【2025年】温水洗浄便座のおすすめ15選 TOTOのウォシュレットなどの人気モデルを紹介
更新日:2025.01.17
用を足したあとに温水で洗浄できる「温水洗浄便座」。寒い季節はもちろん、トイレを快適に使用したい場合に便利なアイテムです。
TOTO・LIXIL(INAX)・パナソニックなどからさまざまなモデルが発売されているので、購入する際はどれを選んでよいか迷ってしまうかもしれません。そこで今回は、おすすめの温水洗浄便座を紹介します。
温水洗浄便座とは?
「温水洗浄便座」とは、温水でおしりを洗浄したり便座部分をあたためたりする機能を備えたモノ。「ウォシュレット」や「シャワートイレ」とも呼ばれますが、ウォシュレットはTOTO、シャワートイレはLIXILの商標登録名で、これらを総称して温水洗浄便座と呼ぶのが一般的です。
また、便座があたたかくなる機能のみを備えた商品は「暖房便座」と呼ばれます。
温水洗浄便座の選び方
方式をチェック
貯湯式|手頃な価格が魅力
参照:三栄水栓
「貯湯式」の温水洗浄便座は、本体に貯湯タンクを内蔵しているタイプです。比較的昔からある温水洗浄便座で、タンクに溜めた水を常時あたためて使用します。また、便座のあたため方は、ヒーターによって常にあたためる保温式です。
ただし、タンク内のお湯を出し切ると水しか出なくなってしまう点や、タンクがある分厚みが出てしまう点には注意が必要。常に水をあたためておくタイプなので、瞬間式に比べると電気代もかかりがちです。ランニングコストを抑えたい場合は機能を備えたモデルを選びましょう。
貯湯式は構造がシンプルなため、リーズナブルなモデルが多いのがメリットです。
瞬間式|連続使用も安心
参照:東芝
「瞬間式」の温水洗浄便座は、洗浄で使用する分だけその都度あたためるタイプ。貯湯式のようにお湯切れの心配なく使えるのがメリットです。本体価格は高めですが、不使用時に電力を節約できるのがポイント。ランニングコストを抑えたい場合にもおすすめです。
また、タンクがない分、スリムにデザインされているのも魅力。高機能なモデルも数多く発売されています。しかし、便座をあたためる際に貯湯式と同じ保温式を採用している製品もあるので注意が必要。省エネ性能にこだわりたい方は、シャワーと便座の両方を瞬時にあたためる「W瞬間式」のモノを選びましょう。
リモコンの位置をチェック
温水洗浄便座を操作するためのリモコンは、本体の脇にくっついている「袖リモコン」と、壁に設置する「壁リモコン」があります。
袖リモコンの場合は、温水洗浄便座本体に通電するだけでリモコンを動かすことが可能。袖リモコンは手頃なモデルに多く、少々ホコリがたまりやすいですが、壁に穴を開ける必要がないので賃貸でも使いやすいことが特徴です。
一方で、壁リモコンはハイグレードモデルに多く、壁にリモコン固定用のビス穴を開けて設置するため、便器周りがスッキリします。袖リモコンより機能が充実しているモデルも多いので、ぜひチェックしてみてください。
電気代が気になる方は省エネ機能をチェック
温水洗浄便座は、水をあたためる際に電力を消費します。常時便座をあたためておく電気代が気になる場合は、事前に省エネ性能をチェックしておくのがおすすめ。パナソニックの「かしこく節電 スマート暖房便座」やTOTOの「タイマー節電」、LIXILの「ワンタッチ節電」など、メーカーごとに独自の節電機能を備えています。
また、就寝時は基本的にトイレの使用回数が少ないので、寝る前にコンセントを抜いて節電するのもおすすめです。
オート開閉機能搭載だと便利
温水洗浄便座を購入する際は、「オート開閉機能」を搭載しているかも事前にチェックしておくのがおすすめ。オート開閉機能とは、便器に近づいた際に自動でフタや便座が開き、離れたら閉まる機能のことです。
フタや便座を触れずに持ち上げられるのが魅力。手を汚さず衛生的に使用できます。また、フタや便座の下げ忘れを防止したい場合にも便利です。
トイレのニオイが気になるなら脱臭機能をチェック
参照:TOTO
トイレのニオイを抑えたい場合は、「脱臭機能」を搭載した温水洗浄便座がおすすめです。便座に脱臭フィルターを備えており、便器内にこもったニオイをファンで吸い込んで軽減できるのが特徴。複数人でトイレを使用する場合はもちろん、来客時にも便利です。
また、センサーに反応して脱臭を開始するような高機能なモデルもあります。
おしりの負担を軽減する温風乾燥
参照:パナソニック
