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焼酎のおすすめ33選 宅飲みやプレゼント向けの銘柄を紹介

更新日:2023.12.27

焼酎のイメージ

日本を代表するお酒のひとつであり、世代を問わず親しまれている「焼酎」。さまざまな飲み方で楽しめるほか、糖質やプリン体が含まれていないため、健康志向のお酒としても人気です。

そこで今回は、選び方のポイントや焼酎のおすすめ銘柄を紹介。焼酎ファンの方をはじめ、これから焼酎を飲んでみたい方も参考にしてみてください。

焼酎とは?

焼酎とは?

焼酎とは蒸留酒の1種であり、ウイスキーやウォッカなどと同じカテゴリーに分類されます。焼酎の原料には芋や、麦・米などの穀物が使用されており、それぞれ製法や味わいが異なるのが特徴です。日本酒と混同されやすいですが、日本酒はワインやビールなどと同じく、穀物をアルコール発酵させた「醸造酒」に分類されます。

また、焼酎のカロリーは日本酒など同じく高めですが、糖質やプリン体が含まれていないのが魅力。お湯や水などで割って楽しむなど、飲み方を工夫すればより低カロリーで楽しめるので、健康志向の方やダイエット中の方にもおすすめです。

焼酎のおもな種類

麦焼酎

焼酎とは? 焼酎のおもな種類 麦焼酎

麦焼酎は、大麦を主原料として造られており、独特の香ばしさやスッキリとした味わいが特徴です。軽やかでクセのない飲み口は、女性や焼酎初心者の方でも飲みやすいと人気。飲み方のバリエーションが豊富なのも魅力です。

麦焼酎の主な産地は大分県が有名で、「いいちこ」や「兼八」など、多くの人気銘柄が造られています。また、麦焼酎発祥の地といわれる長崎県壱岐市の「壱岐焼酎」も、全国で名を知られるおすすめのブランドです。

芋焼酎

焼酎とは? 焼酎のおもな種類 芋焼酎

芋焼酎は、芋を主原料として造られています。とくに「黄金千貫(こがねせんがん)」は多くの銘柄で使われるポピュラーな品種。芋の種類によって風味の個性は異なりますが、共通して芳醇な甘みのある味わいが特徴です。

芋の主産地である鹿児島県での製造が盛んで、高級銘柄として有名な「魔王」や「森伊蔵」なども鹿児島県産。芋焼酎のなかには、芋を焼いて作る焼き芋焼酎と呼ばれるモノもあるなど、個性的な種類も揃っています。

米焼酎

焼酎とは? 焼酎のおもな種類 米焼酎

米焼酎は九州を中心に、広く全国で造られています。日本酒を蒸留させて造られることから、日本酒よりアルコール度数が高いのが特徴。日本酒の酒蔵が造っている米焼酎の銘柄もあります。

米のやさしい甘みとコクが感じられますが、香りがほとんどなく、クリアでさらっとした口当たりが魅力です。食事の味を邪魔しないので食中酒にもピッタリ。使用する米の品種で味わいが異なり、「五百万石」や「山田錦」などが有名です。

そのほかの焼酎

焼酎とは? 焼酎のおもな種類 そのほかの焼酎

焼酎に使われる原料のバリエーションは多く、それぞれ原料由来の風味が活きた味わいが特徴。麦や芋、米をとした原料モノ以外にもさまざまな焼酎が存在します。たとえば、スッキリとした甘みがあり飲みやすい「黒糖焼酎」は、焼酎初心者の方におすすめです。

そばの華やかな香りが広がる「そば焼酎」や、紫蘇の爽やかな風味を楽しめる「紫蘇焼酎」も人気。トマトや牛乳など、珍しい原料から造られる焼酎もあるので、個性を求める方はチェックしてみてください。

焼酎の選び方

蒸留方法で選ぶ

焼酎には「甲類」と「乙類」の2種類があります。

クセの少ないスッキリした味わいを楽しみたいなら“甲類”

焼酎の選び方 蒸留方法で選ぶ クセの少ないスッキリした味わいを楽しみたいなら甲類

連続式蒸留器を用いて蒸留される甲類は、蒸留を何度も繰り返すことで雑味を取り除き、クセの少ないピュアな味わいに仕上がります。原料由来の風味がほとんど残っていないのが特徴です。

