チャイルドシートのおすすめ 新生児から使える選び方を徹底解説
更新日:2026.03.22

自動車に乗る子どもの安全を守るために欠かせないチャイルドシート。新生児用から学童用までと種類が多く、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、チャイルドシートを正しく選ぶためのポイントをわかりやすく解説します。おすすめ商品も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
チャイルドシートはなぜ必要?

道路交通法という法律により、6歳未満の幼児を車に乗せるときはチャイルドシートの使用が義務付けられています。違反した場合は点数1点が科されます。法律を守るだけでなく、万が一の事故から子どもの命を守るために重要な役割を果たすのがチャイルドシートです。
なお、義務期間は6歳未満までですが、安全面において身長150cm未満まではジュニアシートなどが推奨されています。子どもの安全のため、必ずチャイルドシートを使いましょう。
チャイルドシートの種類と特徴
ベビーシート|新生児・乳児用(目安:0〜1歳)

「ベビーシート」とは、新生児から1歳頃までの赤ちゃんが安全に使えるように設計されたモノです。適正身長は70cm以下。体重は10〜13kgが目安です。
ベビーシートには、赤ちゃんを寝かせる「ベッドタイプ」と、座席のような「シートタイプ」があります。出産後や退院後など、首がすわっていない赤ちゃんを乗せる場合は、ベッドタイプのモノを選びましょう。
チャイルドシート|幼児用(目安:1〜4歳)

1〜4歳頃を対象としているのが幼児用の「チャイルドシート」。身長65〜100cm、体重9〜18kgくらいの子どもを目安に作られています。首や腰がぐらつかず、支えなくても1人でしっかり座れるようになったら、ベビーシートからチャイルドシートに移行できる時期です。
この年代の子どもはチャイルドシートをいやがりがちですが、体をきちんと固定しておくことで、急ブレーキの衝撃でケガをしたり、勝手にドアを開けて降車したりするトラブルを未然に防げます。
ジュニアシート|学童用(目安:4〜11歳)

「ジュニアシート」は、4歳の幼児から11歳頃の小学生までを対象としたシート。子どもでもしっかりシートベルトが使えるよう、座る位置を調節するために作られています。体格の目安は、身長145cm以下、体重15〜36kgです。
ジュニアシートには、背もたれのあるタイプと、座面のみの「ブースターシート」があります。常用する場合は、安全性の高い背もたれがあるタイプを選びましょう。ブースターシートは取り付けが簡単なので、実家用やレンタカーなど臨時でほかの車に乗るときにも最適です。
チャイルドシートの選び方
1.年齢・身長に合ったチャイルドシートを選ぶ

チャイルドシートは、子どもの成長にあわせて乳児用・幼児用・学童用の3種類を適切に使い分ける必要があります。その理由は、車のシートベルトは大人向けに設計されており、体格に合わないと事故の際に首や腹部へ衝撃を受けるリスクがあるためです。
製品ごとに対象となる年齢や身長、体重の条件は異なるため、購入前には詳細な仕様を必ず確認してみてください。
2.安全基準(R129)を満たしているかをチェック

チャイルドシートには、より厳しい安全基準であるR129があります。側面衝突試験が追加され、前後だけでなく横からの衝撃にも配慮されているのが特徴。首や頭部もしっかり守れる設計のため、安全性を重視する方は基準を満たしているか確認してみてください。
適合製品は、本体のR129やi-Sizeといったラベル表示で見分けられます。固定には、確実に取り付けやすいISOFIX方式が採用されているかどうかもポイントです。
3.取り付け方式をチェック(ISOFIX/シートベルト固定)

ISOFIXは、車の座席にある金具にコネクタを差し込んで固定する方式です。簡単に取り付けられ、設置ミスや走行中のぐらつきが少ないのが魅力。2012年7月以降の車であれば、基本的に専用の金具が搭載されています。
シートベルト固定は車のベルトを通して装着するタイプで、車種を問わず使える汎用性の高さが特徴。ただし、しっかりと固定するにはコツが必要なため、詳しい取り付け方法はメーカーの説明書を確認しましょう。
4.自家用車に取り付けられるかをチェック

