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【2025年】スピーカーケーブルのおすすめ15選 音質の良いケーブルを紹介

更新日:2025.02.08

スピーカーケーブルのイメージ

ホームシアターやオーディオルームなど音質の向上に欠かせないスピーカーケーブル。しかし、素材や端子の形がさまざまなので、どのような製品を選べばいいのか分からない方も多いはず。そこで今回は、スピーカーケーブルの選び方とおすすめの製品をご紹介。安価なモデルから高価なモデルまでラインナップしたので、ぜひ参考にしてみてください。

スピーカーケーブルのメリット

高音質な音を楽しめる

スピーカーケーブルのメリット 高音質な音を楽しめる

安価なスピーカーやミニコンポといったオーディオ機器は、簡易的なスピーカーケーブルを付属している場合があります。しかし、別売りのスピーカーケーブルを購入することで、音の伝達を改善させて大幅な音質の向上を図ることが可能です。

また、スピーカーが低域用と高域用の2つを別々に転送できる「バイワイヤリング接続」に対応していれば、それぞれに合わせたケーブルを用意することで、音質を自由に変えられます。

ケーブルの長さの延長もできる

スピーカーケーブルのメリット ケーブルの長さの延長もできる

一般的に、スピーカーやミニコンポといったオーディオ機器に付属するスピーカーケーブルだと、長くて1.5mほどです。 しかし、別売のスピーカーケーブルを購入することで、左右に付いているスピーカーの距離を広げ、臨場感あふれるサウンドを楽しめるようになるのがメリット。

スピーカーケーブルには、あらかじめ長さが決められているモノや自由に長さを指定できるモノなど、さまざまなモデルがラインナップされています。 なお、ケーブルを延長する際は、延長元と同じケーブルを使用しないと劣化してしまう場合があるので注意しましょう。

スピーカーケーブルの選び方

スピーカーケーブルの素材をチェック

スピーカーケーブルの選び方 素材をチェック

低音域が豊かな“銅素材"

銅は、スピーカーケーブルに使用されることが多い素材です。銅に含まれる不純物が少なければ少ないほど、音質がよく高価な傾向にあります。

用意するスピーカーケーブルをできるだけ安く済ませたいのであれば、TPC(タフピッチ銅)を、音質を高めたいのならOFC(無酸素銅)の素材を選びましょう。 TPCは安い代わりに不純物が多く含まれているため、音質があまりよくありません。OFCは不純物の一つである酸素を極力取り除いているので、落ち着いた低音域のサウンドを楽しめます。

高音域がクリアな“銀素材"

銀は、銅の素材よりも高音域のサウンドを楽しめるのが特徴。銅素材と比べると低音は少なめで、よりクリアなサウンドを感じ取れます。また、銀の純度が高ければ高いほど信号の伝達率が高まるのがポイントです。

一方で銀の素材は銅の素材よりも高価な傾向にあるため、コストを考慮しながら購入する必要があります。低音域ではなく、高音域のサウンドで楽しみたい方にとって最適な素材です。

バランスが良い“複合導体"

複合導体は、銅と銀などの素材を複数組み合わせたタイプで「ハイブリッド導体」とも呼ばれます。銅における高音域の弱点と銀における低音域の弱点の両方を補えるため、バランスがよく聞きやすい音を楽しめるのが特徴。

複合導体の価格は高い傾向にあり、上級者向けの素材です。スピーカーの音質を極限まで追求したい方は、複合導体を選択しましょう。

スピーカーケーブルの素材をチェック

取り扱いが簡単な“平行型"

スピーカーケーブルの選び方 構造をチェック 平行型

平行型ケーブルは、2本のプラスマイナスの撚り線が平行に並べられているタイプです。一般的なスピーカーケーブルによく使われ、比較的安価なので、初めてでも安心して購入できます。

平行型ケーブルは、素線の太さや撚り線の強さ、外皮の材質によって音質が変化するのが特徴。被膜を簡単に剥くことができ、扱いやすさに優れているのがメリットです。

ノイズに強い“ツイスト型"

スピーカーケーブルの選び方 構造をチェック ツイスト型

ツイスト型は、2本の撚り線がねじり合っているタイプ。信号の伝送時に発生しやすい電気抵抗を減らせるため、高音でも安定して伝達できるのが特徴です。外部からのノイズが入りにくく、クリアなサウンドを楽しめます。

