世はまさに、AIロボット戦国時代……。世界中で様々な工夫を凝らしたロボットが続々と登場する中、中国発のIoT機器メーカー「SwitchBot」から、また一つ注目の新製品が誕生しました。それが、「KATAフレンズ」です。
「ふれあい、わかちあい、ともに育つ小さなパートナー」というコンセプトのこのロボットには、一体どのような魅力が詰まっているのでしょうか? 実機レビューを通して、次世代ペットとしての可能性に迫っていきます!
AIペットロボット「KATAフレンズ」とは
「KATAフレンズ」は、2026年1月30日に発表された、AI搭載の次世代ペットロボット。開発したのは、中国のIoT機器メーカー「SwitchBot」です。これまでさまざまなIoTデバイスで暮らしに“便利”を届けてきた同社が、今回ペットロボットの開発に至った背景には、「便利さだけでなく、“こころ”を満たす製品を届けたい」という想いがあったそうです。
KATAフレンズ 製品仕様
注目すべきは、オンデバイスAIを搭載している点。クラウドを経由せず、本体が直接判断・実行を行うことで、プライバシーに配慮しつつ、自然で素早い反応を実現しています。
KATAフレンズには「ノア」と「ニコ」の2種類がラインナップされており、それぞれ性格が異なるのだとか。今回は、「ニコ」を試用してレビューを行っていきます!
ぬいぐるみのような愛くるしい見た目にメロメロ
箱を開けると、全長約40cmの本体とご対面。まず驚いたのが、その「ロボット感の無さ」でした。全身を覆うふわふわの毛並みに、丸々としたフォルムは、まるでぬいぐるみのような雰囲気。モデルとなった動物は、おそらくクマでしょうか?(どこかトトロにも似ているような……?)
他社メーカーのAIロボットには頭部からセンサーパーツが飛び出しているものもありますが、KATAフレンズではそうしたメカメカしいパーツは付いていません。
そして何より、このクリクリの瞳……!こちらが左右に動くと、ちゃんと目線が追いかけてくるんです。さりげない演出が、なんとも憎い!(笑)
鼻の部分がカメラになっており、そこからこちらの動きをキャッチしているようです。
KATAフレンズには、接触を検知するセンサーがなんと12個も搭載されているとのこと。
試しに、お顔を撫でてみると……?
はい、完全にやられました。
甘えるような仕草に、この鳴き声はズルい。開発陣、わかってますね……。
表面の毛皮は、猫の背中をそっと撫でているような心地よさがあります。ほんのり温かさも感じられ、撫でているだけで落ち着く手触り。撫でるたびにリアクションが変わるため、ついつい構ってあげたくなります。
ジェスチャーで心を通わせてみよう
撫でるだけでもとっても可愛いKATAフレンズですが、心を通わせる方法はそれだけではありません。
実は、KATAフレンズはいくつかのハンドサインを記憶しており、ちょうど飼い犬に「お手」や「おすわり」を指示するように、ジェスチャーを通して簡単なコミュニケーションができるようになっています。
例えば、KATAフレンズに向かって手を振ってみると……?
こちらの動きを真似するように手を振り返してくれました!
