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ワインのおすすめ13選 赤や白などお手頃価格から高級品まで紹介

更新日:2025.06.07

赤ワインと白ワインのイメージ

ワンコインで購入できるモノから数万円のモノまで、値段が幅広い「ワイン」。選択肢が広すぎるため、どのように選べばよいか悩むのが難点です。そこで今回は、ワインの選び方とおすすめのワインを紹介。初心者にも飲みやすい銘柄から、ワイン好きにおすすめの銘柄までピックアップしているので、参考にしてみてください。

ワインの種類と特徴

赤ワインの特徴

ワインの種類と特徴 赤ワインの特徴

黒色のブドウを皮ごと発酵させて造るのが赤ワインです。発酵期間はワイナリーやブドウのできによって差がありますが、1〜3週間ほどが一般的。発酵期間が長くなると、総じて酸味が和らぎ、なめらかな赤ワインができます。“長いからよい“というものではなく、ブドウや製造方法、樽の種類や状態なども影響することも考慮が必要です。

赤ワインと相性がよいのは、なんといっても肉料理です。軽い飲み口のモノは、あっさりした鶏肉や脂肪の少ない豚肉と合わせるのがおすすめ。しっかりとした飲み口のモノは、こってりした牛肉などと合わせると美味しくいただけます。

白ワインの特徴

ワインの種類と特徴 白ワインの特徴

白ブドウの実だけを発酵させて造られるのが白ワイン。渋味の元になる皮や種を取り除くため、あっさりとした飲み口が特徴です。魚介類やパスタと合わせると、素材の旨味を引き立ててくれます。

同じ銘柄でも、温度によって味わいが変わるのも白ワインの特徴。冷やすと酸味をより強く感じ、キリっとした味わいになります。高級なワインは樽を使用していることが多いので、冷やし過ぎには注意しましょう。

その他ワインの特徴

ワインの種類と特徴 その他ワインの特徴

その他のワインには、ロゼワインやスパークリングワインがあります。ロゼワインはピンクの美しい色みが最大の特徴。赤ワインと同じように黒ブドウを皮ごと発酵させ途中で果皮を取り除いて仕上げたり、白ブドウと黒ブドウを一緒に浸漬したりするなどして造られます。肉料理とも魚介類とも相性がよく、冷やして飲むのが一般的です。

一方、スパークリングワインは発泡性のあるワインのこと。炭酸の刺激で飲みやすく、華やかな見た目なのでウェルカムドリンクによく用いられます。

ワイン選びのポイント

赤ワインは飲み口の濃厚さで選ぶ

ワイン選びのポイント 赤ワインは飲み口の濃厚さで選ぶ

赤ワインの飲み口は「軽い」「重い」という言葉で表現されます。これは、ワインを飲んだときの余韻の長さをおもに表します。軽いワインはすっきりとした飲み口で、重いワインは濃厚な後味が長く続くのが特徴です。

軽いモノから順番に「ライトボディ」「ミディアムボディ」「フルボディ」と呼ばれます。白ワインにも軽いモノから重いモノまでありますが、赤ワインのような大きな違いは出にくいのが特徴です。

白ワインは飲みやすさで選ぶ

ワイン選びのポイント 白ワインは飲みやすさで選ぶ

白ワインには甘口と辛口があります。甘口は、発酵を途中でストップさせてブドウの糖分を残したモノ。酸味が穏やかで飲みやすいので、ワイン初心者にもおすすめです。

辛口は、十分な発酵によりブドウの糖分がほとんどアルコールに分解されています。したがって、甘口よりもアルコール度数が高くなる傾向があり、酸味が強くキレのある味わいが特徴です。すっきりと引き締まった風味は、魚介類の料理とよく合います。

ブドウの産地で選ぶ

ワイン選びのポイント ブドウの産地で選ぶ

ワインの仕上がりは、ブドウの産地によっても傾向が分かれます。特に万人受けしやすいのは、フランス産やスペイン産。安いモノから高いモノまで種類が豊富なのはスペインですが、赤・白ともにバランスがよいのはフランスです。

イタリア産は全体的にコスパがよく、大量生産するメーカーほど安定感がある傾向。ドイツ産とニュージーランド産は、赤よりも白が美味しい銘柄が多いのが特徴です。最後にチリ産とアメリカ産は、白よりも赤の方が果実味があり、日本人の口に合いやすいのを覚えておきましょう。

ブドウの品種で選ぶ

ワイン選びのポイント ブドウの品種で選ぶ

赤ワインのおもなブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワールなど。マスカット・ベーリーAは日本固有品種です。カベルネ・ソーヴィニヨンはタンニンが効いた力強い味わいが特徴。赤ワイン初心者には、穏やかな味わいのメルローやピノ・ノワールがおすすめです。

白ワインのおもなブドウ品種はシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング。シャルドネが最も有名ですが、日本固有品種である甲州もおすすめです。

