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おすすめ天体望遠鏡で憧れの天体観測を始めよう!

天体望遠鏡のしくみ
大きな鏡筒を取り付けるためには大型の架台や三脚が必要になります。
持ち運んで使いたいならすべてをコンパクトにまとめることになります。
鏡筒を選ぶ際は、どのような天体観測をしたいのか、天体写真撮影をするのかなど、目的に合ったものを選ぶようにしましょう。
天体望遠鏡の種類
屈折式天体望遠鏡
使い方がカンタンで初心者にオススメ
大きなレンズ(対物レンズ)でできた像を接眼レンズで拡大して観察 | |
◎ | 視界全体が常に安定していてコントラストも良く、あらゆる天体の観測に対応します |
◎ | 保管時の手入れなども特に必要なく、大変扱いやすいです |
△ | 他形式(反射式、カタディオプトリック式)と比べると、同じ口径でも価格が高くなります |
△ | レンズを複数枚使うため、他形式の鏡筒と比べると重くなります |

セレストロン
天体望遠鏡 StarSense Explorer セレストロン LT 80AZ [屈折式 /経緯台式 /スマホ対応(アダプター別売)]
ビック特価:44,000円(税込)
4,400ポイント(10%)
在庫あり
反射式天体望遠鏡
暗い星まで観測したい中上級者にオススメ
凹面鏡を使って星の光を集め、斜鏡で反射させて接眼レンズで拡大して観察 | |
◎ | 中心部の像がシャープで、色収差(像のまわりに色がついてしまうこと)がありません |
○ | 大口径のものでも、比較的手頃な価格で手に入ります |
◎ | 鏡筒内と外気に温度差があると、筒内気流が発生して像が揺らいでしまうので、天体望遠鏡を室内から外へ移動させたときなどは前もって外気温に慣らす必要があります |
× | 太陽観測ができません |

ケンコー・トキナー|KenkoTokina
天体望遠鏡 Sky Explorer(スカイエクスプローラー) SE-AT100N [反射式 /経緯台式]
ビック特価:38,120円(税込)
3,812ポイント(10%)
在庫あり
セレストロン
天体望遠鏡 StarSense Explorer セレストロン DX130AZ [反射式 /経緯台式 /スマホ対応(アダプター別売)]
ビック特価:82,170円(税込)
8,217ポイント(10%)
在庫あり
カタディオプトリック式天体望遠鏡
屈折式と反射式のメリットを組み合わせた形式
屈折式と反射式のメリットを組み合わせた形式で、VMCとVISACの2種類があります。 | |
◎ | 鏡筒が短く軽量なので、持ち運びや観測が楽にできます |
◎ | 大口径のものでも、比較的手頃な価格で手に入ります |
○ | 色収差、球面収差、像面湾曲のすべてが、高いレベルで補正されています |
× | 太陽観測ができません |

SkyWatcher|スカイウォッチャー
天体望遠鏡 AZ-PRONTO-MC90SET [カタディオプトリック式 /経緯台式]
ビック特価:53,800円(税込)
5,380ポイント(10%)
在庫あり
セレストロン
天体望遠鏡 セレストロン NexStar 6SE SCT [カタディオプトリック式 /経緯台式 /スマホ対応(アダプター別売)]
ビック特価:314,600円(税込)
31,460ポイント(10%)
入荷次第出荷
セレストロン
天体望遠鏡 NexStar Evolution8 セレストロン NexStar Evolution8 [カタディオプトリック式 /経緯台式 /スマホ対応(アダプター別売)]
ビック特価:440,000円(税込)
44,000ポイント(10%)
入荷次第出荷
架台
経緯台
気軽に天体観測をしたい方にオススメ
鏡筒を上下左右に動かして星を追うことができます | |
◎ | 組み立てやすく扱いも簡単 |
◎ | 軽量なので持ち運びが楽 |
○ | フィールドスコープ用架台として使える(一部の機種のみ) |
△ | 150倍以上の高倍率による長時間観測にはやや不向き |

