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オーディオテクニカ ATH-CKS50TW2を本音レビュー

2024/12/24
オーディオテクニカ ATH-CKS50TW2を本音レビュー

皆さんこんにちは。BIC WAVE編集部の たけ です。今回はオーディオテクニカから新発売されたワイヤレスイヤホン「ATH-CKS50TW2BK」をレビューします。このイヤホンは重低音を重視した「SOLID BASSシリーズ」として位置付けられたモデルであり、前モデルから同様に長時間バッテリーがウリのモデルです。どんな音質なのか有楽町店のマイスター新井さんとレビューしていきますので、どうぞお楽しみください!

目次

    ATH-CKS50TW2の主な特徴

    ATH-CKS50TW※販売終了 ATH-CKS50TW2
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    価格(2024/12/24時点)

    14,860円(税込)P10%

    23,980円(税込)P10%
    ハイレゾ
    マグネティックスイッチ
    ノイズキャンセリング 〇(収音マイク×1) ◎(収音マイク×2)
    ワイヤレス充電
    急速充電 10分充電で90分再生 5分充電で90分再生
    防滴性能 IPX4 IPX55
    カラー 3色 3色
    再生時間(ノイズキャンセリングON時)

    本体15時間+ケース37時間

    本体15時間+ケース40時間

    再生時間(ノイズキャンセリングOFF時)

    本体20時間+ケース50時間

    本体25時間+ケース65時間

    前モデルの「ATH-CKS50TW」と比較してみました。機能表を見るとノイズキャンセリングのマイクが2つ、ワイヤレス充電に対応、防滴機能もアップしています。メーカーがウリにしている最大25連続時間ですが、ノイズキャンセリングONでは15時間再生で前モデルとは変わりません。これはノイズキャンセリング用のマイクが2つに増えたことが理由だと思います。それでも連続再生15時間は他社の製品と比べても圧倒的に長いので不満はないでしょう。

    ATH-CKS50TW2を開封してみた

    内容物はイヤホン本体、ケース、イヤーピース×4、ケーブルです。

    新機能 マグネティックスイッチ

    これまでのイヤホンはON/OFFをするとき、ケースに一旦戻す必要がありました。このイヤホンでは左右のイヤホンを離したりすることでコントロールできます。マグネットでついているのですが、程よい磁力になっているのでポロッと落ちたりしない、絶妙な強さになっています。メーカーとしては1日中ケースを持ち歩くことなく使えるとのことです。

    マグネット構造を活かしてこんなこともできる!

    画像のように、カバンを持ち歩かずブラっと出かけて極力持ち物は減らしたいシチュエーションでは、市販のイヤホン用ワイヤーを使って首に掛けるとおしゃれ!ワイヤーの色や柄を服に合わせてアレンジすることもできますしイイですね。防塵・防滴性能も「IPX55」でホコリや水濡れにも耐性があるので突然の風雨でも問題はないので、外に持ち出すときには試してみてはいかがでしょうか。

    イヤーピース

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    イヤーピースをつける軸は真円で軸の長さは普通程度です。付属のイヤーピースは軸を掴む部分が、かなりしっかりしているのでわかります。音漏れ対策や装着時の安定感のためなのかはわかりませんが、このイヤホンはやはり紐をつけることを前提にしているのでは、とますます思えますね。

    本体操作ボタン

    最近のイヤホンには珍しい物理ボタン式になっています。タッチ式だと2回押し、3回押しがうまく反応せず、ストレスになることがよくありますが(私だけ?)、物理ボタンならカチカチと押すので操作ミスは少ないと思いました。

    重量

    マグネットが内蔵されているためかイヤホンは7.9gと他社と比較すると少し重め、ケースは52.1gでした。装着したときにどう感じるかは、このあとのレビューでチェックしていきます。

