SONY LinkBuds Fit 本音レビュー 遊び要素が満載で楽しい!
皆さんこんにちは。BIC WAVE編集部の たけ です。SONYからミドルクラスのワイヤレスイヤホン「LinkBuds Fit(WF-LS910N)」が11月15日(金)に発売となります。このイヤホンは小型・軽量・装着感がウリの「LinkBuds S」後継モデルで、メーカーからは、「快適性がアップしただけでなく、遊び要素も沢山あって面白い一台」と聞いているのでレビューが楽しみな一台となっています。今回はビックカメラ名古屋駅西店のオーディオマイスター、成瀬さんと一緒にレビューしていきますのでお楽しみください。
LinkBuds Fitの主な特徴
・LDAC対応で高音質ハイレゾが再生可能
・ソニー完全ワイヤレス史上最高の外音取り込み性能(2024年10月2日時点)
・独自開発したフィッティングサポーターとイヤーピースで抜群の装着感
・イヤホンとアクセサリーの組み合わせでカスタマイズできる組み合わせは100通り以上
・スマホなしでイヤホンを操作できる「音声コントロール」
・耳のまわりをタップするだけで操作が可能な「ワイドエリアタップ」
・再生時間:ノイズキャンセリング(ANC)時に本体5.5時間+ケース15.5時間再生
・カラーは4色(ブラック、ホワイト、グリーン、バイオレット)
・価格29,700円(税込)P10% ※2024年11月11日時点
LinkBuds S、WF-1000XM5との比較
音質面ではWF-1000XM5と同じプロセッサーやドライバーを搭載、快適性は前モデルにない形状になっているので、この比較表からは印象としてまったく新しいイヤホンの様に感じられます。また、後でご紹介しますがアクセサリーのカラーバリエーションがとにかく豊富で100通り以上の組み合わせの中から自分好みにカスタマイズできるのは面白いですね。
LinkBuds Fit 付属品
今回はブラック、ホワイト、グリーンの3色をメーカーからお借りすることが出来ました。その中で色味が美しいグリーンを開封していきます。
フィッティングサポーター
イヤホンを安定させる突き出た部分(フィッティングサポーター)はシリコン製のカバーと一体となっています。見ていただくとわかりますが内部が空洞になっているので柔らかく、装着時に耳へのストレスが少なくなるように工夫されています。
イヤーピース
今回大きく変わったイヤーピースは、本体側の軸がとても薄いのが特徴です。装着は浅めになるので、「少しの衝撃でポロっと落としてしまうのでは?」と心配になりますが、フィッティングサポーターが支えてくれるようです。また、イヤーピースを強く差し込んで安定させるイヤホンもありますが、これなら長時間使用しても耳が痛くなりづらいと感じました。
充電ケース
ケースはイヤホンがコンパクトに収まる作りになっており、とてもスタイリッシュです。デザインの好みはわかれそうですが、上蓋の光沢感はイヤホンケースであることを感じさせず、私はおしゃれだと思いました。またホワイトとグリーンは女性に人気が出そうなマーブル調になっているのですが、柄がそれぞれ異なっていて世界に1つだけのデザインになっているとのことです。もし私が選ぶなら絶対にホワイトとグリーンを選びたいですね!笑
LinkBuds Fitを試聴してみた
─音の傾向
たけ | LinkBuds Fitを聴いてみてどうでしたか? |
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成瀬 | ボーカルを中心としたフラットな音質で、低音域~高音域までの全帯域で音の抜け落ちが少ないな、と思いました。この価格帯のイヤホンとしては弱点が少なくて、個人的にはとても好印象ですね。LinkBuds Fitは前モデル(LinkBuds S)と比較すると音のバランスが優秀で、遠目だったボーカルがより近くに感じられるようになりました。楽器の音もそれぞれが分離して聴こえてくるので前後感がわかりやすいです。しっかりと進化しています。 |
たけ | 音がしっかりと前に出てくるのを私も感じました。上位モデルのWF-1000XM5と同じプロセッサーやドライバーを使っているようなので、その恩恵かもしれませんね。 |
