【2024年】チャイルドシートのおすすめランキング10選 新生児から使えるモデルなどを紹介
更新日:2024.03.04
子供を車に乗せる際に欠かせない「チャイルドシート」。車の事故から子供を守る大切なアイテムです。道路交通法により、6歳未満の乳幼児にはチャイルドシートを使用することが義務化されています。
そこで今回は、ビックカメラでの売れ筋を基に、独自でランキング化したチャイルドシートのおすすめモデルを紹介。選び方もあわせて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
チャイルドシートはいつまで必要なの?
道路交通法では、6歳未満の乳幼児にチャイルドシートの使用が義務づけられています。そのため、子供が6歳になるまではチャイルドシートが必要です。
しかし、シートベルトを適切に使うためには140cm以上の身長が必要とされているため、小柄な子供は6歳以上になっても必要になるケースがあります。大人と同じようにシートベルトを装着できるようになるまでは、チャイルドシートを活用するのが安全です。
チャイルドシートの選び方
年齢に適したチャイルドシートを選ぶ
ベビーシート|新生児・乳児用(目安:0〜1歳)
「ベビーシート」とは、新生児から1歳頃までの赤ちゃんが安全に使えるように設計されたモノです。適正身長は70cm以下。体重は10〜13kgが目安です。
ベビーシートには、赤ちゃんを寝かせる「ベッドタイプ」と、座席のような「シートタイプ」があります。出産後や退院後など、首がすわっていない赤ちゃんを乗せる場合は、ベッドタイプのモノを選びましょう。
チャイルドシート|幼児用(目安:1〜4歳)
1〜4歳頃を対象としているのが幼児用の「チャイルドシート」。身長65〜100cm、体重9〜18kgくらいの子供を目安に作られています。首や腰がぐらつかず、支えなくても1人でしっかり座れるようになったら、ベビーシートからチャイルドシートに移行できる時期です。
この年代の子供はチャイルドシートをいやがりがちですが、体をきちんと固定しておくことで、急ブレーキの衝撃でケガをしたり、勝手にドアを開けて降車したりするトラブルを未然に防げます。
ジュニアシート|学童用(目安:4〜11歳)
「ジュニアシート」は、4歳の幼児から11歳頃の小学生までを対象としたシート。子供でもしっかりシートベルトが使えるよう、座る位置を調節するために作られています。体格の目安は、身長145cm以下、体重15〜36kgです。
ジュニアシートには、背もたれのあるタイプと、座面のみの「ブースターシート」があります。常用する場合は、安全性の高い背もたれがあるタイプがおすすめ。ブースターシートは取り付けが簡単なので、実家用やレンタカーなど臨時でほかの車に乗るときにも最適です。
長く使いたいなら“兼用モデル”をチェック
チャイルドシートを選ぶ際、基本的には子供の体に合わせて購入するのがおすすめ。子供は年を追うごとに成長するため、身体が大きくなるにつれて買い替えが必要です。
なかには、ベビーシートとチャイルドシート、もしくはチャイルドシートとジュニアシートを兼用するモデルがあります。変形させることで長く愛用できるため、買い替えの手間を省きたい方や、費用を抑えたい方におすすめです。
取り付け方式をチェック
シートベルト
シートベルトで固定するモデルは、幅広い車種に対応しているのが特徴。2点式のシートベルトが採用されていない車種であれば、古い車でも取り付けられます。加えて、コスパに優れたモデルが多いのも魅力です。
一方、シートベルト式のモノのなかには、取り付けにコツが必要なモデルがあります。加えて、正しく装着できなかった場合、チャイルドシートが持つ本来の機能が発揮されないこともあるため注意が必要です。
ISOFIX(アイソフィックス)
シートベルトを使わずに簡単に設置できるのが、「ISOFIX」対応のチャイルドシート。車の座席にあらかじめ装備されている金属製のISOFIX取り付け金具に、チャイルドシートをカチッとはめ込むだけで設置できます。走行中に緩んだり外れたりする心配がなく、より安全なのが魅力です。
現在は、ISOFIX取り付け金具が義務化されているため、2012年7月以降に発売された車には必ず装備されています。なお、自家用車以外でも使いたい場合は、ISOFIXとシートベルトのどちらにも対応しているモデルを選びましょう。
国が定める安全基準をクリアした“Eマーク”付きを選ぶ