プレゼント向けワインを選ぶ

ワイン選びのポイント プレゼント向けワインを選ぶ

ワインをプレゼントする場合、好きなブドウ品種や産地など相手の好みが分かれば、それに沿ったモノから選びましょう。分からない場合は予算を決め、おしゃれなボトルデザインや話題性のあるワインを選ぶのがおすすめ。

価格帯は幅広いので迷いがちですが、3,000〜5,000円でもよいワインが選べます。また、スタイリッシュなパッケージのワインは開けた瞬間の華やかさがポイント。コンテストの受賞歴があるワインなども喜ばれます。

赤ワインのおすすめ

チリ「コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレタ(ヴァラエタル) レゼルバ」(ミディアムボディ)

チリ「コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレタ(ヴァラエタル) レゼルバ」(ミディアムボディ)

日本経済新聞出版社のワイン情報誌で「999円以下赤ワイン部門」の金賞を獲得した銘柄。カシス・チェリー・プラムなどの果実味が強く、満足感のある飲み口が特徴です。

重すぎず軽すぎないミディアムボディで、さまざまな料理にあわせやすいのもポイント。チリワインらしいコストパフォーマンスの高さが光る銘柄です。

フランス「ムートン・カデ ルージュ」(ミディアム〜フルボディ)

フランス「ムートン・カデ ルージュ」(ミディアム〜フルボディ)

5大シャトーに挙げられる「シャトー・ムートン・ロートシルト」直系のワインです。果実の旨みが凝縮されたリッチな味わいが特徴。ブドウ品種にはメルローを約85%使用しているため、口当たりがまろやかで飲みやすく初心者にもおすすめです。

濃密な果実味とタンニン、樽由来のアロマが溶け合う高いクオリティのワインが安い価格で手に入ると人気があります。

フランス「ラ・クロワザード レゼルヴ ピノ・ノワール」(ライト〜ミディアムボディ)

フランス「ラ・クロワザード レゼルヴ ピノ・ノワール」(ライト〜ミディアムボディ)

気品のある香りが特徴のピノ・ノワールを使用した南フランス産の赤ワインです。早摘みした果実と完熟した果実の両方をブレンドしているのがポイント。フレッシュでフルーティーな味わいと、しっかりと力強い味わいの両方がバランスよく感じられます。

全体の約30%をフレンチオークで熟成することでバニラのようなアロマも堪能できる、上質な銘柄。肉料理に合わせるデイリーワインとしておすすめです。

白ワインのおすすめ

ドイツ「マドンナ アウスレーゼ」(甘口)

ドイツ「マドンナ アウスレーゼ」(甘口)

フルーティーな味わいと華やかな香りが魅力的な白ワイン。完熟した糖度の高いブドウを使用し、濃厚な甘口に仕上げられています。

リンゴの蜜のような深い味わいは、デザートワインに最適。ワイン初心者の方や女性にもおすすめの1本です。

オーストラリア「ポール・コンティ レイトハーベスト」(甘口)

オーストラリア「ポール・コンティ レイトハーベスト」(甘口)

1948年から続くオーストラリアの家族経営ワイナリー「ポール・コンティ」の白ワイン。西オーストラリア州マーガレットリヴァーの自社畑で採れたマスカット種をブレンドし、伝統製法と新しい技術を掛け合わせて仕込んだ、飲み心地のよい甘口ワインです。

バラの花びらを連想させる、華やかで上品なアロマが魅力。フレッシュな酸味が甘みをバランスよく引き立てるジューシーな味わいで、飲み込んだあとにも果実味豊かな余韻を長く堪能できます。

飲む際にはしっかりと冷やし、食前酒や食後酒として楽しむのがおすすめ。ペアリングには、定番の生ハムメロンやスパイスを効かせたアジア料理、フルーツや甘いデザートなどが好相性です。

アメリカ「ブレッド&バター シャルドネ 2023」(辛口)

アメリカ「ブレッド&バター シャルドネ 2023」(辛口)

アメリカ・カリフォルニア州で創立されたワイナリーが製造する辛口の白ワイン。一部マロラクティック発酵を経て、アメリカンオーク樽とフレンチオーク樽の2種類を使って4〜8か月熟成しているのが特徴です。

バニラやアーモンドの皮を思わせる香りが印象的で、クレーム・ブリュレのような甘いニュアンスも感じられます。柔らかなミネラルと控えめな樽の風味が溶け合い、上品な余韻を楽しめる1本です。

フランス「ウィリアム・フェーブル シャブリ」(辛口)

フランス「ウィリアム・フェーブル シャブリ」(辛口)

ウィリアム・フェーブルは、ピュアでエレガントな白ワインを造る生産者のひとつとして評価されています。白ワインの王様といわれるブドウ品種、シャルドネを100%使用し、芳醇な味わいとキレのある美しい酸味が堪能できる銘柄。

シャブリのお手本とも評される1本は、しっかり冷やして魚介のマリネや牡蠣とあわせて飲むのがおすすめです。

プレゼント向け赤ワインのおすすめ

アメリカ「Y by Yoshiki カベルネ・ソーヴィニヨン カリフォルニア」(ミディアム〜フルボディ)