まずは自分の車に取り付けられるか、メーカーの適合表を確認しましょう。特に軽自動車は車内の幅が限られるため、コンパクトな製品を選ぶのがポイント。車検証の「初年度検査年月」や「型式」を見て、照らしあわせてみてください。
なお、同じ車名でも年式や型式で適合が変わる場合があるため注意が必要。適合表が「〇」になっているかを確認し、安全に使えるモノを選びましょう。
5.長く使うならロングユースタイプをチェック

新生児から7歳頃まで使えるロングユースタイプは、買い替えの手間を減らしたい方に適しています。6歳未満の着用義務期間をカバーできるうえ、経済的な負担を抑えられるのが魅力。操作にも慣れやすく、長く愛用できるのがポイントです。
なかには、ヘッドレストなどの調整機能が充実しており、子どもの成長にあわせて使える製品も。乗せ降ろしがラクな回転式を選べば、向きの切り替えもスムーズで便利です。
あると便利なチャイルドシートのおすすめ機能
回転式なら乗せ降ろしがラク

首がすわる前の赤ちゃんを車に乗せる際、抱っこで両手がふさがってしまうため、シートの向きを変えられる「回転式」のチャイルドシートがおすすめです。シートの正面をドア側に向けられるので、体に負担をかけずに自然な姿勢で乗せ降ろしできます。
しかし、回転式のチャイルドシートは本体重量が重い傾向にあるので、頻繁に持ち運ぶ場合には不向き。また、小さい車だと取り付けられない可能性もあるため、事前にサイズをチェックしておきましょう。
サンシェードやリクライニング搭載なら快適

サンシェードやリクライニングなど、チャイルドシートのなかには赤ちゃんが快適に過ごせる機能が備わったモデルがあります。サンシェード付きのモデルは、日差しや紫外線がブロックできるため、夏場のドライブに便利です。
また、リクライニング機能付きのモデルは、背もたれの角度を自由に変えられるのがポイント。子どもの成長に合わせて使用できます。
通気性の高い素材ならムレにくい

赤ちゃんは汗をかきやすいと言われているため、なるべく吸水速乾性に優れた素材を選ぶようにしましょう。メッシュ素材と通気孔を組み合わせた設計なら、熱や湿気がこもりにくく快適です。
素材だけでなく通気性を確保する工夫が施されているか確認してみてください。例えば、背面や側面に通気孔があるタイプは、空気がスムーズに循環します。また、内蔵クッションにも穴がある構造なら、熱を逃がせて安心です。
シートが外せて洗えると清潔を保ちやすい

チャイルドシートを選ぶ際、シートが取り外せるかどうかもあわせて確認しましょう。シートが取り外せるモデルであれば、おやつの食べこぼしやヨダレ、吐き戻しなどの汚れが簡単に拭き取れます。
また、カバーを外して洗えるモデルは、衛生的に長く使い続けられるのが魅力です。加えて、洗濯機で洗えるモデルならば、お手入れがより簡単に行えます。
チャイルドシートの人気メーカー・ブランドの特徴
コンビ(Combi)

「コンビ」は、1957年に誕生したベビー用品メーカーです。「赤ちゃんを育てることが、楽しく幸せだと思える社会」をコンセプトとして、さまざまな製品を開発しています。
チャイルドシートは、新生児期の体をやさしく守るベビーシートから、手軽に使えるジュニアシートまで数多くのアイテムが揃っているのが特徴。子どもの年齢や体格にピッタリのアイテムが見つかります。
ニューウェルブランズ・ジャパン|アップリカ(Aprica)

「アップリカ」は、1947年創業の育児・ベビー用品メーカーです。左右どちらの席でも1箇所のロックで固定できるシートでの特許取得や、衝撃試験センターの設立など、快適性と安全性の追求に注力しています。
回転式のモノからサンシェード付きのモノまで、さまざまなモデルを取り扱っているのがアップリカの魅力。また、新基準のECE R129に適合したモデルがあるため、安全重視の方にもおすすめです。
カトージ|ジョイー(joie)

