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最近増えている子ども用ヘッドホンとは?JBL Junior 320BTを試してみたよ

2025/05/27
最近増えている子ども用ヘッドホンとは?JBL Junior 320BTを試してみたよ

皆さんこんにちは。BIC WAVE編集部の たけ です。最近の子どもは小さいうちからタブレットやスマホを使ってオンライン学習をしたり、動画やゲームを楽しんだりするのが日常的になっているのではないでしょうか。そうなるとヘッドホンやイヤホンを使用するシーンも増えてきて、親としては間違った使い方をして難聴になったりしないか心配になりますよね。今回、レビューするJBLの子ども用ヘッドホン“Junior 320BT”はそんな親の悩みを解消してくれる機能がある、と聞いているのでどんなものなのかさっそく見ていきましょう!

目次

    ヘッドホン難聴とは

    厚生労働省の発表では、この10年で日本の10代~40代の聴力が低下してきており、原因の一つとしてヘッドホンで大きな音を聞き続けることが挙げられるとのことです。ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)になってしまうと、聞こえにくくなったり、耳鳴りや耳が詰まった感じがするようになります。また、症状はじわじわと進行していき、いったん聴力が失われると回復は難しいとされています(*)。

    ヘッドホン難聴を防ぐには

    そんなヘッドホン難聴にお子様がならないようにするには、以下の点に気を付けると良いそうです(*)。

    ① 可能な限り音量を小さく
    WHO(世界保健機関)の推奨する限度は、「大人は80dB以下、子供は75dB以下で1週間に最大40時間」
    ② 音量を上げすぎないために、遮音性の高いヘッドホン/イヤホンを推奨
    ③ 音量と視聴時間をモニターして、長時間の使用を避ける
    ④ 少なくとも、1時間に1回、10分程度は耳を休める

    *厚生労働省あなたにも「ヘッドホン難聴のリスクあり!』パンフレットより

    ただ、理屈ではわかるもののヘッドホンの音量や使用時間を常にチェックし続けるなんて無理ですよね。仮に隣でチェックしていたとしても、音量を操作するなんて一瞬です。見逃してしまう可能性のほうが高そうです……。

    Junior 320BTなら対策が可能

    そんな時にJunior 320BTならば、子どもがヘッドホンを使う悩みを解決できるかもと聞いて、メーカーからお借りして実際に試してみることにしました。

    Junior 320BT 機能概要
    ・ヘッドホンの最大ボリュームは85dB未満に制限
    ・本体重量125g、ヘッドパッドは12mmでもちもちのソフトなイヤーパッド
    ・家庭学習やオンライン授業にも最適な高性能マイクを搭載
    ・フラットに折りたたみ可能な設計

    ・マルチポイント対応
    ・アプリで使用環境の設定や状況をモニタリングできる
    ・最大再生時間 約50時間のロングバッテリー

    ヘッドホンの最大ボリュームは他社の子ども用ヘッドホンと同様に85dBに抑えられていますが、Junior 320BTならそこからさらに音量を下げるよう変更したり、使用状況をモニタリングできるんです!詳しい内容は、この後ご説明しますのでお待ちください。
    また、マイク機能を搭載していたり、最大再生50時間のロングバッテリーになっているのでオンライン学習だけでなく、数日間の旅行の移動中に使っても途中で切れることはなさそうです。子どもがヘッドホンを使用するシーンをちゃんとイメージして作られていて使いやすそうですね。

    Junior 320BTを開封

    内容物はヘッドホン、USB Type-Cケーブル、スタートアップガイドのシンプルな構成です。

    “華奢な作り”をイメージしていたのですが意外とキッチリと作られていることに感心しました。イヤーパッドは十分な厚みがあり、耳をしっかり包みこんで遮音してくれるのがわかります。また、ヘッドホンが頭の上部が触れる部分には12mmのヘッドパットが配置されていて長時間の使用にも配慮されています。前モデルは5mmのパッドを使っていたようなので、Junior 320BTでは改良されています。小さいところですが、子どもが使うことを想定しているのでボタンを押しやすいよう大きめに設計しているのもいいですね。

