歯磨き粉のおすすめ19選 ホワイトニングや歯周病予防など目的別にご紹介
更新日:2023.10.21
歯磨き粉は毎日の習慣である歯磨きには、かかせない存在です。歯磨き粉にはさまざまな用途とタイプがあり、歯磨きを効果的に行うためには自分に合ったモノを使用することが大切。虫歯や歯周病などの正しい予防にも役立つ、選びのポイントやおすすめの商品をご紹介します。
歯磨き粉の選びのポイント
歯磨きの目的は?
ホワイトニング
歯を磨いても色がくすんで見えるのは、コーヒーやお茶などの色素が付いてしまうのが原因のひとつです。黄ばみを目立たなくするには、歯の表面に付着した汚れと着色を落とす必要があります。
また、白さを保つためには歯のコーティングを行い、汚れと色素を付きにくくすることが重要です。なお、着色汚れのことを「ステイン」と表記することもあります。
口臭予防
朝起きたときや職場での口臭が気になる方は、口臭予防効果のある歯磨き粉を選びましょう。予防するためには、口臭の原因菌を殺菌する成分が含まれていることが必要です。
代表的な殺菌剤には、「イソプロピルメチルフェノール」や「塩化セチルピリジニウム」などがあります。
歯周病予防
歯周病は発症率が高い病気で、歯の周りにある歯肉などの組織の炎症が原因のひとつ。歯周病の予防や進行を食い止める成分が配合されている歯磨き粉を選び、正しくブラッシングを行いましょう。
なお、歯茎が弱っている方は研磨剤で炎症が起こる恐れがあるため、研磨剤の入っていないモノや少ないモノを選ぶのがおすすめです。
虫歯予防
歯には「プラーク」と呼ばれる歯垢があり、その中に付いている多くの虫歯菌が酸を出して歯を溶かしていきます。これが虫歯の原因です。
虫歯を予防するには、虫歯対策に効果的な歯磨き粉を使い、歯ブラシでプラークを取り除くことが大切。また、虫歯に効果的と言われているフッ素が配合されているタイプが多いのが特徴です。
子供用
ミントが辛すぎると子どもは使いにくくなるので、家族全員で同じ歯磨き粉を使用する場合はミントが弱いモノを選びましょう。また、研磨剤や発泡剤が少ない子ども専用の歯磨き粉もおすすめ。
1回のペーストはほんの少しが適量で、2歳までは1〜2mmほど、5歳までは5mm以下、6〜14歳は1cm程度が目安です。
歯磨き粉の成分を確認
フッ素
虫歯予防に欠かせない成分に「フッ素」があります。魚介類やお茶などにも含まれている元素のひとつ。虫歯菌の酸によって溶け出したリンやカルシウムを歯に戻す「再石灰化」を促進し、歯の質を向上させて溶けにくい歯にしてくれます。
同時に、虫歯菌が酸を作る働きを抑制。さらに、フッ素は歯や骨を丈夫にするためにも重要な成分です。
研磨剤
細かい研磨剤粒子が配合された歯磨き粉は、コーヒーやタバコによる着色汚れや、プラークを落としやすくする効能があります。ただし、使いすぎると歯や歯茎を傷める原因にもなるため、1日1回、あるいは週に3回など間隔を空けて使うのがおすすめ。
なお、歯磨き粉の成分表示では「清掃剤」と書かれている場合もあります。
発泡剤
発泡剤は、泡立ちをよくして汚れを落とす手助けのために配合されています。泡立てることで爽快感が得られるうえに、有効成分が口内に行き渡りやすくなるのが特徴です。
しかし、泡立ちを感じると、きちんと磨けていなくても磨けた気になってしまう場合があるので、磨き残さないブラッシングを意識することが重要。また、大人の適量は2cmほどなので、1cm程度に減らして泡立ちを抑えるのも有効です。
歯磨き粉のタイプを選ぶ
ペースト
