【2023年】一眼レフカメラのおすすめ10選 初心者向けのエントリーモデルからハイエンドモデルまで
更新日:2023.09.29
スマホやコンデジを超える豊かな映像表現を実現できる「一眼レフカメラ」。ただ、カメラをこれから始める初心者の方はどれを買ったらいいのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、初心者をはじめ、カメラ女子にもおすすめの一眼レフを紹介します。選び方と各メーカーの特色についても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
一眼レフカメラとは
一眼レフカメラは、本体にミラーとペンタプリズムを内蔵している点が特徴です。装着したレンズを通して入ってきた光は内部のミラーで反射し、ペンタプリズムで屈折させ光学ファインダーに届きます。
シャッターボタンを押すと内部のミラーが上がり、光がミラー後方に搭載されたシャッターおよびイメージセンサーに直接当たって、写真や動画を撮影。撮影が完了するとシャッターが閉じ、ミラーが元の位置まで降りてきます。
一眼レフカメラは、被写体をダイレクトに確認しながら撮影することでタイムラグがなく、決定的瞬間を捉えやすいのがメリット。動き回る子供や動物を撮影したい方におすすめです。
“一眼レフ”と“ミラーレス一眼”の違い
一眼レフのファインダーは、レンズから入った光がそのまま反射されるので、自分が撮影したい“瞬間”を捉えられることがメリットです。
一方、ミラーレス一眼のファインダーは、レンズから入った光をイメージセンサーが捉え、そのデジタル映像をファインダーで確認します。そのため、実際に撮れる写真のイメージを確認しながら撮影できることがメリット。また、ミラーやプリズムを持たない分、一眼レフに比べてミラーレスは軽量コンパクトなボディが特徴です。
スマホとの違いは?
気軽に高画質の写真が撮れるスマホですが、写真専用機である一眼レフには及ばない部分も多くあります。そのひとつがセンサーの大きさ。光を多く取り込めるため、夜景のような暗いシーンを撮りたい場合は一眼レフの方が簡単にきれいな写真を撮影できます。
レンズを交換できることや、シャッタースピードなどさまざまな値を細かく設定できることも一眼レフならでは魅力。自分のイメージにあった写真を撮れます。
一眼レフカメラの選び方
価格で選ぶ
一眼レフカメラ選びにおいて、価格は重要なポイント。初心者の場合は、一眼レフカメラの使い方や特徴に慣れるために、まずはエントリークラスを選ぶのがおすすめです。
エントリークラスの一眼レフカメラの価格相場は、標準レンズ付きの価格で7〜15万円ほど。より初期費用を抑えたい方は型落ちや中古の一眼レフもチェックしてみてください。なお、規格が合うカメラであれば、レンズは使い回しが可能。ミドルクラスの一眼レフカメラは、レンズなしの本体のみで16〜20万円ほどが価格の相場です。
画質に大きく影響する“センサーサイズ”
レンズから入った光をデジタル信号に変換するイメージセンサーは、一眼レフカメラの心臓部です。イメージセンサーのサイズが大きいほど、発色やグラデーションが豊かになり、白飛びや黒つぶれを減らせます。
プロやハイアマチュア向けのモデルの多くは「35mmフルサイズ」センサーを搭載。一方、ミドル〜エントリークラスでは「APS-C」という、フルサイズよりも一回り小さいセンサーを採用しています。基本的にセンサーサイズが大きいほど、高画質に撮ることが可能です。
一方、APS-Cならではのメリットもあります。まず、同じレンズであれば被写体を大きく映せるため、小さな被写体を画面いっぱいに捉えたいときに便利です。また、カメラを小型・軽量化できるのもポイント。日常的に持ち歩きたい方にはAPS-C搭載の一眼レフがおすすめです。
携帯性に関わる“本体サイズ・重さ”
本体サイズと重さもチェックしておきたいポイント。一眼レフカメラを持ち歩いて使用する場合は、できるだけ軽く携帯しやすいモデルがおすすめです。APS-Cサイズのイメージセンサーを採用したモデルには、軽量かつコンパクトなタイプが多く揃っています。
また、ボディの重さだけではなく、取り付けるレンズのサイズや重さも重要。一眼レフカメラを選ぶ際には、レンズとの組み合わせも考慮してみてください。