    息子に装着してもらった

    せっかくなので3才の息子に装着をして使ってもらいました。ヘッドホンはこれまで使ったことがなかったので、嫌がるかな?と思いながら渡してみると違和感なくすぐ使いこなしてしまいました。とても気に入ったようでニコニコしながらタブレットで動画を見ている姿はわが子ながらかわいい!笑

    今日初めて触ったとは思えないくらい堂々とした使いっぷりに子どもの適応力の高さを感じます。
    テンションが上がりすぎてしまい、椅子の上で踊り始めたところ。もう疲れ果てるまで彼を止めることはできない…。

    激しく動いてもヘッドホンは頭からズリ落ちたり、重さで首がいたくなることもなさそうです。サイズが合うのか気になりましたがアジャスターがあるのでしっかりとフィットしていて良さそう。大人ではさすがに小さすぎますが、小・中学生くらいなら問題なく使えそうです。ちなみに色はグリーンのほかに、ブルーとパープルがあります。購入前には装着感だけでなくお子様が気に入る色を選んでもらうようにすると良いでしょう。

    モニタリング機能で子どもの耳を守ろう

    Junior 320BTのイチオシ機能である“モニタリング”を見ていきましょう。
    この機能はJBLのイヤホン用アプリ“Headphones”をスマホにインストールして使います。親がJBLのイヤホンやヘッドホンを使用している場合は、新しくインストールせずにそのまま使えるので便利です。

    Junior 320BT モニタリング機能 できること
    ・今使っている音量と使用時間をリアルタイムでわかる
    ・1日の使用時間の制限を設定できる
    ・最大音量を変更(小さく)できる
    ・1日/1週間ごとの使用状況レポートが見える

    実際のアプリ画面がこちらです。左画面はリアルタイムで使用時間と音量がわかるようになっていて、真ん中と右側の画面は日/週の使用時間と音量のレポートが見えるようになっています。

    設定ページでは、最大音量と1日の使用上限時間を設定できます。子どもがこっそり使っていても使いすぎてしまうことはありません(上限時間になると自動でOFFになり、その日は再度使おうとしても音声で「今日は使えません」という案内が流れます)

    最大音量は“低”にしていても、音量をMAXにすると70dBまで上がります。70dBはどれくらいの音量かというと、私にとっては耳が痛くてヘッドホンを外したくなるレベルです。音量を抑える設定でもかなり大きい音が出せてしまうので、新モデルが出るならばもっと下げられるようにJBLは設計してもらいたいですね。
    1日の使用上限時間は30分~24時間(制限なし)まで設定ができるようになっています。使用することがわかっている時間以上には使えないようにしましょう。

    購入時の注意点になりますがJunior 320には本記事でご紹介しているBluetoothモデル(Junior 320BT)の他に、有線モデル(Junior 320)もラインナップされています。このモニタリング機能は有線モデルでは使えませんので選ぶ際にはご注意ください。2つのモデルで価格が2,000円以上違いますのでわかりやすいです。

    おまけ:内箱を工作してスタンドにしよう

    遊び要素(?)として内箱の段ボールを折り曲げてひと手間加えると簡単にタブレットやスマホを立てるスタンドになります。かわいいシールも同梱されていますのでお子様と一緒に組み立てたり、シールを貼って楽しんでみてください。

    まとめ

    お子様が成長していくにつれて学習や習い事、旅行中など どこかでヘッドホンを使う機会はあるかもしれません。そんな時、JBL Junior 320BTはお子様の耳を守るお助けになるヘッドホンだと感じました。しっかりと親子でコミュニケーションをとりながら正しい使い方を習慣づけられるといいですね!

     
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    たけちゃん
    BIC WAVE編集部メンバー。オーディオやカメラなどの黒物家電が好きで、新製品が出ると使ってみたくなってしまう。休日はロードバイクで走りに行ったり、近所の畑を借りて野菜作りを楽しむなど多趣味。
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