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【2024年】シンセサイザーのおすすめ10選 初心者でもDTMやバンドを楽しめる1台

更新日:2024.02.29

シンセサイザーを使っているイメージ”

多彩な音色を駆使して、さまざまな演奏スタイルを楽しめる「シンセサイザー」。バンド活動やライブのほか、自宅での作曲やDTMでも活躍します。各メーカーからさまざまなモデルが販売されているので、とくに初心者の方はどれを選んだらよいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。

そこで今回は、おすすめのシンセサイザーをピックアップしてご紹介。あわせて選び方も解説するので、ぜひチェックしてみてください。

シンセサイザーとは

シンセサイザーとは

シンセサイザーとは英語の「synthesize」に由来する言葉で、音色を合成して出力する楽器を意味します。さまざまな音を合成することで、ピアノやオルガンなど鍵盤楽器の音はもちろん、和楽器や弦楽器から雨音などの環境音まで出力が可能。モデルによっては数千もの音色を内蔵しているモデルもあります。

とくに、ドラム音やベース音を同時に再生できる「シーケンサー機能」を搭載したモデルは、自宅で音楽制作をおこなうDTMで便利。また、バンドを組んでライブをやる場合、音色の多いシンセサイザーならさまざまなジャンルや曲に対応できます。

シンセサイザーとキーボードの違い

シンセサイザーとキーボードの違い

基本的には、音色を調節できる鍵盤楽器がシンセサイザー、できないのがキーボードといった理解で問題ありません。なかには、鍵盤のないシンセサイザーもあります。キーボードにはスピーカーが内蔵されており単体で演奏を楽しめますが、シンセサイザーはアンプやヘッドホンとの接続が必要です。

キーボードは自宅で演奏を楽しんだり、ピアノ練習に活用したりすることが主流。一方で、シンセサイザーはさまざまな音色で演奏できるため、ライブや音楽制作向けです。

シンセサイザーの選び方

鍵盤数をチェック

シンセサイザーの選び方 鍵盤数

シンセサイザーの鍵盤数は、25から88までモデルによってさまざまです。ピアノの鍵盤数は88なので、鍵盤数が少ないタイプはクラシックやジャズなどのピアノ曲を演奏できないケースもあります。ただ、鍵盤数が多いほどサイズが大きく、重たくなることを考慮しましょう。

61鍵盤は、演奏しやすいうえに持ち運びができるのでおすすめです。バンド活動をしている方やライブで使用する際にも便利。ロックやポップス、ダンスミュージックなど88鍵盤を必要としない場合は、携帯性を重視して少ない鍵盤のモデルを選ぶのも方法のひとつです。

音色の種類や質をチェック

シンセサイザーの選び方 音色の種類や質

シンセサイザーはさまざまなモデルが販売されており、内蔵された音の種類や音色もそれぞれ異なります。「ライブではピアノのオルガンの音しか使用しない」「和楽器の音を出したい」「DTMで使用する雨音など環境音が欲しい」などのニーズに応じて、どんな音に対応しているかを確認しておきましょう。

内蔵している音数が多いほど、さまざまなシーンやジャンルに対応できます。初心者に向けたモデルでも、数百以上もの音を内蔵しているモデルもあるのでチェックしてみてください。

キータッチをチェック

シンセサイザーの選び方 キータッチ

鍵盤を押さえたときのタッチ感は、電子オルガンに近い軽いタッチやピアノのような重たいタッチなど、モデルによって異なるため注意が必要です。タッチ感が軽いタイプは演奏もしやすく、持ち運びに便利な軽量モデルが多いなど、初心者にも最適なお手ごろ感が魅力。

また、鍵盤上をすばやく滑らす「グリッサンド奏法」が使用しやすいのも特徴です。一方、重たいタッチ感のモデルはピアノ経験のある方におすすめ。強弱をつけやすいピアノの弾き心地にこだわりたい方に適しています。

