ハイブリッド式加湿器のおすすめ14選 電気代を抑えて効率的に加湿
更新日:2021.01.19
加湿器は、空気が乾燥した冬に欠かせないアイテムです。さまざまなタイプが発売されていますが、なかでも注目なのが「ハイブリッド式加湿器」。2つの加湿方式を搭載した、メリットが多い優れモノです。
そこで今回は、おすすめのハイブリッド式加湿器をご紹介します。冬に備えるためにも、ぜひチェックしてみてください。
ハイブリッド式加湿器とは
ハイブリッド式加湿器は、熱を利用することで加湿しやすくする方式です。水が蒸発する原理を利用する「気化式」か、ミストにした水分を噴霧する「超音波式」に、熱を組み合わせて加湿します。通常の「気化式」や「超音波式」と比べて、効率よく部屋を加湿できるのがメリットです。
加熱+気化式のメリットとデメリット
気化式と熱を組み合わせたハイブリッド式加湿器は、水を吸い上げたフィルターに温風を当てて、すばやく蒸発させる方式。蒸気が出ず、高温にもならないのでやけどの心配がありません。
反面、フィルターが常に濡れているので、カビが発生しやすいのがデメリット。定期的にフィルターのメンテナンスが必要なので、こまめなお手入れができる方におすすめです。
加熱+超音波式のメリット・デメリット
超音波式と加熱のハイブリッド式加湿器は、温めた水を超音波で蒸発させる方式です。フィルターを使用しないのでメンテナンスがラクなのがメリット。価格も比較的安価なうえに、デザインが豊富なことも魅力です。
一方、水蒸気の粒がやや大きいのがデメリット。製品の周囲に家具や壁があると濡れることがあります。置き場所や使用時間に注意するのがポイントです。
ハイブリッド式加湿器選びのポイント
タンクの形と容量
水を加えることで動作するハイブリッド式加湿器は、大きく分けてタンクと直入れの2種類の給水方法があります。多くの製品は取り外し可能なタンクに水を入れて、本体にセットするタイプ。タンクがなく、本体に直接注ぎ込むタイプは、タンクを取り出す手間が省けます。
タンク容量が大きいモデルであれば、一度給水すれば長時間の運転が可能。給水頻度を減らせて手間を減らせるのでおすすめです。
適用畳数
メーカーではハイブリッド式加湿器の製品ごとに「適用畳数」を提示しています。1時間あたりに放出する水分量を元に決められた数値なので、購入の際にチェックすべき大切な情報です。
また、同じ畳数でも、部屋が「木造」と「鉄筋」では加湿能力が異なります。木造で使用するなら、実際の部屋よりも適用畳数が大きめの製品がおすすめ。多くの製品には木造と鉄筋の適正な畳数が表示されてるので、確認して使用する部屋の広さに合った製品を選びましょう。
タイマー
タイマー機能は、備わっていると便利な機能のひとつです。電源の切り忘れをなくし、電気代の節約や加湿し過ぎを防ぎます。また、就寝時に使用すれば、寝ている途中でも加湿を止めることが可能。製品によっては複数の時間をセットでき、部屋の湿度を好みの状態に保てるのでおすすめです。
消費電力
ハイブリッド式加湿器は、熱も使って加湿する構造なので、消費電力が高くなります。とはいえ、水を熱で蒸発させる「スチーム式」と比べれば消費電力は抑えられるので、比較的お財布に優しいことが特徴。
消費電力は電気代に影響するので、気になる方は注目して選びましょう。なお、製品が加湿可能な部屋の広さによっても消費電力が異なるので、部屋に合わせた製品を選んだうえでチェックするのがおすすめです。
アロマ機能
加湿と同時に部屋をお気に入りの香りで満たせるのが、アロマ機能を搭載したハイブリッド式加湿器。加湿しながら好みの香りを楽しめます。また、アロマを使わずに加湿だけでも運転できるので、通常のハイブリッド式加湿器としても使用できておすすめです。
なお、なかには市販のアロマではなく、専用のアロマを使う必要があるモデルもあるのでチェックしておきましょう。
その他機能
加湿器は、部屋の湿度を上げ過ぎるとカビが発生する心配があります。湿度を自動調節できる機能を搭載したモデルなら、部屋の過剰な加湿を防ぐことが可能。
小さな子供がいる家庭で使用するなら、安全機能付きがおすすめ。運転中に倒しても自動で停止する機能や、誤ってボタンに触れても誤動作を防止するチャイルドロック機能があればより安心です。
ハイブリッド式加湿器のおすすめ|加熱+気化式
ダイニチ工業 HD-RX320(木造5畳/鉄筋8畳)
静音性に優れたハイブリッド式加湿器です。最小運転音はわずか13dBと、就寝時でも気になりにくいのがうれしいポイント。トレーやエアフィルターには抗菌加工が施されており、菌の繁殖を抑える効果が期待できます。
一気に加湿したいときに活躍する「ターボ」運転を搭載。切タイマーが2・4・6・8時間にセットできるので、使用シーンに合わせて設定できます。
