BOSE QuietComfort Earbudsを本音レビュー 期待通りのBOSEサウンドが楽しめる!

皆さんこんにちは。BIC WAVE編集部の たけ です。今回はBOSEから新発売されたミドルクラスのワイヤレスイヤホン「QuietComfort Earbuds」をレビューします。BOSEと言えばパワフルなサウンドとノイズキャンセリングの優秀さがウリですが、このモデルもその流れを引き継いでいるのか気になるところです。また、同価格帯で人気のある「SONY LinkBuds Fit」とも比べていきますので、どうぞお楽しみください!
目次
QuietComfort Earbudsの主な特徴
まずは上位 モデルの「QUIETCOMFORT ULTRA EARBUDS」と比べてみました。バッテリー性能や急速充電は良くなっているものの、CustomTuneテクノロジーとボーズイマーシブオーディオ(空間オーディオ)に非対応というのは残念なポイントです(空間オーディオは今後のアップデートで対応するようです)。 1万円の価格差で音質と機能がどのように変わってくるのかが選ぶポイントになりそうですね。
QuietComfort Earbudsの付属品

安定した装着感を生むスタビリティバンド
装着時に安定感を得るためのスタビリティバンドは大、中、小の3種類が付属しています。
楕円形状のイヤーピース

イヤーピースは楕円形状で3種類が付属しています。軸の長さは普通~やや短めぐらいです。
充電ケース

ケースはマット調の黒、他社のイヤホンケースと比べてみて少し大きめに感じましたが気なるほどではありません。
QuietComfort Earbuds 聴いてみた
音の傾向

今回も名古屋駅西店 オーディオコーナーの成瀬さんと一緒にチェックしていきます。
─音の傾向
たけ | ミドルグレードですが、しっかりBOSEサウンドですね。BOSE好きな人は違和感なく使えそう。 |
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成瀬 | はい、BOSEらしい広がりのある低音域と抜けの良い高音域が両立されたワイドレンジなサウンドは健在です。BOSE製品全般に言えますが、低音の量感が豊かで他社にはない迫力を感じられるのがウリです。試聴した楽曲 AK-69「Bussin‘(feat.¥ellow Bucks)」では、再現されづらい重低音域のベース音が鳴り終わりまでしっかりと再現されていて素晴らしいと感じました。気になったのは、低音域を生かすために中音域が抑えられていて、クラシックなど生の楽器演奏では 前後感がわかりづらくなっているところです。 |
─得意なジャンル
成瀬 | HIPHOP, R&B, KPOPなどの、いわゆるベースミュージック全般との相性が良く、重低音重視のサウンドが、 クラブやライブ会場で聴くような迫力を再現してくれます。逆に繊細な音を楽しむクラシックのようなジャンルはあまり得意ではありません。 |
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たけ | イヤホンの個性になるので根本の音は変えられませんが、アプリのイコライザー機能を操作して自分好みのバランスを探してみるのもいいですね。 |
─装着感について
たけ | スタビリティバンドがしっかりと耳にフィットして安定感があります。見た目は少し出っ張っているような感じがしますがそこまでは気にならないですかね。 |
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成瀬 | そうですね。筐体がやや大きいためか耳の下側にテンションがかかっているのを感じます。1時間ぐらい試聴を続けると気になりました。私は耳が大きめなので耳が小さい人だともっと気になるかもしれません。 |

─ノイズキャンセリング
成瀬 | 電車内で試しましたが、 ノイズキャンセリングを“ON”にすると外音がほぼ気にならなくなり、しっかりと遮音が効いています。BOSEのノイズキャンセリング性能は素晴らしいモデルが多いと思います。 |
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─音場
成瀬 | やや空間の広さを感じるといったところでしょうか。 |
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たけ | “空間オーディオ”機能には今後対応するようなので、アップデートされるとまた感じ方が変わってくるかもしれませんね。いつ対応されるのかは今のところ未定ですが…… |
同価格帯の競合モデル“SONY LinkBuds Fit”と比較

たけ | 最近発売されたSONYのミドルクラスのイヤホンと比較をしてみましょう。これは、成瀬さんのリクエストですが、なぜこの2つで比べようと? |
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成瀬 | 実は、お店でご案内をしている際に 聞き比べしたいとリクエストをいただくことが多いのがこの2モデルです。人気メーカーで注目度が高いというのもありますが、私としても、お客様の好きな音の傾向を確認していただくためにも聴き比べをオススメしています。 |
たけ | なるほど。特徴の違う2モデルを比べることで、お客様に合ったイヤホンを絞り込むことができるということですね。“LinkBuds Fit”は直近でレビューをしていますので、表にまとめてみました。 |
たけ | 2モデルの違いはわかりやすいですね。 |
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成瀬 | 比較表だけだと言葉足らずなので、少し補足するとこのようになります。 |
●SONY LinkBuds Fit
・着色の少ないフラットな音作りでバランスがよい
・JPOPSのようなボーカルを中心で聴きたい人におすすめ
・聴くジャンルによってはパンチが足りないと感じる場合もある
・長時間の使用を想定した本体設計と味付けの少ない音は耳が疲れづらい
●BOSE QuietComfort Earbuds
・迫力のある重低音で、音楽に包み込まれるような音作り
・HIPHOP、R&B、KPOPなど洋楽を中心に聴く人におすすめしたい
・ボーカルを中心に聴く場合、低音が強いため聴き疲れが早い場合もある
・高いノイズキャンセリング性能は外部の音を遮り、集中したい場合に最適
※デフォルト状態で試聴、イコライザーでの調整は可能です。
・着色の少ないフラットな音作りでバランスがよい
・JPOPSのようなボーカルを中心で聴きたい人におすすめ
・聴くジャンルによってはパンチが足りないと感じる場合もある
・長時間の使用を想定した本体設計と味付けの少ない音は耳が疲れづらい
●BOSE QuietComfort Earbuds
・迫力のある重低音で、音楽に包み込まれるような音作り
・HIPHOP、R&B、KPOPなど洋楽を中心に聴く人におすすめしたい
・ボーカルを中心に聴く場合、低音が強いため聴き疲れが早い場合もある
・高いノイズキャンセリング性能は外部の音を遮り、集中したい場合に最適
※デフォルト状態で試聴、イコライザーでの調整は可能です。
成瀬 | この価格帯(2万円以上の価格帯)を検討されているお客様は、音楽が好きでこだわっている人が 多い印象です。実際に試聴をしていただいたほうが伝わるかもしれません笑 |
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たけ | 最近、各社からミドルクラスの新イヤホンが発売されていますので、この2モデル以外も店頭で試していただき、好みの音(イヤホン)をぜひ選んでほしいですね! |
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Profile

オーディオコーナー マイスター
成瀬司
名古屋駅西店オーディオコーナー担当。休日は楽器を弾いたり、レコーディングに参加したりと音楽活動に忙しい日々を送っている。「音楽が好きな人が増えるよう、いつも考えながら生きている」というくらい音楽を愛している。

文・写真
たけちゃん
BIC WAVE編集部メンバー。オーディオやカメラなどの黒物家電が好きで、新製品が出ると使ってみたくなってしまう。休日はロードバイクで走りに行ったり、近所の畑を借りて野菜作りを楽しむなど多趣味。
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