チャイルドシートを選ぶ際は、国が定める安全基準をクリアしたEマーク付きのモデルを選びましょう。Eマークには、従来の「ECE R44/04」と、新基準の「ECE R129」があります。
ECE R44/04とECE R129の違いは、基準が体重か身長かです。ECE R129では、より個人差の少ない身長が判断基準になっています。加えて、ECE R129は側面からの安全衝突試験をクリアしているため、安全性重視の方におすすめです。
後ろ向きで乗せられるモデルならより安全
チャイルドシートを選ぶ際、設置方法が前向きか後ろ向きかを確認しましょう。前向きに設置するモノは子供が自動車の進行方向と同じ向きになるため、子供の世話をしやすいのが魅力です。
一方、後ろ向きに設置するモノは、安全性の高さがポイント。衝突事故などの際、衝撃をシートの背面で分散できるのが特徴です。そのため、安全性を重視したい方は、後ろ向きに設置できるモデルを選びましょう。
回転式なら乗せ降ろしがラク
首がすわる前の赤ちゃんを車に乗せる際、抱っこで両手がふさがってしまうため、シートの向きを変えられる「回転式」のチャイルドシートがおすすめです。シートの正面をドア側に向けられるので、体に負担をかけずに自然な姿勢で乗せ降ろしできます。
しかし、回転式のチャイルドシートは本体重量が重い傾向にあるため、頻繁に持ち運ぶ場合には不向き。また、小さい車だと取り付けられない可能性もあるので、事前にサイズをチェックしておきましょう。
サンシェードやリクライニング搭載なら快適
サンシェードやリクライニングなど、チャイルドシートのなかには赤ちゃんが快適に過ごせる機能が備わったモデルがあります。サンシェード付きのモデルは、日差しや紫外線がブロックできるため、夏場のドライブに便利です。
また、リクライニング機能付きのモデルは、背もたれの角度を自由に変えられるのがポイント。子供の成長に合わせて使用できます。
クッションやシートの素材をチェック
ドライブを安全かつ快適に楽しむために、チャイルドシートのクッション性も確認しましょう。衝撃吸収性の高い素材を使用したモデルであれば、外部からのさまざまな衝撃から子供の身体を守ることができます。
また、通気性の高い素材を使用したモデルは長時間の着座でもムレにくく、熱がこもりにくいのが魅力です。保冷シートなどを活用すれば、暑さの厳しい夏場でも快適に使用できます。
シートが取り外せると洗うときに便利
参照:カトージ
チャイルドシートを選ぶ際、シートが取り外せるかどうかもあわせて確認しましょう。シートが取り外せるモデルであれば、おやつの食べこぼしやヨダレ、吐き戻しなどの汚れが簡単に拭き取れます。
また、カバーを外して洗えるモデルは、衛生的に長く使い続けられるのが魅力です。加えて、洗濯機で洗えるモデルならば、お手入れがより簡単に行えます。
チャイルドシートの人気メーカー・ブランド
カトージ|ジョイー(joie)
「カトージ」は、「楽しいベビーグッズを。」を企業コンセプトにかかげるベビー用品メーカー。自社製品以外に、海外ブランドの卸売や直販事業も展開しています。チャイルドシートでは、主にイギリスのベビーブランド「ジョイー」のモデルが人気です。
「ジョイー」のチャイルドシートは、安全性を追及して設計されています。また、ユニオンジャックのロゴがあしらわれており、おしゃれなデザインが多いのもポイント。デザイン性と機能性どちらも重視したい方におすすめです。
コンビ(Combi)
「コンビ」は、1957年に誕生したベビー用品メーカーです。「赤ちゃんを育てることが、楽しく幸せだと思える社会」をコンセプトとして、さまざまな製品を開発しています。
チャイルドシートは、新生児期の体をやさしく守るベビーシートから、手軽に使えるジュニアシートまで数多くのアイテムが揃っているのが特徴。子供の年齢や体格にピッタリのアイテムが見つかります。
ニューウェルブランズ・ジャパン|アップリカ(Aprica)
「アップリカ」は、1947年創業の育児・ベビー用品メーカーです。左右どちらの席でも1箇所のロックで固定できるシートでの特許取得や、衝撃試験センターの設立など、快適性と安全性の追求に注力しています。
回転式のモノからサンシェード付きのモノまで、さまざまなモデルを取り扱っているのがアップリカの魅力。また、新基準のECE R129に適合したモデルがあるため、安全重視の方にもおすすめです。