暗所での撮影には“ISO感度”
夜景やイルミネーションなど、暗所での撮影を考えている場合は、対応しているISO感度の高さにも注目しましょう。ISO感度を高く設定できると、暗いシーンでも明るく撮影できます。
夜景のほか、室内で撮影したい場合もISO感度は重要。一眼レフカメラにとっては一般的な照明だけでは光量不足な場合もあるので、ISO感度を適度に上げられると室内でも明るい撮影が可能です。
動いている被写体の撮影なら“連続撮影速度”をチェック
被写体によっては、連続撮影速度(連写速度)も重要なポイントです。連続撮影速度に優れた一眼レフカメラを使用すると、1シーンをコマ撮りのように細かく撮影できるので、素早く動いている被写体でも的確に捉えられます。
スポーツ観戦や子供の運動会はもちろん、野鳥の撮影にもおすすめ。自身が撮りたいと思う被写体に合わせて選んでみてください。
写真をシェアするなら“スマホ連携機能”をチェック
一眼レフで撮影した美しい画像をすぐにスマホに送りたいなら、Wi-FiやBluetoothでスマホと無線接続できるモデルがおすすめです。
パソコンが不要なので、撮影した画像をカフェや旅先で手軽に共有可能。また、スマホで一眼レフカメラをリモートコントロールする機能も備わっており、集合写真やセルフィーなどにも便利です。
YouTubeやSNSに投稿するなら“動画性能”をチェック
YouTubeやInstagramなどのSNSに投稿したい場合は、動画性能もチェックしておきましょう。手ブレ補正機能に対応していると、手持ちの状態でも手ブレの少ない自然な動画を撮影できます。
被写体に素早くピントを合わせられる、オートフォーカス機能も搭載されていると便利。多くの場合、SNSに投稿した動画はスマホで再生されるため、4K撮影にはこだわらなくても十分きれいな動画を投稿できます。
操作性がよいと初心者でも扱いやすい
一眼レフの魅力のひとつが、各種設定を自分で操作して、思い描いた写真に近づけられることです。一方で、初心者にとっては操作が難しく感じてしまうことがあります。そのため、操作性がよいモノを選ぶのがおすすめです。
直感的に操作したい方は、モニターがタッチできるかどうかをチェックしてみてください。また、ボタンやダイヤルが使いやすい位置にあれば、より設定しやすいので、確認しておくのがおすすめです。
交換レンズはカメラ本体に合ったモノを選ぶ
一眼レフのレンズは、「レンズマウント」と呼ばれるカメラ本体の接合部に装着します。レンズマウントの形状は各メーカーによって異なるため、基本的に違うメーカーのレンズをセットすることはできません。また、同じメーカーでも異なる規格のレンズマウントが数種類あり、違うシリーズのレンズはセットできないので注意が必要です。
さまざまなレンズを揃えてみたいのなら、各レンズマウントのレンズラインナップも本体とあわせてチェックしましょう。
一眼レフカメラの人気メーカー
Canon(キヤノン)
キヤノンは、映像機器・事務機器・半導体露光装置などを製造するメーカーです。カメラでは一眼レフ・ミラーレス・コンデジなど幅広くラインナップしています。
特に、簡単な操作性で初心者にも扱いやすいと人気なのが「EOS kiss」シリーズ。Wi-FiやBluetoothを搭載したモデルもあり、スマホと連携できるため便利です。
Nikon(ニコン)
ニコンは100年以上の歴史を持つ光学機器メーカー。名機を多く生み出してきました。一眼レフにおいては扱いやすいエントリーモデルからフルサイズのハイエンドモデルまで幅広くラインナップしています。
ニコンのカメラはレンズが豊富で、拡張性が高いこともポイントです。
RICOH(リコー)
リコーはカメラや双眼鏡などを手がけるメーカーです。一眼レフカメラは「PENTAX(ペンタックス)」のブランド名で展開しています。
リコーの一眼レフの特徴は防水・防じん性能の高さ。ハイキングや山登りなど、アウトドアシーンでの撮影が多い方におすすめです。また、-10℃耐寒動作保証が付いていたり、暗闇での設定チェックに便利な「赤色画面表示」機能を搭載したりと、さまざまなシーンでの撮影に対応しています。
一眼レフカメラのおすすめ|エントリークラス(初心者向け)
