【2025年】有機ELテレビのおすすめ13選 特徴やサイズ別の人気モデルとは?
更新日:2025.01.20
高コントラストできれいな映像を視聴できる「有機ELテレビ」。薄型かつ軽量なモデルが多いため、設置の自由度が高く、壁掛けなどでも設置できます。高性能なモデルが多いのも魅力です。
そこで今回は、おすすめの有機ELテレビをピックアップ。選び方についても解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
有機ELテレビとは?
「有機ELテレビ」とは、発光材料に有機物を使用した自発光方式のテレビのことです。有機物に電圧をかけると発光する現象を「有機エレクトロ・ルミネッセンス(有機EL)」ということから、有機ELテレビと名付けられています。
液晶パネルに必要なバックライトや、プラズマパネルに必要な放電スペースが不要なので、薄型に設計しやすい点が特徴です。主に4K解像度のモデルが展開されています。
画素単位で明るさの調節ができるため、発光させずに完全な黒を表現できる点も特徴です。一般的な液晶テレビの10分の1程度の薄さを実現しており、スタイリッシュに壁掛けしたい場合や省スペースに設置する際にも重宝します。
有機ELテレビと液晶テレビの違いとは?
有機ELテレビと液晶テレビの最大の違いは、発光の仕組み。液晶テレビにはバックライトが搭載されており、カラーフィルターを通してさまざまな色を表現しています。一方、有機ELテレビはバックライト非搭載で、パネル自体が発光する仕組みです。
有機ELテレビはバックライトがない分、薄く設計しやすく、液晶テレビよりも軽量なモデルが多いのも特徴。また、黒は発光しないので、コントラストの高い映像を再現可能です。
有機ELテレビのメリット・デメリットは?
有機ELテレビのメリットは、鮮やかかつ高精細な映像を楽しめることです。パネルの仕組み上、黒は発光しないので、コントラストの高い映像を映し出すことが可能。また、視野角が広いモデルが多いため、大人数で囲んでも見やすいのがポイントです。
一方で、性質上、焼き付きの心配があるのはデメリット。また、高価なモデルが多いほか、液晶テレビと比較すると消費電力が多く電気代もやや高めなので、ランニングコストがかかってしまう点には留意しましょう。
有機ELテレビの選び方
画質に差が出る“高画質映像処理技術”をチェック
有機ELテレビには、各モデルに異なる高画質映像処理技術が搭載されています。例えば、HDRに対応していると、よりコントラストの高い鮮やかな映像を視聴可能。また、AIがコンテンツに合わせて画質を調節してくれるモデルもあります。
さらに、映像を解析し、通常のコンテンツを4K相当の画質にアップコンバートする機能も魅力的。よりよい画質で映像を楽しみたい方は、これらの機能が備わっているかチェックしてみてください。
音質を重視するなら“スピーカーシステム”をチェック
有機ELテレビを選ぶ際は、画質だけでなく音質も要チェック。ツイーターやサブウーファーの位置を工夫し、高音と低音をバランスよく再生できるモデルや、コンテンツに合わせてサウンドモードを設定できるモデルなどもあります。
また、スピーカーの出力「W数」にも注目。W数が高いほど迫力あるサウンドを再生できるため、大迫力を味わいたい方は、W数の大きいモデルを選んでみてください。
さらに、立体音響技術である「Dolby Atmos」に対応していると、有機ELテレビ本体のスピーカーだけで臨場感あふれるサウンドを楽しむことが可能です。
同時に複数番組を録画したいならチューナー数をチェック
同時に複数番組を録画したい方は、「チューナー数」も要チェック。視聴と録画が同時にできる番組の数は、チューナーの数によって決まります。例えば、3基のチューナーを内蔵していれば、1番組を視聴しながら裏の2番組同時録画が可能です。
有機ELテレビのほとんどが4K対応モデルのため、4K番組を視聴したい方は4Kチューナーを内蔵しているかチェック。4K番組を視聴しながら4K番組を録画したい場合は、4Kチューナーを2基以上備えている必要があります。
視聴距離や部屋の大きさに合わせて画面のサイズを選ぶ
有機ELテレビを選ぶ際は、画面のサイズ選びも重要。テレビにはサイズや解像度ごとに視聴距離の目安があり、4Kの場合は「画面の高さ×約1.5倍」が適しています。例えば、65インチのモデルなら画面の高さが80cm程度のため、約1.2mが視聴距離の目安です。