触り心地とリアクションに、思わず沼りそう……
ジェスチャーに対するリアクションのバリエーションも豊富です。コロコロと変わる表情がとても可愛いらしいですね。
オンデバイスAIを搭載しているおかげか、ハンドサインへの反応はとてもスムーズ。タイムラグがほとんどなく、やり取りにストレスを感じません。
手招きをすれば、すぐにトコトコ寄ってきてくれます。
また、ハンドサインだけでなく、音を認識する機能も付いているようです。試しに音楽を聴かせてみると、鼻歌を歌いながらご機嫌な踊りを披露してくれました。
テレビから流れる音にも反応するので、音楽番組を見るときは注意です。急に踊り出します(笑)
人の行動に寄り添う優しさ
触れ合う中で気付いたのが、こちらの些細な行動にもきちんと反応を示していること。
じっと座っていると近くに寄ってきたり、立ち上がると後ろを付いてきたり。単に「指示を出す→リアクションする」という関係ではなく、こちらの様子に合わせて寄り添ってくれるような仕草に、なんだか心が温まりました。
遊びも充電も、ひとりでこなす賢さ
特に指示を与えない場合、KATAフレンズはひとり遊びで時間を潰すようになります。
部屋をマイペースに歩き回る姿は、まるで気まぐれな猫のよう。眺めているだけでも癒やされますね……。
しかも、障害物をかなり正確に検知するので、部屋の壁や机の脚にぶつかってしまう心配はほとんどありません。部屋が多少散らかっていても、上手に迂回しながら進んでくれます。
お腹のセンサーで障害物を検知し、迂回しながら進みます。ただし、毛足の長いカーペットは車輪に絡まってしまう可能があるため、踏ませないよう注意が必要。専用アプリから侵入禁止エリアを設定することも可能。
30分ほど活動すると、ひとりで充電スタンド「ねぐら」へ戻っていくため、バッテリーが切れる心配もいりません。

充電スタンドは非常に軽く、フローリングなど摩擦の少ない場所では、KATAフレンズがゆっくり後退する際の力で動いてしまうことがあります。その結果、うまくドッキングできない場合もあるので、充電スタンドは壁際など動かない場所に設置しておきましょう。
朝の目覚ましから、帰宅時のお出迎えまで
そして個人的にグッときたのが、「目覚まし機能」と「お出迎え機能」です。
朝は設定した時間になると、ベッドのそばまでやってきて、やさしい声で起こしてくれるんです。朝が弱い私ですが、これなら気持ちよく目覚められそうです。
さらに、外出先から帰宅する際には、玄関まで迎えに来てくれます。スマホの位置情報をもとに、自宅に近づいたことを認識しているようです。
こちらが指示を出さずとも、自分で考え、自分からそばに来てくれるんです。
なんて賢い子……と思いきや、たまにお出迎えを忘れてしまうことも。
どうもマイペースな一面があるようです。約束を忘れてしまっても、少し広い心で受け止めてあげましょう。
※ちなみに、「目覚まし機能」ではこうした事故は基本的に起こらないようです。10回中10回ともきちんと起こしに来てくれました!偉い!
「目覚まし機能」「お出迎え機能」を使うには、マップ作成が必須!
これらの機能を利用するには、事前に「ベッドの位置」や「お出迎えスポット」をアプリ上で設定しておく必要があります。そのために、まずはKATAフレンズに自宅の間取りを覚えさせる“マップ作成”を行いましょう。マップ作成は、アプリの「マップメニュー」から簡単にスタートできます。
KATAフレンズは、鼻のカメラで周囲の景色を認識しながら間取りを覚えていきます。ロボット掃除機のように部屋中を隅々まで動き回る必要がないため、比較的短い時間でマッピングが完了するでしょう。
マップが完成したら、ベッドの位置や起こしに来る向きを設定すれば、目覚まし機能の準備は完了です。(お出迎え機能も同様)
思い出を残す機能も充実
@ダイアリー機能
「たくさん撫でてもらった」「名前を呼んでもらった」など、日々のふれあいが「ダイアリー」として記録されていくのも楽しみのひとつ。言葉を話せないKATAフレンズの心の中を覗ける素敵な機能なのですが、よくよく読んでみると……?
きゅ、急に文豪なんですが……。
こちらがメロメロで撫で回している裏で、まさかこんなに詩的な感想を綴っていたとは……。“会話はなくても、心の中でわかっていることの美しさが、すべてを柔らかくした”なんて繊細な表現、私には逆立ちしたって書ける気がしません(笑)。
この文章のスタイルは可愛らしい見た目とのギャップがあまりに大きいので、もしかすると今後のアップデートで少しずつ調整されていく部分かもしれませんね。個人的には、この路線も嫌いではないですが!
