話題のイチオシ家電

Beatsスポーツ向けイヤホン「Powrbeats Pro 2」を本音レビュー

2025/02/21
Beatsスポーツ向けイヤホン「Powrbeats Pro 2」を本音レビュー

皆さんこんにちは。BIC WAVE編集部の たけ です。今回はBeatsから発売された「Powerbeats Pro 2」をレビューしていきます。前モデルの「Powerbeats Pro」(以下、第一世代)はスポーツ向けイヤホンとして人気のあったモデルでしたが、新発売の「Powerbeats Pro 2」ではどのように進化したのか 楽しみですね!今回は名古屋駅西店のオーディオマイスターの成瀬さんと一緒に音質レビューをしていきますのでどうぞお楽しみください。


profile_staff_naruse2.jpg
レビュアー:オーディオコーナー マイスター
成瀬司
名古屋駅西店オーディオコーナー担当。休日は楽器を弾いたり、レコーディングに参加したりと音楽活動に忙しい日々を送っている。「音楽が好きな人が増えるよう、いつも考えながら生きている」というくらい音楽を愛している。

目次

    Powerbeats Pro 2の主な特徴

    スペック概要
    ・人間工学に基づいた形状で刷新された新型状のデザイン
    ・リアルタイムで計測できる心拍数モニタリングセンサーを搭載
    ・前モデルよりも20%軽量化された本体とケースは33%スリム化
    ・新たにノイズキャンセリング機能を搭載
    ・ダイナミックヘッドトラッキング対応の空間オーディオ
    ・IPX4等級の耐汗耐水性能でスポーツ時にも安心
    ・ノイズキャンセリングONで8時間再生、ケース併用で36時間再生
    ・ノイズキャンセリングOFFで10時間、ケース併用で45時間の再生が可能
    ・カラーは4色
    ・価格39,800円(税込)※2025年2月時点

    Powerbeats Pro 2を開封してみた

    本体、ケース、イヤーチップ×5サイズのシンプルな内容物

    外観

    デザインが刷新されて第一世代よりもスリム&軽量になりました。また、イヤークリップ部分も素材が変更されただけでなく一回り細く、短くなったようです。このあたりの違いが装着時にどう変わってくるか気になります。

    カラーバリエーション

    カラーは4色で初代モデル同様にやや艶ありのマット調です。

    左からクイックサンド、エレクトリックオレンジ、ハイパーパープル、ジェットブラック

    ケース比較

    初代モデルではメチャクチャ大きかったケースは33%もコンパクトになりました。それでも、まだ他社のイヤホンケースと比べると大きいですが、持ち運び可能なサイズになったのではないでしょうか。ちなみに充電端子はライトニングからUSBタイプCに変更されています。

    装着感

    デザインの刷新で装着感が明らかに良くなっているのに驚きました。第一世代ではイヤーフック部の素材が硬くて装着にはコツが必要でしたが、Powerbeats Pro 2ではスルッと意識することなく装着できてフィットします。これはイヤーフックの角度が改良され、素材もニッケルチタンに変更されたのが理由のようです。イヤホン部自体もスリムになったことで見た目もスマートになりましたね。

    長時間バッテリー

    ノイズキャンセリングON時でも8時間使用できるので、長時間のスポーツ使用でも安心です。
    AirPodsでは半日しかバッテリーが持ちませんがPowerbeats Pro 2なら出発から帰宅まで一日がかりの外出でも安心できます。また、ケースを併用すれば日を跨いだ使用でも十分ではないでしょうか。

    心拍数モニタリング

    イヤホンの左右に心拍センサーを内蔵、フィットネス系のアプリと連携ができます(公式HPではOpen、Nike Run Club、Peloton、Runna、Hadder、Slopesを確認)。Apple Watchと併用した場合、心拍数はApple Watch側が優先されるようです。そうなると、この機能は運動時に胸バンドで心拍計測している人にはプラスになると思いますが、Apple Watchや心拍計測のできるスマートウォッチを常時使用している人からすると、ちょっと使いどころが難しいかもしれませんね。