機能をチェック

スプリット/レイヤー機能

シンセサイザーの選び方 機能 スプリット/レイヤー機能

さまざまな機能を搭載したモデルもありますが、なかでもシンセサイザーならではの機能が「スプリット」と「レイヤー」です。鍵盤によって音色を分けるのがスプリット機能。鍵盤上をいくつかに分け、ドラム・ベース・シンセ・ピアノなどの音色を割り当てて演奏できます。

レイヤー機能はいくつもの音色を重ねられる機能です。さまざまな楽器やストリングスの音色を重ねて多彩な演奏を可能にします。

シーケンサー機能

シンセサイザーの選び方 機能 シーケンサー機能

シーケンサー機能とは、複数の楽器音やメロディを演奏しながら録音できる機能です。シーケンサー機能を使って事前に自分が演奏する部分以外を録音しておけば、バンド練習やライブで流しながらの同期演奏が可能。また、打ち込みをしながら録音できるため、感覚的に音楽制作する場面でも役立ちます。

モデルによってはシーケンサー機能が搭載されていないモノや、ごくシンプルな機能しかないモノもあるため購入の前には確認が必要です。

シンセサイザーのおすすめ

ローランド JUNO-DS61(61鍵盤)

ローランド JUNO-DS61(61鍵盤)

初心者の方にも最適な61鍵盤のシンセサイザー。重さ5.3kgの軽量モデルで、バンド活動やライブなどでの持ち運びに便利です。また、電池で駆動するのもポイント。路上ライブなど電源を確保するのが困難な場面での使用にも適しています。

操作も簡単で、サウンドはピアノやオルガン、シンセなど9つの楽器カテゴリーから選択するだけ。初めてシンセサイザーを購入する方におすすめのモデルです。

ヤマハ PSR-SX600(61鍵盤)

ヤマハ PSR-SX600(61鍵盤)

サウンドはもちろん、演奏性やデザイン性にも優れているシンセサイザーです。グランドピアノやオルガン、ギターなど多彩な楽器の音を再現できるのが特徴。自動伴奏機能を利用すれば、幅広いジャンルの音楽を楽しめます。

また、指1本で鍵盤を押すだけでコードが弾けるスマートコード機能が使える点もメリット。コードのルート音を押せば、伴奏が再生できます。スピーカーが内蔵されており、演奏音とマイクから入力されたボーカル音を同時に鳴らせる点もおすすめです。

ローランド「GAIA」SH-01(37鍵盤)

ローランド「GAIA」SH-01(37鍵盤)

コンパクトなため省スペースで使える37鍵盤のシンセサイザーです。約4.2kgと持ち運べる重さなので、自宅だけでなくスタジオやライブ会場などでも使用できます。また、エフェクトは5系統の直列接続ができるのが特徴。オンとオフ切り替えのみで最大192通りの組み合わせで音作りが可能です。さらに、リバーブやテンポ・シンク、フランジャーなど多彩なエフェクトも備わっており、個性的な音楽が作成できます。

本体のボタンには自照式を採用。使用状況によってボタンの色が変化するので、ひと目でどのエフェクトやモードを選択しているか確認できます。

アクセス「Virus TI2 Keyboard」(61鍵盤)

アクセス「Virus TI2 Keyboard」(61鍵盤)

タッチのよい61セミウェイテッド鍵盤を搭載したシンセサイザー。前モデルよりも軽量化が図られ、DSPパワーも25%アップしています。3,300種類以上ものオンボード・サウンドを搭載しており、豊富な音色が魅力のひとつです。

USB接続にも対応しており、「VST/AUプラグイン」として動作させることも可能。本体側面には木製のサイドパネルを採用しています。優れたグリップ感が得られるので、持ち運びも簡単です。

ヤマハ PSR-E373(61鍵盤)

ヤマハ PSR-E373(61鍵盤)

