は、設置場所を工夫するのも方法のひとつ。ベッドの位置からなるべく遠ざけて設置すれば快適に過ごせます。
排水が出ない“ノンドレンタイプ”をチェック
窓用エアコンのなかには、排水の出ない「ノンドレンタイプ」が発売されています。ノンドレンとは、発生したドレン水を外に排水せずに、エアコン内部の熱交換器による熱で蒸発させる構造です。ドレンホースを必要とせず、水がポタポタ落ちる心配がありません。
特に、2階以上の部屋に設置して、水が下に落ちるのを防ぎたい場合におすすめ。ただし、湿度の高い日にはすべての水を蒸発できずに、後部から水しぶきが出る場合がある点は留意しておきましょう。
“内部乾燥機能”付きなら内部を清潔に保てる
内部乾燥機能は、窓用エアコンの内部を乾燥させ、カビや雑菌などの発生を抑制できる機能です。とりわけ、除湿運転後などは内部が結露しやすく、内部乾燥機能を活用することで清潔さを保ちやすいため重宝します。
なお、内部乾燥機能はカビや雑菌を完全に除去できる能力は有していないので要注意。迅速な乾燥能力でカビや菌の発生を抑制しつつ、定期的にお手入れすることで、より清潔に使用できます。
お手入れ方法をチェック
窓用エアコンは使用し続けるとホコリなどが溜まるため、定期的なお手入れが必要不可欠。特に、フィルター部分に汚れが蓄積しやすく、ニオイやカビの発生源となりやすいので要注意です。
また、パネルが取り外せるモノを選んでおけば、お手入れしやすいため便利。なかには、中性洗剤を溶かしたぬるま湯などでフィルター洗浄できるモデルもあり、清潔さを重視したい方は要チェックです。
【人気メーカー別】窓用エアコンのおすすめ
コロナ(CORONA)

コロナは、冷房専用モデルから冷暖房兼用モデルまで、さまざまなタイプの窓用エアコンを手がけているのが特徴。多くの機種が内部乾燥機能を備え、銅イオンを利用した「ドレン水除菌機能」も標準搭載しています。
また、運転しながら室内の空気をキレイにする「強制換気モード」を備えているモデルも存在。窓用エアコン使用時の快適さを追求したい方はチェックしてみてください。
コロナ「ReLaLa FAシリーズ」CW-FA1622R(冷房専用/ノンドレン)
部屋の空気を排気してきれいにする、換気機能付きの窓用エアコン。ドレンホースが必要ない「ノンドレン機構」を採用しており、寝室など目的の部屋にピンポイントで設置できるのがポイントです。
また、マイナスイオン発生装置を搭載しているのも特徴のひとつ。滝や渓流付近と同程度のマイナスイオンを発生させ、室内を爽やかで快適な空間に近づけられるのが魅力です。
コロナ「ReLaLa FAシリーズ」CW-FA1822R(冷房専用/ノンドレン)
マイナスイオン発生機能が付いた冷房専用の窓用エアコンです。「滝モード」と「高原モード」の2段階切り替えで、マイナスイオンの発生量を調整可能。50Hz地域で冷房時4.5〜7畳に対応しています。
「防カビフィルター」と「内部乾燥モード」でカビの発生を抑制し、部屋の空気をキレイに保つ効果が期待できるのもポイント。部屋の空気を強制排気する「換気機能」など、便利な機能を搭載しています。
コロナ「ReLaLa Fシリーズ」CW-F1621BK-WS(冷房専用/ノンドレン)
ドレンホースなしで設置できる、ノンドレン機構を備えた冷房専用窓用エアコンです。50Hz地域において4〜6畳の部屋に対応しており、夏場の寝室や書斎などで使用したい場合に向いています。
また、水洗いできるよう取り外し可能なパネルを採用しているのもポイント。お手入れしやすく、エアフィルターの汚れがひどいときは中性洗剤を使用した洗浄も可能です。
トヨトミ(TOYOTOMI)

トヨトミが手がける窓用エアコンは、冷風を広げやすい「センター吹き出し」を搭載しているのが特徴。左右均等に冷風が行き渡るため、効率よく室温をコントロールできるのが魅力です。
また、自動で電源を切り替える人感センサーを採用したモデルもあり、切り忘れ防止に役立つのもポイント。機能性重視で選べるモデルが多いメーカーです。
トヨトミ TIWA160M(冷房専用/ノンドレン)
左右均等に冷風を広げることができる「センター吹き出し」タイプの窓用エアコンです。窓の左右どちらにでも取り付けられる、設置の自由度の高さが特徴。風がカーテンに当たってバタついたり、風をさえぎったりすることがありません。業界最小クラスのコンパクトさも魅力です。
最大運転時で39dBと、静音性に優れているのもポイント。寝室や赤ちゃんを寝かせる部屋など、運転音を抑えたい場所に取り付ける場合におすすめのモデルです。また、排水を内部で蒸発させるノンドレンタイプにより、水がポタポタ落ちるのを防げます。
トヨトミ TIWAS180M(冷房専用/ノンドレン)
人感センサーを搭載した窓用エアコンです。切り忘れ防止と効率的な運転で、ムダな電気代を抑えられます。高さ76cmの小窓に取り付けできる小型サイズで、簡単に設置可能です。
左右均等に冷風が広がる「センター吹き出し」により、ムラのない冷房を実現。ノンドレンタイプで水がポタポタ落ちないため、2階以上の部屋に設置するのにも適しています。エアコン内部を乾燥させる「内部乾燥モード」を搭載し、カビの発生を抑制できるのも魅力です。
ハイアール(Haier)