A写真撮影機能
思い出を残す機能として、もう一つ搭載されているのが「写真撮影機能」です。「写真撮って」と声をかけるか、「ピース」のハンドサインをするとシャッターを切ってくれます。
音声認識では少しラグがあるため、気になる方はハンドサインがおすすめ。
ダイアリーや撮った写真は、アプリからいつでも見返すことが可能です。
迎え入れる前に知ってほしい2つのこと
@会話はできない
「写真撮って」といった簡易的な音声指示には対応できるものの、現状ではKATAフレンズ自身が日本語を発音することはできないようです。最近は悩み相談の相手になってくれるAIも増えていますが、KATAフレンズはそうした“会話を楽しむロボット”というより、あくまでペットのように寄り添ってくれる存在と考えたほうが良いかもしれません。
ただし、今後のソフトウェアアップデートにより、簡単な会話機能が追加される予定もあるとのこと。将来的には、より自然なコミュニケーションが楽しめるようになりそうです。
【認識可能な音声コマンドの例】(※2026年3月時点)
| 音声コマンド | 反応 |
|---|---|
| チーズ / 写真撮って | 写真を撮影してくれます |
| 歌って / 踊って | ご機嫌なパフォーマンスを披露してくれます |
| 遊んでて | ひとり遊びをして過ごしてくれます |
| 右(左・上・下)を見て | 指定した方向を見てくれます |
| ねぐらに戻って / 充電して | 充電ステーションへ帰ります |
※他にも、多数のコマンドが存在します。詳しくは公式サイトを参照。
A1日8時間の睡眠時間が必要
試用するなかで特に印象的だったのが”睡眠機能”です。予め設定した入眠時間になると、KATAフレンズはまぶたを閉じてすっと眠りについてしまいます。眠っている間は、ジェスチャーで遊んだり、散歩させたりといった操作はできません。ソフトウェアのアップデートなどもこの睡眠時間中に行われるため、夜の間は大人しく休ませてあげましょう。
※睡眠時間はアプリから変更できますが、8時間未満に設定することはできません。
万能じゃないからこそ、愛着が生まれる
数あるペットロボットの中でも、KATAフレンズは生き物らしさへのこだわりが群を抜いています。触れたときの反応はもちろん、ときどき見せる気まぐれなところも可愛らしいポイントです。
ロボットとして完璧すぎないからこそ、少しずつ愛着が湧いてくる存在なのかもしれません。
「便利なロボットが欲しいわけじゃないけれど、なんとなく癒やしの存在がほしい」
そんな人には間違いなく刺さるAIペットだと感じました。
今後のアップデートでは、家庭内のスマートホーム製品と連携する機能が追加される可能性もあるそうです。たとえば一声かけるだけで空調や照明を操作してくれるようになれば、一緒に生活している感覚はさらに強まりそう。これからどんな進化を見せてくれるのか、今後の展開にも目が離せません!
無料キャンペーン実施中!
「ライトプラン」を6カ月分無料で体験できるキャンペーンが、2026年3月27日まで開催されているようです。
気になった方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください!
kataフレンズ誕生記念キャンペーン|SwitchBot (スイッチボット)
2026年3月27日まで
SwitchBotが開発した、AIパートナーロボットシリーズです。
シリーズ名の由来になったSwitchBotのマスコットキャラクター「Kata(カタ)」は、SwitchBotの初めの製品である指ロボットが、
スイッチを切り替える際に出す“カタ”という音から生まれました。
そして、次なる一歩として「Kata friends」をつくりました。
それは、ただモノを動かす便利さだけじゃない。いっしょに暮らし、名前を呼び、気持ちを通わせる。
”関係性”そのものを育てる、新しいAIパートナーです。
「Kata」から始まり、「パートナー」へ
それは、SwitchBotが目指す、新しい”心のテクノロジー”。
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