天体望遠鏡のおすすめ9選 土星や月の観測をしよう

更新日:2020.09.20

天体望遠鏡のおすすめ

地球から近い月や、遠く離れた土星など星の観察に便利な天体望遠鏡。小学生の自由研究はもちろん、キャンプや家庭などで天体観察を楽しむのにおすすめです。
そこで今回は、天体望遠鏡の選び方やおすすめ商品を紹介します。

天体望遠鏡の選び方

鏡筒タイプをチェック

取り扱いが簡単な「屈折式」

天体望遠鏡のおすすめ 取り扱いが簡単な「屈折式」

「屈折式」は対物レンズを使って光を集め、屈折することで像を造る仕組みです。保管時の手入れがほぼ不要であることと、鏡筒内の空気の動きが少ないため視界の安定性が良いことがメリットです。軽量で持ち運びしやすく、組み立ても容易なので、初心者におすすめ。これから天体観測を始めたい方や、気軽に星空を眺めたい方にピッタリです。

高倍率を求めるなら「反射式」

天体望遠鏡のおすすめ 高倍率で大きく見える「反射式」

「反射式」は反射鏡を使って星の光を集め、内部の斜鏡に反射させて接眼レンズで拡大する仕組みの天体望遠鏡です。屈折式と比べて口径が大きいモノが多いので、高倍率で使用できるうえに天体周りのにじみが少ないのが特徴。星雲や星団のほか暗い星の観測にも使えるため、本格的な天体観測におすすめです。しかし、鏡筒の先端が開いている構造のため、室内と屋外で温度差があると、筒内に気流が発生してしまいます。気流により像が揺らいでしまうので、安定するまでしばらく時間が必要です。

鏡筒がコンパクトな「カタディオプトリック式」

天体望遠鏡のおすすめ 鏡筒がコンパクトな「カタディオプトリック式」

「屈折式」と「反射式」のメリットを組み合わせたのが「カタディオプトリック式天体望遠鏡」です。屈折式のように、鏡筒の後ろから覗く観測方法のタイプ。鏡筒の前面や接眼部に置かれた補正レンズによって、星や月などの天体が観測できます。また、鏡筒が短く軽量なモノが多いため、屋外で天体観測をする際などの持ち運びにも便利です。ただし、屈折式や反射鏡に比べると温度変化や衝撃には弱くなっているため、持ち運びや設置場所に注意して取り扱いましょう。

倍率をチェック

月を見るなら150倍まででもOK

天体望遠鏡のおすすめ 月を見るなら150倍まででもOK

天体望遠鏡を選ぶ際のチェック項目として、「倍率」が挙げられます。ただし、倍率が大きければ大きいほどよく見えるというわけではないので注意しましょう。むやみに倍率を高くしても対象物がぼやけてしまう恐れがあるため、対象物に合った倍率を知っておくことも大切です。例えば月を観測する時の倍率は、全体の観測は50倍、月の表面を見るなら100倍、クレーターや海を見たいときは150倍以上がおすすめ。観測したいモノに合わせて最適な倍率の天体望遠鏡を選びましょう。

土星や金星、木星は150倍以上

天体望遠鏡のおすすめ 土星や金星、木星は150倍以上

土星や木星などは地球から距離が遠く離れているので、基本的には150倍以上の倍率がおすすめ。細部まで確認したい方は、土星の場合は100倍以上、木星の場合は150倍以上が目安です。土星の環や、木星の縞まで観測しやすくなります。接続する対物レンズによって倍率は変わるので、対応する替えレンズの種類の多さもチェックしておきましょう。

適正倍率を知ろう

天体望遠鏡のおすすめ 適正倍率を知ろう

天体望遠鏡には、「適正倍率」があります。適正倍率とは、その天体望遠鏡の観測するのに適した倍率のことで、対物レンズ有効径の約2倍までを目安にしましょう。天体望遠鏡で対象物を観測するにはこの数値以内の組み合わせになるようにセッティングすることが大切。倍率の計算方法は「対物レンズ(主鏡)の焦点距離」÷「接眼レンズの焦点距離」で計算可能。たとえば、焦点距離が900mmの望遠鏡と、焦点距離20mmの接眼レンズ場合、「900mm÷20mm=45倍」と計算ができます。

レンズの明るさ(口径)をチェック

天体望遠鏡は、レンズの明るさによって見え方が変わります。口径とは、対物レンズ、あるいは反射主鏡そのものの大きさ(直径)を示します。レンズの口径が大きいほどたくさんの光が集められ、より明るい像で観測が可能です。地球との距離が離れた星は光が弱く暗く見えることが多いため、明るいレンズのほうが観測に適しています。

星空の撮影を楽しむには

カメラと接続できるか確認

天体望遠鏡のおすすめ カメラと接続できるか確認

天体観測の楽しみの一つとして、美しい天体を写真に撮って収める方法もあります。写真撮影をするには、天体望遠鏡とカメラが接続できることが条件になるため、忘れずに確認しておきましょう。また、天体望遠鏡とカメラを接続するには、基本的には別売りのカメラ用接続アダプターが必要です。カメラのメーカーやモデルによって、必要なパーツが異なるので、購入する際には、パーツの買い忘れはもちろん、あらかじめ対応状況を確認しましょう。