また、よくテレビを移動させて掃除する方や引っ越しが多い方は、サイズだけではなく重さも確認しておきましょう。加えて、壁掛けに対応しているモデルもあるので、チェックしてみてください。今回は人気の多い48・55・65インチを中心にご紹介します。
あると便利な機能をチェック
スポーツ中継やアクション映画を快適に観られる“倍速機能”
スポーツ中継やアクション映画など動きの速いコンテンツを快適に視聴したい方は、「倍速機能」を搭載したモデルがおすすめ。一般的なテレビは1秒間に60コマの画像で映像を映し出していますが、倍速機能は1秒間に120コマの画像で映像を映し出します。
残像感の少ないなめらかな映像を視聴できるのが特徴です。よりスムーズな動きで映像を楽しめるので、チェックしてみてください。
快適にゲームプレイできる“ゲームモード”
参照:ハイセンス
有機ELテレビでゲームを快適に楽しみたい方は、「ゲームモード」を搭載したモデルがおすすめ。アクションゲームなど遅延が命取りになるゲームでも遅延を防止できて便利です。
また、有機ELテレビは高精細かつ高コントラストな映像を映し出せるため、ゲームもきれいな映像でプレイ可能。PS4 ProやPS5など4Kでゲームをプレイできるゲーム機との相性も良好です。
YouTubeやNetflixなどの視聴ができる“動画配信サービス”
有機ELテレビの多くはWi-Fiに対応しており、NetflixやYouTubeといった動画配信サービスを利用できます。テレビ番組を楽しむのと同じように、大画面でさまざまな動画コンテンツを視聴可能です。
また、一部の有機ELテレビには、アプリを起動するためのボタンを搭載したリモコンを付属。ワンタッチでダイレクトにアプリを起動できます。
有機ELテレビの人気メーカーの特徴
パナソニック(Panasonic)|VIERA(ビエラ)
パナソニックは、「VIERA(ビエラ)」シリーズのテレビを手がけるメーカー。有機ELテレビに関しては、自社設計・組み立ての有機ELディスプレイを採用した「LZ1800」シリーズが人気です。
なかには、最大出力170Wの高出力で迫力あるサウンドを実現する「360立体音響サウンドシステム+」を備えたモデルも。万が一地震などで揺れても倒れにくい「転倒防止スタンド」を採用しているのも魅力です。
ソニー(SONY)|BRAVIA(ブラビア)
ソニーは、「BRAVIA(ブラビア)」シリーズのテレビを手がけるメーカー。有機ELテレビに関しては、映像と音の両方の信号処理を実現する認知特性プロセッサー「XR」を搭載しているのが特徴です。
なかには、画面自体を振動させて映像と音の一体感を楽しめる「Acoustic Surface Audio+」を備えたモデルもあります。空間に溶け込むスタイリッシュなデザインが魅力です。
シャープ(SHARP)|AQUOS(アクオス)
シャープは、「AQUOS(アクオス)」シリーズのテレビを手がける人気メーカー。8K液晶テレビを発売していることでも有名です。
有機ELテレビに関しては、消費電力を抑えつつ高コントラストを実現する「S-Bright有機ELパネル」を採用したモデルが人気。8Kで培った技術を活かして高画質・高機能を実現するエンジン「Medalist S2」を備えたモデルもラインナップされています。
TVS REGZA|REGZA(レグザ)
TVS REGZAは、「REGZA(レグザ)」シリーズのテレビを手がける人気メーカー。社名を2021年3月に東芝からTVS REGZAに変更しています。有機ELテレビに関しては、自社設計のレグザ専用有機ELパネルを採用したモデルが人気です。
また、録画性能に優れたモデルが多く、1度に6番組同時録画できる独自の「タイムシフトマシン」を搭載したモデルも存在。迫力ある重低音と立体音響を楽しめる「重低音立体音響システム」を備えたモデルもおすすめです。
LG(エルジー)
LGはパソコンから生活家電まで取り扱っているメーカー。有機ELテレビに関しては、自社生産のパネルを採用した比較的安価なモデルが多く、コスパがよいのが特徴です。
黒い部分はより黒く、明るい部分はより明るく表現できる自発光型を採用。ゲームプレイにおすすめのモデルがラインナップされているのもポイントです。
有機ELテレビのおすすめ|48インチ
シャープ「AQUOS EQ2ライン」4T-C48EQ2
