洗濯機の寿命は何年くらい?修理か買い替えか迷ったときの判断基準も解説
更新日:2025.02.26
毎日の暮らしに欠かせない「洗濯機」。どれくらいの期間使えるのでしょうか。実は、洗濯機の平均寿命は約6〜7年といわれています。その期間は問題なく動作するモノがほとんどです。しかし、使っている内に不具合が起きてしまうこともあります。
そこで今回は、洗濯機の寿命のサインや、買い替えか修理か迷ったときの判断のポイントを解説。販売員イチオシのモデルも紹介します。さらに、大切な洗濯機を長く使うためのコツも載せているので、ぜひ参考にしてみてください。
洗濯機の寿命はどのくらい?
洗濯機の寿命は約6〜7年です。使用頻度やメンテナンス状態によって変わるので、ひとつの目安として留意しましょう。消費動向調査によると、2022年4月〜2023年3月に買い替えた世帯において平均使用年数が10.1年という結果も出ています。
洗濯機の部品保有期間は最低6年です。保有期間が過ぎると部品がないため修理ができない可能性があります。その場合は買い替えを検討してみてください。
洗濯機の主な寿命のサイン
洗濯機にはさまざまな寿命のサインがあります。不具合が発生したらメーカーに連絡して判断を仰ぐのが基本です。ここには代表的なサインと対処法を記載しました。困った際の参考にしてみてください。
洗濯中に急に動かなくなる
洗濯中に洗濯機が急に動かなってしまった原因はいくつか挙げられます。例えば、洗濯物が多過ぎたり、片側に寄っていたりすると、エラーを起こして停止してしまうことも。洗濯物が多過ぎる場合は、洗濯物の量を減らして、何回かに分けて洗濯するのがおすすめです。また、1度電源を抜いて、少し時間を空けてから挿し直すと改善することもあります。
エラーの種類が画面やランプに表示されるモデルであれば、取扱説明書で対処方法を確認しましょう。それでも改善されないなら、メーカーに相談してみてください。
異音が鳴る
@キュルキュル
「キュルキュル」音が鳴ったときは、ベルトの劣化や緩みが原因の可能性があります。自分でベルトの交換は難しいので、メーカーに頼んで修理してもらいましょう。
Aガリガリ
「ガリガリ」は、洗濯槽やパルセーターへの異物の入り込みやモーターの劣化などにより発生しやすい音です。小さな石やコインが入り込んでいる場合は取り除きましょう。縦型洗濯機の場合はパルセーターに入ってしまっている可能性があります。電源を切った後、ネジを外して確認し取り除いてください。それでも改善しなかったら、モーターやパルセーターの不具合が考えられます。メーカーに修理の依頼をしましょう。
Bカラカラ
「カラカラ」という音は、ベルトの緩みや切断、パルセーターのかみ合わせがズレている可能性が考えられます。ベルトはパルセーターに原因がある場合は、メーカーに修理を頼むのが無難です。小石やコインなどが洗濯槽に入っていたら取り除きましょう。
Cポコポコ
「ポコポコ」という音は、乾燥中と脱水中で原因が異なります。乾燥時は乾燥フィルターの目詰まりで音が鳴ることがあるので、まずはキレイにしてみましょう。脱水時は排水口の詰まりを確認してみてください。排水口を掃除すれば音が解消される可能性があります。
Dガタガタ
「ガタガタ」音は、洗濯物の入れ過ぎや偏り、洗濯ネットを多用などが原因として考えられます。洗濯ネットはデリケートな衣類のみで使うのがおすすめ。また洗濯ネットに入れたモノだけでなく、ほかのモノと一緒に洗いましょう。縦型洗濯機を使っていて洗濯物が偏ったときは、一時停止してほぐしてみてください。
水漏れが発生した
蛇口・給水ホース
洗濯機の水漏れは、蛇口周りから起こることがあります。原因としては、蛇口接続部分の緩みやニップル・ゴムパッキンの劣化です。給水ホースからの水漏れは、接続部が緩んでいたり、ホース自体に亀裂が入っていたりすることが考えられます。
接続部をきちんと締め直し、損傷がある場合はニップル・ゴムパッキン・ホースを新しいモノに交換しましょう。自分で直すのが難しいと感じたら、専門の修理業者に依頼するのもおすすめです。
排水口付近
排水口付近の水漏れは詰まりが一般的な原因。糸くずや皮脂汚れなどの排水はホースを通して出すので、汚れやすい部品です。排水口を定期的に掃除して詰まりを取り除くことで解消されます。