おすすめの天体望遠鏡|屈折式

ケンコー「Sky Warker」SW-0

天体望遠鏡のおすすめ ケンコー「Sky Warker」SW-0

上下左右が逆さまに映らない「正立プリズム」が付属の天体望遠鏡です。
夜空の星だけでなく、地上観測も行えます。1台で天体観測と自然観測の両方を楽しむことができるため、天体観測初心者におすすめ。鏡筒と架台を合わせても1kg以下と小型で軽量。組み立てもワンタッチ三脚で簡単なため、持ち運びしやすい点もポイントです。

ビクセン「スペースアイ」700

天体望遠鏡のおすすめ ビクセン「スペースアイ」700

重さわずか3.9kgと持ち運びに便利な軽量モデルの天体望遠鏡です。
垂直と水平方向に微調整できるハンドルが架台部に付いているので、目標とする星が視野の中に導入しやすくなっています。簡単な赤道儀として使える簡易ウェッジ内蔵で赤道儀としても使用可能です。アクロマートレンズ採用で、波長の異なる色の週さを減らし、月のクレーターや木星の衛星、土星の環などを観測できます。

ビクセン「ポルタ2」A80Mf

天体望遠鏡のおすすめ ビクセン「ポルタ2」A80Mf

初心者からベテランまで幅広いユーザーに人気の天体望遠鏡です。
対物レンズ有効径80mmで、暗くて観測しにくい11等星まで観測できます。経緯台は水平360°、垂直約90°に回転させることができ、観測する方向に合わせやすくなっている点もポイント。鏡筒から手を離した位置で止まる「フリーストップ式」で、ネジを締めて固定する必要がありません。さらに、微動ツマミの位置やフリーストップ式の硬度を調整するのに必要な工具も内蔵されているので、屋外へ持ち出す際も工具の用意が不要です。

スガイエンタープライズ「GOLDSTAR」70070

天体望遠鏡のおすすめ スガイエンタープライズ「GOLDSTAR」70070

対物レンズ有効径70mmの、月や惑星の観測に適した天体望遠鏡です。
スマートフォンアダプター付きなので、スマホでも天体撮影ができるのが特徴。安定感がある2段アルミ三脚で、ブレることなく天体観測が楽しめます。地上観測用のエレクティングレンズ付きで、自然観察にもおすすめです。

おすすめの天体望遠鏡|反射式

ビクセン「ポルタ2」R130Sf

天体望遠鏡のおすすめ ビクセン「ポルタ2」R130Sf

口径130mmの反射式鏡筒を搭載している天体望遠鏡。
集光力が高く、星雲や星団などの淡い天体も明るく観測できます。架台は水平360°、垂直90°の範囲で可動するうえ、手を離した位置でぴたりと鏡筒が止まる「フリーストップ式」。そのため、方向をすぐに合わせやすい特徴があります。快適な操作性により、ストレスなく天体観測が楽しめる商品です。

スカイウォッチャー「AZ-GTe」P130N

天体望遠鏡のおすすめ ミード EQM-127

Wi-Fi通信機能でつなげば、スマホやタブレットで操作ができる天体望遠鏡です。
観測したい惑星や星団をアプリで選択するだけで、自動導入できる経緯台を搭載。初心者でも簡単に観測できます。低倍率で広範囲の星空観察におすすめです。また、三脚は脚の長さが調整できる2段タイプを採用。ちょっとしたモノが置けるトレーがついているので、観測中に使う懐中電灯や部品などを置くことができます。

セレストロン「StarSense Explorer」DX130AZ

天体望遠鏡のおすすめ ナショナルジオグラフィック NAG80-10114

天体ナビゲーションアプリを使って楽しみながら天体観測ができるモデルです。
アプリを起動したスマホを本製品にセットすると、撮影した星空の画像から現在地を自動計算。その場で観測できる星座をアプリでリストアップしてくれます。目的の星座の位置は、スマホの画面に矢印で表示してくれるので、迷う心配がありません。これから天体観察を始めたい方や、自由研究をする子供などにもおすすめの1台です。

おすすめの天体望遠鏡|カタディオプトリック式

NexStar 6SE SCT

ケンコートキナ「スカイエクスプローラー」SE-GT102M2

コンピューター制御の自動導入システムを搭載した、カタディオプトリック式天体望遠鏡です。
40,000個以上の天体情報が記録されており、独自の「スカイアラインシステム」で簡単にアライメントを行います。また、補正板に「スターブライトXLTコーティング」を施しており、コントラストが高い明瞭な像を観測可能。別売のアダプターを使えば、星空や惑星の写真撮影も楽しめます。

ケンコートキナ「スカイエクスプローラー」SE-GT102M2

ケンコートキナ「スカイエクスプローラー」SE-GT102M2

水平方向と垂直方向に動かしながら見たい天体の観測が可能な経緯台式の自動誘導天体望遠鏡です。
対物レンズ有効径は102mmで、月のクレーターや木星の縞もしっかり観測できます。本製品は、ハンドコントローラーに観測したい天体を入力すると、望遠鏡が自動で追尾可能。天体観測初心者や子供でも、簡単に星を見つけられます。さらに別売りのソフトをパソコンに入れると、パソコンと望遠鏡を接続することが可能。パソコンから望遠鏡を操作できより手軽に星空観測を楽しめます。

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担当者からひとこと

月のクレーターやガリレオ衛星、土星の環、木星の縞など、天体望遠鏡を通じてスカイウォークできるのが、天体観測の醍醐味です。小さな子供から大人までが楽しめる天体望遠鏡も多くあります。月や土星などの天体観測や地上観測などの目的や、星を自動追尾する機能などにも注目して選んでみましょう。

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