アメリカ「Y by Yoshiki カベルネ・ソーヴィニヨン カリフォルニア」(ミディアム〜フルボディ)

日本を代表するアーティスト、YOSHIKIが世界的な醸造家とともに手がけた赤ワインです。親しみやすい味わいが特徴。カリフォルニアで栽培された、高品質のブドウを100%使用して作られています。

イチジクやカシス、ブラックチェリーのようなアロマと、ほのかなスパイス感も共存。さらに、ダークチョコレートやエスプレッソのようなニュアンスがあり、複雑でバランスのよい仕上がりです。また、絹のように滑らかな口当たりを有し、濃縮感のある果実味がタンニンと溶け合う感覚を楽しめるのも魅力。肉料理などにもよく合う、フルボディの赤ワインを探している方におすすめの1本です。

フランス「ルー・デュモン ブルゴーニュ ルージュ 2021」(ミディアムボディ)

フランス「ルー・デュモン ブルゴーニュ ルージュ 2021」(ミディアムボディ)

日本人醸造家の仲田晃司氏が手掛けるブルゴーニュワインです。イチゴやラズベリーの華やかな香りが心地よく、後味は程よいミディアムボディ。上級クラスの地区から集められたブドウを、バランスよくブレンドして作られています。

平均樹齢30年の古木からとれたブドウを贅沢に使用しており、味と品質はまさに最高級。オレンジのラベルに「天・地・人」の文字が入ったデザインが目を引く赤ワインです。

イタリア「サッシカイア グイダルベルト」(フルボディ)

イタリア「サッシカイア グイダルベルト」(フルボディ)

イタリアの至宝「サッシカイア」の隣の畑で造られたブドウを原料とする赤ワイン。「早く飲めるサッカシイア」と呼ばれ、フレッシュかつ上品な味わいが特徴です。

ブドウの品種にはカルベネ・ソーヴィニヨンやメルローを使用。濃厚感のある果実味があり、上質な後味が続くフルボディ。スパイスやバラなどの香りと、渋味・苦味・酸味などすべてのバランスに優れた、万人受けする銘柄です。

プレゼント向け白ワインのおすすめ

フランス「ムートン・カデ レゼルヴ・ソーテルヌ」(甘口)

フランス「ムートン・カデ レゼルヴ・ソーテルヌ」(甘口)

フランス・ソーテルヌ地区で造られた、芳醇な甘口の白ワイン。セミヨンやソーヴィニヨン・ブランなどを用い、貴腐ブドウならではの奥深い味わいに仕上げられているのが魅力です。

グラスに注げば、ミラベルや桃、マンゴーのような果実の香りが広がり、時間とともにアカシアなどの白い花を思わせる華やかな甘みが加わります。砂糖漬けの洋ナシや熟したパイナップルのような風味に、ミネラルのフレッシュな余韻を誘う深みのある一本です。

ニュージーランド「クラウディー・ベイ ソーヴィニヨン・ブラン」(辛口)

ニュージーランド「クラウディー・ベイ ソーヴィニヨン・ブラン」(辛口)

クラウディー・ベイは、ソーヴィニヨン・ブランで高く評価されるワイナリーです。世界で認められたマールボロ産のソーヴィニヨン・ブランを使用しています。

パッションフルーツのようなみずみずしいアロマと豊かな果実味、ハーブのような爽やかなフレーバーが特徴です。世界中にニュージーランドワインを知らしめたブランドとして話題性があります。

フランス「ジェラール・ベルトラン シャトー ロスピタレ グラン・ヴァン ブラン」(辛口)

フランス「ジェラール・ベルトラン シャトー ロスピタレ グラン・ヴァン ブラン」(辛口)

初心者の方でも飲みやすい辛口の白ワインです。手摘みで収穫されたブドウを使用し、空気圧プレスによって丁寧にプレス。その後、7〜8ヶ月かけて、品種ごとに樽の中でじっくり熟成されます。

いきいきとした力強いアロマを感じられるのが魅力。柑橘系の果実やハーブ、炒ったヘーゼルナッツなどの豊かな香りと、アカシアハチミツの余韻を楽しめます。

美味しく飲むために最適な温度で保管しよう

美味しく飲むために最適な温度で保管しよう

光・温度・湿度の変化・振動などに非常に弱く、デリケートなのがワイン。熟成や保管には、温度が10〜15℃で湿度は約70%が理想とされています。そうした条件を叶えるには、ワインセラーが便利です。

ワインセラーは、冷蔵庫と違い頻繁に開け閉めされないので温度や湿度も変わりにくく、匂い移りも起こりません。1万円前後で購入できるモノもあるので、ワインの品質を保ちたい方は購入を検討してみてください。

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担当者からひとこと

ワインは赤や白をはじめ、ロゼやスパークリングなど種類が豊富です。ワインそのものの風味はもちろん、料理とのマリアージュを楽しめるのが魅力のひとつ。初心者やお酒が得意でない方は、甘口の銘柄から試してみるのもおすすめです。ぜひ、この記事を参考に、最適な1本を見つけてください。

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