また、排水ホースからの水漏れは給水ホースと同じように、ホースの破損や接続部分の不具合が主な原因です。この場合も、ホースを新しいモノに交換して、接続部をしっかりと締め直すことで水漏れを改善できます。
異臭がする
異臭がするといってもさまざまな種類があります。カビ臭さ・雑巾臭さの場合は洗濯槽の汚れや雑菌が原因であることがほとんどです。専用の洗濯槽クリーナーを入れて回したり、機種によっては槽洗浄コースが搭載されているので使ってみたりしてみましょう。
洗剤臭が強く残ってしまうのは、洗剤の入れ過ぎの可能性が高いです。パッケージに書いてある使用量を守ることで解消されます。自動投入機能付きの洗濯機なら入れ過ぎを防ぎやすいので、買い替えてみるのも選択肢のひとつです。
パルセーターや駆動部分に異物が入り込んでいると洗濯機から焦げたニオイがすることがあります。自分で対応せずにメーカーや修理業者に状況を伝えて対処してもらうのがおすすめです。
排水・給水がうまくいかない
洗濯機の給水がスムーズに行われない場合、給水フィルターの詰まりが考えられます。これから書く手順を参考にゴミを取り除きましょう。まず蛇口を閉めてから洗濯機をスタートさせてホース内の水を抜きます。給水ホースのナットを緩めたら洗濯機から外して確認。ゴミがあったらキレイに掃除してみてください。
排水ができないときは、排水口・排水ホース・糸くずフィルター(ドラム式洗濯機のみ)の詰まりをチェック。排水口→排水ホース→糸くずフィルターの順番に掃除しましょう。
乾燥が十分にできていない
洗濯物が乾燥しきらない場合、フィルターが詰まっている可能性があります。ドラム式洗濯機にある乾燥フィルターは毎回ゴミやホコリを捨ててキレイにしておきましょう。また、給排気口を塞いでいると乾燥効率が低くなったり、モデルによっては蛇口閉めていると乾燥しきれなかったりします。
乾燥させる洗濯物の量を見直すのも大切です。詰め込み過ぎると衣類が固まってしまい、うまく乾燥できません。使っている機種のコースによって適切な容量は異なるので、よく確認してみてください。
電源プラグやコードが熱くなっている
洗濯機の電源プラグやコードが熱くなる場合、コードの断線やコンセントとの接触不良を起こしている可能性が高いです。これは火災のリスクをともなうため、すぐに使用を中止し、専門の業者に相談しましょう。
洗濯機を“修理”するか“買い替える”か迷ったら
洗濯機の故障や不具合が発生した場合、部品交換が可能であれば修理を検討するのがおすすめ。部品保有期間が過ぎてしまっていたり、修理費用が高くなってしまったりしたら、買い替えるのもひとつの選択肢です。
6年以上使用している洗濯機は、故障のリスクが高くなるため、こちらも買い替えを検討するのがおすすめ。省エネ性能が高いモデルが多いので、買い替えることでランニングコストを抑えられるのがメリットです。
買い替えを検討するならキャンペーンも要チェック
買い替え施策や値下げキャンペーンの対象商品を選ぶことで、新しい洗濯機をお得に購入できます。特に、新製品の発売時期や年末年始などのセール期間は狙い目です。
ビックカメラではお得に買い替えられる下取りキャンペーンを実施中。リサイクルを同時に申し込むと対象の洗濯機が割引されます。このチャンスをお見逃しなく。
販売員イチオシの洗濯機をピックアップ
【ドラム洗濯機】東芝「ZABOON(ザブーン)」TW-127XM4L(洗濯12kg /乾燥7kg)
洗浄力の高いドラム式洗濯機です。「ウルトラファインバブル」で繊維の奥まで洗えるのが特徴。冷たい水でも洗浄力を発揮しやすく、襟元や袖口の汚れをしっかりと落とせます。「ふんわりリッチ速乾」により、やさしい温風で繊維をふっくら仕上げ、衣類の傷みを抑えながらスピーディーに乾かせるのが魅力。さらに、電気代と運転音を抑えられる「乾燥節電モード」を搭載しています。
「自動お掃除モード」を備えているのもポイント。乾燥ダクトや熱交換器に付いた糸くずを自動で洗い流してくれます。また、洗浄のタイミングの目安を液晶画面に表示したり、サインの点滅で知らせたりする「槽洗浄めやすサイン」を採用。お手入れのし忘れを防止できます。
