【2025年】洗濯乾燥機のおすすめ13選 乾燥機能付きのメリットやおすすめのモデルを解説
更新日:2025.02.13
モードを選択すれば、ボタン1つで洗濯から乾燥まで自動でおこなってくれる「洗濯乾燥機」。最近の洗濯乾燥機は洗浄力が高いだけでなく、多くの便利機能が備わっています。共働きの夫婦や、日中は仕事で外出している一人暮らしの方など、忙しい方の家事の負担軽減に大きく貢献する家電です。
ここでは、そんな便利な洗濯乾燥機の選び方や人気メーカーの特徴、おすすめの洗濯乾燥機をご紹介します。
縦型とドラム式、どちらがいいの?
乾燥機能の使用頻度が多いなら“ドラム式”
ドラム式洗濯乾燥機は、ドラムを回転させながら乾燥させるため、ムラなく温風を当てられるのが特徴です。縦型に比べ、衣類を比較的短時間でふんわりと仕上げられます。
また、ドラム式なら洗濯の際、ドラムを回転させることで衣類を上から下へたたき落とす「たたき洗い」が可能。衣類をこすり合わせないため衣類へのダメージを抑えて優しく洗えます。使用水量も比較的少なく、節水性能を重視する方にもおすすめです。
ちょっとした乾燥なら“縦型”がコンパクト
縦型は、昔からなじみのあるタイプで使いやすく、大量の水を使って洗うため泥汚れもキレイに落ちるのが特徴。本体サイズはドラム式に比べるとコンパクトな傾向があります。また、乾燥機能はおもにヒーター式で、ちょっとした衣類の乾燥に便利です。
一方で、ドラム式より乾燥力が今一歩に感じてしまうほか、洗濯物が下に沈んでしまうためシワになりやすく、生地が傷みやすい側面もあります。
縦型洗濯機 ![]() |
ドラム式洗濯機 |
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洗浄力 | ![]() |
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節水 | ![]() |
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乾燥時間 | ![]() |
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乾燥費用 | ![]() |
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乾燥の 仕上がり |
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本体サイズ | ![]() |
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乾燥機能付き洗濯機が人気の理由
乾燥機能が搭載されている洗濯機は、洗濯・すすぎ・脱水・乾燥をすべて任せられるのが人気の理由。洗濯物を干して取り込む必要がないので、忙しい方にもおすすめです。
また、雨の日や花粉の多い時期など、洗濯物を外に干したくない場合にも便利。梅雨の時期でも、洗濯物が溜まらないのもメリットがあります。さらに、洗濯物が、ふんわり柔らかに仕上がるのも魅力。肌触りのよいタオルを使いたい場合にも、乾燥機能付き洗濯機は重宝します。
乾燥機能の違いを知ろう
衣類へのダメージを抑える“ヒートポンプ式”
ヒートポンプ式の洗濯乾燥機は、空気中の熱を利用して温風を発生させるのが特徴。電熱線を利用するヒーター式に比べると、少ない消費電力で洗濯物を乾かせるのがメリットです。
温風の温度は60℃以下と低めに設定されているので、乾かす洗濯物が傷みにくいのもポイント。また、乾燥による衣類の縮みを防ぐこともできます。
運転時に発生する熱を再利用した温風で乾かす「ヒートサイクル方式」と呼ばれる乾燥機能を搭載した洗濯機も存在。ヒートポンプ方式、ヒートサイクル方式ともに槽内の熱が上がりすぎないので、乾燥終了直後すぐに洗濯物を取り出せる魅力もあります。
縦型洗濯機に搭載される“ヒーター式”
ヒーター式の洗濯乾燥機は、ヒーターで温風を発生させて洗濯物を乾かすのが特徴。ヒートポンプ式に比べて槽内が高温になるため、衣類が傷みやすい側面もありますが、カラっと仕上げることができます。