歯磨き粉の種類の中でも、一般的に慣れ親しんだタイプです。さまざまなメーカーから数多くリリースされているので、自分に合ったモノを選びやすいのが嬉しいポイント。
研磨剤や発泡剤が入っているモノが多いので、着色汚れやホワイトニング効果も期待できます。また、液が垂れたりすることが少ないので、子どもにおすすめです。
ジェル
ジェルタイプの特徴は、研磨剤と発泡剤が含まれていないことです。歯茎が敏感になっている方やインプラント治療を受けた方はジェルタイプがおすすめ。
また、口のすみずみまでジェルが行き渡りやすいので、磨き残しが減ります。加えて、飛び散ることが少ないため電動歯ブラシにも最適です。
液体
液体歯磨きは適量を口に含んですすいだ後に、歯ブラシでブラッシングをします。液体歯磨きは、歯の表面を傷つけにくいのが魅力。
さらに、歯ブラシが入りきらない歯のすき間にも有効成分がしっかりと行き渡りやすくなっています。一方、液体歯磨きと似ている洗口液は、口腔内をすすぐ目的のモノなのでブラッシングは行いません。外出先で歯磨きができないときなどに便利です。
歯磨き粉の人気ブランド・メーカー
コンクール
歯科医師のニーズから生まれた商品をリリースし、長年愛され続けているのがウエルテック社の「コンクール」です。
マウスウォッシュや歯磨き粉などがラインナップ。コンクールのシリーズ内で組み合わせて使用することでさらに効果を発揮してくれます。
ライオン
1918年に設立されて以来、洗剤や歯磨き粉の分野で活躍しているメーカーのひとつです。
予防歯科の発想から生まれた、初期虫歯の修復や抗菌を1本で実践できる「クリニカ」や、口臭ケアにこだわった「nonio」など、悩みに合わせたブランドを展開。幅広いラインナップで、歯の健康維持をサポートします。
シュミテクト
知覚過敏ケアで、口の健康づくりを支えてくれるのがシュミテクトです。海外でも認知度が高く、「Sensodyne(センソダイン)」のブランド名で販売されています。
年齢を重ねると知覚過敏によって、歯磨きの時に痛みを感じる方が増加。その痛みをやわらげ、歯がしみるのを防ぐのが特徴です。
歯磨き粉のおすすめ|ホワイトニング
サンギ「アパガード プレミオ」
独自成分の「薬用ハイドロキシアパタイト」を配合した歯磨き粉です。虫歯を予防する効果が期待できる成分です。パール成分が歯のツヤと輝きを引き出します。
爽やかなライトミント味を採用。口の中が爽快になる歯磨き粉を探している方におすすめのアイテムです。
サンギ「アパガード スモーキン」
コーヒーやお茶などによる着色汚れのケアに特化した歯磨き粉です。タバコのヤニ汚れを溶かして落とすと謳われている「マクロゴール400」と「ポリビニルピロリドン」を配合しています。
タバコのヤニの着色が気になる方におすすめ。また、マイルドなミント味で使いやすいのも魅力のひとつです。
サンスター「オーラツー プレミアムステインクリア」
ホワイトニングをしながら、虫歯や歯周病の予防もしたい方におすすめの歯磨き粉です。着色汚れをしっかり落とす研磨剤とステインケア成分が入っており、汚れを浮かせて落とし付着を防ぎます。
また、粒子のシャリッとしたこだわりの使用感も特徴。おしゃれなデザインで、外出先でも使いやすいのが魅力です。
サンギ「アパガード Mプラス」
基本ケアをしっかりと行えるホワイトニング歯磨き粉です。独自成分のナノ粒子「薬用ハイドロキシアパタイト」と、パール成分の「加水分解コンキオリン液」が配合されており、歯に上品な光沢を与えます。
また、香りが強過ぎないマイルドミント味も魅力。キャップは、フタ状のワンタッチと回すスクリューの両方が使えるので、量によって使い分けが可能です。