【縦型洗濯乾燥機】日立 BW-DX100K(洗濯10kg /乾燥5.5kg)
洗い方や時間をAIが調整する機能を備えた、縦型洗濯乾燥機です。洗剤や布の種類、汚れの量などを検知して自動で判断。たとえば汚れの量が多い場合は、時間を延長してしっかりと落とせるように設定します。また、高濃度の洗剤液で汚れを浮かせる「ナイアガラビート洗浄」を搭載。大流量で洗い流すことで、隠れた汚れまでキレイにしやすいのが魅力です。
温水洗浄ができるのもポイント。衣類の黄ばみまでスッキリと落としやすく、ニオイも抑えてくれます。液体洗剤と柔軟剤の自動投入に対応しているのも魅力です。投入量は多めと少なめの2種類から選べます。
【全自動洗濯機】アクア AQW-S7RBK(洗濯7kg /乾燥3kg 簡易乾燥機能)
ガンコな汚れもしっかり落としやすい全自動洗濯機です。「3Dアクティブ洗浄」を搭載。「トールウイングパルセーター」が縦と横の立体水流を起こして、よくもみ洗いすることで洗いムラを抑えます。衣類をふんわりと仕上げる「柔らかコース」を搭載。柔軟剤を浸透させるように、2回のためすすぎの最後に5分間つけおくことで、柔らかくできるのが魅力です。
フラットデザインを採用しており、お手入れしやすいのが特徴。さらに、槽洗浄コースが付いているので、別売りの洗濯槽クリーナーを使用して定期的にキレイにできます。
“ビックカメラの長期保証”に加入すれば購入後もより安心
洗濯機は家電のなかでも大きな買い物だと思います。故障や不具合が心配な方も多いのではないでしょうか?
そこで、ビックカメラで洗濯機を買った際は、長期保証に加入するのがおすすめ。購入した商品の5%分のポイントと引き換えに、メーカー保証内容の延長として商品の出荷日から2年目以降を保証するサービスです。メーカー保証の修理内容の範囲内なら期間中何度でも対応してもらえます。
洗濯機の場合、メーカー保証期間を含めて5年が長期保証として適用。保証の対象外となる事柄などの詳しい内容は下記のサイトで確認できます。
洗濯機を長く大切に使うコツ
フィルターなどの各パーツを定期的に掃除する
洗濯機をより長く使い続けるためには、フィルターや排水口などの各パーツを定期的に掃除しましょう。特に、糸くずフィルターはホコリやゴミが溜まるので、週1回の掃除をおすすめします。また、排水口や洗剤ケースもカビやニオイの原因となる汚れを掃除することによって、故障するリスクを減らすことが可能です。
洗濯物や洗剤をたくさん入れ過ぎないように注意する
洗濯物と洗剤を入れ過ぎないことも洗濯機を長く使うために注意すべきポイントです。洗濯物を詰め込み過ぎると洗濯機に負担がかかり、故障のリスクが高まります。また洗剤を多く使用すると、洗濯機内部に洗剤が残ってしまいカビやニオイの原因となることも。適切な量を守ることでより洗濯機を長持ちさせられます。
担当者からひとこと
洗濯機の平均寿命や、寿命が近づいてきた際のサインを解説しました。できるだけ長く使うために定期的にメンテナンスをしましょう。不具合が起きてしまい修理が難しい場合は、販売員イチオシ商品を参考にして買い替えを検討してみてください。
家電・照明
洗濯機・掃除機・LED照明 etc.
季節家電
暖房器具・加湿器・エアコン etc.
キッチン家電
冷蔵庫・レンジ・炊飯器 etc.
キッチン雑貨
コーヒーメーカー・圧力鍋 etc.
PC・タブレット
パソコン・タブレット etc.
PC周辺機器
マウス・キーボード・HDD etc.
スマホ・通信
スマホ・モバイルバッテリー etc.
オフィス・文房具
万年筆・ボールペン・消しゴム
カメラ
カメラ・ドローン etc.
ビジュアル
テレビ・レコーダー etc.
イヤホン・スピーカー
イヤホン・ヘッドホン・スピーカー
オーディオ
ミニコンポ・電子ピアノ etc.
ビューティー・健康
ドライヤー・シェーバー etc.
時計・スポーツ
腕時計・自転車 etc.
アウトドア・ゴルフ
ゴルフ・テント・キャンプ用品 etc.
日用品・カー用品
カーナビ・ドライブレコーダー etc.
おもちゃ・ゲーム・子供用品
ベビーカー・チャイルドシート etc.
お酒・食品
ワイン・日本酒 etc.