【2022年】電気ポットのおすすめ13選 省エネモデルや大容量モデルもラインナップ!
更新日:2022.02.08
電気ポットは、一定量の水を一度に沸かして保温しておくことで、好きなときにお湯が使える便利な家電です。必要な水量だけ沸かす電気ケトルと混同されがちですが、電気ポットは容量と長時間の保温が魅力。そこで今回は、電気ポットの選び方と容量別のおすすめ商品を紹介します。
電気ポットと電気ケトルの違い
電気ポットと電気ケトルの違いは、沸かしたお湯の使い方とタイミングです。一定量のお湯を保温する電気ポットに対して、電気ケトルは必要な分だけ沸かす仕様。
使うときにその都度沸かす電気ケトルは、保温時間がないぶん電気代が安いのがメリットですが、連続使用や大量の水が必要なときに面倒です。
一方、電気ポットは電気ケトルと比べて多少の電気代がかかりますが、大量の水を一気に沸かして保温できる利便性が魅力。また、VE(Vacuum Electric)という真空断熱構造を採用しているモデルであれば、保温に使う電気を節約できます。
電気ポットの選び方
容量で選ぶ
家庭用に使われる電気ポットは、2〜4Lの容量が一般的です。大抵のカップラーメンに使用されるお湯の量が300〜500ml程度と考えると、4〜6人家族でも十分であることがわかります。より少量で使いたい方や、反対に大人数用を求める方は、1Lや4L以上の容量もあるので、必要量にあったモデルを選びましょう。
給湯タイプで選ぶ
エアー式
エアー式とは、ふたに設けられたプッシュプレートを押すことでお湯を出す方式のことです。空気圧を利用しているため電気が通っていなくても給湯が可能。沸かしたあとに持ち運んで使えるので便利です。
ただし、押しっぱなしのまま連続してお湯を注ぐことができないので、必要な量に達するまで何度もプレートを押す必要があります。とはいえ、シンプルな構造のため価格も安く、手にとりやすいことは魅力です。
電動式
電動式とは、電気の通った給湯ボタンを押すことでお湯を汲み上げ、連続的に給湯できる方式のことです。
力をさほど入れなくても簡単にお湯が出せるので、ご高齢の方にもおすすめ。また、電気で制御することにより、温度調節などのさまざまな機能を搭載したモノがあることも特徴です。
電動式&エアー式
電動式とエアー式のいいところを持ち合わせた方式です。
各メーカーの上位モデルに搭載されていることが多く、電動で連続的に注げるだけでなく電気のないところでもプッシュプレートを使って給湯できます。モデルによってはバッテリーが搭載されており、電源につないでいなくてもボタンでお湯が注げるので便利です。
機能で選ぶ
温度調整
保温の温度調節ができれば、育児やリラックスタイムなど用途にあわせて使えて便利です。
メーカーやモデルによって保温の設定温度は異なりますが、主にまほうびん仕様や70〜80℃、90℃、98℃などの3〜5段階に分かれています。70℃や80℃であれば赤ちゃんのミルク作りにも使用可能。よく使うお湯の温度に保温しておけばすぐに使えます。
蒸気レス
蒸気レスは、お湯を沸かすときにポットから出る蒸気を極力抑える機能です。
蒸気は触るとやけどの恐れもあるので、小さい子どもやペットなどの安全対策にも効果的。また、蒸気の湿気によるカビなどのリスクも低減できるので、棚の中など設置場所の幅も広がります。
安全性
高熱を扱う製品なので安全性能もしっかりと確認しましょう。
小さい子どもやペットがいる家庭では、熱湯によるやけどを防ぐお湯漏れ防止機能やチャイルドロックが備わっていると安心。また、うっかり水の入っていない状態で沸かしてしまったときに、空焚き防止機能が搭載していれば火事などの恐れも低減できます。
人気メーカーの特徴
象印(ZOJIRUSHI)
象印は、VE採用の保温性に優れたシリーズ「優湯生(ゆうとうせい)」で知られるまほうびんメーカー。
少量のお湯をゆっくり注げる「カフェドリップ給湯」という機能を備えたモデルがあり、ちょっとしたカフェタイムなら電気ポット1台でも楽しめます。
タイガー(TIGER)
タイガーは「とく子」というVE構造を採用したシリーズをはじめとする電気ポットを発売するまほうびんのメーカーです。
左右どちらからでも押しやすい給湯ボタンを備えた利き腕を問わない設計のモデルや、ポットらしくない角ばったデザインを採用したおしゃれモデルなどをラインナップしています。