スッキリとした飲み口で焼酎単体として楽しめるほか、さまざまな割り材とも好相性。シンプルにお茶やジュースなどで割るだけでも美味しく飲めます。割り材の味を邪魔しないので、酎ハイやカクテルベースにおすすめです。

原料の風味を楽しみたいなら“乙類”

焼酎の選び方 蒸留方法で選ぶ 原料の風味を楽しみたいなら乙類

単式蒸留器を用いて蒸留される乙類は、原料の風味が活きた味わいに仕上がり、アルコール度数が高めなのが特徴。本格焼酎とも呼ばれ、麦焼酎・芋焼酎・米焼酎・黒糖焼酎などが乙類に分類されます。ロックやストレートで飲むのがおすすめです。

加えて、主な蒸留方法には「常圧蒸留」と「減圧蒸留」の2つがあり、味わいに違いがあります。常圧蒸留は原料本来の香りや風味が感じられ、減圧蒸留はクセのないスッキリとした飲み口が魅力です。

飲み方で選ぶ

焼酎の選び方 飲み方で選ぶ

焼酎はさまざまな飲み方が楽しめるのがポイント。ロックやストレートなどシンプルな飲み方をはじめ、割り材を加えればより飲みやすく仕上がります。記事の最後でもおすすめの飲み方を紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。

また、仕込みに使う麹の種類によって飲み方を変えるのも楽しみ方のひとつ。重厚感のある黒麹はお湯割りと相性がよく、マイルドな白麹は水割りがおすすめ。飲み比べもしながら、自分に合う飲み方を見つけてみてください。

産地で選ぶ

焼酎の選び方 産地で選ぶ

焼酎は日本各地で造られていますが、焼酎それぞれの種類に有名な産地があります。焼酎初心者であれば、まず有名産地の銘柄から選んでみるのがおすすめです。

焼酎はとくに九州に有名なモノが多い傾向にあります。たとえば、芋焼酎は鹿児島県で多く造られており、麦焼酎は大分県、米焼酎は熊本県での製造が盛んです。

度数をチェック

焼酎の選び方 度数をチェック

焼酎のアルコール度数の平均は約25%前後と、ビールや日本酒などに比べて高めです。ロックやストレートで飲むと、焼酎の個性をダイレクトに味わえますが、飲みにくさを感じることも。飲みやすさを求めるなら、まず割り材を加えて飲むのがおすすめです。

また、焼酎のアルコール度数は、酒税法により甲類焼酎は36%未満、乙類焼酎は45%以下までと上限が定められています。

価格をチェック

焼酎の選び方 価格をチェック

焼酎のなかには、希少価値の高い「プレミアム焼酎」と呼ばれるモノがあります。なかなか手に入らず、価格もプレミアが付いて高価になりやすいのが特徴。焼酎好きな方にプレゼントすると喜ばれるのでおすすめです。

対して、宅飲み用として焼酎を選びたい方には、リーズナブルな価格のモノがピッタリ。2,000円以下で購入できる銘柄も多くラインナップしており、毎日の晩酌に適しています。

焼酎のおすすめ|お手頃価格・宅飲み向け

【鹿児島】西酒造「富乃宝山」(芋焼酎)

【鹿児島】西酒造「富乃宝山」(芋焼酎)

鹿児島県西酒造の「宝山」シリーズの芋焼酎。黄金千貫を黄麹で仕込んでいます。芋特有の香りが抑えられ、柑橘系の爽やかな香りがするのが特徴。芋焼酎の新たな世界を切り開いた名品で、芋の強いクセが苦手な方にも試してほしい1本です。

まろやかでキレがよく、ロックで飲むのがおすすめ。バーカウンターにもよく似合う上品で華やかな口当たりで、和食をはじめ、洋食ともよく合います。

【鹿児島】濱田酒造「だいやめ 黒麹仕込」(芋焼酎)

【鹿児島】濱田酒造「だいやめ 黒麹仕込」(芋焼酎)

独自の熟成技術で誕生した、香味きわだつさつま芋「香熟芋」で仕込んだ芋焼酎です。口に含むと広がる、ライチのような華やかな香りが魅力。口当たりはまろやかで、キレのよいあと味が特徴です。

「だいやめ」は鹿児島県の方言で、「晩酌して疲れを癒す」という意味。その方言を冠した本銘柄は食中酒にもピッタリの1本です。おすすめの飲み方はソーダで割った「だいやめハイボール」で、より一層華やかな香りを楽しめます。

【宮崎】霧島酒造「赤霧島」(芋焼酎)