    ATH-CKS50TW2 聴いてみた

    音の傾向

    ─音の傾向

    新井 オーディオテクニカで2万円台の完全ワイヤレスイヤホンといえば中高音寄りのモデルしかありませんでしたが、ついにSOLID BASSシリーズでも発売されてきましたね。聴いてみたところ、大型筐体で押し出し感が強く、音に迫力や圧を感じる音がしっかりと出ています。オーディオテクニカはJ-POPやJ-ROCKなど日本の音楽にしっかりと合うサウンドを作ってくるメーカーで、このイヤホンも同様のバランスになっていると思います。
    たけ 日本の音楽に合うというのは、どんな音をイメージすればよいですか?
    新井 私の考えではボーカル(中音)を主役とし、それを低音や高音が邪魔しないような音作りが好まれると思っています。声にキレがあって低音が出るという事で“SOLID BASS”というネーミングはしっくりきます。

    ─得意なジャンル

    新井 J-POP、ROCK、EDMは相性がいいですね。迫力があって全体が耳の近くで鳴っているのでJ-POPの中で、しっかりとした音作りのYOASOBIやyamaは聴きやすかったです。逆にJ-POPでも繊細な楽曲は低音とのバランスが難しいかもと思いました。

    ─音場

    新井 音場は狭い部類になりますね。このイヤホンは迫力のある重低音を耳にドカンと届かせるような音作りを狙っているんだと感じました。

    ─装着感

    たけ 他社イヤホンと比較して少し重めでした。私はあまり気になりませんでしたがどうですか?
    新井 そこまで重さは感じませんでしたが、筐体が大きいことで耳が小さい人では飛び出して見えるのを気になる人はいるかもしれませんね。装着感の相性は人によって違うので、どのイヤホンでも装着をおすすめするようにしています。

    ─ノイズキャンセリング

    新井 機能をONにしたときに耳が詰まるような感じもなく、初めは機能がONになっているのかわかりませんでした。耳にしっかりと収まるタイプのイヤホンなので、物理的な遮音(パッシブノイズキャンセリング)効果が高いのかもしれません。トータルで見るとノイズキャンセリングの効きは普通に効きます。

    まとめ

    今回はATH-CKS50TW2をレビューしました。最近、各社から個性的なミドルクラスイヤホンが発売されておりますが、このモデルも「一日中持ち出せる」をコンセプトに長時間バッテリーやマグネティックスイッチなど面白い機能が搭載されておりました。気になる人はぜひ店頭でお試しください。

     
    この記事で紹介した商品
    完全ワイヤレスイヤホン ブラック ATH-CKS50TW2BK [ワイヤレス(左右分離) /ノイズキャンセリング対応 /Bluetooth対応]
    完全ワイヤレスイヤホン ブラック ATH-CKS50TW2BK [ワイヤレス(左右分離) /ノイズキャンセリング対応 /Bluetooth対応]
    ココロ、カラダ、トベルオト。一瞬で重低音にスイッチ、新次元のイヤホン体験。
    ビックカメラ.comで見る

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    Profile
    新井俊宏
    オーディオコーナー マイスター 家電製品アドバイザー(総合)
    新井俊宏
    ビックカメラ有楽町店オーディオ担当。音楽はジャズやフュージョン、エレクトロファンクのほか、アニソンも好き。最近の悩みはイヤホンを購入する予算で、ついついフィギュアを買ってしまうこと。
    たけちゃん
    文・写真
    たけちゃん
    BIC WAVE編集部メンバー。オーディオやカメラなどの黒物家電が好きで、新製品が出ると使ってみたくなってしまう。休日はロードバイクで走りに行ったり、近所の畑を借りて野菜作りを楽しむなど多趣味。
    ビックカメラ有楽町店
    店舗紹介
    ビックカメラ有楽町店
    所在地
    東京都千代田区有楽町1-11-1
    電話番号
    03-5221-1111
    営業時間
    10:00-22:00
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    JR山手線・京浜東北線 東京メトロ有楽町線「有楽町駅」徒歩1分
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