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【2025年】MIDIキーボードのおすすめ10選 作曲や演奏に使えるモデルを紹介

更新日:2025.01.20

MIDIキーボードのイメージ

DAWソフトを使用して楽曲制作などを行う際に活躍するMIDIキーボード。活用することでより効率よく音作りのためのさまざまな作業が進められます。
そこで今回は、おすすめのMIDIキーボードをご紹介。鍵盤の数や機能、価格は製品によってさまざまなので、本記事を参考にして自分に最適な1台を見つけてみてください。

MIDIキーボードとは

MIDIキーボードの特徴

MIDIキーボードとは MIDIキーボードの特徴

MIDIキーボードは、主にDTM(デスクトップミュージック)で用いるアイテムです。マウスやパソコンのキーボードよりも効率よく音の入力ができるのがメリット。厳密にはMIDI信号を出力するための装置なので、その多くは単体で音を出すことはできません。

パソコンにインストールしたDAWソフト(Digital Audio Workstation)などを介することで音を出すことができ、接続にはUSBケーブルを用いるのが主流。また、最近ではワイヤレス接続に対応したモデルや、スマホと接続できるモデルなども販売されています。

MIDIキーボードのメリット

MIDIキーボードとは MIDIキーボードのメリット

MIDIキーボードを活用することで、マウスで一音ずつクリックするよりも効率よく音の入力が可能。同時に鍵盤を押せば一度に複数の音が出せるので、和音の入力も楽に行えます。

音色を確認したいときにも素早く操作ができるので便利です。また、フェーダーやトランスポートボタンなどのコントローラー機能を備えたモデルであれば、再生や一時停止など直接DAWソフトを操作できるので、よりスムーズに楽曲の制作を進められます。

MIDIキーボードの選び方

鍵盤数

演奏が得意な方向け(88・61鍵)

MIDIキーボードの選び方 鍵盤数 88・61鍵

鍵盤数が多ければ、演奏をそのまま打ち込む「リアルタイム録音」も可能。88鍵のMIDIキーボードは一般的なピアノと同じ鍵盤数なので、普段からピアノやキーボードを演奏している方に最適です。

ただし、鍵盤数が多いぶん横幅が長いので、設置場所を考慮する必要があります。61鍵のMIDIキーボードは一般的なシンセサイザーと同じくらいのサイズで、両手でも十分快適に演奏可能。88鍵タイプを設置するスペースがない方にもおすすめです。

音取りや音作り向け(49・37・25鍵)

MIDIキーボードの選び方 鍵盤数 49・37・25鍵

25〜49鍵あたりのMIDIキーボードは、ひとつずつ音を入力していく「ステップ入力」や音色の確認に最適です。特に、25鍵・37鍵タイプは横幅が短くコンパクトなので気軽に持ち運べます。また、設置スペースが限られている方にもおすすめ。

49鍵のMIDIキーボードは、両手で演奏できるサイズでありながらも、比較的コンパクトです。演奏やリアルタイム入力も簡単なものであれば十分こなせます。利便性と演奏性の両方を求める方におすすめです。

デバイスとの接続方法

有線接続(USB)

MIDIキーボードの選び方 デバイスとの接続方法 有線接続(USB)

現在、MIDIキーボードの接続にはUSBケーブルを用いるのが主流。多くの製品は、接続したパソコンなどの機器から電源を供給できる「バスパワー方式」に対応しています。

バッテリーを気にすることなく、USBケーブルを一本接続するだけで使用できるのがメリット。また、iPhoneなどのLightning端子を備えた製品とも接続できるように、変換ケーブルや変換アダプターなども販売されています。

無線接続(Bluetooth)

MIDIキーボードの選び方 デバイスとの接続方法 無線接続(Bluetooth)

BluetoothでMIDIを伝送できる「MIDI over Bluetooth LE」に対応した製品であれば、MIDIキーボードをワイヤレス接続で使用可能。ケーブルの長さや端子の位置を気にする必要がないので、場所を選ばず設置できます。

また、ケーブルがないぶんすっきりとした作業スペースの構築が可能。別途変換ケーブルなどを用意する必要もないので、スマホやタブレットなどのさまざまな機器と気軽に接続できるのもメリットです。

鍵盤のサイズとタッチ

MIDIキーボードの選び方 鍵盤のサイズとタッチ

鍵盤のサイズは、一般的なピアノと同じ「フルサイズ(フルキー)」と小さい「ミニサイズ(ミニキー)」の2種類に分けられます。フルサイズであれば、リアルタイム入力などの演奏を快適に行えます。一方で、ステップ入力や音色の確認程度の用途であれば、ミニサイズでも十分に対応可能。

鍵盤のタッチは、ピアノと同等の重さの「ピアノタッチ(ハンマーアクション)鍵盤」、打鍵感の軽い「ライトタッチ鍵盤」、両タイプの中間の重さの「セミウェイト鍵盤」の3種類に分けられます。好みや用途に合った弾き心地の製品を選びましょう。