【宮崎】霧島酒造「赤霧島」(芋焼酎)

紫芋品種のひとつである「ムラサキマサリ」を使用した「霧島」シリーズの芋焼酎です。ポリフェノールを多量に含み、クエン酸と反応してもろみが真っ赤になることから命名されました。

香り高く、深い甘みが特徴で、ストレートやロック、水割りで飲むのがおすすめ。幅広い料理と相性がよく、クリアに澄み切った味わいが楽しめます。するっと飲みやすいので初心者の方や女性にもおすすめです。

【京都】宝酒造「宝焼酎」(焼酎甲類)

【京都】宝酒造「宝焼酎」(焼酎甲類)

お酒をリーズナブルに楽しみたい方におすすめの焼酎です。連続式蒸留器を用いて造られたピュアなアルコールに、大麦やトウモロコシを原料にした樽貯蔵熟成酒をブレンド。クセのない飲み口に加え、飲み飽きしないまろやかさもあわせ持った味わいがあります。

飲み方はシンプルなロックや水割りのほか、さまざまな割り材と合わせやすいのがポイントです。定番のウーロン茶や緑茶をはじめ、炭酸で割ってレモンや梅干しと合わせても好相性。居酒屋で飲む本格的な味わいを、自宅で手軽に再現できます。

【鹿児島】濱田酒造「紫の赤兎馬」(芋焼酎)

【鹿児島】濱田酒造「紫の赤兎馬」(芋焼酎)

甘くふくよかな味わいが特徴の芋焼酎です。原料には、厳選された鹿児島県産の黄金千貫と紫芋を使用。「赤兎馬」ならではのろ過方法で製造しています。

グラスに注ぐと立ち上がるフルーティーな香りも魅力。やさしくまろやかな味わいで飲みやすく、初心者の方にもおすすめの焼酎です。

【鹿児島】田村合名「薩摩乃薫 純黒」(芋焼酎)

【鹿児島】田村合名「薩摩乃薫 純黒」(芋焼酎)

黒麹ブームの先駆けとしても知られる芋焼酎です。専属契約した農家で収穫された黄金千貫と、鹿児島県産の米を原料に使用。キレのあるさっぱりとした飲み口が特徴で、焼き鳥や味噌おでんなど、濃い味付けの料理と好相性です。

お湯割りをはじめ、ロックやストレート、水割りなどさまざまなスタイルで楽しめます。飲み方を自由に選びやすい点もポイントです。

【熊本】鳥飼酒造「吟香 鳥飼」(米焼酎)

【熊本】鳥飼酒造「吟香 鳥飼」(米焼酎)

日本酒のような華やかな吟醸香が魅力の米焼酎です。南国果実を思わせるフルーティーな香りに加え、花のような香りもあわせ持っているのが特徴。口に含むと、米のやわらかな旨みがゆっくりと広がります。

焼酎特有のアルコール感が抑えられているので、焼酎初心者の方にピッタリの1本。ロックやストレートでも飲みやすく、水割りで食事と合わせるのもおすすめです。

【鹿児島】大口酒造「伊佐錦 白麹仕込」(芋焼酎)

【鹿児島】大口酒造「伊佐錦 白麹仕込」(芋焼酎)

白麹を使用したおすすめの芋焼酎。白麹ならではの爽やかな口当たりと、スッキリとした旨みが特徴。原料には選りすぐりのさつま芋を使用し、清らかな水で仕込みを行います。

飲み方は水やお湯などと割って楽しむのはもちろん、ロックで飲むのもおすすめです。芋焼酎の定番銘柄として人気が高く、手に取りやすいリーズナブルな価格が魅力。焼酎初心者の方もチェックしてみてください。

【鹿児島】長島研醸「さつま 島美人」(芋焼酎)

【鹿児島】長島研醸「さつま 島美人」(芋焼酎)

鹿児島県長島町にある5つの蔵元の原酒をブレンドして造られる芋焼酎です。名前には「世の男性にいつまでも愛されるように」との願いが込められており、地元民にも親しまれています。

まろやかな口当たりでクセがなく、飲み飽きしない上品な味わいが魅力。飲み方は原料本来の風味を楽しめるロックやストレートのほか、芳香やコク深さが引き立つお湯割りもおすすめです。

【韓国】眞露「JINRO(ジンロ)」(焼酎甲類)

【韓国】眞露「JINRO(ジンロ)」(焼酎甲類)

