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聴こえ方はどう変わる?オープンイヤーイヤホン3機種を徹底比較!

2026/02/10
聴こえ方はどう変わる?オープンイヤーイヤホン3機種を徹底比較!

耳をふさがずに音楽を楽しめる「オープンイヤーイヤホン」。ながら聴きができる便利さから人気の高いジャンルですが、モデルごとの違いはどのように見極めればよいのでしょうか。

そこで今回は、人気の高いオープンイヤーイヤホン3機種をピックアップし、聴き比べを行います。Air BicCamera 東京スカイツリータウン・ソラマチ店 オーディオマイスターの二木さんに、それぞれの特徴をレビューしていただきました。

目次
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    レビュアー:オーディオマイスター
    二木統希
    Air BicCamera 東京スカイツリータウン・ソラマチ店。
    祖父の影響で幼少の頃よりオーディオに触れる機会が多く、高校生になる頃にはレコードプレーヤーを自分で買うほど好きになっていた。
    「ご来店の際はぜひ私にお声がけください!お気に入りの楽曲を一番楽しく聴けるイヤホンをご一緒にお探しします!」

    オープンイヤーイヤホンとは?

    オープンイヤーイヤホンとは、その名の通り、耳をふさぐことなく音楽や通話を楽しめるイヤホンです。
    常に周囲の音が聞こえるため、ウォーキングやランニング中でも安心して使用できるのが特徴。また、長時間使用しても耳が蒸れることなく、圧迫感による疲れを感じにくい点も大きな魅力です。

    オープンイヤーは、「耳かけ」と「イヤーカフ」の2タイプ

    オープンイヤーイヤホンには、耳にかけて装着する「耳かけ(イヤーフック)型」と、耳を挟みこんで装着する「イヤーカフ型」の2種類があります。音質や音漏れ具合、安定感には違いがあるため、用途によって使い分けるのがよいでしょう。

    耳かけ(イヤーフック)型イヤホン イヤーカフ型イヤホン
    形状 TB2601_hikaku_openear_01.webp TB2601_hikaku_openear_02.webp
    音質
    音漏れ
    安定感

    音質にこだわりたい方や、安定感を求める方は「耳かけ型」がおすすめ。大口径のドライバーを搭載しやすいため、迫力のある音が出せる機種が多い傾向にあります。また、耳にしっかり引っかかり安定感があるため、運動中や移動中にも安心して使用できます。

    一方で、音漏れが心配な方は「イヤーカフ型」を選ぶと良いでしょう。耳の軟骨部分を挟み込んで装着する構造のため、スピーカーと耳穴の距離が近くなり、結果として音漏れを抑えられます。

    今回は、「耳かけ型」のオープンイヤーイヤホンにフォーカスして比較していきます。

    ※イヤーカフ型イヤホンの比較記事はこちら↓

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    イヤーカフ型イヤホンってどうなの?話題の3機種を試聴&本音レビュー
    各社から発売され、「耳をふさがない」という新しいスタイルが話題を呼び注目を集めている“イヤーカフ型イヤホン”3機種を実際に比較、それぞれの特徴をレビューしました

    どう違う?人気の3機種を比較してみた

    今回比較するのは、こちらの3機種です。オープンイヤーイヤホンは骨伝導型と誤解されがちですが、今回取り上げる3機種はいずれも、一般的なイヤホンと同じ「空気伝導」方式を採用しています。
    まずは基本スペックをおさらいしていきましょう。

    モデル JBL
    「JBL Sense Pro」
    Shokz
    「OpenFit 2+」
    nwm
    「nwm DOTS」
    外観 TB2601_hikaku_openear_04.webp TB2601_hikaku_openear_05.webp TB2601_hikaku_openear_06.webp
    価格(税込)※ 23,950円 P10% 27,880円 P10% 24,200円 P10%
    本体重量
    (片耳)
    約11.6g 約9.4g 約8.0g
    ※テールチップは除く
    最大再生時間 約8時間 約11時間 約8時間
    防滴機能 IP54 IP55 IP54
    通話時のノイズ低減機能
    ハイレゾ対応
    カラー展開 3色(ブラック/ブルー/グレージュ) 2色(ブラック/グレー) 5色(Stone White/Chacoal Black/Moss Green/Musterd Yellow/Burgundy Red)