また、乾燥時に出た水蒸気の処理方法が、異なる2タイプが存在するのもポイント。「水冷除湿タイプ」は冷水を使用して、水蒸気を除湿するタイプです。洗濯だけでなく乾燥時にも水が必要ですが、洗濯機内で湿気を回収できるので、部屋の湿度が上がってしまう心配がありません。
一方の「排気タイプ」は、水蒸気をそのまま洗濯機の外へ排出するタイプ。水冷除湿タイプに比べて、水道代を節約しやすいのがメリットです。
ヒートポンプ乾燥 |
ヒーター乾燥 |
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衣類のいたみ | ![]() |
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乾燥スピード | ![]() |
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乾燥中の ドアの開閉 |
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電気代 | ![]() |
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容量は少し大きめに選ぶのが吉
洗濯容量は一般的に1人あたり1日1.6kgが目安とされています。2〜3日分をまとめて洗濯する一人暮らしの方や、二人暮らしで隔日の洗濯になる場合は、洗濯容量5〜7kg程度のモデルがおすすめです。
ただし、乾燥容量は洗濯容量の半分程度が目安なので、一人暮らしの方でも2〜3日分まとめて乾燥したい場合は、容量9〜10kg程度が目安になります。また、2人以上の場合は、10kg以上のモデルがおすすめです。
洗濯乾燥機の人気メーカーの特徴
日立(HITACHI)

日立は、おもに冷蔵庫や掃除機、電子レンジなどを取り扱っている大手電機メーカーです。ほかにも、エアコンや空気清浄機などの空調機器、マッサージ機器のようなヘルスケア系のアイテムも展開しています。
日立は、「ビートウォッシュ」シリーズの縦型洗濯乾燥機と、「ビッグドラム」シリーズのドラム式洗濯乾燥機をラインナップ。「ナイアガラ洗浄」と呼ばれる大流量でパワフルに洗浄する機能を搭載しているのが特徴です。
パナソニック(Panasonic)

パナソニックは、冷蔵庫やエアコンなどを取り扱っている大手電機メーカーです。ほかにも、オーディオ機器やデジタルカメラ、ノートパソコンなども発売しており、幅広い製品をラインナップしているのが魅力。
パナソニックは、縦型洗濯乾燥機のほか、「キューブル」シリーズをはじめとするドラム式洗濯乾燥機も展開しています。おしゃれなデザインのモデルが多く、デザイン性を重視したい方にもおすすめです。
東芝(TOSHIBA)

東芝は、キッチン家電や生活家電、空調機器などさまざまなアイテムを取り扱っている大手電機メーカーです。「REGZA」シリーズのテレビや「VEGETA」シリーズの冷蔵庫などが人気で、高い評価を得ています。
東芝は、「ZABOON」シリーズの洗濯機を展開。ナノサイズの泡を活用した独自の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」に対応しているほか、時間帯を気にせず使いやすい低騒音設計も魅力です。
シャープ(SHARP)

シャープは、キッチン家電や生活家電、テレビ、オーディオなど幅広く取り扱っている大手電機メーカーです。なかでも、「AQUOS」シリーズのスマートフォンは、高い人気を集めています。
シャープの洗濯機は、独自の「プラズマクラスター」を搭載し、水洗いしにくいジャケットや制服などの衣類にも対応している点が特徴。また、縦型洗濯乾燥機には「穴なし槽」を採用し、黒カビの侵入を防ぐため清潔な水で洗濯できるのもポイントです。
洗濯乾燥機のおすすめ
日立 BD-STX130KL
洗濯:13kg /乾燥:7kg
乾燥方式:ヒートポンプ乾燥
シワを伸ばしながら乾燥する「らくはや 風アイロン」を搭載したドラム式洗濯乾燥機。大風量かつ高速風で衣類のシワを伸ばしながら乾燥させるのが特徴。湿度センサーを搭載しており、乾きムラや乾きすぎを防いでくれます。
洗濯・乾燥で発生したホコリや糸くずは洗濯開始時に洗い流され「大容量糸くずフィルター」に集約。糸くずフィルターのお手入れは約2週間に1度と、手間が少ないのがポイントです。