韓国で生まれたブランドで、日本でも高い人気がある甲類焼酎です。主に米や麦などの穀物を原料に使用。5回連続で蒸留を行う「スーパーアロスパス式」により、雑味を取り除いて透明度の高い酒精を実現しています。

風味にクセがないピュアな味わいは、どのような割り材ともマッチし、カクテルベースにおすすめです。和食や洋食、中華料理など、さまざまな料理と相性がよいのもポイント。コスパがよく、家飲みにピッタリです。

【長崎】玄海酒造「壱岐スーパーゴールド」(麦焼酎)

【長崎】玄海酒造「壱岐スーパーゴールド」(麦焼酎)

麦焼酎発祥の地といわれる長崎県壱岐市にある、「玄海酒造」の麦焼酎です。本製品は、看板銘柄の「むぎ焼酎壱岐」をホワイト・オーク樽で貯蔵し、熟成させています。

樽由来の芳醇な香りが華やかで、グラスに注ぐと琥珀色が美しい1本。度数が22%と低めなので初心者の方でも飲みやすく、長期熟成酒が手頃な価格で味わえるのでおすすめです。ロックで飲むと香りとコクが引き立ちます。

【大分】藤居酒造「ふしぎ屋」(麦焼酎)

【大分】藤居酒造「ふしぎ屋」(麦焼酎)

常圧蒸留ののちに、原酒を氷点まで冷却する「氷点ろ過」のみを行って仕上げた焼酎。麦本来の香ばしさが引き立った1本です。熊本国税庁主催の鑑評会で優等賞を獲得するなど、高く評価されています。

「麦チョコ」を思わせる麦の香りとコクは高級焼酎の「兼八」と似た味と評され、リーズナブルで高品質な麦焼酎としておすすめです。

【新潟】八海醸造「八海山 よろしく千萬あるべし」(米焼酎)

【新潟】八海醸造「八海山 よろしく千萬あるべし」(米焼酎)

日本酒「八海山」で有名な、八海醸造を代表する米焼酎です。日本酒の醸造技術を取り入れ、清酒酵母と黄麹を用いた「三段仕込み」を行っているのが特徴。ほのかな吟醸香が心地良い、品格のある芳醇な旨みを楽しめます。

飲み方はロックやストレートをはじめ、お湯割りやソーダ割りのように割って飲むのもおすすめ。華やかな香りをさまざまなスタイルで楽しめます。

【鹿児島】朝日酒造「朝日」(黒糖焼酎)

【鹿児島】朝日酒造「朝日」(黒糖焼酎)

朝日酒造の創業以来、長く伝統を引き継いできた黒糖焼酎です。主原料の黒糖には、自社栽培のサトウキビからできた上質な有機黒糖を一部使用。サトウキビの栽培は1999年から行われており、2015年には有機JAS認証も取得しています。

口に含むと黒糖のコク深い甘みが広がり、ほのかなスパイシーさも感じられる味わいが特徴。あと味はキレがあり、爽やかな余韻を楽しめます。水割りのほか、寒い時期はお湯割りもおすすめです。

【鹿児島】奄美大島酒造「れんと」(黒糖焼酎)

【鹿児島】奄美大島酒造「れんと」(黒糖焼酎)

クラッシックを聴かせながらタンクで貯蔵するというユニークな製法で知られる、奄美大島の黒糖焼酎です。「れんと」には「ゆっくりと」という意味があり、豊かな自然で育まれた黒糖と、音楽の振動を受けながら熟成された焼酎を象徴したネーミング。

ふんわり感じる甘みと、芳醇な香りを感じられるまろやかな味わいが特徴。ブルーの瓶が鮮やかで、見た目でも楽しませてくれます。

【宮崎】霧島酒造「黒霧島」(芋焼酎)

【宮崎】霧島酒造「黒霧島」(芋焼酎)

リーズナブルな価格ながら本格的な味わいが楽しめることで、多くの芋焼酎ファンから高い支持を得る銘柄です。創業当時のルーツを受け継いだ、黒麹仕込みで造られているのが特徴。まろやかな甘みとキレのある後味から、味わいは「トロっとキリっと」と表現されています。

風味にクセがなく飲みやすいので、まずはロックで飲むのがおすすめ。ソーダ割りは「黒ッキリボール」の愛称でも親しまれる飲み方で、食中酒にもピッタリです。

【福岡】西吉田酒造「焙煎麦 筑後船小屋」(麦焼酎)