漆黒の表現とAI高画質プロセッサーが生み出す圧倒的な映像美が魅力の48インチ有機ELテレビ。8Kテレビで培った「4K超解像アップコンバート」を搭載しており、さまざまなコンテンツを高画質で視聴できます。
音を前方向に届けやすい「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を備えており、音が聞き取りやすいのが魅力。豊富な動画配信サービスを視聴できる「Google TV」を搭載している点もおすすめポイントです。
LG OLED48C4PJA
AIプロセッサーを搭載したおすすめの有機ELテレビです。映像のジャンルに合わせて画質を自動調整する「AI映像プロ」を搭載。バーチャル9.1.2chサウンドの臨場感がある音に変換する、「AIサウンドプロ」も備えているため、地上波放送から動画配信サービスまで、鮮明な画質と豊かなサウンドで楽しめます。
好みの写真を選択するだけでおすすめの画質を提案してくれる「パーソナルピクチャーウィザード」に対応。また、スマホのコンテンツをテレビに映し出すことも可能です。
ソニー「BRAVIA A90Kシリーズ」XRJ-48A90K
認知特性プロセッサー「XR」を搭載し、高画質・高音質を両立した48インチ有機ELテレビ。コンパクトなデザインのため、設置場所が限られている場合でも設置しやすくなっています。
また、画面そのものを振動させて映像と音の一体感を楽しめる「Acoustic Surface Audio+」に対応しているのも魅力。PS5との連携機能を備えているので、PS5でゲームプレイを行う方にもおすすめです。
REGZA「X8900N series」48X8900N
臨場感あふれるサウンドを楽しめる48インチの4Kテレビです。「Dolby Atmos」に対応しており、映画館のような迫力のあるサウンドを体験できます。また、「クリア音声」メニューにより、低音量のときでも人の声を聞き取りやすいように調節可能です。
白飛びや黒ずみを抑えて自然な肌色を再現し、肌の質感などを向上させる「ナチュラルフェイストーン」機能を採用。また、ノイズを低減して高画質な映像を楽しめる「地デジAIビューティ」や、視聴環境に応じて自動的に画質を調整する「おまかせAIピクチャー」など、テレビ視聴を快適に行える機能を豊富に備えています。
パナソニック「VIERA MZ1800シリーズ」TH-48MZ1800
迫力のある映像を楽しめる、おすすめの有機ELテレビ。独自の制御技術やAIの活用により、コントラストの高い臨場感のある映像を再生できます。画質だけではなく音質にもこだわって作られており、「Dolby Atmos」に対応しています。
「イネーブルドスピーカー」を採用することにより、音を天井に反射させて広げられるため、自宅でも立体的なサウンドを体験可能です。転倒防止スタンドの搭載も特徴のひとつ。テレビ台に吸着して倒れにくく、安全性に優れています。
有機ELテレビのおすすめ|55インチ
シャープ「AQUOUS GS1ライン」4T-C55GS1
AI技術により、高音質・高画質な映像を楽しめる有機ELテレビです。AIプロセッサーを採用した画像処理エンジン「Medalist S5X」を搭載。照明など視聴環境に応じて、映像を自動的に最適化するので、設定をする手間が省けます。
アプリを指定し、暗証番号を設定することで特定のアプリの使用を制限可能な点が魅力。また、最大音量を設定できるので、子供がいたずらした際も安心です。保護者向け機能が備わったテレビを探している方はチェックしてみてください。
パナソニック「VIERA」TV-55Z95A
迫力のある立体音響を楽しめるおすすめの有機ELテレビです。「360立体音響サウンドシステム+」を採用しているのが特徴。イネーブルドスピーカーとワイドスピーカーのはたらきによって映画館のような臨場感を実現しています。
また、「転倒防止スタンド」を備えているのも嬉しいポイント。テレビ台に吸着することによってテレビが揺れた際に倒れにくく、小さな子供がいる家庭にも安心して設置できます。
LG OLED55B4PJA
LGの「OLEDシリーズ」のなかでも、スタンダードモデルの有機ELテレビ。「ピクセル自発光制御」機能によって、ピクセル単位で光を制御します。夜の闇のような漆黒の色を表現しやすいモデルです。
「AIスーパーアップスケーリング」機能は、AIがコンテンツを診断しノイズを除去するのが特徴。低解像度の映像を高画質で楽しめるのも魅力です。