多彩な音色とレッスン機能を備えているシンセサイザーです。622のサウンドを楽しめるのが魅力。チェロやマンドリンの弦を叩くトリルやノイズ音なども搭載されています。

また、演奏をサポートする自動伴奏機能が利用できるのもポイント。タッチレスポンス機能で、鍵盤を弾く際の強弱をしっかりと表現できます。アルペジオ機能も付いており、鍵盤を押さえるだけで、アルペジオ演奏を自動で再生できます。無料アプリ「Rec’n'Share」を利用すれば、スマホと楽器の連動が可能。好みの楽曲に合わせて演奏できるだけでなく、自分の演奏を録画して客観的に評価できる点もおすすめです。

ローランド JUNO-DS88(88鍵盤)

ローランド JUNO-DS88(88鍵盤)

クラシックやジャズなどのピアノ曲を演奏する機会が多い方にも最適な88鍵盤のシンセサイザーです。タッチ感も本格的なピアノ鍵盤のフィーリングを採用しており、ピアノ同様の弾き心地を再現しています。

使いやすさを重視した設計で、音色作成やセッティングも簡単。電池駆動で屋外でも演奏を楽しめるなど、初めてシンセサイザーを購入する方にもおすすめのモデルです。

ヤマハ「REFACE YC」MX61(61鍵盤)

ヤマハ「REFACE YC」MX61(61鍵盤)

61鍵搭載タイプなので、演奏がしやすいだけでなく携帯性にも優れているシンセサイザーです。重量は4.8kgと比較的軽量で、ライブハウスやスタジオに持ち運ぶ際の負荷を軽減できるのが魅力。別売の専用ソフトケースもあります。

搭載されている音源は1000音色以上と豊富。ピアノやエレクトリックピアノなどの鍵盤楽器だけでなく、ストリングスやシンセブラス、シンセリードなどの音源も楽しめます。

アクセス「Virus TI2 Desktop」VIRUSTI2DESKTOP

アクセス「Virus TI2 Desktop」VIRUSTI2DESKTOP

鍵盤のない音声モジュールのみのシンセサイザーです。コンパクトなデスクトップタイプで場所を取らずに設置できます。面倒な操作を必要とせず、ツマミとボタンだけでサウンド、パラメータを直感的に操作することが可能です。

USBと接続すると「VST/AUプラグイン」としても動作可能なので、音源やエフェクトを追加する際に便利。DSPパワーの強化や軽量化が実現されたおすすめのモデルです。メタルボディとウッドパネルの組み合わせは高級感があり、スタイリッシュな雰囲気に仕上がっています。

IKMULTIMEDIA「UNO Synth Pro Desktop」(37鍵)

IKMULTIMEDIA「UNO Synth Pro Desktop」(37鍵)

アナログシンセサイザーのパワフルな音色が楽しめるおすすめのモデルです。3基のオシレーターや256種類のプリセットなどを備えており、幅広いサウンドメイクに対応できるのが特徴。モジュレーション・ディレイ・リバーブなど品質の高いエフェクト機能も搭載しています。

また、コントロール部にはしっかりとした感触が得られるラバー・パッドを採用。インジケーターやOLEDディスプレイも備えており、使い勝手に優れています。

ローランド FANTOM-06(88鍵)

ローランド FANTOM-06(88鍵)

多様な音楽的表現が楽しめるシンセサイザーです。3,000種類以上のサウンドと機能を搭載しているのが特徴。高品質なアコースティックやエレクトロニック・サウンドが利用できるだけでなく、マルチ・サンプリング機能による好みのサウンドカスタマイズが可能です。

Roland CloudからはWave Expansion・Sound Packなどのコンテンツを取り込み可能。サウンドやライブラリーを拡張できる点もおすすめです。

担当者からひとこと

鍵盤数や機能、タッチ感などモデルによって異なるシンセサイザー。演奏したいジャンルや曲、どんなシチュエーションで使用するかによっても選ぶ基準が違ってきます。主にどのように使用したいのかを明確にしたうえで選択するのが重要です。この記事を参考に、ぜひ自分にあった1台を見つけてみてください。

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