【福岡】西吉田酒造「焙煎麦 筑後船小屋」(麦焼酎)

原料へのこだわりと、造り手の伝統の技が活きた麦焼酎です。麦の香りと味の組み合わせは独自基準で厳しく評価。良質な二条大麦のなかでも、とくに麦焼酎造りに適したモノだけを厳選して、原料に使用しています。

焙煎された二条大麦ならではの、スモーキーでほのかにビターな風味が特徴。個性的な味わいに仕上がっています。飲み方は定番のロックをはじめ、ソーダ割りもおすすめです。

【東京】青ヶ島酒造「青酎」(芋焼酎)

【東京】青ヶ島酒造「青酎」(芋焼酎)

「絶海の孤島」とも呼ばれる、東京都青ヶ島村で造られる芋焼酎です。原料には青ヶ島村産の芋と、「純生麦」から造った麦麹を使用。穏やかな芋の香りとまろやかな甘みが調和した、個性的な味わいが特徴です。

青ヶ島酒造には複数名の杜氏が所属しており、同じ青酎の名前でも生産者によって味が少し異なるのがポイント。飲み比べを楽しめる点もおすすめです。

焼酎のおすすめ|高級・プレゼント向け

【鹿児島】白玉酒造「魔王」(芋焼酎)

【鹿児島】白玉酒造「魔王」(芋焼酎)

プレミアム焼酎を代表する銘柄として有名な芋焼酎です。2000年代前半の本格焼酎ブームで一躍脚光を浴び、芋焼酎をロックで飲むスタイルを世間に浸透させた銘柄としても知られています。

黄麹仕込み、減圧蒸留で造られており、クセのある風味を抑えたスッキリとした味わいが特徴。インパクトの強い名前の印象とはかけ離れた、フルーティーで華やかな香りを余韻までじっくりと楽しめます。飲みやすい仕上がりは、焼酎初心者の方にもおすすめです。

【宮崎県】黒木本店「百年の孤独」(麦焼酎)

【宮崎県】黒木本店「百年の孤独」(麦焼酎)

創業当時から焼酎一筋を貫く、宮崎県は「黒木本店」から発売されている焼酎です。麹や酵母まですべて自社で手作りし、手作業による伝統的な製造方法で作られ、多くのファンから支持されています。

香ばしい麦の香りに、オークやシガー、ココナッツなども感じられ、上品ながら力強い味わいが特徴。贈り物におすすめの焼酎です。

【鹿児島】甲斐商店「伊佐美」(芋焼酎)

【鹿児島】甲斐商店「伊佐美」(芋焼酎)

芋焼酎ブームの前から、希少な芋焼酎としての地位を確立した銘柄です。鹿児島県の甲斐商店が造る焼酎で、白麹を使用した芋焼酎が主流だった時代からずっと、黒麹仕込みにこだわって造り続けています。

濃厚な味わいながら、クセがないバランスのよさが魅力です。飾らない素朴でまっすぐな味わいが、レトロなラベルに象徴されています。

【鹿児島】東酒造「萬勺」(芋焼酎)

【鹿児島】東酒造「萬勺」(芋焼酎)

プレミアム焼酎「魔王」の生みの親として知られる伝説の杜氏、前村貞夫氏が手がける芋焼酎です。黒麹の原酒に加え、同じ製法で造られた白麹の原酒をバランスよくブレンド。親しみやすい味わいに仕上がっています。

豊かな香りを楽しみたい方には、お湯割りがおすすめ。アルコール度数は27%と高めなので、飲みごたえを求める方にも適しています。

【鹿児島】森伊蔵酒造「森伊蔵」(芋焼酎)

【鹿児島】森伊蔵酒造「森伊蔵」(芋焼酎)

プレミアム焼酎「3M」のひとつに当たる人気の銘柄です。かめ仕込みで昔ながらの熟成方法を採用しているため、生産量が少ないのが特徴。

芋のクセがあまり強くなく、上品でまろやかなバランスのよい味わいが楽しめます。高価ですが世界的にも名の知れた焼酎なので、節目の記念日やお祝いの席などにおすすめです。

【鹿児島】オガタマ酒造「蛮酒の杯」(芋焼酎)

【鹿児島】オガタマ酒造「蛮酒の杯」(芋焼酎)