三菱重工 SHK70SR(木造12畳/鉄筋19畳)
部屋の温度と湿度を「Wセンサー」で測定し、適切な湿度へ自動調整。肌と髪の毛の乾燥を抑えるとともに、ウイルス対策も期待できる製品です。
さらに空気吸込口の抗菌アレルゲンフィルターで細菌とカビを捕らえる「つかまえ除菌」と、加湿空気とともにプラズマイオンを発生してウイルスや浮遊菌を抑制する「とびだし除菌」機能を搭載。コントロールパネルはLCDデジタル表示で、運転状況の確認に便利です。
ダイニチ工業 HD-3020-W(木造5畳/プレハブ8畳)
子供部屋や一人暮らしの部屋にもおすすめの製品。「静音」や「eco」など4つの運転モードを備え、さまざまなシーンで使用できるのが特徴です。また、設定湿度も50・60・70%から選択できます。
お手入れの必要なタイミングになったら、ランプでお知らせしてくれるのがポイント。さらに、最小13 dB、最大23 dBと同クラスのハイブリッド式加湿器と比較して運転音が静かなことも魅力です。
ダイニチ工業「Dainichi Plus」HD-RX520(木造8.5畳/プレハブ14畳)
寝室や書斎など、静かな場所での使用におすすめ。風の経路や部品の形状などを見直して最大30dB、最小13dBまで運転音を抑えています。
湿度に応じて「気化式」と「温風気化式」を切り替えるので経済的。さらに、設定湿度を自動でキープしてくれるため過加湿の心配もありません。また、吹出口や本体内の水が熱くならず、転倒した場合も安全。小さな子供がいる家庭でも安心して使用できます。
シャープ HV-L75(木造12.5畳/プレハブ21畳)
本体内のトレーだけでなく、本体上の注ぎ口からも給水できる便利な加湿器。タンクの容量は4Lで長時間の連続使用にも適しています。
独自技術の「プラズマクラスターイオン」で部屋の空気を清潔に保つほか、省エネ運転を可能とする「エコモード」や快適な湿度に自動制御する「Wセンサー」を搭載。また分解しやすい構造となっているため、使用後のお手入れも簡単です。
コロナ UF-H5019R-T(木造8.5畳/鉄筋14畳)
コロナ独自の「ロータリー加湿フィルター」を搭載したハイブリッド式加湿器。フィルターが定期的に回転し、効率よく加湿できます。運転を停止するとフィルターが水から離れ、カビの繁殖を抑える機能も備えていることが魅力です。
ヒーターをオフにした「ecoモード」もあり、省エネに気を配る方におすすめ。ランニングコストがかかりにくいハイブリッド式加湿器です。
ハイブリッド式加湿器のおすすめ|加熱+超音波式
スリーアップ「Dew Drop L」HFT-1718(10畳)
オブジェのようなデザインで、部屋に映えるハイブリッド式加湿器。雫を模したような形で、LEDを点ければ運転中に本体が光るので視覚でも楽しめます。間接照明代わりに使うのもおすすめです。
本製品はデザインだけでなく機能も充実しており、2・4・6時間に設定できる切タイマーと、加湿量を3段階で調節できます。さらに、市販のアロマも使用可能で、リラックスタイムにもおすすめのハイブリッド式加湿器です。
ドウシシャ DHBK-220CL(木造12畳/鉄筋19畳)
除菌・消臭製品のブランドとして知られる「クレベリン」LEDカートリッジを備えているのが特徴。特許技術の二酸化塩素分子でウイルスや菌の機能低下が期待できます。
タンクの容量は4Lで、水は本体上部のフタを外して手軽に注げます。加湿量の調整は毎時100mLの「弱」から700mLの「急速」まで4段階。切タイマーは2時間と4時間の設定ができます。個性的な筒状のデザインで、モダンなインテリアと調和しやすい点も魅力です。
エレス「LsHumidifier(エルズヒュミディファイアー)」(10畳)
デザイン性と機能性を併せ持つハイブリッド式加湿器です。側面に設けられたボタンはタッチパネル式で、運転状態はLEDディスプレーに表示。給水は本体上部から直接注いで行うので、タンクがなくシンプルですっきりしたデザインです。
加湿量は、1時間当たり150・250・350mlの3段階に調節可能。タイマーも2・4・6時間に設定できます。アロマトレイを内蔵し、香りも楽しめるハイブリッド式加湿器です。
シィーネット CKH402WH(木造約6畳/鉄筋約10畳)
キューブ型のシンプルなデザインを採用したハイブリッド式加湿器。4Lの大容量タンクを搭載しているので、給水の頻度を抑えられるのがポイントのひとつ。最大11時間連続で使用でき、1日中しっかり加湿できます。
また、アロマに対応しているのもうれしいポイント。好みの香りを楽しめます。加えて、お手入れに便利な専用ブラシが付属。オフタイマーは1・4・8時間から設定できるため、就寝時はもちろん、消し忘れ防止にも役立ちます。