東芝「ZABOON(ザブーン)」TW-127XM4L
洗濯:12kg /乾燥:7kg
乾燥方式:ヒートポンプ乾燥
細かいバブルで汚れをしっかり落とす、ドラム式洗濯乾燥機です。東芝独自の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」を搭載。ナノサイズの泡が繊維のすき間に入り込み、汚れを取り除きます。また、抗菌効果によって、部屋干し臭を抑えられるのが魅力です。
「少量45分コース」を備えているのがポイント。衣類が化学繊維で1kg以内であれば、約45分で洗濯から乾燥まで行えます。家族の出し忘れた洗濯物が急に出てきたときに便利です。
シャープ ES-S7J
洗濯:7kg /乾燥:3.5kg
乾燥方式:ヒーター乾燥
真下排水に対応しているドラム式洗濯乾燥機です。一般的な防水パンに設置可能なコンパクトモデル。「プラズマクラスター」で洗濯しにくい衣類のケアができます。また、DDインバーターを採用し静音なのもおすすめポイントです。
黒カビの発生を抑える効果が期待できる「洗濯槽自動お掃除機能」を搭載。すすぎの排水後に、高圧シャワーノズルで水を溜めながらドラムの外側と外槽の内側を洗い流します。乾燥ダクトと排気口についた洗剤成分と糸くずを自動的に洗い流す「乾燥ダクト自動お掃除機能」も備えており、清潔な状態を保ちやすいのが魅力です。
パナソニック「LXシリーズ」NA-LX127D
洗濯:12kg /乾燥:6kg
乾燥方式:ヒートポンプ乾燥
使いやすいおすすめのドラム式洗濯乾燥機です。「トリプル自動投入」機能を搭載。通常の洗剤と柔軟剤のほかに、おしゃれ着洗剤や漂白剤、汚れはがし剤から1つを選んで投入できる、3つ目のタンクを備えています。ライフスタイルや普段着る衣服に合わせて、必要な洗剤を自動投入できるのが魅力です。
スマホを使ってアプリと連携できるのがポイント。運転終了時刻を予測して通知したり、本体に搭載されていない新しいコースをダウンロードしたりできます。
運転終了時刻はあくまで目安となります。
パナソニック「LXシリーズ」NA-LX129DR
洗濯:12kg /乾燥:6kg
乾燥方式:ヒートポンプ乾燥
パナソニック独自のイオン「ナノイーX」を搭載している、ドラム式洗濯乾燥機です。水洗いできないアイテムの衛生ケアや、洗濯槽の黒カビ防止に役立ちます。
「温水スゴ落ち泡洗浄」機能を採用。洗剤に含まれる酵素の活性化により、洗浄効果が高まる温度まで洗剤をあたためて、繊維の奥の汚れやニオイの元を洗い流します。
アイリスオーヤマ FLK852
洗濯:8kg /乾燥:5kg
乾燥方式:ヒーター乾燥(排気タイプ)
「ふんわりシワ取りコース」を搭載したドラム式洗濯乾燥機です。脱水したあとの乾燥を抑えることで、シワを付きにくくするコース。アイロンがけの手間を減らせます。また、乾燥させた衣類がふかふかに仕上げやすいのも魅力です。
そのほかにも「念入り」・「毛布」・「スポーツウェア」などがあり、シーンや衣類によって適したコースで洗えます。豊富にコースを備えているモデルを探している方はぜひチェックしてみてください。
アクア AQW-DM12R-L
洗濯:12kg /乾燥:6kg
乾燥方式:ヒートポンプ乾燥
衣類のシワを抑えながら汚れを落とす、おすすめのドラム式洗濯乾燥機です。ドラムの角度が地面に対して平行な「まっ直ぐドラム」を採用。衣類が自然とほぐれやすく、洗いムラを防げるのが魅力です。
シワを抑制し、ふんわりと仕上げられるのが特徴。また、約65℃の低温で除湿しながら乾かせるので、衣類が縮みにくいのがメリットです。
シャープES-T6JBK
洗濯:6.5kg /乾燥:3.5kg
乾燥方式:ヒーター乾燥(排気タイプ)
独自の「穴なし槽」を採用した縦型乾燥洗濯機です。洗濯槽に穴がなく、見えない部分に発生した黒カビが槽内に侵入するのを防ぎます。また、洗濯槽と外槽の間にあるムダな水がないので、節水効果に期待できるのが魅力です。
洗剤のパワーを引き出す高濃度洗浄も魅力。衣類に付着したガンコな汚れを洗い流します。「ガンコつけおきコース」や「時短コース」、「ちょっと乾燥コース」など、さまざまな洗濯コースを備えています。コンパクトなサイズで一人暮らしや二人暮らしの方におすすめです。
日立「ビートウォッシュ」BW-DX100K
