頑張らない健康管理|スマートバスマット×スマートリカバリーリング
健康管理。大事なのはわかっているのに、なかなか続きません。体重を測る、睡眠を振り返る、ストレスの溜まり具合を気にする。どれも難しくはないのに、記録や確認の手間があると、忙しい日ほど置き去りになってしまうんですよね。
そこで試してみたのが、issinの「スマートバスマット 体組成計モデル」と「スマートリカバリーリング」。体重・体組成をバスマットで、睡眠データやストレスレベルなどはリングで測定しながら、健康管理に挑戦してみました。この記事では、使って感じたラクさや気づきを、具体的なシーンとあわせてレビューします。
始める前に知っておきたい、2つの役割分担
まずは、それぞれの役割をざっくり整理します。
「スマートバスマット 体組成計モデル」
お風呂あがりに踏むだけで、体重はもちろん、体脂肪率、筋肉量、BMI、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体水分率、推定骨量などの15項目を測定・記録するバスマット。
「スマートリカバリーリング」
指に装着して過ごすことで、睡眠やストレスレベル、活動量などを記録するリング型デバイス。それぞれで集まったデータは、専用アプリ「ウェリー」で一元管理できます。
基本スペック
| スマートバスマット 体組成計モデル |
スマートリカバリーリング | |
| 価格(税込み) (*1) |
19,800円(P10%) | 29,800円(P10%) |
| サイズ | 幅500×奥行350×高さ20mm | 厚み2.2mm×幅8mm |
| 重さ | 約4.8kg |
約3g |
| 測定できるデータ | 体重、BMI、体脂肪率などの体組成 | 睡眠、ストレス、活動量、心拍数、皮膚温、血中酸素濃度 |
| 防水規格 | IP65 ※粉塵(ふんじん)の侵入を防ぎ、雨や水しぶき、強めの噴流水にも耐えられる防水性能 |
IP68 / 5ATM ※水中での使用にも対応する高い防水性能。手洗い・シャワー・水まわり作業など、日常的な水濡れを気にせず使えます |
| 充電・稼働 | フル充電の状態で約3か月 1日3回測定を行った場合(*2) |
約2時間充電で最大7日 6-7号は最大5日間(*2) |
(*1)価格は2026年1月20日現在
(*2)計測値や使用感には個人差があります
「測らなきゃ」から解放される、スマートバスマットという選択
「毎日必ず通る場所」で、無意識に測定が終わる
スマートバスマットの一番の魅力は、測定が生活動線に溶け込むことでした。私は浴室の入り口前に設置しています。
お風呂あがりにそのまま乗り、足で導電性繊維(左右2本ずつのステッチ部分)を踏むだけ。数秒後に「ピッ」と2回音が鳴れば、測定は完了です。データは自動でアプリに送られます。
1回目が体重、2回目が体組成の測定完了を示す合図。操作は一切不要で、タオルで体を拭く流れの中で自然に終わります。
本体に数値表示がない点は、最初は少し戸惑いました。でも実際にはこれがちょうどよかった。
測った瞬間に数字を見ないぶん、気持ちが揺れにくく、「とりあえず測る」が続くようになったんです。
濡れた足でも測れるから、流れが止まらない
お風呂あがりに測ると聞いて、真っ先に気になったのがここ。「濡れた足でも大丈夫?」という懸念です。
結論から言えば、私の環境では問題なし。体全体が濡れていても問題なく測定でき、踏み心地も自然。要するに、「お風呂あがりの流れを止めない」設計で、これが習慣化の決め手でした。
ソフト珪藻土マットの踏み心地
毎日素足で触れる「ソフト珪藻土(けいそうど)マット」も、満足度の高い仕上がりでした。
使ってみた印象は、いい意味で“ふつうに快適”。足裏へのなじみがよく、濡れた直後でもベタつきや冷たさが気になりません。
乾きもスムーズで、基本的に置きっぱなしでOK。家族が使ったあとに「湿っていてイヤだな……」と感じたこともありませんでした。
さらに助かったのが、汚れたら取り外して洗濯機で丸洗いできる点。珪藻土なのに割れる心配がなく、布マットと同じ感覚で清潔に保てる。この“面倒の少なさ”が頼もしく感じました。
家族で使いながら、プライバシーは守れる
わが家では妻と共用していますが、測定データは個別に管理できます。アプリ上で事前にメンバー招待するだけで、「誰のデータかわからなくなる」ことも、「体重を家族に見られる」こともありません。
バスマットは一枚でも、記録は完全に“自分専用”。この安心感があるからこそ、家族と一緒に自然体で使い続けられます。
さらに、ペットはもちろん「スマートバスマット」に乗れる環境なら、遠方の両親や祖父母の体重管理にも対応。健康管理が気になる親族にプレゼントしても、喜んでもらえそうです。