    Powerbeats Pro 2を聴いてみた

    音の傾向

    たけ Beatsらしいパンチのある音作りのままに、解像度が良くなっているのを感じました。
    成瀬 そうですね。いい意味でBeatsらしいクセのある音がドラムの低音やラップを気持ちよく聴かせてくれます!フラットなバランスのとれた音というよりも、音がグイグイ前に出てくる感じは好きな人にはたまらないでしょう。初代Powerbeats ProよりBeats製品を使ってきている私にとって「これこれ、このガチガチに音を耳までぶっ飛ばしてくれるこの感じがビーツの音なんだよなー!」と再認識させてくれて安心しました。
    たけ どんな音楽が合いますか?
    成瀬 HIP HOPのような音楽はバッチリです。他のメーカーでは通常感じられないようなリズム感や楽器のアタック音が楽しめるでしょう。
    また、意外だったのは「JAZZ」や「FUSION」との相性が良かった事です。いつも私が試聴で参考にしているSnarky Puppyの「Lingus」では、それぞれのプレイヤーが目の前でしっかり演奏しているのが伝わってきました。コリー・ヘンリーの超絶キーボード ソロだけでなく、ビッグバンド ならではのホーンセクションや各バッキング隊のそれぞれの存在感がわかるくらい音が分離されており、この解像度はたまらないですね!
    たけ なるほど。繊細なクラシックのようなジャンルよりも、ノリノリになるような音源が良さそうということですね(今日の彼は熱量が凄いな汗)。

    ノイズキャンセリング

    たけ Powerbeats Pro 2から搭載されたノイズキャンセリング機能ですがどうでしょう?
    成瀬 電車の中で使ってみましたが普通に効果を実感できるレベルです。ただ、AirPodsや他社のノイズキャンセリング機能付きイヤホンと比較すると弱いようには感じました。また、私の場合ですが、付属されているイヤーピースが耳に合わず、他社製のイヤーピースに変更したら、遮音性や音質の向上を感じることが出来ました。

    外音取り込み

    成瀬 しっかりと会話が聞こえるレベルで使えます。自然な感じで聞き取れて仕事中や街中で周囲の音に気を配りたいときにはオススメできます。
    たけ ランニングなどスポーツ時に使う人は多いと思うので、これくらいクリアに聞こえていれば背後から来る車や自転車との接触は避けられる感じがしますね。また、スポーツ時には操作が物理ボタンなのも使いやすいのではないでしょうか。

    検討時に比較するモデルは?

    成瀬 店舗に来店されたお客様が気にされるメーカーはBOSEです。どちらもパワフルな音作りが好きな人に人気があります。私の思う2メーカーの違いは中高音~高音の出し方で、Beatsの方が強めな印象です。迫力の重低音+ブライトな中高音でよりパンチが欲しい人はBeatsがおすすめ、生楽器含めもう少し幅広でジャンルを楽しみたい方はBOSEをオススメしています。文字だけでは全く伝わらないと思いますので、来店をしていただき、聴き比べしてもらいたいですね!
     
    この記事で紹介した商品
    完全ワイヤレスイヤホン Powerbeats Pro 2 ジェットブラック MX723PA/A [ワイヤレス(左右分離) /ノイズキャンセリング対応 /Bluetooth対応]
    完全ワイヤレスイヤホン Powerbeats Pro 2 ジェットブラック MX723PA/A [ワイヤレス(左右分離) /ノイズキャンセリング対応 /Bluetooth対応]
    安定した着け心地、ノイズキャンセリングと心拍数モニタリングを搭載したイヤフォン
    ビックカメラ.comで見る

    この記事を読んで気に入ってもらえた方は
    🤍いいねやSNSでのシェアをよろしくお願いします

    併せて読みたい関連記事
    Profile
    たけちゃん
    文・写真
    たけちゃん
    BIC WAVE編集部メンバー。オーディオやカメラなどの黒物家電が好きで、新製品が出ると使ってみたくなってしまう。休日はロードバイクで走りに行ったり、近所の畑を借りて野菜作りを楽しむなど多趣味。
    share
    • X
    • line
    • facebook
    • はてなブックマーク

    ABOUT このメディアについて

    ビックウェーブ(BIC WAVE)
    このメディアは、ビックカメラが運用しています。
    皆さまに新たな出会いや、発見などの「どきどき・わくわく」をさまざまなコンテンツに載せてお届けします!

    RANKING 人気記事

    ARCHIVE 月間アーカイブ

    TAG タグ

    RECOMMEND おすすめ記事