ピーコック(Peacock)
ピーコックは設立当初より輸出向けのまほうびん製造をおこなっていたメーカーです。
シンプルで使いやすく、多くの商品がリーズナブルな価格であることが特徴。余計な機能はいらないので、なるべく低価格なモノが欲しいという方におすすめのメーカーです。
電気ポットのおすすめ|2〜3L
タイガー「蒸気レスVE電気まほうびん」(3.0L)PIM-G300K
お部屋のインテリアと調和しやすいデザインの電気ポット。
給湯モードは素早く大量に注げる「たっぷり給湯」と、少しずつ注ぐ「ゆっくり給湯」の2種類が設定されています。保温性に優れた「VEまほうびん構造」で、沸騰後に電源プラグを抜いてから2時間経っても約90℃の高温をキープ。本体前面の給湯レバーは左右どちらからでも操作できるので、置き場所を選びません。空焚き自動停止や電気ポットが傾いた時のお湯漏れを減らす安全装置なども備えています。
タイガー 電動式電気ポット(3.0L)PIG-J300
蒸気が外に漏れない「蒸気レス」設計のため、設置場所を選ばない電気ポットです。
真空2重構造、真空断熱材により高い保温効果が期待できるのが特徴。省エネなので、電気代が気になる方にもおすすめです。注いだ給湯量の目安が表示される「お湯計量機能」を搭載しているので、料理で使いやすいのも魅力。電源がなくても給湯できる「エアー給湯」も備えています。「転倒お湯もれ防止」や「傾斜お湯もれ防止」「自動ロック電動給湯」などの安全機能も充実しているので、小さい子供がいる家庭でも安心して設置可能です。
象印 電動式電気ポット「VE電気まほうびん 優湯生」(2.2L) CV-WB22
コードレスで給湯可能なVE採用電気ポット。
単3アルカリ乾電池を2本セットすれば持ち運んで電動ボタンを使った給湯ができるので便利です。液晶画面に電池の残量も表示されるので交換時期の目安もわかりやすい仕様。また、1300Wのハイパワーで一気に沸かすことで、消費電力も抑えられて経済的です。沸かしたお湯は70℃、80℃、90℃、98℃、まほうびんの5段階の設定で保温可能なので、用途の幅も広がります。
象印 電動式電気ポット 「VE電気まほうびん 優湯生」(2.2L) CV-TZ22
保温の電気量を抑えられるまほうびん構造採用にもかかわらず、1万円前後でお手ごろな電気ポットです。
水を沸騰させずに設定温度まで沸かす「沸とうセーブ」機能を使うと蒸気が発生しないことはもちろん、消費電力の抑制や湯沸かし時間の短縮も可能。また、お湯を少量ずつゆっくり注げる「ゆっくりカフェドリップ給湯」で、コーヒーやお茶を飲むときに電気ポットから直接お湯を注げます。
ピーコック 電動式電気ポット(2.2L) WMJ-22
シンプルで使いやすいお手ごろ電気ポットです。 力を使わずに給湯できる電気式を採用し、他の付加機能がないことで操作がわかりやすい仕様。注ぎ口が前にせり出しており、お湯が出てくるところが明白なので、うっかり入れ損ねてこぼしたりやけどしたりするリスクが低減されて安心です。
電気ポットのおすすめ|大容量 4L以上
タイガー 電動式電気ポット(4.0L) PDN-A400
お湯の残量や給湯ボタンがわかりやすい大容量電気ポットです。
水量計の窓が大きいので残量がひと目で確認できます。また、お湯を沸かすときに、沸騰するまでの時間を液晶画面に表示する機能が備わっているので、いつお湯が使えるのか視認可能。なお、沸騰だけでなく空焚き・プラグ抜けのときなどにブザーで知らせてくれるので安心です。
タイガー 電動式電気ポット「蒸気レスVE電気まほうびん とく子さん」(5.0L) PIE-A500
安全機能も充実の大容量タイプです。
空焚き防止や蒸気レス構造はもちろん、傾いたときや倒れたときのお湯漏れを最小限にする流水防止機能も備えています。電動式の給水ボタンは横に広く大きい仕様なので、利き腕に関係なく押しやすい設計。また、まほうびん構造で保温の電気量を抑えられるため経済的です。
象印「マイコン沸とう電動ポット」(5.0L)CD-SE50
たっぷり使える5Lの大容量と、すぐにお湯を沸かせる985Wの高出力が特徴。
水量が500mlを切るとブザーとLEDで通知する「給湯お知らせ」機能も備えています。6時間後から16時間後まで、湯沸しの時間が設定できる「6段階タイマー」、コーヒーのドリップに最適な「ゆっくりカフェドリップ給湯」、蒸気を88%カットする「蒸気セーブモード(選択式)」を搭載。操作パネルのボタンは位置や配色を見直すことで確認しやすくなっています。