ツイスト型は平行型ケーブルよりも高音質化が可能なので、高価な製品で採用されることが多い構造です。

重厚感のある音の“スターガット型(4芯)"

スピーカーケーブルの選び方 構造をチェック スターガット型

スターガット型は、プラスとマイナスの撚り線が各2本ずつ使用されている構造のモノ。プラスとマイナス双方の力が中和され、音の伝達が安定しやすいのが特徴です。

また、高音域だけでなく低音域においても厚みが増し、パワフルなサウンドを楽しめるのが魅力。対角線上にある撚り線を並列にすることで接続できます。比較的高価な傾向にあるので、中〜上級者におすすめです。

スピ―カーケーブルの端子をチェック

Y字プラグ

スピーカーケーブルの選び方 端子をチェック Y字プラグ

Y字プラグは、名前の通りプラグがY字の形をしているのが特徴。商品のラインナップ自体は少なめですが、一般的なバナナプラグで使えない端子にも対応しているのが魅力です。

被膜を剥がすことなく先端の金具をしっかりとねじ止めできるので、初心者でも簡単に接続できます。線の酸化を防止し、長持ちしやすいのも嬉しいポイントです。

バナナプラグ

スピーカーケーブルの選び方 端子をチェック バナナプラグ

バナナプラグは、スピーカーケーブルのなかでも多く使われる端子のタイプ。抜き差しをしやすく、簡単に端子を交換できるのが特徴です。360°接触し接続が安定するため、 振動に強く外部からの衝撃に影響されにくいのがメリット。

抜き差しの頻度が高かったり、持ち運んだりする機会の多い方は、実用性に優れたバナナタイプを選ぶのがおすすめです。

フォーン・スピコンプラグ

スピーカーケーブルの選び方 端子をチェック フォーン・スピコンプラグ

フォーンプラグやスピコンプラグは、ライブやイベント会場で使われるような「PA機器」へ接続するときによく使われます。 フォーンプラグは、2.5〜6.3mmの端子の大きさをもち、イヤホンに使われることが多いです。スピコンプラグには、ロック機能を搭載し確実に取り付けられるため、不意に抜けてしまう心配がありません。

スピーカーとPA機器の両方がフォーンプラグやスピコンプラグに対応していれば、プロも使用している高品質なサウンドを楽しめるのが魅力です。

端子無し

スピーカーケーブルの選び方 端子をチェック 端子無し

端子無しは、一般的なスピーカーとの接続に一番多く使用されるタイプです。商品のラインナップが豊富な上、別売りのプラグを購入して端子をカスタマイズできます。

一方で素線が空気に触れ続けるため、酸化しやすいのがデメリット。スピーカーとアンプが被膜無しのケーブルにしか対応していない場合は、端子無しタイプを選択しましょう。

スピーカーケーブルの太さ(ゲージ)

スピーカーケーブルの選び方 太さ(ゲージ)

スピーカーケーブルの太さは「ゲージ(AWG)」の単位で表現され、例えば18AWGで1.3mm、16AWGで1.6mmと、数字が小さければ小さいほどケーブルが太いのが特徴です。

太いスピーカーケーブルでは豊かな低音のサウンドを楽しめますが、一方で高音の伝達が減衰してしまう「表皮効果」が発生してしまうのがデメリット。 細いスピーカーケーブルでは高音を表現しやすいですが、振動に弱いという弱点があります。再生する音楽の性質や周りの環境などを考慮しながら、最適な太さのケーブルを選択しましょう。

スピーカーケーブルの長さは最適なモノを選ぶ

スピーカーケーブルの選び方 最適な長さを選ぶ

スピーカーケーブルの長さは、できるだけ短いモノを選択することで、信号の伝送スピードが高まり元に近い音質で楽しめます。 接続する機器の距離に対して少し長いくらいのスピーカーケーブルを購入するのがベストです。

また、スピーカーケーブルは長ければ長いほど高価な傾向にあります。そのため、接続する機器の配置を工夫するなどして、コストを抑えて音質を高めるようにしましょう。

スピーカーケーブルの人気メーカー

ゾノトーン(Zonotone)

スピーカーケーブルの人気メーカー ゾノトーン(Zonotone)

ゾノトーンは2007年に創業したケーブルブランド。スピーカーケーブルのほかにUSBケーブルやデジタルケーブルを発売するなど、ケーブル関連の製品を中心にラインナップしています。