洗濯:10kg /乾燥:5.5kg
乾燥方式:ヒーター乾燥(水冷・除湿タイプ)
独自の「衣類長もち ナイアガラ ビート洗浄」機能を搭載した縦型洗濯乾燥機です。かくはん翼「ビートウィングプラス」が水流を生み出し、洗剤の浸透を促進。素早く洗い上げます。高低差を抑えた「ビートスロープ」が洗浄中の布傷みを軽減可能です。
また、自動投入機能を備えています。液体洗剤や柔軟剤を毎回計量する必要がなく、投入量の調節を行ってくれるのが魅力です。
シャープ ES-X12C
洗濯:12kg /乾燥:6kg
乾燥方式:ヒートポンプ乾燥
省エネ性能に優れたドラム式洗濯乾燥機です。ヒートポンプに加え、サポートヒーターを備えているのが特徴。独自の「ハイブリッド乾燥技術」によって、衣類をふんわりと乾燥させます。また、蒸気を洗濯機の外に排出しない仕組みを採用しているので、設置場所が湿気で蒸し暑くなるのを防げます。
お手入れしやすいのが魅力のひとつ。乾燥フィルターや乾燥ダクト、洗濯槽の自動お掃除機能を搭載しています。また、自動投入タンクの洗剤が少なくなるとアプリや音声でお知らせしてくれるので、買い忘れを防げるのもポイントです。
東芝「ZABOON(ザブーン)」AW-12VP4
洗濯:12kg /乾燥:6kg
乾燥方式:ヒーター乾燥(水冷・除湿タイプ)
自動投入機能を備えた縦型洗濯乾燥機です。約400mlの液体洗剤と約500mlの柔軟剤を入れられるタンクを内蔵。自動で必要な量を量ってくれるため、入れすぎや入れなさすぎを防げます。タンクは密閉タイプなので、蒸発をしにくいのもポイントです。
スマホ連携に対応しているのも特徴のひとつ。専用スマホアプリをダウンロードして設定すると、遠隔で操作したり、運転状況をチェックしたりできます。
シャープ ES-PW8J
洗濯:8kg /乾燥:4.5kg
乾燥方式:ヒーター乾燥(排気タイプ)
洗濯槽を清潔に保ちやすい、おすすめの縦型洗濯乾燥機です。独自の「穴なし洗濯槽」を採用しているのが特徴。洗濯槽と外層の間に溜まる水をカットできるので、節水効果(※)を見込めるのが魅力です。また、外層についた黒カビが洗濯槽に入り込む心配がなく、常に清潔な水で洗濯できます。
無線LANに対応しているのがポイント。クラウドサービスの「COCORO WASH」と連携すれば、「AI標準コース」などの便利な機能を使えます。
※穴あり槽と比較して、2Lペットボトル約16本分(約32L)の節水効果
アクア AQW-TW10R
洗濯:10kg /乾燥:5kg
乾燥方式:ヒーター乾燥(排気タイプ)
シンプルで使いやすい、おすすめの縦型洗濯乾燥機です。衣類のダメージを抑えながら汚れをキレイに落とす「3ステップ洗浄」が特徴。洗剤液を含んだシャワーを注ぐことで、繊維の奥までしっかりと洗浄します。
大風量で素早く乾かせる「マルチフラップ乾燥機能」を搭載。天日干しと比較して、ふんわりと仕上げます。
洗濯乾燥機の売れ筋ランキング
設置場所は必ず事前確認
洗濯乾燥機の設置場所には、本体+10cmのスペースが必要になります。購入する際は搬入経路、設置場所の幅・奥行き・給水用蛇口までの高さと位置の確認も必要です。
また、場所によっては扉が十分に開かない可能性もあるので、扉の開き方も忘れずに確認しておきましょう。ビックカメラでは事前見積もりを承っているので、心配な方はぜひ利用してみてください。
【買い替え】洗濯機のリサイクル処分について
洗濯機は処分する際、リサイクル法で定められた方法でおこなう必要があります。各自治体や処分業者に依頼する方法がありますが、買い替えのときは購入した販売店にそのままお願いするのがおすすめ。新しい洗濯機の購入時にリサイクルを依頼しておけば、設置するときに古い洗濯機を回収してくれるので、処分業者を別途呼ぶ手間が省けます。
なお、サイズやメーカーで処分費用が異なる場合があるので、あらかじめ処分費用が知りたい方は確認しておきましょう。
担当者からひとこと
ボタンを押すだけで洗濯から乾燥までおこなってくれるので、洗濯乾燥機は非常に便利です。最近ではスマートフォンから操作できるモデルや、あらかじめタンクに入れておいた洗剤や柔軟剤を自動で投入できるタイプもラインナップされています。本記事を参考に、ぜひ自分にぴったりの1台を見つけてみてください。