象印「マイコン沸とう電動ポット」(4.0L)CD-WU40
水を沸騰させず、設定温度まで加熱することで湯沸しの時間を短縮し、消費電力量と蒸気を抑制。
加熱後は70℃から98℃まで4段階の設定温度で保温できます。お湯の温度は「デジタル液晶」に表示され、残量は「赤玉水量計」と「ワイドウインドウ」にて確認が可能。また、コーヒーのドリップなど、お湯を少しずつ注ぎたいときに便利な「カフェドリップ給湯」や、ポットを使わない時間に5段階で電力を節約できる「節約タイマー」を備えています。
ピーコック 電動式電気ポット(4.0L) WMJ-40
大容量なのにお手ごろ価格な電動式電気ポットです。
たっぷり4L入る容量にもかかわらず1万円以下で手に入るので、安くて水量のあるモノを探している方におすすめのひと品。大きめの電動式ボタンは押しやすいうえに、軽く押さえるだけで給湯できます。
電気ポットのおすすめ|1L程度
ピーコック エアー式電気ポット(1.2L) WCI-12
小さくてもしっかり使えるエアー式のシンプルモデルです。
再沸騰ボタンやカルキ飛ばし機能を備えているので通常サイズモデルと遜色なく使えます。空焚き防止機能や、プッシュプレートを押せないようにする安全ストッパーも備わっているので、安全性にも配慮されています。
象印 電気ポット「STAN.」(1.0L) CP-CA1
スクエアのデザインがおしゃれな電気ポット。
「ハイスピード沸騰」なら、コーヒーカップ2杯分のお湯がわずか2分程度で沸き上がります。忙しい朝の時間でも使いやすいのが魅力です。また、注ぐ際にお湯が飛び散りにくい「ゆっくりカフェドリップ給湯」もポイントのひとつ。少量ずつ出てくるので、コーヒーやお茶をじっくり蒸らすことができます。
象印マホービン 電気ポット CH-CE10WG
電気ケトルのような外観ながら、沸かしたお湯を約87〜93℃で保温できる電気ポットです。
ハンドルがついているので、ケトルのような感覚でお湯を注げるのがポイント。安全機能が充実しているのも魅力のひとつです。やけどしにくい設計に加え、空だき防止機能や転倒湯もれ防止機能も備わっており安心。さらに、マグネットプラグを採用し、電源コードにつまずいても本体が倒れる心配を減らせます。
電気ポットの週間売れ筋ランキング
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電気ポットの掃除
電気ポットのお掃除には1〜3ヶ月に1度クエン酸を使用すると効果的です。
普段のお手入れはやわらかいスポンジなどで汚れをふき取り、お湯をくみ上げる水路の入り口についたネットのごみを取り除く程度なので簡単。しかし、赤い斑点やカルキの付着、異臭などがするときは市販のクエン酸を使用してお掃除する必要があります。
手順はメーカーや製品によって多少異なるので、取扱説明書で確認しましょう。
シャボン玉販売 クエン酸(300g)
担当者からひとこと
電気ポットは一度沸かせばいつでも熱々のお湯を使うことができる便利な家電です。お茶やコーヒーをいれるだけでなく、調理時間の短縮にも有効な製品なので、使い道にあった容量や機能を確認して最適なひと品を選びましょう。
家電・照明
洗濯機・掃除機・LED照明 etc.
季節家電
暖房器具・加湿器・エアコン etc.
キッチン家電
冷蔵庫・レンジ・炊飯器 etc.
キッチン雑貨
コーヒーメーカー・圧力鍋 etc.
PC・タブレット
パソコン・タブレット etc.
PC周辺機器
マウス・キーボード・HDD etc.
スマホ・通信
スマホ・モバイルバッテリー etc.
オフィス・文房具
万年筆・ボールペン・消しゴム
カメラ
カメラ・ドローン etc.
ビジュアル
テレビ・レコーダー etc.
イヤホン・スピーカー
イヤホン・ヘッドホン・スピーカー
オーディオ
ミニコンポ・電子ピアノ etc.
ビューティー・健康
ドライヤー・シェーバー etc.
時計・スポーツ
腕時計・自転車 etc.
アウトドア・ゴルフ
ゴルフ・テント・キャンプ用品 etc.
日用品・カー用品
カーナビ・ドライブレコーダー etc.
おもちゃ・ゲーム・子供用品
ベビーカー・チャイルドシート etc.
お酒・食品
ワイン・日本酒 etc.