充電はたまにでいい。だからリズムが崩れない
便利なスマート体重計ですが、地味に厄介なのが電池切れ。測ろうと思った日に限って動かないと、やる気が削がれてしまいがちです。
その点「スマートバスマット」はUSB充電式で、電池交換が不要。メーカー公称では、1日3回の計測で、フル充電から約3か月持つとされます。
実際の運用もかなりラクで、充電はゼロから約3時間で完了するので、「あ、今週どこかで充電しとくか」ぐらいの感覚で問題ありません。
付属の充電ケーブルは、ピタッとくっつくマグネット式。充電中はインジケーターが点滅し、完了すると緑点灯になるわかりやすさもいいところです。
「スマートリカバリーリング」は“体の内側”を静かに見せてくれます
24時間つけっぱなしでも気にならない装着感
「スマートリカバリーリング」はチタン製で厚み約2.2mm。重さ約3gと、驚くほど軽量です。
私は普段から指輪に慣れていることもありますが、PC作業のときでも外したくなることがありませんでした。
気づけばつけているのを忘れるぐらいで、24時間の測定が現実的になります。
「サイジングキット」で事前に試せる安心感
指輪型デバイスは、フィット感が命。購入前に「サイジングキット」(別途購入となります)を使って試着もできるので、自分のサイズがわからない人にはオススメです。
指の太さは朝晩で変わるので、できれば事前に丸1日つけてみると安心です。
毎日身につけるなら、水回りでの強さも必須です。このリングはIP68/5ATM相当の防水性能。手洗いや家事はもちろん、お風呂やサウナに入る際でも、つけっぱなしで過ごせます。
実際、「濡れるから外そう」と気を使う場面がほとんどありませんでした。
ガジェット感のない、控えめなデザイン
チタン製のマットな質感で、光沢が控えめなところも魅力的です。「いかにもガジェット」といった主張がなく、服装を選ばずになじみます。
健康デバイスでありながら、感覚はアクセサリーに近い。「悪目立ちしない」デザインがとても気に入りました。
週に一度だけの充電で、リズムを崩さない
充電が必要なヘルスケアデバイスって、「いつ充電するか」が地味にストレスになります。
私の場合は週に一度ほど。アプリの通知が来たら充電する運用に落ち着きました。生活リズムを変える必要がなく、気づいたときに専用ケースに入れて、充電すればOK。フル充電までは約2時間で、ほぼ負担を感じませんでした。
アプリ「ウェリー」で、データが一か所に集まるのが便利
画面がごちゃつかず、「今日はどうか?」がすぐわかる
「スマートバスマット」と「スマートリカバリーリング」のデータは、専用アプリ「ウェリー」に集約されます。Apple標準アプリ「ヘルスケア」との連携も可能です。
アプリを開いてまずチェックしたいのが「リカバリースコア」。睡眠やストレスレベル、活動量を総合判定した回復の目安を示します。
おかげで、健康管理が「記録して終わり」になりにくい。全体像をざっくりつかんで、気になったら活動量や心拍数などのログで深掘りするという動線がとてもシンプルです。
結果として、「今日はどうかな?」とアプリを開く回数が自然と増えていました。
ログを見返して気づいた、2つのつながり
1. 睡眠の状態と、日中の集中力の関係
「集中力が続かないな」と思う日は、決まって前夜の睡眠が浅い傾向にありました。逆に作業がはかどる日は、睡眠が安定。ログが溜まるにつれ、パターンが少しずつ見えてきました。
2025年12月26日-2026年1月1日における、睡眠/ストレス/活動量ログ。
同時に気づいたのが、「集中している=調子が良い」とは限らないことです。仕事に没頭しているときほど、実はストレスレベルが高く出ていることがありました。
「頭は動いているけど、体は無理をしている」。これを客観視できると、対策の打ち手が変わります。
アプリには、睡眠導入を促す「おやすみサウンド」や「パワーナップ」のアラーム機能も。
気合いで押し切るのをやめ、「今日は省エネモードで」と割り切る。睡眠不足なら、パワーナップ(仮眠)を罪悪感なく挟めます。
この発想に切り替えられたのは、仕事に没頭しがちな私には救いでした。“サボり”じゃなく“休息”としてブレーキを踏めるようになりました。
2. 体重の変化と、活動量のつながり
体重は日々揺らぎますが、ログを並べると「活動量が少ない週ほど増加しがち」な傾向が見えてきました。
特に、製品を試用していた忘年会シーズンは、飲み会続きで数字が跳ね上がることも……。1日単位で数字を追っていると心が折れそうになるので、「週単位で眺める」運用に切り替えました。