年間でわずか10甕しか生産されない、希少価値の高い芋焼酎です。蔵で仕込んだ原酒のなかでも、とくに品質のよいモノだけを甕で貯蔵。歴史ある石蔵で約5年熟成されたあと、出荷されます。

長期熟成酒ならではの芳醇さと、コク深いまろやかな口当たりが特徴です。さまざまな飲み方と好相性ですが、まずは香味や旨みをダイレクトに味わえるストレートで飲むのがおすすめ。とろけるような舌触りを楽しめます。

【大分】三和酒造「いいちこ スペシャル」(麦焼酎)

【大分】三和酒造「いいちこ スペシャル」(麦焼酎)

本格麦焼酎のロングセラーとして親しまれている、「いいちこ」シリーズの長期貯蔵タイプです。究極の旨さを実現するべく原酒造りから見直し、新たな酵母の開発に成功。大麦本来の香気成分がきわだつ長期貯蔵酒に仕上がっています。

飲み方によってさまざまな表情があり、ロックはふくらむ香りが引き立ち、水割りは伸びのある味わいが魅力。まろやかな深みのある個性を味わいたい方には、ストレートがおすすめです。

【鹿児島】佐藤酒造「佐藤 黒麹仕込み」(芋焼酎)

【鹿児島】佐藤酒造「佐藤 黒麹仕込み」(芋焼酎)

「3M」と並ぶプレミアム焼酎として知られる芋焼酎です。黄金千貫を使用して造られており、黒麹仕込みによる力強いボディとインパクトのある味わいが特徴。しっかりとした芯のある味わいが楽しめる一方で、舌触りは繊細でなめらかなのがポイントです。

飲みごたえのある通好みの1本かつ希少品のため、プレゼントすると喜ばれます。“これぞ芋焼酎”という、ガツンとした味わいのモノを探している方におすすめです。

【福岡】篠崎「千年の眠り」(麦焼酎)

【福岡】篠崎「千年の眠り」(麦焼酎)

蒸留酒の芸術品とも謳われる、長期熟成の麦焼酎です。原料には選りすぐりの大麦を使用。原酒を常圧蒸留後、樫樽で長期間じっくり熟成させて造られています。

アルコール度数は40%と高いものの、長期熟成によって焼酎特有のクセが取り除かれているため、飲みやすく仕上がっているのが特徴。ロックやストレートをはじめ、水割りやお湯割りもおすすめです。

【新潟】八海醸造「八海山 粕取り焼酎 宜有千萬」(粕取り焼酎)

【新潟】八海醸造「八海山 粕取り焼酎 宜有千萬」(粕取り焼酎)

日本酒「八海山」を醸造する八海醸造が造る、粕取り焼酎です。粕取り焼酎とは、日本酒造りの工程で出る酒粕を蒸留して造られる焼酎のことで、原料は米です。

本銘柄は上質で新鮮な清酒粕のみを使用し、そのままゆっくり減圧蒸留されています。日本酒蔵ならではの、吟醸香が感じられるぜいたくな本格粕取り焼酎。3年間の貯蔵により、ふくよかでマイルドな口当たりに仕上がっています。

【鹿児島】奄美大島酒造「浜千鳥乃詩 原酒アンティーク」(黒糖焼酎)

【鹿児島】奄美大島酒造「浜千鳥乃詩 原酒アンティーク」(黒糖焼酎)

割り水を加えていない原酒を、7年以上長期熟成させた黒糖焼酎です。原料の旨みが凝縮されたコク深い味わいは、まるで「黒糖をそのまま食べているかのよう」と表現されています。

アルコール度数は38%と高いので、飲みごたえを求める方にもおすすめ。ロックやストレートで飲めば、長期熟成による丸みのある舌触りをじっくりと楽しめます。

【鹿児島】町田酒造「里の曙 ゴールド」(黒糖焼酎)

【鹿児島】町田酒造「里の曙 ゴールド」(黒糖焼酎)

ウイスキーのような複雑な香味を味わえる黒糖焼酎です。減圧蒸留で仕上げた「里の曙」と常圧蒸留を行った原酒をそれぞれ別のオーク樽で熟成し、絶妙なバランスでブレンド。淡麗ながら個性あふれる酒質に仕上がっています。アルコール度数は43%と高いのが特徴です。

お酒が得意な方には、ロックがピッタリ。氷の溶け具合によって変化する味わいを楽しめます。アルコール感が苦手な場合は、ソーダ割りもおすすめです。

【鹿児島】濱田酒造「赤兎馬(金ラベル)極味の雫」(芋焼酎)