チャイルドシートのおすすめランキング|新生児から使える
【1位】ジョイー「アイ・アーク360°」(回転式)
対象年齢:身長40〜105cm
適応体重:19kg以下
取り付け方法:ISOFIX
安全規格:ECE R129/02
本体重量:約14.5kg(キャノピー付きの場合)
両サイドに回転ボタンが搭載されている回転式のチャイルドシート。手の届きやすい場所にボタンがあるので、シートを回転させやすいのがメリットです。また、360°回転するため車内側にシートを向けることも可能。赤ちゃんのお世話をしたい場合にも活躍します。
6段階にリクライニングの角度を調節できるので、子供の成長に合わせて使えるのもメリット。さらに、シートカバーやヘッドレストカバーは手洗いできるため、清潔に保てます。
【2位】ジョイー「アーク360°」(回転式)
対象年齢:新生児〜4歳頃
適応体重:18kg以下
取り付け方法:ISOFIX
安全規格:ECE R44/04
本体重量:約11.9kg
シートを360°回転させられるチャイルドシート。ワンプッシュで回せるため、赤ちゃんを抱っこしながらでも片手で操作できます。本体サイズはコンパクトなので、狭い車内でも広く使える点が魅力です。
後ろ向きに取り付ければ新生児期から使用可能。成長に合わせて5段階の調節ができ、4歳頃まで長く愛用できます。さらに、食べこぼしや汗などで汚れやすいシートやパッド類は、取り外して手洗いできるので衛生的です。
【3位】コンビ「ウィゴー ロング ムーバー サイドプロテクション エッグショック IJ」(回転なし)
対象年齢:新生児〜7歳頃
適応体重:25kg以下
取り付け方法:シートベルト
安全規格:UN R44/04
本体重量:約6kg
「サイドプロテクションα」の大きな側壁により、側面衝突などの衝撃から赤ちゃんの頭部を守るチャイルドシートです。また、厚み2cmの超・衝撃吸収素材「エッグショック」を搭載し、後頭部もしっかり保護します。
24段階に高さを調節できるヘッドレストと、前向きで3段階に角度を調節できるリクライニング機能を搭載し、新生児から7歳頃まで使用可能。ロングユースのチャイルドシートを探している方にもおすすめのモデルです。
【4位】ジョイー「アーク360°」(回転式)
対象年齢:新生児〜4歳頃
適応体重:18kg以下
取り付け方法:ISOFIX
安全規格:ECE R44/04
本体重量:約11.9kg
コンパクトサイズで簡単に取り付けられるチャイルドシート。ISOFIXを採用しており、2ステップで取り付け可能です。シートが360°回転するので、赤ちゃんのお世話がラクに行えます。乗せ降ろしも簡単です。
赤ちゃんの成長に合わせて6段階に調節できるヘッドレストが備わっているのもポイント。また、赤ちゃんの身体全体を包み込む新生児パットが備わっています。シートはすべて取り外しが可能。万が一汚れてしまっても洗えるので、きれいな状態を保てます。
【5位】ジョイー「Gemm(ジェム)エンバー」38835(回転なし)
対象年齢:新生児〜1歳半頃
適応体重:13kg以下
取り付け方法:シートベルト
安全規格:ECE R44/04
本体重量:約3.8kg
1台で5役をこなす多機能なチャイルドシート。産まれたばかりの赤ちゃんを乗せることができ、チャイルドシート・ベビーカー・キャリー・バウンサー・チェアといった使い方が可能です。
製品単体で車に固定できるのはもちろん、別売りのベースを使用すればワンタッチで装着できるのでラクに乗り降りできます。また、本体は3.8kgと軽く、グリップを搭載しているため、赤ちゃんを乗せたまま移動できるのもメリット。さらに、幌は日差しから赤ちゃんを守るUPF50+に対応しています。
チャイルドシートのおすすめ|1歳以上から使える
【1位】エンドー「HighBack JuniorSeat BAZBAZ」
対象年齢:3歳頃〜11歳頃
適応体重:15〜36kg以下
取り付け方法:シートベルト
安全規格:ECE R44/04
本体重量:約2.9kg
手頃な価格が魅力のチャイルドシート。重さが2.9kgと軽量のため、車に取り付ける際はもちろん持ち運ぶのも簡単です。スタイリッシュなハイバックデザインを採用しています。
高さ調節機能付きのヘッドレストを搭載しているのが特徴。5段階で高さが変えられるため、3〜11歳くらいの長い期間使用できます。また、2Wayタイプなので座面だけで利用することも可能です。座面にはメッシュシートを採用。ムレにくく、暑い時期でも快適に座れます。