※掲載しているスクリーンショットは「体重管理」デモモードの表示画面です。
増減の結果より、「今週は生活が不摂生気味だったかも」の答え合わせとして見る。そう捉え直してから、数字との距離感がラクになりました。体重が増えても、翌週の食事を控えめにする判断がしやすくなります。
また、飲み会で日をまたぐなどの理由で体重を測れなかったときは、あとから手動入力すればOK。「毎日完璧じゃなくていい」という余裕があるからこそ、気負わずにいられたのだと思います。
食事記録は、完璧を目指さず“偏りに気づく鏡”として
ログを見返すようになると、食事内容もあわせて把握したくなります。「ウェリー」には食事を撮影して記録できる機能があり、カロリーや栄養バランスの目安を確認できました。
毎食を細かく入力する必要はなく、写真を撮るだけでOKと手軽です。
試しに、冷凍食品のキムチチゲ弁当を撮影。すると、パッケージ裏の栄養成分表示と比べて、総カロリーはほぼ変わらない一方で、脂質やたんぱく質などの内訳は少しズレが出る印象でした。
とはいえ、知りたいのは「今日は脂質が多めかも」といった傾向です。写真を撮るだけでこの粒度まで見えるなら十分。翌日の食事を、ヘルシーにするなどして、バランスを取るのに役立ちます。
AI「ウェリーくん」は、押しつけがましくないのが魅力
アプリの顔とも言えるのが、マスコット的な存在「ウェリーくん」。データを分析して、日常的に声をかけてくれるパーソナルヘルスケアAIです。
その振る舞いは、「気の利く秘書からのメモ」に近い印象でした。こちらの都合はお構いなしに「運動しましょう!」と正論を投げてくるのではなく、直近のコンディションを踏まえて「これはどうでしょう?」と優しく選択肢を差し出してくれます。
たとえば、根を詰めていれば「深呼吸」、寝不足気味なら「短い仮眠」など。準備いらずで、少し時間があればできる“小さな一手”ばかりです。だから「やるか、やらないか」と身構える前に、自然と日常に差し込める。この押しつけのなさが、ちょうどいいんですよね。
有料プランは、「もう一歩踏み込みたい人」向け
アプリには、月額3,000円から利用できる有料プランも用意されています。有料無料ともに1年分の最新データがアプリ上で確認できます。有料プランにすると、もう一歩踏み込んだ“伴走”が入るイメージです。
たとえば、回復スコアや各ログをもとにした改善提案がより具体的になったり、睡眠・ストレス・運動といったテーマごとに、目的を持って取り組むためのナビゲーションが強化されたりします。
無料版よりも「具体的に改善を進めたい」と思ったタイミングで、有料プランを検討できるのはうれしいポイント。自分のペースを崩さず、必要に応じて深められる設計でした。
健康管理を、頑張らなくていい習慣に
約2週間使って一番よかったのは、健康管理が“特別なイベント”ではなくなったことでした。
強く意識しなくても、体重やストレスレベルなどのデータがアプリに蓄積されていく。なんとなく不調な傾向に気づきやすくなり、日常的な対策にも意識が向きます。
「無意識で記録し、必要なときだけ意識的に整える」。
セット利用がオススメの理由
スマートバスマット×スマートリカバリーリングのセットは、「頑張れる人向け」ではなく、頑張らなくても続く仕組みが欲しい人向けの組み合わせです。
体重・体組成と、睡眠・回復状態を同時に見られるので、健康の調子を“点”ではなく“自然な流れ”で捉えられます。
健康管理は誰もが慣れないと面倒に感じてしまうもの。だから長続きしない、日々の数値に一喜一憂してしまう、ひとつのアプリでまとめてみないと面倒……そう思っても仕方ありません。
でも、このサイクルならストイックに頑張らなくていい。数字に一喜一憂せず、次の行動をラクにする材料として使えると感じました。
だからこそ、この2つは単体ではなく、セットで紹介する意義があると思いました。
健康管理との関係を、やさしく近づけてくれる
健康管理は、気合いや根性で続けるものではありませんでした。
生活の流れを変えず、データだけを静かに溜めてくれる。そのうえで「今日はどう整えるか」を考える余地をくれる。
“続けられない自分”を責める前に、まずは道具に任せてみる。issinの「スマートバスマット」と「スマートリカバリーリング」は、そんな優しい入り口になってくれるセットでした。
サイズ:6号~13号
カラー:ブラック/シルバー
適切なサイズを選ぶことで、快適な装着感と正確な測定が可能になります。
【重要】サイジングキットがお手元に届きましたら、最適なサイズのリングを丸1日以上装着し確認することをお薦めします。
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