エスケイジャパン SKJKT40HK(16畳)
ユニークなデザインが目を引く1台です。直径17.4cm、高さ41.1cmの円筒形で、間接照明になるLEDライトを搭載しているのも魅力。最大加湿量350ml/hのパワフルな運転で、16畳まで対応可能です。
切タイマーは、1〜7時間まで7段階に設定できるため、就寝時などにも便利に使えます。また、アロマにも対応しているので、リラックスタイムに好みの香りを楽しめるのも特徴のひとつです。
ドウシシャ KHV-502(木造約8.5畳/鉄筋約14畳)
本体に水タンクをセットしたまま、上部のフタを開けて簡単に給水できる加湿器。温めた水でミストを作るメカニズムで効率よく加湿することができます。
タンク容量は4.0Lで最大加湿量は毎時500mL。乾燥の度合に状況に応じて5段階の調整が可能です。このほか「快適うるおいおやすみ」をはじめ3種類の自動運転モードやオフタイマーなど、便利な機能を備えています。
おおたけ DH-HB350(-畳)
水の残量がひとめでわかるクリアなタンクのハイブリッド加湿器です。抗菌製品技術協議会が制定した「SIAA」マークを取得。抗菌性、安全性、適切な表示の3つの基準をクリアしています。
タンク量量は4.5Lで最大約11時間の連続加湿が可能。お気に入りのアロマを使って部屋を加湿品しながら好みの香りを楽しめます。オフタイマーを使えば、電源を切り忘れる心配がありません。
アピックス FSWD8418-WH(木造約4畳/鉄筋約10畳)
煙突のようなデザインのハイブリッド式加湿器。使用シーンに応じて高さを替えられます。本体サイズは直径20.0cm、高さ35.4cmの円柱形。パイプをつければ高さを75.4cmまで伸縮可能です。
1・2・4時間の切タイマー機能を搭載し、就寝時にも使いやすい仕様。アロマ機能も備え、幅広いシーンで使用できるおすすめのハイブリッド式加湿器です。
ハイブリッド式加湿器(加熱+気化式)の売れ筋ランキング
ハイブリッド式加湿器の人気メーカー
ダイニチ工業(Dainichi)
ダイニチ工業は新潟県新潟市に本社を置く、創業60年を超える国内メーカーです。主に業務用の大型石油ストーブや家庭用の石油ファンヒーターで国内トップシェアを持ち、そのほかにも加湿器などの空調家電も手掛けています。
ダイニチ工業の加湿器は、ヒーターの技術を活かしたハイブリッド式が主流。さまざまなタイプが用意され、生活スタイルに合った製品を選べて人気のメーカーです。
シャープ(SHARP)
シャープは創業100年を超える国内有数の家電メーカーです。「液晶のシャープ」とも呼ばれ、世界初の8K液晶テレビを発売するなど、高品質な液晶に定評があります。
ハイブリッド式加湿器には独自のプラズマクラスターを応用したモデルを発売し、高い技術力で部屋の湿度と空気の汚れを快適にできて人気です。
ドウシシャ(DOSHISHA)
ドウシシャは大阪府に本社を置く国内メーカーで、創業40年を超えています。取り扱い製品は家電からスポーツ衣料、化粧品など非常に幅広く「いつも生活の一部にある存在でありたい」がモットーです。
加湿器も低価格帯を中心に数多く手掛けています。ハイブリッド式はデザイン性が高く、部屋のインテリアに調和して人気です。
担当者からひとこと
ハイブリッド式加湿器には大きく分けて2種類のタイプがあります。どちらも特徴的でメリットがあるので、生活スタイルに合わせて選ぶのがポイント。季節製品ですがシーズン中はフル稼働するので、部屋を快適に保つためにも最適な1台を選んでみてください。
家電・照明
洗濯機・掃除機・LED照明 etc.
季節家電
暖房器具・加湿器・エアコン etc.
キッチン家電
冷蔵庫・レンジ・炊飯器 etc.
キッチン雑貨
コーヒーメーカー・圧力鍋 etc.
PC・タブレット
パソコン・タブレット etc.
PC周辺機器
マウス・キーボード・HDD etc.
スマホ・通信
スマホ・モバイルバッテリー etc.
オフィス・文房具
万年筆・ボールペン・消しゴム
カメラ
カメラ・ドローン etc.
ビジュアル
テレビ・レコーダー etc.
イヤホン・スピーカー
イヤホン・ヘッドホン・スピーカー
オーディオ
ミニコンポ・電子ピアノ etc.
ビューティー・健康
ドライヤー・シェーバー etc.
時計・スポーツ
腕時計・自転車 etc.
アウトドア・ゴルフ
ゴルフ・テント・キャンプ用品 etc.
日用品・カー用品
カーナビ・ドライブレコーダー etc.
おもちゃ・ゲーム・子供用品
ベビーカー・チャイルドシート etc.
お酒・食品
ワイン・日本酒 etc.