花王「クリアクリーン プレミアム 美白」
歯の本来の白さを取り戻したい方におすすめの歯磨き粉です。1450ppmの高濃度フッ素を配合しており、歯の沈着汚れを浮かせて落としやすくします。
ディープクリア成分を配合しているので、つややかで美しい歯を実現可能。優雅なパールミントの香りもポイントです。
歯磨き粉のおすすめ|口臭
ウェルテック「コンクール ジェルコートF」
殺菌剤が配合されており、口臭や歯周病などの原因となる虫歯を予防する歯磨き粉です。歯磨き剤とフッ素コート剤が一緒になっているため、歯を強くして歯石の付着を抑制します。
また、研磨剤が配合されていないジェル仕様なので、知覚過敏で悩んでいる方や歯茎がデリケートな方にもぴったりです。
小林製薬「スミガキ」
悪臭を中和する作用がある炭を採用した歯磨き粉です。炭にあいた無数の穴が、ニオイだけでなく歯垢もしっかりと吸着して除去。
また、フッ素が入っておらず、体に優しいのも魅力のひとつです。炭が歯に付着する心配もありません。
ライオン「ZACT LION(ザクトライオン)」
タバコのヤニを落とし、ニオイを防いでくれる歯磨き粉です。「重質炭酸カルシウム」と「無水ケイ酸」の2つの研磨剤と、タバコのヤニを溶かす「ポリエチレングリコール」配合で、汚れをしっかりと落とします。
加えて、コーヒーやお茶などによるステインにも効果的。爽快なフレッシュセイボリーミントの香りが長続きし、ヤニ臭さを抑えることが可能です。
ライオン「NONIO(ノニオ)」
洗浄剤が菌のかたまりを分散させて、口臭の元を殺菌する歯磨き粉。香料である「ブレスリフレッシュ成分」がきれいな息を長持ちさせます。
また、歯の表面にはりついたステインをしっかりと除去してくれる「イオンクレンジング」配合なので、白い歯をキープしたい方にもおすすめです。
花王「PureOral(ピュオーラ)」
歯周トラブルのひとつであるネバつきを浄化する歯磨き粉です。独自技術の清浄剤「エリスリトール」が虫歯や歯周病の原因となる菌を分散させ、清潔な口内環境をキープ。気になる口臭を抑えられます。
また、ニオイだけでなく、歯周炎や虫歯などの歯周トラブル全般のケアにも最適です。
歯磨き粉のおすすめ|歯周病
アース製薬「シュミテクト 歯周病ケア」
歯がしみる知覚過敏を防いでくれる歯磨き粉です。「硝酸カリウム」が冷たいモノや熱いモノを食べたときの痛みや不快感を予防します。
また、歯周病による歯の炎症を抑える「グリチルリチン酸モノアンモニウム」も配合。知覚過敏や歯周炎などの複合的な悩みを持つ方におすすめです。
ウェルテック「コンクールF」
高い抗菌力が長続きする洗口液です。「グルコン酸クロルヘキシジン」配合で、殺菌効果が12時間ほど持続。寝る前に使用すれば朝まで口腔環境を正常に保ち、寝起きの口内の不快感を減らします。
また、ピリピリとした刺激がないマイルドミント味で、すみずみまでしっかりとゆすげるのも魅力です。
サンスター「GUM(ガム)」
歯周病を防ぐ、電動歯ブラシ用の歯磨き粉です。ジェルタイプで飛び散りにくいのが魅力のひとつ。有効成分が口内の細かい部分まで行き渡り、しっかりと殺菌して歯周病を予防します。
また、低研磨タイプなので刺激が少なく、歯と歯茎にやさしいのも嬉しいポイント。もちろん、通常の歯ブラシでも使用可能です。
歯磨き粉のおすすめ|虫歯予防
小林製薬「薬用 シコンコート」
研磨剤を配合しておらず、歯や歯茎への刺激が少ない歯磨き粉です。歯にこびり付いた食べかすやプラークを除去するだけではなく、「PVP」と呼ばれる粘膜剤が歯の根元部分をしっかりとコーティングします。