ハイアールの窓用エアコンは、工事不要で取り付けられる手軽さが魅力です。また、就寝中の冷え過ぎを防ぐ「おやすみ運転機能」を備え、寝室などに設置しやすいモデルが発売されています。
そのほか、液晶画面付きで操作しやすいリモコンも付属しているなど、取り扱いやすさを重視したい方におすすめのメーカーです。
ハイアール JA-16W(冷房専用/ノンドレン)
フロントのパネルが取り外せる窓用エアコンです。簡単に取り外せるため、手軽に掃除可能。マイナスイオンを搭載しており、部屋の空気をリフレッシュする効果にも期待できます。
78〜140cmの窓の高さに対応しており、別売りの延長枠を取り付けることで200cmの高さまで取り付けできるのもポイント。また、冷え過ぎを防止する「おやすみ運転機能」を搭載しているので、寝室用にもおすすめです。
窓用エアコンの売れ筋ランキング
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窓用エアコン使用時の注意
窓用エアコンを安全に使用するためには、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。
@エアコン背面は窓や網戸でふさがないようすることです。窓用エアコンは室外機と一体となっているため、エアコン背面部分から熱交換した熱い空気が排出され、室外機の役割をしています。ふさいでしまうと熱がこもってしまい、冷房の効きが悪くなるうえに、本体温度が上がり過ぎて安全装置が作動してしまうことがあるので注意しましょう。
A豪雨や台風の時には使用を控えることです。通常の雨であれば問題なく使えますが、横なぐりの豪雨や台風の時には、開けてある窓から雨が入ってしまうことがあります。エアコンの故障を防ぐためにも使用を控えて窓を閉めておくようにしましょう。
B防犯と虫の対策です。前述したように窓のカギを開けた状態で使うことになるので、そのままにしておくと防犯上の問題があります。使用時は専用のカギでロックをかけることで安全性を確保してください。また、あわせてテープや防虫グッズなどで隙間を埋めれば、虫の侵入も防げます。
窓用エアコンの取り付けについて
取り付けの説明書を見ながら自分で窓用エアコンを設置するときは、設置する場所に気をつけましょう。部屋を効率よく冷やすためには、吹き出し口から出る冷風が家具などで遮断されない場所である必要があります。
また、なるべく雨風が入りにくく、エアコンの背面をふさがない場所であることも重要。窓用エアコンの背面には1m以上のスペースを確保したうえで、排出する熱い風が隣の家の窓へ入っていかないように近所の方にも配慮が必要です。
加えて、窓用エアコンは運転時に振動が発生するため、騒音にも気を配るようにしましょう。なお、設置に不安がある方は、設置工事を利用すると手軽で確実。ビックカメラで承ることが可能なので、ぜひ検討してみてください。
担当者からひとこと
室外機一体型でコンパクトさが魅力の窓用エアコン。簡単に取り付けできるため、引っ越しが多い場合に重宝します。なかでも、ドレンホース不要で取り付けできるノンドレンタイプがおすすめです。解説した選び方や注意点を参考に、自分にとって使いやすい1台を見つけてみてください。
家電・照明
洗濯機・掃除機・LED照明 etc.
季節家電
暖房器具・加湿器・エアコン etc.
キッチン家電
冷蔵庫・レンジ・炊飯器 etc.
キッチン雑貨
コーヒーメーカー・圧力鍋 etc.
PC・タブレット
パソコン・タブレット etc.
PC周辺機器
マウス・キーボード・HDD etc.
スマホ・通信
スマホ・モバイルバッテリー etc.
オフィス・文房具
万年筆・ボールペン・消しゴム
カメラ
カメラ・ドローン etc.
ビジュアル
テレビ・レコーダー etc.
イヤホン・スピーカー
イヤホン・ヘッドホン・スピーカー
オーディオ
ミニコンポ・電子ピアノ etc.
ビューティー・健康
ドライヤー・シェーバー etc.
時計・スポーツ
腕時計・自転車 etc.
アウトドア・ゴルフ
ゴルフ・テント・キャンプ用品 etc.
日用品・カー用品
カーナビ・ドライブレコーダー etc.
おもちゃ・ゲーム・子供用品
ベビーカー・チャイルドシート etc.
お酒・食品
ワイン・日本酒 etc.