「カトージ」は、「楽しいベビーグッズを。」を企業コンセプトにかかげるベビー用品メーカー。自社製品以外に、海外ブランドの卸売や直販事業も展開しています。チャイルドシートでは、主にイギリスのベビーブランド「ジョイー」のモデルが人気です。
「ジョイー」のチャイルドシートは、安全性を追及して設計されています。また、ユニオンジャックのロゴがあしらわれており、おしゃれなデザインが多いのもポイント。デザイン性と機能性どちらも重視したい方におすすめです。
チャイルドシートに関するよくある質問
チャイルドシートは何歳まで?
チャイルドシートはいつまで後ろ向き?前向きはいつから?
前向きへは、後ろ向きの期間終了後に切り替えます。体重は参考にしつつ、身長や月齢など製品ごとの基準を優先して判断しましょう。製品により基準が異なるため、仕様をよく確認してみてください。
チャイルドシートは助手席に設置してもいい?
助手席はエアバッグが作動した際に、衝撃で子どもが大けがをする危険性があります。特に後ろ向きでの設置は避けてください。
チャイルドシートは後部座席のどちら側に設置する?
後部座席の中央は側面からの衝撃に強い場所ですが、シート形状によって取り付けられない場合があります。必ず取扱説明書やメーカーの車種適合表を確認し、所有する車に適した正しい位置へ確実に取り付けてみてください。
タクシーでもチャイルドシートは必要?
しかし、法律上の使用義務はありませんが、万が一の事故に備えてチャイルドシートを使用するのが安全です。自分で持ち込んで使用することは可能なので、安全性を重視する方は持参を検討しましょう。
チャイルドシートの購入に補助金や助成制度はある?
対象は主に6歳未満の乳幼児を持つ保護者で、安全基準を示すEマーク付き製品が条件となるケースが一般的。気になる方は、住んでいる自治体の窓口や公式サイトで情報を確認してみてください。
※制度の有無や補助額、申請期限は年度や自治体によって異なります。
チャイルドシートは中古でも大丈夫?
選ぶ際は、安全基準マークの有無や製造年数、メーカーの標準使用期間もチェックしておきましょう。リコール情報もあわせて確認し、信頼できる店舗や専門業者によってクリーニング済みのモノを選んでみてください。
チャイルドシートを嫌がって乗らない場合はどうしたら良い?
また、室内でイスとして使い、事前に慣れさせておく方法も有効。言葉がわかる年齢なら座れたことをほめたり、手を握ったりして不安を取り除く工夫も行ってみましょう。
おすすめのチャイルドシート
コンビ「ジョイトリップ アドバンス premium R129 エッグショック SC」

サンシェードを搭載したおすすめのチャイルドシート。生後15ヶ月〜12才頃まで、身長76〜150cmまで長期間にわたって使えます。新安全基準UN R129/03に適合しており、安心してドライブを楽しめるのが魅力です。
超・衝撃吸収素材「エッグショック」をヘッド部に搭載し、子どもの頭をしっかり守ります。立体メッシュシートと通気孔で快適な空間を実現。お子様の成長に合わせて、長く使いたい方におすすめです。
<主なスペック>
| 対象年齢 | 生後15ヶ月〜12才頃 |
|---|---|
| 適応身長 | 身長76cm〜150cmまで |
| 取り付け方法 | ISOFIX固定 |
| 安全規格 | UN R129/03 |
| 本体重量 | 7.5kg |
担当者からひとこと
チャイルドシートは、対象年齢や自動車への固定方式など多くの種類があります。また、安全基準を満たしているかもチェックしておきましょう。そのほか、車への取り付けやすさや、乗せ降ろしのしやすさも考慮して選ぶことも大切です。ぜひ本記事を参考に、自分に適した1台を探してみてください。






























しかし、6歳で法的な義務は終了しますが、身長150cmに達するまでは使用を続けることが推奨されています。大人用のシートベルトが合わないと、事故の際に首や内臓を痛めるリスクが高まります。学童用のシートを活用して、安全を確保してみてください。