編集部クロスレビュー

新体験!見たい?見たくない?カメラ付き耳かきをレビュー

2024/11/05
新体験!見たい?見たくない?カメラ付き耳かきをレビュー

「一芸に秀でた逸品=一芸家電」を編集部が、クロスレビューする連載企画『編集部クロスレビュー』。
今回は耳の中の映像がスマホで見られる“カメラ付き耳かき”をレビューします。

突然ですが皆さんは、耳掃除をどんなときにしていますか。
シャワー後に綿棒で?風が強かった日?耳の中にかゆみを感じたとき?

わたしはイヤフォンに付着した耳垢にげんなりした日でした。
そんな、見たいような見たくないような、でも普通なら絶対に見ることができなかった世界を今回“カメラ付き耳かき”で見ることができました。

生活の中で当たり前になっている耳かきという習慣を、一気に新体験へと引き上げてくれた“カメラ付き耳かき”についてレビューします。

目次

    開封して何が入っているか確認

    本体(耳かきヘッドSサイズ)
    耳かきヘッド(Lサイズ)(収納ケース)
    USBケーブル(充電用)
    取扱説明書 兼保証書

    バッテリーは本体内蔵となるため、電池の入れ替えは必要ありません。充電時間が1時間、満充電時で約1時間の使用ができます。
    充電に使うUSBケーブルは最近のスマホ等で使われるType-Cではなく、Micro USB(Type-A)なので、自宅に予備がない場合は紛失に注意が必要です。

    手に持ったサイズ感は一般的なペンとほとんど同じサイズで、スマホより少し小さく、形状は円柱型で耳かき中にスムースに回転させることができそうです。

    カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色です。

    シンプル&セーフティな仕組み

    耳かきの先端はなじみのある匙の形状をしています。
    シリコン製なので、傷つきやすい耳の内部にも優しい感触です。

    この耳かきヘッドはねじ型になっていて、耳かきの最中に外れて耳の中に置いてきてしまうような心配はいりません。
    本体に初めから付いているのがSサイズ、付属がLサイズとなっているので、一人一人に最適なヘッドを選んでもいいですし、家族で使い分けてもいいですね。

    握る本体部分を除けば水洗いも可能なので、耳の中に入れるものが清潔に保てるのも安心できる要素です。

    耳かきヘッドを外すと先端がカメラのレンズになっていることがわかります。このカメラ、画素数は300万画素の内視鏡を採用しているそうです。

    でも待ってください、幼少期に母に耳かきをしてもらったことを思いだしましたが、電気の光がうまく入る角度を調整し、慎重に耳かきをしていた気がします気がします。いくらカメラの性能が良くても耳の中が見えないのでは......

    カメラ付き耳かきにはそんな不安を解決するLEDライトが備わっていました。

    スマホとの接続は簡単2STEP

    ・専用アプリQiPower をダウンロード(取扱説明書にダウンロード先の記載あり)
    ・スマホのWi-Fi設定で、電源を入れた耳かきを検出・アプリで接続

    これだけでカメラ付き耳かきとスマホが接続され映像がスマホに映し出されました。

    耳の中に入れる前に、手帳の小さな文字でどれほど映るのか試してみたところ、思っていたより鮮明に映り、びっくりと同時に耳に入れてみるのが楽しみになってきました。

    いざ!未知の世界(耳の中)へ!

    これより耳の中の写真が続きます。汚れがひどい箇所は自重していますが閲覧注意とします。

    これは耳の入り口ですが、細かい産毛まで想像以上に鮮明に、大きく映し出されました。
    もう少し耳の中に突っ込んでみると、これまた想像以上の、耳の中にある密度の濃い毛が密集しているエリアが視界を塞ぎます。

    『ぅお~~~~~!』『ぅわ~~~~~!』
    一人で試していてもつい声が出てしまいました!
    あえてピントがずれた写真を選定していますが、行く手を遮るレベルでレンズを遮ってくる毛のカーテンが映し出されます。

    毛のカーテンを過ぎ、奥の方まで侵入すると耳の中の壁に行き当たりましたが、入り口と変わらぬ明るさで耳の奥も観察できました。

    ここでは写真を紹介しませんが、乾いた耳垢や耳の壁面に付着した粘度のある耳垢を掃除でき、シリコンのソフトな感触のおかげで全く痛みを感じることはありませんでした。普段カメラなしでは決して気付けなかった耳垢の掃除や、普段の耳かきで清掃できていなかったエリアの確認もできました。

    耳の中を映し出すだけにとどまらず、連携したアプリではこの耳かき中の映像を静止画と動画で記録、保存することができます。

    アルバムに残しておくことで、耳の中の怪我や炎症などの進行具合を確認することができ、お子様の耳掃除にも便利ですね。

    まとめ

    今回初めて耳の中を見てみて、シンプルなデザインと設計ながら、映った映像に対して驚きました。

    さらに安全性と衛生面にも配慮され、メンテナンスも簡単なことから、文字通り痒い所に手が届く製品であることに感動をしました。
    この価格でこの体験ができるとなったら一家に一本欲しいですね。

    手帳の小さな文字で試してみた通り、耳以外の場所、例えばペットの体毛の奥や、頭皮にできた出来物、口の中等、簡単に見ることができない箇所の確認にも応用した活用ができそうです。
    一度経験すると感動して、継続的に使いたくなるカメラ付き耳かき。
    ぜひ一度手に取って、これまで見られなかった世界を覗いてみてください。

    編集部クロスレビュー

    ガジェット全般に詳しいつもり。スイーツも好きでコンビニの新商品は大抵試す。冷静さを心掛けるが好きなものにはつい情が入ってしまう

    正直なめてました!耳かきの常識を覆すかもというくらい使えます

    色々な形状の耳かきを計10本以上持つ私。数年前似た商品を使ったことがありあまり良い印象はありませんでした。しかし2024年、カメラ付き耳かきは進化していました。スマホ画面にくっきり映し出された耳の穴と、適度に粘り気のある先端部分の組み合わせは「あり」でした!人により合う合わないはあるでしょうが、これは使えます!


    カメラやオーディオなどが好き。家電購入は“機能”と“実用性”のバランスを重視しているつもりだが物欲に負けて“実用性”は忘れがち

    耳かきが好きな人にはぜひ使って欲しい一品

    画質が予想以上にキレイ!耳の中の汚れがスマホに大きく映し出された瞬間、衝撃が走りました笑。まだ使ったことがない人には間違いなくオススメしたい。気になった点は先端のシリコン素材は引っかかりが良すぎて、耳穴を傷つけやすいので注意が必要。別売でも良いので綿棒のような柔らかい先端パーツも欲しかった。


    家電はついつい上位機種を選びがち。インテリア好きなのでお部屋のイメージに合うオシャレな家電に目がない。最近カメラはじめました。

    こんなにも見えるとは、おどろきの体験!

    普段耳のお手入れは綿棒のみ!のお手軽派。カメラが思ったよりも性能が良く、奥のほうまでよく見える。わたしは耳かきを使い慣れないのでなかなか奥に進めず、こちらの機能をMax使えたかは不安。耳かき好きな人にはピンポイントで汚れを取り除くことができて便利!ハマりすぎに注意です!(笑)

     
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    ザッキー
    文・写真
    ザッキー
    BIC WAVE編集部メンバー。店舗ではカメラ・パソコン・テレビ・家電・時計コーナーを経験。使用者の生活にとことん向き合って作られた機能×デザインの家電にときめきます。趣味は音楽鑑賞(BMSG・HIPHOP)と写真撮影。
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