ゾノトーンのスピーカーケーブルは、高品質なハイエンドモデルが多くの方に支持されているのが特徴。より高い音質で楽しみたい方は、ゾノトーンのスピーカーケーブルを選択しましょう。

スピーカーケーブルのおすすめ

JVC CN-403A(3m)

JVC CN-403A(3m)

JVCの使いやすさに優れたスピーカーケーブル。素材にはOFC(無酸素銅)を使用し、純度が99.996%と高いので、より効率的に音をスピーカーへ伝えられるのが魅力です。

また、両端の端末が処理されているため、購入直後から使いやすいのも嬉しいポイント。長さは3mで左右に赤と白のマーキングがされているので、接続を間違えにくく安心して利用できます。

ORB INNOVA TS7(2m)

ORB INNOVA TS7(2m)

信号の伝送速度を高めたハイスピード・ハイレスポンスのスピーカーケーブル。導体には純度の高い銅線を採用しています。 絶縁体にはLDPE(低密度ポリエチレン)が使われているため、効率よく信号を伝達できるのが特徴です。

ケーブルの構造にはスターガット型を採用し、パワフルな重低音を楽しめます。価格は高めですが、より高音質なサウンドを追求したい方におすすめです。

サエクコマース SPC-850B-B(2m)

サエクコマース SPC-850B-B(2m)

歪みが少なく、高い伝導率を持つ「PC Triple C」を導体として使用したスピーカーケーブル。導体は3.4スクエアと太いことも特徴です。絶縁材やシースには制振材入りポリエチレンを使用。安定した伝送が可能です。

バナナプラグを採用しているのが特徴。また、ダイナミックレンジが広いため、ハイレゾ音源の視聴にもおすすめです。

オヤイデ電気 TUNAMI 2 SP-B V2(2.5m)

オヤイデ電気 TUNAMI 2 SP-B V2(2.5m)

バナナプラグ端子を搭載した、おすすめのスピーカーケーブル。先端には、良質なリン青銅素材を銀とロジウムでメッキ加工を施した「SRBN」を採用しているため、安心して使えます。

また、導体の断面積は5.5平方ミリメートルもあり、力強く素早い伝送を行うことが可能。絶縁体には高品質な高分子ポリオレフィンを使用し、 音をうまくスピーカーに橋渡しできます。品質にとことんこだわったスピーカーケーブルです。

AET EVO-1302S(1.5m)

AET EVO-1302S(1.5m)

導体に純度の高いPVC(プレミアムバージン無酸素銅)を採用したスピーカーケーブル。絶縁体やプラグ接点、被覆材のすべてに対して、貴金属を存分に使用したカスタムメイド素材を用いています。

熟練の加工職人一人一人が手作業で作り、細部にまでこだわっているのが魅力です。

audio quest RKT44.2(1.5m)

audio quest RKT44.2(1.5m)

オーディオクエストのRocket Seriesのなかで中堅に位置するスピーカーケーブル。不純物が入らないコールド・ウェルド処理を施しており、ピュアな音を奏でられるのが魅力です。

長さは1.5m。先端に端子が付いているので、機器へ簡単に接続できます。比較的高価なため、スピーカーケーブルの中〜上級者におすすめです。

トランスペアレンツ HWSC8(2.4m)

トランスペアレンツ HWSC8(2.4m)

太めのOFC導体に2本のフィラーを組み合わせたスピーカーケーブル。ツイストペア構成にすることによりノイズリダクション効果を高めていることがポイントです。パワーアンプの大電力オーディオ信号をロスなくスピーカーに伝えることができます。

また、ゴールドプレートのバナナプラグを採用。導体とのターミネーションに、圧着とはんだ付けの両方が施されています。

オーディオテクニカAT-SC700BY(2.5m)

オーディオテクニカAT-SC700BY(2.5m)

信号ロスと歪みを最小限に抑えたスピーカーケーブルです。線材・素材・構造を見直し、現代オーディオ機器に適した音質と性能を高めているのが特徴。高音質サウンドにこだわっている方など、ハイエンドオーディオ用の高性能なケーブルを求めている方におすすめのモデルです。

「6N-OFC+PCUHD+HYPER OFC」のトリプルハイブリッド導体により、音の輪郭と高音の伸びを細やかに表現できるのも特徴。冷間圧接による六角カシメといった特殊加工で接点を最適化しており、接触面積の最大化と接触抵抗の低減を実現しています。