コントローラー機能

MIDIキーボードの選び方 コントローラー機能

鍵盤以外に「フェーダー」やドラム系の音を入れる「パッド」、「トランスポートボタン」などのコントローラー機能を搭載した製品が便利です。製品によって搭載されているコントローラー類はさまざま。多くの機能を備えているモノほど価格は高くなる傾向にあります。

また、一口に「パッド搭載モデル」といっても、パッドのサイズや数、搭載されている位置は製品によって異なり、ほか機能の関しても同様です。予算を考慮しつつ、自分の用途や使いやすさに合った製品を選びましょう。

ペダル接続

MIDIキーボードの選び方 ペダル接続

MIDIキーボードで演奏をするときにあると便利な「サスティンペダル」。足で踏むと音を伸ばすことができ、作曲のときに表現の幅をより広げられます。特にリアルタイム入力で作曲を行う方には必須のアイテムです。

基本的にMIDIキーボードには付属しないので、別途購入する必要があります。ペダル用の端子が搭載されていない製品もあるので、必要な方は購入前に確認しておきましょう。

ソフトウェアの有無

MIDIキーボードの選び方 ソフトウェアの有無

MIDIキーボードには、DAWソフトやソフトシンセが付属しているものがあります。付属している製品を購入することで、初心者の方やまだソフトウェア類を持っていない方でも、すぐに使い始めることが可能。

また、別途ソフトウェアを用意する必要がないので、予算を抑えられるのもメリットです。付属するソフトウェアは製品やメーカーによってさまざま。なかにはiPhoneなどのスマホ用のアプリが使える製品もあります。

MIDIキーボードの人気メーカー

KORG(コルグ)

MIDIキーボードの人気メーカー KORG(コルグ)

コルグは電子ピアノやシンセサイザー、エフェクターなどを取り扱うメーカーです。創業は1963年と古く、シンセサイザーをいち早く開発したことでも有名。

コルグの製品は多くのアーティストが愛用しています。なかでもMIDIキーボードはラインナップが豊富。他にはないユニークな製品をラインナップしているのも特徴です。

Roland(ローランド)

MIDIキーボードの人気メーカー Roland(ローランド)

ローランドは家庭用からプロ向けの製品まで、音楽機器や映像機器を幅広く取り扱う大手電子楽器メーカーです。また、製品の開発や販売だけでなく、音楽教室やプロデュースショップなど、音楽に関わるさまざまな事業を手掛けています。

MIDIキーボードに関しては、32〜61鍵の鍵盤数を備えたモデルが豊富です。本格的な演奏が可能なプロ向けの88鍵モデルもラインナップ。コントローラー類も豊富に搭載されているので、機能面にも優れています。

AKAI(アカイ)

MIDIキーボードの人気メーカー AKAI(アカイ)

当時テープレコーダーなどの製造を行っていた赤井電機から独立して設立されたメーカー。現在は音楽制作や舞台関連製品を扱うinMusicのブランドのひとつで、現在でも新製品の開発が行われています。

特に、1986年に登場した「MPCシリーズ」のサンプラーは、昔から愛用されている人気の製品です。MIDIキーボードは、ステップ入力や持ち運び便利なコンパクトなモデルを数多くラインナップしています。

MIDIキーボードのおすすめ

KORG「microKEY2-49Air」(49鍵)

KORG「MICROKEY2-49AIR」(49鍵)

Bluetooth接続できるタイプのMIDIキーボードで、iOSやiPadOSを搭載した機器への接続にも対応しています。本体は単3電池2本で駆動し、1日1時間の使用なら約1か月の連続使用が可能です。

また、USBでの有線接続にも対応。鍵盤には、黒鍵と白鍵の比率が調節された「ナチュラル・タッチ・ミニ・キーボード」を採用し、小さいながらも演奏しやすいようになっています。ペダル端子も設けられており、打ち込みから演奏まで幅広い用途で使用できる1台です。

IK Multimedia「iRig Keys I/O 49」IKM-OT-000069N(49鍵)

IK Multimedia「iRig Keys I/O 49」IKM-OT-000069N(49鍵)

「Sample Tank 3フルバージョン」や「Mirosalver Phillharmonik 2CE」など、総額7万円以上のソフトが付いているMIDIキーボードです。USBケーブルを用いてほかの機材とつなぐ有線タイプで、購入後すぐに使い始められます。

対応している機種は、Mac・Windows・iOS機器・Androidです。ケーブルの長さは60cmのため、手元と画面を見比べながらスムーズに作業できます。鍵盤の数は49鍵で、コンパクトながらリアルタイムでの入力をすることが可能です。単3の乾電池4本で起動できるため、外出先で演奏したり曲を作ったりするのにも便利。iPhoneとiPadを立てられるスタンドも付いており、使い勝手のよいMIDIキーボードです。

NOVATION「LAUNCHKEY 49 MK3」(49鍵)

NOVATION「LAUNCHKEY 49 MK3」(49鍵)

「Ableton Live」「Cubase12」「LogicProX」などさまざまなDAWに対応しているMIDIキーボード。特にAbleton Liveと親和性が高く、ミキサーコントロールやループコントロール、クオンタイズなどさまざまな機能を快適に使用できます。