    ※価格は2026年2月10日現在の物です。

    @音質

    まず比較するのは音質です。外の音が聞こえる構造上、カナル型イヤホンと比べると音楽への没入感は下がってしまいますが、それでも音楽鑑賞として十分に楽しめる表現力を3機種とも備えています。それでは、それぞれの音の特徴を見ていきましょう。

    モデル JBL
    「JBL Sense Pro」
    Shokz
    「OpenFit 2+」
    nwm
    「nwm DOTS」
    外観 TB2601_hikaku_openear_04.webp TB2601_hikaku_openear_05.webp TB2601_hikaku_openear_06.webp
    音質チャート

    低音 ■■■■ ■■■■■ ■■
    高音 ■■■■■ ■■ ■■■■■
    音場 ■■■ ■■■■ ■■■
    傾向 繊細■■■迫力 繊細■■■迫力 繊細迫力
    音の特徴 ・低域~中域を強調したパワフルな音作り
    ・空間表現は広め。周囲の音に包みこまれるような臨場感が特徴
    ・ビデオモード(低遅延モード)ではやや音の厚みが抑えられるものの、音楽鑑賞としても問題なく使える。
    ・低域~中域が中心で、高音域が控えめな音作り
    ・少し離れた位置で音が鳴り、あっさりとした聴き心地。
    ・「Dolby Audio」モードでは、耳元で鳴っているような没入感のある音に変化し、やや高音も際立つ
    ・高音重視の音作りで、低音は控えめに抑えられている
    ・空間表現はやや狭めだが、ひとつひとつの音の輪郭がクリアに聴こえる
    ・解像感が高いため、バンド音源などでは特定の楽器を追いやすい。
    得意ジャンル POPS
    ジャズ
    クラシック
    ロック
    R&B
    ダンス
    ジャンルコメント

    楽器数が多く、音のエネルギーを存分に楽しみたいPOPSロックなど

    低音の厚みが特徴的なR&Bや、ながら聴きでグルーヴ感を楽しみたいアフリカ系のダンスミュージックなど 高音ボーカルが映えるPOPSや、ストリングスやシンセを綺麗に聴きたいディスコ系のダンスミュージックなど

    A音漏れ

    オープンイヤーイヤホンは、室内で周囲の音や呼びかけにも気がつきやすいことがメリットですが、電車内でも実用的に使えるのかは気になるところ。今回は、走行中の電車内で音漏れ具合を比較してみました。
    ※本記事における「適正音量」とは、音楽を集中して聴き込める音量のことを指しています。

    モデル JBL
    「JBL Sense Pro」
    Shokz
    「OpenFit 2+」
    nwm
    「nwm DOTS」
    外観 TB2601_hikaku_openear_04.webp TB2601_hikaku_openear_05.webp TB2601_hikaku_openear_06.webp
    特徴 ・適正音量まで上げると、隣の席でわずかに音漏れ
    ・控えめなBGM程度であれば、音漏れが気になりません
    ・通常再生時:適正音量まで上げると、隣の席でわずかに音漏れ
    ・Dolby Audio使用時:適正音量まで上げても、隣の席に音は漏れませんでした。(音が近く聞こえるため、より小さい音でも快適に聴けるようになったため)

    ・適正音量まで上げると、隣の席でわずかに音漏れ
    ・控えめなBGM程度であれば、音漏れが気になりません
    ・JBLよりもやや音漏れは小さい
    評価

    B装着感

    長時間使うイヤホンにとって、装着感は重要なポイントです。「nwm DOTS」のみ、装着時に少しコツがいると感じましたが、3機種とも安定感は抜群。外す際にも戸惑うことはなさそうでした。それでは、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