また、殺菌剤と消炎剤が、歯肉炎や歯槽膿漏を予防。さらに、フッ素を配合で歯を強く丈夫にしてくれるのも魅力です。
第一三共ヘルスケア「クリーンデンタル L トータルケア」
歯周病の予防に効果のある歯磨き粉です。2種類の消炎成分と3つの殺菌成分、そしてフッ素やゼオライトといった合計10種類の薬用成分がバランス良く配合。
歯周病を防ぐだけでなく、歯石や虫歯予防などトータルケアしてくれます。特徴的な塩味で、爽快感がくせになる1本です。
サンスター「BUTLER(バトラー)」
衰えた歯茎の根元や詰め物のすき間にできやすい大人虫歯を防ぐ歯磨き粉。高濃度のフッ素を配合しており、加齢などでスカスカになりやすい歯を丈夫な歯に整え、虫歯から守ってくれます。
また、歯肉炎や口臭予防にも効果を発揮。歯がしみる方でも丁寧に磨きやすい低研磨性なのも嬉しいポイントです。
歯磨き粉のおすすめ|子供用
シャボン玉販売「シャボン玉こどもせっけんハミガキ」
天然由来成分配合の歯磨き粉です。フッ素や防腐剤などを使用していないので、子どものデリケートな口内に使用しても安心。
また、やさしい甘みのみかん味が、歯磨き後もほんのりと続きます。さらに、程よい泡立ちで、うがいが苦手な子どもでも使いやすい1本です。
ライオン「クリニカキッズ ジェルハミガキ」
泡立ちを抑えた透明ジェルタイプの歯磨き粉。泡で磨き残しがわからなくならないため、丁寧なブラッシングができます。
また、配合成分のほとんどが食品使用成分と同じなので、化学成分を使うことに抵抗がある方でも安心です。
丹平製薬「こどもはみがき上手 イチゴ味」
プラークが赤く見えて、磨き残しがわかりやすい液体歯磨きです。適量を口に含みすすぐとプラークのある箇所が着色されるので、子どもでも磨き残しのないブラッシングができます。
また、研磨剤が入っていないので歯茎を傷める恐れがなく、食用色素などの安全な成分が使われているのも魅力です。
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担当者からひとこと
歯磨き粉は、家にあるモノをなんとなく使っている方も多いかもしれませんが、実は目的や用途によって、適しているモノが異なります。そのため、特性をよく知ったうえで、悩みに合わせて上手に使い分けることが大切です。まずは自分の口腔に関する悩みをしっかりと見定めて、適した歯磨き粉の成分やタイプを選んでみてください。
家電・照明
洗濯機・掃除機・LED照明 etc.
季節家電
暖房器具・加湿器・エアコン etc.
キッチン家電
冷蔵庫・レンジ・炊飯器 etc.
キッチン雑貨
コーヒーメーカー・圧力鍋 etc.
PC・タブレット
パソコン・タブレット etc.
PC周辺機器
マウス・キーボード・HDD etc.
スマホ・通信
スマホ・モバイルバッテリー etc.
オフィス・文房具
万年筆・ボールペン・消しゴム
カメラ
カメラ・ドローン etc.
ビジュアル
テレビ・レコーダー etc.
イヤホン・スピーカー
イヤホン・ヘッドホン・スピーカー
オーディオ
ミニコンポ・電子ピアノ etc.
ビューティー・健康
ドライヤー・シェーバー etc.
時計・スポーツ
腕時計・自転車 etc.
アウトドア・ゴルフ
ゴルフ・テント・キャンプ用品 etc.
日用品・カー用品
カーナビ・ドライブレコーダー etc.
おもちゃ・ゲーム・子供用品
ベビーカー・チャイルドシート etc.
お酒・食品
ワイン・日本酒 etc.