赤道儀
長時間観測や本格的に写真撮影をしたい方にオススメ
日周運動(地球の自転)に合わせて星を追うことができます。 | |
◎ | 長時間の星の追尾が可能 |
◎ | 高倍率で観測・天体写真撮影に適している |
◎ | 自動導入・自動追尾をはじめ、さまざまな機能をもったタイプがある |
△ | 動きがやや独特なため扱いに慣れる必要がある |
△ | 経緯台と比べると重量がある |

適正倍率
倍率は接眼レンズを交換する事によって変えられますが、高倍率=高性能ではありません。
【倍率の求め方】
むやみに高倍率で見ても対象物がぼやけてしまい、像がはっきりとしません。
口径60mmから100mmまでの望遠鏡でどの程度見えるか
※空の状態により天体の見え方は大きく変わりますので、下表は目安としてお使いください。
天体 | 倍率 | 見え方 |
---|---|---|
月 | 40倍〜150倍 | 50倍で月全体が視野全体に。 70倍以上で無数のクレーターや海の凹凸が見える。 |
水星 | 60倍〜100倍 | 三日月形がわかる。 |
金星 | 60倍〜100倍 | 満ち欠けや大きさの変化がわかる。 |
火星 | 90倍〜150倍 | 大接近の時、うすい模様が見える。 |
土星 | 70倍〜150倍 | 環や本体のしま模様が見える。 150倍以上でしま模様が見える。 |
二重星 | 40倍〜150倍 | 100個以上見える。 |
変光星 | 30倍〜50倍 | 10等級以上のものが約500個見える。 |
星雲・星団 | 20倍〜100倍 | 200個以上見える。 |

近年ブームとなっている「星景写真撮影」

<火星・土星・アンタレスとめがね橋>
OLYMPUS E-M5MarkII
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
2016年5月10日 AM2:00 群馬県にて ビックカメラ販売員が撮影しました。
ビクセン ポラリエで追尾撮影 82秒 F2.8 ISO1250
※画面右の赤く輝く星が火星、その下の赤い星が「火星の敵」とよばれるさそり座のアンタレス。その左の明るい星が土星です。
撮影のポイント
「星景写真」を成功させるには、構図が重要です。接近中の火星とどの星々を一緒に写すのか、どのような地上の景色を入れるのかによって、作品の印象は大きく変わります。より正確に極軸合わせ(架台を天の北極に向ける)がなされている程、星はきれいな明るい“点”として写り、作品に迫力が出ます。
①天体追尾撮影用の架台(星空雲台・赤道儀)
星空の動き(地球の自転)に合わせて動く、モーター駆動のカメラ雲台。
三脚の上にカメラを載せて写真を撮ることで、星を点像として撮影することができます。
②極軸望遠鏡
より正確に極軸合わせをしたい場合は、極軸合わせ専用の望遠鏡を使用します。高い精度で極軸合わせが行われていれば、長時間露光であっても星はきれいな点像で写り、作品の完成度を高めます。
③一眼カメラ+広角レンズ
天体追尾をしながら長時間露光で撮影をするので、シャッター速度が長め(バルブ機能または数十秒以上)に設定出来る一眼カメラが必要です。また、星空の広い範囲を撮影するため、出来るだけ広角のレンズを使用しましょう。迫力ある満天の星と火星を撮影する事が出来ます。
④三脚+レリーズ
架台とカメラを載せる為の三脚が必要です。三脚は出来るだけ剛性の高いものを選びましょう。長時間露光時に風などで揺れてしまうと、星がブレて写ってしまいます。 また、シャッターを押す際のブレを軽減するため、レリーズを使うとより効果があります。
屈折式、反射式、カタディオプトリック式鏡筒があります
「経緯台」「赤道儀」があります。別名「マウント」
鏡筒・架台に合った三脚を選びましょう
まずここで見たい対象を狙って視界にとらえます。
(アイピース)