キヤノン「EOS Kiss X10」
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おすすめポイント:軽くて日常的に持ち歩きやすい
軽量で取り回しやすいため、携帯性重視の方におすすめの一眼レフカメラです。重量が約449gと軽量なうえ、グリップも深めに設計されているので、手の小さい方や力に自信のない方でもしっかりとホールドして撮影を楽しめます。
バリアングル液晶モニターの搭載も魅力のひとつ。液晶モニターの角度を自由に調節できるため、ハイアングルやローアングルなどシーンに合わせた使い方ができます。さらに、液晶モニターを手前に向ければ、自分撮りも可能です。
キヤノン「EOS Kiss X90」
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おすすめポイント:初心者にもやさしい機能を搭載
初めての1台にもおすすめの一眼レフカメラです。最適な仕上がりをカメラにおまかせできる「シーンインテリジェントオート」モードや、写真の印象を変えて楽しめる「クリエイティブアシスト」モードなど初心者向けの機能が充実。
また、スマホと通信できるWi-Fi機能が備わっており、専用アプリ「Camera Connect」をインストールすれば、画像の転送やセルフィーなどが手軽に楽しめます。
リコー「PENTAX KF 18-55WR」
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おすすめポイント:スピーディなピント合わせで被写体を捉える
描写性能と使いやすさを追求したデジタル一眼レフカメラです。ライブビュー撮影でのAF高速化を実現する「ハイブリッドAF」を搭載。素早くピントが合わせられるので、カメラ操作が苦手な方でもピンぼけの少ない鮮明な写真を撮影できます。
カメラ本体には、手ブレ補正機構SRを内蔵。望遠撮影時や暗所撮影など、手ブレが発生しやすいシチュエーションでも手ブレを補正してくれるのが特徴です。液晶モニターは、自由自在に角度を調節できるバリアングル式を採用しています。ローアングルからハイアングルまで、さまざまな構図で撮影可能です。
キヤノン「EOS Kiss X10i ダブルズームキット」
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おすすめポイント:高性能なオートフォーカスを採用
初心者でも扱いやすい、おすすめの一眼レフカメラ。高性能なオートフォーカスに対応しており、カメラ任せでも素早く狙った被写体にピントを合わせられます。ポートレート撮影の際に便利な、「瞳AF」に対応しているのが嬉しいポイントです。
1秒間に7コマの高速連写に対応しており、被写体にピントを合わせ続けながら連続で撮影できます。もちろん、写真だけではなく動画撮影も可能です。4K解像度の動画撮影が可能なので、高精細な動画を楽しめます。
一眼レフカメラのおすすめ|ミドルクラス
キヤノン「EOS 90D」18-135 IS USM レンズキット
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おすすめポイント:写真だけでなく動画にも力を入れている
映像エンジン「DIGIC 8」により大容量のデータを高速処理できる、ミドルクラスの一眼レフカメラ。最高約11コマ/秒の高速連写や、常用ISO感度25600も実現しています。
さらに、4K動画をフレームレート30pで撮影可能。撮影中のオートフォーカスや動画フレームの切り出しもできるため、動画制作を強力にサポートします。
ニコン「D7500」18-140 VR レンズキット
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おすすめポイント:アウトドアでも使いやすい防じん・防滴ボディ
有効約2088万画素のAPC-CサイズCMOSセンサーと、画像処理エンジン「EXPEED 5」を搭載している一眼レフカメラ。最高約8コマ/秒の高速連写や、4K動画撮影といった表現力の高さがポイントです。