【2位】コンビ「ジョイトリップ エッグショック S GG」
対象年齢:1〜11歳頃
適応体重:9〜36kg以下
取り付け方法:シートベルト
安全規格:UN R44/04
本体重量:約5.3kg(ドリンクホルダー除く)
軽量設計で取り回しのよいチャイルド&ジュニアシート兼用モデルです。車への取り付けはもちろん、持ち運びもラクに行えます。加えて、省スペース性に優れているため、車内を広く使えるのも魅力です。
卵を落としても割れないほどの衝撃吸収性を有する「エッグショック」が搭載されているのもポイント。1歳頃から11歳頃まで使えるため、買い替えの手間を省きたい方におすすめです。
【3位】グレコ「Junior Plus(ジュニアプラス)」
対象年齢:3〜11歳頃
適応体重:15〜36kg以下
取り付け方法:シートベルト
安全規格:ECE R44/04
本体重量:約3.6kg
赤色のベルトガイド付きで、シートベルトを通す場所が把握しやすいチャイルドシートです。初めての方でも簡単に取り付けられます。加えて、収納式のカップホルダーが搭載されているのも特徴です。
背もたれが取り外せて、洗濯機で丸洗いできるのもポイント。また、対象年齢は3〜11歳頃で、子供の成長に合わせてヘッドレストの高さが変えられます。お手入れが簡単で、長く愛用できるおすすめモデルです。
【4位】グレコ「Compact Junior(コンパクトジュニア)」
対象年齢:3〜11歳頃
適応体重:15〜36kg以下
取り付け方法:シートベルト
安全規格:ECE R44/04
本体重量:約2kg
3歳頃から11歳頃まで使える、ロングユース設計のチャイルドシートです。2段階に調節できるアームレストが備わっており、子供の成長に合わせて高さを変えられます。
ボディサイドにカップホルダーが搭載されているのもポイント。収納式なので、使わないときはボディに格納できます。また、ウォッシャブルシートが採用されているため、お手入れが簡単に行えるモデルを探している方にもおすすめです。
【5位】アップリカ「ジュニアプラス DX」
(C)1976,2015 SANRIO CO.,LTD
対象年齢:3〜11歳頃
適応体重:15〜36kg以下
取り付け方法:シートベルト
安全規格:ECE R44/04
本体重量:約3.8kg
サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」とコラボしたチャイルドシートです。子供から率先して乗りたくなるデザインが採用されています。
頭部と座面部に衝撃吸収素材が採用されているのもポイント。乗り心地がよく、さまざまな衝撃を緩和します。子供の成長に合わせて調節できるヘッドレストとアームレスト付きで、買い替えの手間が省けるおすすめのアイテムです。
チャイルドシートの売れ筋ランキング
ビックカメラ.comでのチャイルドシートの売れ筋が気になる方はこちらをチェック。
担当者からひとこと
簡単に取り付けられるISOFIX対応モデルからロングユースモデルまで、さまざまなチャイルドシートが発表されています。まずは、子供の体形や年齢に合わせて選ぶのがおすすめです。子供の安全を守るためにも、安全性能の高いモデルを選んであげましょう。本記事を参考に、ぜひお気に入りのチャイルドシートを見つけてみてください。
家電・照明
洗濯機・掃除機・LED照明 etc.
季節家電
暖房器具・加湿器・エアコン etc.
キッチン家電
冷蔵庫・レンジ・炊飯器 etc.
キッチン雑貨
コーヒーメーカー・圧力鍋 etc.
PC・タブレット
パソコン・タブレット etc.
PC周辺機器
マウス・キーボード・HDD etc.
スマホ・通信
スマホ・モバイルバッテリー etc.
オフィス・文房具
万年筆・ボールペン・消しゴム
カメラ
カメラ・ドローン etc.
ビジュアル
テレビ・レコーダー etc.
イヤホン・スピーカー
イヤホン・ヘッドホン・スピーカー
オーディオ
ミニコンポ・電子ピアノ etc.
ビューティー・健康
ドライヤー・シェーバー etc.
時計・スポーツ
腕時計・自転車 etc.
アウトドア・ゴルフ
ゴルフ・テント・キャンプ用品 etc.
日用品・カー用品
カーナビ・ドライブレコーダー etc.
おもちゃ・ゲーム・子供用品
ベビーカー・チャイルドシート etc.
お酒・食品
ワイン・日本酒 etc.