また、画質だけでなく音声にも工夫しているのがポイント。「オートサウンドチューニング」機能を搭載しており、AIが部屋のレイアウトと視聴位置を検知して、サウンドを適切に自動調節してくれます。
REGZA「X9900M series」55X9900M
リアルな立体感を再現できる、レグザエンジン「AIナチュラルフォーカステクノロジーPRO」搭載の4K有機ELテレビです。AIで構図を指定して、顔や衣装を正確に把握するのが特徴。肌の質感やなめらかさの再現性を高めており、高精細で立体感のある高画質映像を楽しめるおすすめモデルです。
「ミリ波レーダーシステム」の搭載により、視聴場所に合わせて適切な高画質に自動調節するのもポイント。テレビとの距離にかかわらず、ノイズを抑制した自然な映像を視聴できます。地デジ番組を最大6チャンネルまるごと録画できる「タイムシフトマシン」を搭載し、見たい番組をまとめて後で見たいときに便利です。
シャープ「AQUOS GQ1ライン」4T-C55GQ1
明るく鮮やかな映像を楽しめる55インチの有機ELテレビです。輝度性能に優れた「S-Brightパネル」を搭載しているのが特徴。部屋が明るい状態でも、明暗の差をハッキリと表現します。
AIを使った画像処理エンジン「Medalist S5」の採用もポイント。視聴中のコンテンツをAIが解析し、最適な画質や音質を自動で調整してくれます。また、Google アシスタントに対応しており、音声で簡単に操作できるのが魅力です。
有機ELテレビのおすすめ|65インチ
LG OLED65M4PJA
画面の周りの配線を最小限に抑えている有機ELテレビ。「Zero Connect Box」にデバイスやコードを直接接続することで、テレビ周りの配線をスッキリとさせられるのが特徴です。コードが視界に入らないことで、より深い没入感を味わえます。
また、「ゲームオプティマイザ」機能によって、ゲームジャンルや画質モードを好みに設定することが可能。さらに、「ゲームダッシュボード」機能を使用すれば、ゲームを止めずに設定を変更できます。テレビ画面でゲームを楽しみたい方におすすめです。
ソニー「BRAVIA A80Lシリーズ」XRJ-65A80L
認知特性プロセッサー「XR」搭載の4K有機ELテレビです。複数の画質要素の横断的な分析・処理にくわえて、まるで映像から音が出ているかのようなサウンドを実現しているのが特徴。きれいな映像と高音質なサウンドでテレビを観たい方におすすめです。
さまざまな動画配信サービスを視聴できる「Google TV」を搭載しています。
LG OLED65G4PJB
AIによる画質調整機能を搭載した有機ELテレビです。「パーソナルピクチャーウィザード」を搭載。好きな写真を選ぶだけでAIが好みを分析し、約8,500万ものパターンからおすすめの画質を選んでくれます。
「マジックリモコン」による直感的な操作も魅力のひとつ。テレビに向けてリモコンを上下左右に振るだけで、コンテンツをダイレクトに選ぶことができます。
有機ELテレビの売れ筋ランキング
ビックカメラ.comでの有機ELテレビの売れ筋が気になる方はこちらをチェック。
担当者からひとこと
有機ELテレビでは、高精細かつ高コントラストな映像を楽しめます。薄型・軽量モデルが多く、壁掛けでの設置にもピッタリ。映画館のような臨場感を楽しみたい方は「Dolby Atmos」に対応したモデルがおすすめです。そのほか、機能や価格、画面サイズなども考慮して自分に合ったモデルを見つけてみてください。
家電・照明
洗濯機・掃除機・LED照明 etc.
季節家電
暖房器具・加湿器・エアコン etc.
キッチン家電
冷蔵庫・レンジ・炊飯器 etc.
キッチン雑貨
コーヒーメーカー・圧力鍋 etc.
PC・タブレット
パソコン・タブレット etc.
PC周辺機器
マウス・キーボード・HDD etc.
スマホ・通信
スマホ・モバイルバッテリー etc.
オフィス・文房具
万年筆・ボールペン・消しゴム
カメラ
カメラ・ドローン etc.
ビジュアル
テレビ・レコーダー etc.
イヤホン・スピーカー
イヤホン・ヘッドホン・スピーカー
オーディオ
ミニコンポ・電子ピアノ etc.
ビューティー・健康
ドライヤー・シェーバー etc.
時計・スポーツ
腕時計・自転車 etc.
アウトドア・ゴルフ
ゴルフ・テント・キャンプ用品 etc.
日用品・カー用品
カーナビ・ドライブレコーダー etc.
おもちゃ・ゲーム・子供用品
ベビーカー・チャイルドシート etc.
お酒・食品
ワイン・日本酒 etc.