    JBL Sense Pro

    本体はかなり大ぶりですが、一度着けるとまるで自分の身体の一部になったような安定感があります。フックの部分は、チタン合金製ワイヤーをキッドシリコンで包んだしなやかな素材でできており、その人の耳の形状に合わせてフィットしてくれます。

    OpenFit 2+

    フック部分の長さや形状、素材は「JBL Sense Pro」に非常によく似ていますが、こちらはスピーカー周辺がよりコンパクトにデザインされているため、よりスムーズに着けることができました。着けている間も安定感がありつつ、本体が軽いためとても快適です。

    nwm DOTS

    フック部分がかなり短く、スピーカーまわりが大きめなため、最初は正しく着けられているか不安になりましたが、首を振っても外れないほどしっかり固定されています。さらなる安定感を求めたい方は、専用のテールフック(別売)を併用するのもおすすめです。イヤホン本体はとても軽く、長時間リスニングでもストレスなく楽しめました。

    Cデザイン

    イヤホンは、音楽を聴くためのツールであると同時に、ファッションの一部としても楽しみたいもの。今回比較した3機種は、サイズ感や形状が大きく異なり、デザインの個性もはっきり分かれています。それでは、特徴を順に見ていきましょう。

    JBL Sense Pro

    迫力のあるサウンドを体現するかのようなサイズ感が特徴。充電ケース・本体ともにかなりの面積があります。「大きさは気にしない!むしろ、このどっしりとした存在感が好き!」という人におすすめできるモデルです。

    OpenFit 2+

    Shokzらしいシンプルさが際立つデザインです。派手な装飾を排した研ぎ澄まされたルックスは、老若男女問わず幅広い人に似合いそうです。タッチセンサー式のイヤホンが多い中で、物理ボタンを搭載している点も大きな特徴。特にジョギング中などは、物理ボタンのほうが確実な操作感が得られるため、運動を楽しむ方にとっては安心感があります。

    nwm DOTS

    フック部分にテールチップが付いたユニークなデザイン。テールチップは、耳の形状に合わせてベストな位置に調整できるようです。個性的な形状でありながらカラーリングはマット調に抑えられており、ただ奇抜なだけではない、どこか上品さも感じらます。

    まとめ

    今回比較した3モデルは、音もデザインも三者三様で、それぞれにしっかりと個性が感じられました。装着感には個人差があるため、購入前に自分の耳にフィットするかを確かめておくのがおすすめです。お近くのビックカメラ店舗で、ぜひ自分に合った一台を見つけてみてください!

    この記事で紹介した商品
    JBL Sense Pro ブルー JBLSENSEPROBLU  完全ワイヤレスイヤホン
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    圧倒的サウンドと装着感でオープンイヤーの最高峰へ。オープンイヤー型イヤホンでも迫真のJBLサウンドを!新開発のオープンイヤー型専用の16.2mm径ドライバーと独自の「リアアコースティックポート」で強力な重低音再生を実現!
    [ワイヤレス(左右分離) /オープンイヤー型 /Bluetooth対応]
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    SHOKZ OpenFit 2+ ブラック SKZ-EP-000050 完全ワイヤレスイヤホン
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    オープンイヤーの快適性、究極のサウンド。OpenFit 2+は、DualBoost テクノロジーにより、より大きく、優れた、ダイナミックなオープンイヤーサウンドを実現します。
    [ワイヤレス(左右分離) /オープンイヤー型 /Bluetooth対応]
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    nwm(ヌーム)Dots Stone White MBE002WA 完全ワイヤレスイヤホン
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    二木統希
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    二木統希
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    加川浩朗
    加川浩朗
    2002年、大阪生まれ。早稲田大学卒業後、都内の編集プロダクションにて広報誌やWebコンテンツの編集に従事。休日はネットサーフィンをしてダラダラ過ごすのが好き。最新のガジェット情報にもテンションが上がるタイプ。
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