また、チルト機構付きのタッチパネル液晶モニターで自由度の高いアングルが楽しめます。さらに、防じん・防滴ボディでアウトドアでの撮影も安心です。
ニコン「D780」(ボディ単体)
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おすすめポイント:フルサイズセンサー搭載の本格派一眼レフ
FXフォーマットの35mmフルサイズセンサーを搭載した本格的なミドルクラス一眼レフカメラです。ファインダー撮影では51点AFシステムを採用し、画像処理エンジン「EXPEED 6」の高い処理能力による素早い正確なピント合わせを実現しています。
また、SDカードダブルスロットが備わっており、撮影した画像のバックアップ記録やRAW+JPEGの分割記録などができて便利です。
一眼レフカメラのおすすめ|ハイエンドモデル
キヤノン「EOS 5D Mark IV」 レンズキット
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おすすめポイント:マグネシウム合金による高い剛性
35mmフルサイズの有効約3040万画素CMOSセンサーを搭載した、ハイアマチュア向け一眼レフカメラです。61点高密度レティクルAF IIを搭載し、動く被写体も素早く正確にピントを合わせることが可能。7つの測距エリア選択モードが備わっており、さまざまな撮影シーンに対応しています。
また、ボディには剛性と放熱性に優れたマグネシウム合金を採用し、過酷な環境でも高い信頼性を有しているのが特徴。一眼レフカメラを使用する機会が特に多い方にもおすすめのモデルです。
ニコン「D850」(ボディ単体)
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おすすめポイント:自然でなめらかな描写力
豊富な表現を実現させる、FXフォーマットのハイスペック一眼レフカメラです。CMOSセンサーの有効画素数は4575万画素で、よりなめらかで自然な階調表現が可能。画像処理エンジン「EXPEED 5」が高画素のデータを高速に処理します。
また、4K/30pの動画撮影にも対応。スローモーション動画機能や電子手ブレ補正で、ドラマチックな動画を手軽に撮影することが可能です。
リコー「PENTAX K-3 Mark III」(ボディ単体)
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おすすめポイント:透過液晶+光学ファインダーで撮影に集中できる
APS-Cセンサーを搭載したフラッグシップモデルです。有効画素数が約2573万画素あるので、非常にきれいな写真を撮影できます。光学ファインダーに、多様な情報の表示ができる透過液晶を組み合わせているのが特徴。ファインダーから眼を離すことなく設定の変更や確認が行えるため、被写体を追うことに集中できます。
また、頻繁に利用する複数の表示内容を登録しておき、シーンに応じて素早く切り替えられるのも便利なポイントです。オールドレンズに対応しているので、昔から愛用しているお気に入りのレンズを使用できます。
一眼レフの売れ筋ランキング
ビックカメラ.comでの一眼レフの売れ筋が気になる方はこちらをチェック。
まずはレンタルで試してみるのもおすすめ
カメラは高価なため頻繁に買い替えるモノではない分、購入時には悩みがちです。そのような悩みがある方におすすめなのがビックカメラのサービス「テイクアウトレンタル」。ソニー・キヤノン・ニコンなど人気のカメラをレンタルでき、自分の好きなシーンで試せます。
気に入った場合はそのまま買い取りが可能。その場合、購入額からレンタル料金が割り引かれてお得に手に入れられます。下のページに詳細が載っているので、ぜひクリックしてみてください。
担当者からひとこと
一眼レフカメラは、使えば使うほど色々な機能を駆使して、より思い通りの撮影設定ができるようになっていきます。初めて一眼レフを手にする方なら、エントリーモデルを購入して、そこからステップアップしていくのがおすすめ。ぜひ自分にピッタリの一眼レフカメラを手に入れて、さまざまな撮影を楽しんでみてください。
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