【鹿児島】濱田酒造「赤兎馬(金ラベル)極味の雫」(芋焼酎)

多彩なラインナップが特徴の芋焼酎、赤兎馬シリーズの最高峰とされる銘柄です。赤兎馬の原酒をじっくり熟成させることで、淡麗かつ濃厚でフルーティーな味わいを実現。アルコール度数は35%と高いものの、さっぱりと飲みやすく仕上がっています。

ロックやストレート、水割りなど、さまざまな飲み方と好相性。食中酒としてもおすすめです。高級感あふれる化粧箱入りなので、大切な日のプレゼントにも適しています。

【大分】四ッ谷酒造「兼八」(麦焼酎)

【大分】四ッ谷酒造「兼八」(麦焼酎)

兼八は「麦チョコのよう」と表現される、甘くて香ばしい香りが特徴の麦焼酎です。「はだか麦」と「麦麹」を使用しており、麦の香ばしい香りを楽しめる1本。

伝統的な蒸留方法もこだわりのひとつで、芳醇さがきわだっています。麦の香ばしさと甘さを強く感じたい方は、ロックで飲むのがおすすめです。

【宮崎】霧島酒造「特別蒸留 きりしま」(芋焼酎)

【宮崎】霧島酒造「特別蒸留 きりしま」(芋焼酎)

人間国宝である井上萬二氏が監修した、美しい白磁のボトルに入れられた芋焼酎です。霧島酒造の独自技術により、香味成分を多く含んだアルコール濃度の高い部分のみを抽出。さらに長期熟成することで、香り高くまろやかな味わいを実現しています。

さつまいもの穏やかな香りとスッキリとした飲みやすい柔らかな口当たりが特徴。お祝いのプレゼントにおすすめの1本です。

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焼酎のおすすめの飲み方

ストレート・ロック

焼酎のおすすめの飲み方 ストレート・ロック

氷や割り材を加えないストレートは、焼酎本来の香りや味わいをダイレクトに楽しめるのがポイントです。焼酎の鑑評会などでテイスティングを行う際も、ストレートが基本。焼酎が持つ個性をじっくりと味わいたい方は、まずストレートで飲んでみましょう。

ロックの場合、氷が溶けるごとに風味や口当たりに変化が現れるのが特徴。時間の経過とともに異なる個性を楽しめるので、ゆったりとしたペースで飲むのがおすすめです。

水割り

焼酎のおすすめの飲み方 水割り

水割りは焼酎の香りが引き立ち、やわらかな味わいを楽しめるのが魅力。焼酎と水の割合によって飲み口が大きく変わるので、好みに合わせて調節できるのもポイントです。

グラスを氷で満たし、先に焼酎を注いだらよくかき混ぜ、好みの分量の水を加えて軽くなじませたら完成。レモンスライスや梅干しなどを添えて飲むのもおすすめです。

お湯割り

焼酎のおすすめの飲み方 お湯割り

お湯割りは焼酎の原料由来の香りをじっくりと堪能できる飲み方です。飲み口はまろやかになり、甘みや旨みが引き立つのがポイント。お湯の温度は人肌より少し熱いくらいの40〜50℃程度がおすすめですが、熱めが好みの方は70℃程度に調節しましょう。

水割りとは異なり、先にお湯を入れるのが美味しい作り方のコツ。上から焼酎をゆっくり注げば温度差で自然に対流が起き、かき混ぜる必要なく濃度が均一になります。

ソーダ割り

焼酎のおすすめの飲み方 ソーダ割り

日頃からビールやハイボールなど、炭酸が効いたお酒を好んで飲む方には、ソーダ割りがおすすめ。氷で満たしたグラスに焼酎を入れ、冷やしたソーダを注いでゆっくり1〜2回混ぜたら完成です。

ソーダ割りはアルコール感を抑えられるため、高アルコールのお酒が苦手な方にも飲みやすいのが特徴。焼酎はほかにもジュースやお茶など、さまざまな飲み物で割って楽しめるので、いろいろと試して好みの割り方を見つけてみてください。

担当者からひとこと

焼酎は原料や蒸留方法などにより種類が異なり、産地によっても個性が異なります。リーズナブルに楽しめる銘柄から、プレゼントにもおすすめの高級銘柄まで、価格帯もさまざま。銘柄それぞれの特徴をチェックしたうえ、ぜひ自分に合う1本を選んでみてください。

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