「温風乾燥」は便座から温風が出てくる機能で、洗浄したあとにおしりをやさしく乾かせます。洗浄したあとにまずはトイレットペーパーでおしりに付いた水滴を軽く拭き取り、温風乾燥を行うことでおしりを清潔に保つことが可能です。
特に、痔でおしりをトイレットペーパーでこするのがつらいときなどに役立ちます。おしりの不快感を少しでもなくしたいのであれば、温風乾燥機能が備わったモノがおすすめです。
お手入れのしやすさもチェック
温水洗浄便座を購入する際は、お手入れのしやすさも考慮して選ぶのがポイントです。「自動洗浄機能」を搭載した上位モデルであれば、用を足したあとに立ち上がるだけで自動的に便器の洗浄が始まります。
さらに、便器にコーティングを施したモデルやノズルの素材にステンレスを採用したモデルも汚れが付きにくく便利です。
また、掃除のしやすいシームレス形状のモノやフタの着脱が可能なモノもおすすめ。汚れやすいノズルにクリーニング機能を備えているモデルであれば、掃除にかかる手間をさらに軽減できます。
温水洗浄便座の人気メーカー
TOTO(トートー)
「ウォシュレット」の商標登録名で知られるTOTOの温水洗浄便座は、使用前に便器内部に水を吹きかけて汚れにくくする「プレミスト」と呼ばれる機能が人気。汚れを付着しにくくするこが可能です。「ウォシュレット」使用前後に水でノズルを洗浄する「セルフクリーニング」機能を搭載したモデルもあります。
また、隙間や段差が少ないシームレスなデザインを採用したモデルが多いのもポイント。お手入れの手間を軽減したい場合にもおすすめのメーカーです。
Panasonic(パナソニック)
「パナソニック」の温水洗浄便座は、省エネ性能の高さが魅力です。「ビューティ・トワレ」と呼ばれるシリーズを展開。使わない時間を学習して節電できる「かしこく節電 スマート暖房便座」搭載モデルを発売しています。
また、多くのモデルにステンレスノズルを採用しているのもポイント。「Ag+抗菌便座」を採用したモノもあり、清潔に使用できます。
INAX(イナックス)
「LIXIL」の水回り製品ブランド「INAX」の温水洗浄便座は、「シャワートイレ」の名前で有名。継ぎ目を失くして汚れの入り込みを抑える「キレイ便座」を採用しています。
また、自動でモードを切り替える「Wパワー脱臭」機能を備えているモデルがあるのもポイント。着座中にはパワー脱臭モード、立ち上がったあとに自動でフルパワー脱臭に切り替わります。しっかりと嫌なニオイを抑えられる点もおすすめです。
温水洗浄便座のおすすめ|貯湯式
TOTO「ウォッシュレット Kシリーズ」TCF8CK68
「オートパワー脱臭」機能を備えた貯湯式の温水洗浄便座です。使用後に自動で脱臭からパワー脱臭に切り替わるのが特徴。効率よく嫌なニオイを抑えます。
また、「便座・便ふたソフト閉止」機能が搭載されているのもポイント。便座やフタがゆっくりと閉まるため、音がほとんどしません。さらに、本体を便座から簡単に取り外せるのもメリット。拭きにくいところもキレイにできます。
INAX「シャワートイレ RGシリーズ」CW-RG2
比較的リーズナブルな価格で購入できるコスパに優れた貯湯式の温水洗浄便座です。継ぎ目のない「キレイ便座」が採用されており、汚れが入り込みにくいのが特徴。便座裏側には防汚素材が使われているので、汚れた場合でも簡単にキレイにできます。
また、「ノズルそうじ」機能を搭載しており、着座した際にスイッチを押すだけでノズルを水道水で洗浄可能です。
東芝 SCS-TCU1020
「ウルトラファインバブル洗浄」機能を搭載している温水洗浄便座。直径1µmの微細な泡が、細かな汚れをしっかりと落とします。ビデ・おしり洗浄後に毎回ノズルを洗ってくれるので、ノズルをキレイな状態でキープできるのがメリットです。
「オート脱臭」機能によって、着座するタイミングで脱臭運転を始めます。ニオイが気になる方でも使いやすいのが魅力です。また、「おでかけ節電」機能は、ボタンを押すだけで設定した時間に通電を停止します。消費電力を抑えて使いたい方におすすめです。
三栄水栓「シャワンザ」EW9003
お手入れの際にフタを取り外せる貯湯式の温水洗浄便座です。座ると自動的に脱臭し、快適な空間を保てる「オート脱臭」機能を備えています。
使用しない際に便座や温水の温度を自動で低くする機能も搭載しているので、できるだけ電気代を節約したいと考えている方にもおすすめです。
INAX「RTシリーズ」CW-RT2