JVC CN-413A(3m)

JVC CN-413A(3m)

JVCのスピーカーケーブルのなかでもベーシックシリーズに位置するオーディオケーブル。コストパフォーマンスが高いため、初心者でも安心して購入できます。

端末には処理加工がされているので、購入直後にすぐにオーディオ機器へ差し込むことが可能。99.996%の高純度を誇るOFC(無酸素銅)を採用し、音をうまく伝送できるのが嬉しいポイントです。

富士パーツ FVCSP340(5m)

富士パーツ FVCSP340(5m)

はんだ加工を施していないスピーカーケーブルです。先端の導線は約2cm剥き出てているため、さまざまなオーディオ機器に接続して使用可能。 ケーブルの長さは5mと長く、2本1セットのパッケージでペアのスピーカーに必要な分が購入できます。

導体には純度99.996%のOFCを採用。低価格でありながら高い音質を保ったままスピーカーへ信号を伝達できます。

SUPRA SWORD-BB(2m)

SUPRA SWORD-BB(2m)

伝送阻害の原因になる要素を取り除くことに成功したと謳っているスピーカーケーブルです。特許バイフィラー構造採用の高S/Nケーブルで、高音質にこだわりたい方におすすめ。抜き挿しがしやすく、簡単に端子交換できるバナナプラグを採用しています。

優れた過渡特性により、音楽信号を全体域に伝送できるのが特徴。時間差を感じさせない透明度の高い分解能を実現しており、安価なスピーカーケーブルとの差を実感したい方にぴったりです。

オルトフォン「Reference SPK-Blue MkII」(3m)

オルトフォン「Reference SPK-Blue MkII」(3m)

厳しい規格をクリアした、純度の高い無酸素銅を使用したスピーカーケーブル。ニュートラルな音色を持ちつつレンジ感や音の定位感に優れており、高音質サウンドをリスニングできます。

エントリーに位置するモデルながら高品位な導体を使っており、コスパが良好。質のよいシルバーを手軽に味わいつつ、銅のニュートラルな音色と相乗効果を得られる「銀メッキ導線」も採用しています。高音域の煌びやかさと低音域の厚みなどをバランスよく表現できるモデルです。

オヤイデ電気 ACROSS3000(1.5m)

オヤイデ電気 ACROSS3000(1.5m)

独自の技術を多く使用した、おすすめのスピーカーケーブル。本モデルには、三洲電気の特許技術である「3E撚り」を採用しています。 3本の異なる太さの素線を撚り合わせることで、高い伝達能力を有しているのがポイントです。

低音から高音までバランスのよさも魅力。音源のもつ詳細な情報をスピーカーへと伝えます。ジャンルを選ばず使いやすいスピーカーケーブルです。

オーディオテクニカ AT567S/3.0(3m)

オーディオテクニカ AT567S/3.0(3m)

アンプの音声をスピーカーで再生するときに役立つ、音質に優れたスピーカーケーブル。3mと長めのケーブルなので、アンプとスピーカーの距離が離れていても接続しやすいのが特徴です。

また、チタン配合シースを採用しており、高音質再生ができるのが魅力。白色のシンプルなデザインなので、配線が目立ちにくいのもポイントです。高音質再生が可能なケーブルながら、比較的リーズナブルに購入できるので、コスパを重視している方や初めて購入する方もチェックしてみてください。

ラックスマン JPS-15000/2(-)

ラックスマン JPS-15000/2(-)

低インピーダンスを実現する「高純度7N-Class D.U.C.C.」を芯線に採用した、おすすめのスピーカーケーブル。無酸素銅線材と最適に配合しており、自然で伸びやかな高域特性と、正確で豊かな低域特性を両立しているのが特徴です。

独自の「ノンツイスト構造」を採用し、導体のひねりを最小限に抑えています。静寂感と密度感の両立をしているため、機器の性能を最大限に引き出しやすいモデルです。

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担当者からひとこと

使われる素材や構造によって、価格が大きく違うスピーカーケーブル。特に初心者の方はいきなり高価な商品を購入せずに、実用性や耐久性に優れたエントリーモデルから使い始めてみるのがベストです。ぜひ、今回ご紹介した製品を参考に、所有するスピーカーやアンプにマッチしたスピーカーケーブルを見つけてみてください。

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