別途セッティングソフト「Components」を用いれば、自在にカスタマイズ可能。MIDIマッピングを行うと、作業効率の向上にも期待できます。製品購入時にUSBケーブルを付属しているため、ケーブルを買い足す必要がないのがポイントです。直感的に音楽制作を行いたい方はぜひチェックしてみてください。

AKAI「MPK mini Play MK3」(25鍵)

AKAI「MPK mini Play MK3」(25鍵)

音楽制作や演奏を手軽に楽しめるMIDIキーボード。128種類以上の楽器やドラムキットを内蔵しており、アコースティックピアノからシンセリードまで多彩な音を奏でられます。ヘッドホンジャックも搭載しているので、深夜の練習にも便利です。

また、バッテリー駆動に対応しており、最大14時間の連続使用が可能。さらに、内蔵スピーカーを搭載しているので、外部スピーカーに接続しなくても手軽に演奏できます。コンパクトなのでバックパックに入れて持ち運んで使いたい方にもおすすめです。

IKMULTIMEDIA「iRig Keys 2 Pro」(37鍵)

IKMULTIMEDIA「iRig Keys 2 Pro」(37鍵)

iPhoneやiPad、Android、Mac、ハードウェア・シンセサイザーなどさまざまな機器との接続に強い電子キーボードです。フルサイズの鍵盤を搭載していることがポイント。鍵盤にはほどよく重みがあり、本格的な演奏を楽しめます。ピアノを習っていた方にもおすすめです。

ヘッドホン端子を搭載していることも魅力。iPhoneやAndroidなど、ヘッドホン端子を持っていないデバイスとの組み合わせでもしっかりとモニタリングできます。

KORG「iRig Keys 2」(37鍵)

KORG「iRig Keys 2」(37鍵)

ベロシティ対応のコンパクトな37鍵MIDIキーボード。MIDI入出力端子を備えているので、PCを介さずハードウェア・シンセサイザーを直接演奏できます。USB接続のモバイルバッテリーからも駆動するため、環境を選ばずに作曲やパフォーマンスが可能です。

ソフトウェアは、幅広いスタイルとサウンドが網羅された「Sample Tank4」を搭載。さらに、2000種類のインストゥルメントや合計30GB以上のライブラリーも収録されています。携帯性の高さと充実した機能により、初心者から上級者まで幅広い層に適したモデルです。

NOVATION Impulse 25(25鍵)

NOVATION Impulse 25(25鍵)

コンパクトサイズながら機能が豊富な25鍵のMIDIキーボード。セミウェイトアクションとアフタータッチを備えており、さまざまな表現をしたい方におすすめのモデル。独自の高速スキャンテクノロジーがキーボードを毎秒10,000回スキャンし、演奏の細かいニュアンスも反映します。

USBバスパワーで駆動するので、PCに接続するだけで簡単に使えるのもポイント。フェーダーを省くことでコンパクトサイズを実現しており、持ち運びにも適しています。

ヤマハ PSS-A50(37鍵)

ヤマハ PSS-A50(37鍵)

MIDIキーボードとしても使用可能な37鍵のミニ電子キーボードです。パソコンとUSBケーブルを接続することで、別売りの音楽制作用ソフトに録音したりマスターキーボードとして使えたりと音楽制作ができます。

また、小型ながら本格的なサウンドが楽しめるのもポイントです。ヤマハならではの高品位なサウンドに多数のエフェクトを搭載。フレーズを自動で演奏するアルペジエーターやフレーズをループ再生するフレーズレコーダーなど、多彩な機能も魅力です。

NEKTAR「Impact GX Mini」(25鍵)

NEKTAR「Impact GX Mini」(25鍵)

コンパクトサイズが特徴のMIDIキーボード。多機能ながらバックパックにも無理なく収まるほどのサイズに設計されています。手軽に持ち出せるので、好きな場所で作曲を楽しみたい方におすすめです。

小型なボディに25鍵のミニ鍵盤を搭載しているほか、ピッチベンドやモジュレーションを直感的にコントロールできるジョイスティックが用意されています。また、演奏のタッチに応じて、3タイプのベロシティカーブから選べるのもポイントです。

CME「Xkey Air 25」(25鍵)

CME「Xkey Air 25」(25鍵)

軽量かつコンパクトなサイズが特徴のMIDIキーボードです。Bluetoothに対応しており、コードを気にせず使えるのが便利。持ち運びしやすい製品が欲しい方に適しています。

最大で10時間使用できるため、長時間使いたい場合でも安心。また、鍵盤を弾いたときの強弱にも繊細に反応するので、抑揚のあるプレイができます。操作性が高いモデルをチェックしたい方にもおすすめです。タブレットやスマホとも簡単に接続可能。さらに、専用アプリである「Xkey Plus」と連動させると、好みの仕上がりにカスタマイズできます。

担当者からひとこと

DTMを本格的に楽しみたい方には必須ともいえるMIDIキーボード。効率がよくなるのはもちろんのこと、より面白さを感じながら楽曲制作を進められます。また、DAWソフトやソフトシンセが付属する製品もあるので、これからDTMをはじめる初心者の方もぜひチェックしてみてください。

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