スッキリとしたフォルムが特徴の温水洗浄便座。本体から操作パネルを外した「そでなしデザイン」なので、掃除しやすい設計です。便座に継ぎ目がないことで、汚れが入りにくいのがポイント。さらに、便座の裏は防汚素材を採用しており、お手入れしやすいモデルを選びたい方に適しています。
「Wパワー脱臭」機能によって、着座中だけでなく立ち上がったあとにさらに強いパワーで脱臭。パワーは自動で切り替わるため、ニオイが気になりにくいモデルです。
さつき「ZAFREE」STK-B400W
さまざまな方が使いやすい貯湯式の温水洗浄便座です。便座前部のスペースが広くなっているのが特徴。特にオストメイトの方が使いやすいように設計されています。
また、約13cmと奥行きのある座面もポイント。深く腰掛けることができるので安定感があり、より介助しやすいメリットがあります。
東芝「CLEANWASH(クリーンウォッシュ)」SCS-TCK1010
使う分だけの水を瞬時にためる瞬間式の温水洗浄便座です。高効率ヒーターユニットの搭載により、使うときだけ素早く水をあたためるのが特徴。保温する電力が不要で、節電しながら使いたい方におすすめのモデルです。就寝中など使用頻度が少ない時間帯に便座ヒーターをオフにする、タイマー節電も備えています。
傷が付きにくいステンレスノズルを採用し、お手入れも簡単。オートノズルクリーニング機能を搭載しており、おしり洗浄・ビデ洗浄の前後に自動でしてくれます。
温水洗浄便座のおすすめ|瞬間式
パナソニック「ビューティ・トワレ」DL-RSTK40-CP
「防水コートステンレスノズル」を採用している温水洗浄便座です。ステンレス表面に防汚膜を形成して、汚れや水垢の付着を抑えているのが特徴。長く清潔さを保ちたい方や、お掃除の手間を減らしたい方におすすめのモデルです。
抗菌効果の高い銀イオンを練り込んだ「Ag+抗菌ノズルシャッター」により、菌の繁殖を抑える効果が期待できるのもポイント。おしりとビデのそれぞれに専用洗浄水路を備えており、洗浄口を常に汚れから守ります。独自の「ひとセンサー」で自動的に開閉するフタも便利。使うときだけ水をあたためる、瞬間式の温水シャワーで節電にも効果を発揮します。
TOTO「ウォシュレット KMシリーズ」TCF8CM57
便器に汚れが付きにくい瞬間式の温水洗浄便座です。「プレミスト」と呼ばれる技術を採用しており、便器内の汚れを抑えられるのが特徴。着座した際に自動でミストが噴射され、便器内部に水のクッションを作ります。
また、袖なしデザインなのもポイント。便座周りがスッキリとしています。
パナソニック「ビューティ・トワレ」DL-AWM400
「泡コート」を採用した温水洗浄便座です。2方向泡噴射ノズルを備えた360°泡ビームを搭載しているので、広範囲に泡を噴出できます。泡の素は洗剤タンクに市販の台所用合成洗剤は入れるだけなので、簡単に補充可能です。
本体をワンタッチで着脱できる仕様で、隅々までお手入れしやすいのもポイント。便座には、汚れを弾いてお手入れがラクな防汚処理を採用しています。便座の継ぎ目をなくして、汚れが入り込まないように工夫している点もポイントです。
TOTO「ウォシュレット KSシリーズ」TCF8CS67
機能性に優れているおすすめの温水洗浄便座。用を足した際、パワー脱臭に自動で切り替わるので、ニオイを素早く軽減できます。便座とノズルの素材にクリーン樹脂を採用。はっ水性があるため、汚れを拭き取りやすいのが魅力です。
「セルフクリーニング」機能も搭載。ウォッシュレット使用前後に水でノズルを自動的に洗浄します。本体はワンタッチで簡単に着脱可能です。
INAX「シャワートイレ RAシリーズ」CW-RAA2
「おしりターボ洗浄」機能を搭載した瞬間式の温水洗浄便座です。ボタンを1度押すだけで、シャワーを最大流量に変更できるのが特徴。多くの水でおしりをしっかりと洗えます。
また、「Wパワー脱臭」機能を備えているのもポイント。着座中にはパワー脱臭、立ち上がった際にはフルパワー脱臭に切り替わり、効果的に嫌なニオイを抑えられます。
TOTO「ウォシュレット KMシリーズ」TCF8CM87
節電効果に優れたW瞬間式の温水洗浄便座です。水だけでなく、便座も使用時のみスピーディにあたためられるのが特徴。設定した時間に便座ヒーターを自動でオフにする「タイマー節電」機能を利用できるので、電気代を節約したい場合にも便利です。
また、「オート開閉」機能を備えているのもポイント。便座やフタが自動で持ち上がるため、手を汚れず清潔です。
TOTO「ウォシュレット KWシリーズ」TCF8WW88