成瀬 | そうかもしれません。でも注意したいのは同じパーツを使っていても音質は別物だということです。高音域、解像度、表現力などは比べてしまうと差を感じます。約1万円の価格差がありますので仕方ない部分ではありますが、どこまで音質にこだわるかが選ぶポイントになりそうです。 |
─得意なジャンル
成瀬 | 中音域にしっかりと厚みがあるのでボーカルや楽器(ギターやドラムなど)の再現性が良いです。POPS、ROCK、HIPHOPなどはおすすめです。高音域帯はそこまで伸びてこないのでクラシックはあまり得意ではないと思います。 |
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─装着感について
たけ | フィッティングサポーターが良い仕事をしていて、小さいのに安定感がありますね。 |
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成瀬 | はい、イヤーピースを奥に差し込まなくても固定できるので外耳道への圧迫感が非常に少なく、ストレスを感じません。フックも柔らかくて耳に当たっているのを感じづらいです。 |
─ノイズキャンセリング
成瀬 | 完全な無音とまではいかないものの、外音を聞こえづらくしてくれていると思います。イヤーピースを深く差し込まない快適さがウリなので、ノイズキャンセリングで耳が詰まったような圧迫感を避けたい人には試していただきたいですね。 |
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たけ | 私は少し弱いかな、と感じました。周囲の音を遮って仕事や作業に集中するような使い方ではなく、家事や散歩などで周囲の音もある程度は気にしたいシチュエーションでは良さそうですね。 |
─音場
成瀬:フラットな音作りなので、過度な音場作りはしていません。ただ、360°REALITY AUDIOに対応しているので、専用アプリから音源を再生してみると圧倒的な空間の広さを感じることができて、新しい音楽の楽しみ方を体験できます。私自身が行けなかったライブ映像「LOVE SUPUREME JAZZ FES」の音源を聴いた時、確かにライブ会場にいるかのような臨場感を感じられて感動しました。
別売のアクセサリーを使って色々遊べる!
LinkBuds Fitは別売のアクセサリーを組み合わせて、自分好みにカスタマイズできます。選べるのはイヤホン本体のカバーとケースの上・下です。組み合わせは100通り以上もあるので選ぶだけでも大変そうですね汗。
カラーはそれぞれ5色、SONYストアではケースの上・下それぞれで色違いにて購入することも可能(上下別で購入する場合は価格が変わるので注意)?
ケースを装着してみた
イイ感じになったのではないでしょうか?カスタマイズを前提とするならば、白や黒の本体は合わせやすかったです。また、下側のケースカバーにはカラビナ(リング)が付属しますのでカバンなどにぶら下げる楽しみもあります。
気になる価格ですが、フィッティングサポーター1,980円(税込)、ケースカバー2,970円(税込)とお高めなので失敗しないよう、時間をかけて選びたいですね。
せっかくなので本体とケースの色(上・下)を違う色にして遊んでみました。が、ちぐはぐな感じに。私のセンスでは1色のみを揃えて選ぶのが精一杯でした。もっとセンスがあれば複数の色を組み合わせてもキレイにまとめられるかもしれませんが残念…。
気になったのは、購入時に付属しているイヤホン本体のカバーは半透明ですが、別売のアクセサリーは全て不透明です。そのため、ケースの光沢感やマーブル調のデザインがまったく見えなくなります。これはとても残念で、なぜ透明なカバーを作らなかったのか不思議です…(透明なケースが出たらメチャクチャ売れると思います)。
まとめ
今回レビューしましたLinkBuds Fitは音質以外にデザインや装着感、カスタマイズ性など面白さが盛り沢山のモデルでしたね。最新のミドルグレードイヤホンは音質の向上のほか、モデルごとに色々なテーマを持たせているので音を楽しむ以外にも見どころが多いです。このモデルでは別売のアクセサリーは装着してみるとイメージが、ガラッと変わりますので、ぜひビックカメラ店頭で実物を見てから決めていただくことをおすすめします。
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