「きれい除菌水」で便器を清潔にキープしやすい温水便座。便器ボウル面にミストを自動で使用前に吹きかけて、汚れが付着しにくくしているのが特徴です。使用後と8時間未使用時にもミストで発生するので、清潔にトイレを使えます。
ウォシュレットがフチなしなのもポイント。凹凸が少ないため、サッと拭いてキレイにできます。便座がオート開閉に対応しているのも魅力。便器に近づくと便座が上がり、立ち上がると閉じます。手動でトイレの便フタの開閉をせずに使うことが可能です。
東芝 SCS-SCK7010
「高効率ヒーターユニット」を搭載している温水洗浄便座です。トイレを使うときに素早く水をあたためられ、保温電力が不要なのが特徴。省エネに使いたい方におすすめです。
「オート脱臭」機能が備わっているのもメリット。トイレに座るたびに脱臭するので、家族で共有して使う場合にもピッタリです。便座は抗菌仕様で、「オートノズルクリーニング」機能も付いており、清潔にトイレを使えます。
温水洗浄便座の売れ筋ランキング
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購入前に取り付けできるか確認しよう
コンセントの有無
温水洗浄便座を使うには電気が必要なので、コンセントがトイレにあるかどうか確認しましょう。特殊なコンセントである必要はなく、普通の家庭用のコンセントがあれば問題ありません。
ただし、コンセントがトイレ内にない場合は、トイレの外にコードを伸ばすか、専用の電源コンセントを設置するために電気工事を行う必要があります。
便器のタイプとサイズ
参照:東芝
温水洗浄便座が設置できるタイプは、背面にタンクのある「一般洋式便座」と、タンクと便器が一体型となっている「ワンピース型便器」が主流です。三角タンクのある「隅付タンク式腰掛便器」は給水管の長さなどの条件があるので、タンクの位置によっては付けられないことがあります。
最近のモデルはサイズが共通化されているため、ほかメーカーの便器であっても取り付けられることが多いです。便座固定穴の幅が14cmで、穴が貫通しているかが重要。必ずチェックしてから購入しましょう。しかし、角ばった便座や、便器・便座・タンクが1セットになった一体型の便座、タンクレスのトイレだと使えないこともあります。
また、自動洗浄やリモコン便器洗浄などの機能を備えた製品は、タンク内に専用部材を設置する必要があり、対応する便器が限られているので注意しましょう。基本的に温水洗浄便座は自社の便器に設置することを前提に設計されています。
給水栓
温水洗浄便座を購入する際は、給水栓のタイプも事前にチェックしておくのが重要です。付属している部品のみで取り付けられるタイプであれば問題ありませんが、給水栓のタイプによっては追加でパーツが必要になる可能性があります。
マイナス溝タイプ・ハンドルタイプ・内ネジタイプなどの給水栓であれば、付属品のみでの取り付けが可能。反対にフラッシュバルブタイプや水栓がないタイプはオプションのパーツが必要です。
ビックカメラでは温水洗浄便座の取り付け工事や見積もりも承っているので、取り付けられるか不安だなと思った場合は気軽にお申し込みください。
担当者からひとこと
温水洗浄便座を自宅に取り付けたいと考えたとき、まずはコンセントの有無などの設置条件を確認してから選ぶことが大事です。次に、清潔さを求めるのであれば掃除のしやすさ、洗浄にこだわりたいのであればノズルに工夫がされているかなど、どの機能を重要視するのかを考えることが大切。自分の求める機能が充実しているモデルを選びましょう。
家電・照明
洗濯機・掃除機・LED照明 etc.
季節家電
暖房器具・加湿器・エアコン etc.
キッチン家電
冷蔵庫・レンジ・炊飯器 etc.
キッチン雑貨
コーヒーメーカー・圧力鍋 etc.
PC・タブレット
パソコン・タブレット etc.
PC周辺機器
マウス・キーボード・HDD etc.
スマホ・通信
スマホ・モバイルバッテリー etc.
オフィス・文房具
万年筆・ボールペン・消しゴム
カメラ
カメラ・ドローン etc.
ビジュアル
テレビ・レコーダー etc.
イヤホン・スピーカー
イヤホン・ヘッドホン・スピーカー
オーディオ
ミニコンポ・電子ピアノ etc.
ビューティー・健康
ドライヤー・シェーバー etc.
時計・スポーツ
腕時計・自転車 etc.
アウトドア・ゴルフ
ゴルフ・テント・キャンプ用品 etc.
日用品・カー用品
カーナビ・ドライブレコーダー etc.
おもちゃ・ゲーム・子供用品
ベビーカー・チャイルドシート etc.
お酒・食品
ワイン・日本酒 etc.