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外サクッ中モチッ!パン職人監修の最新4枚焼きトースターをレビュー

2025/10/16
外サクッ中モチッ!パン職人監修の最新4枚焼きトースターをレビュー

理想の温度バランスにより、ベーカリーさながらの焼き上がりが楽しめると評判のツインバード「匠ブランジェトースター」 。そのシリーズに待望の新モデルが仲間入り しました。本記事では、従来モデルの特長を引き継ぎつつ、さらに進化したポイントを詳しくご紹介します。

※「匠ブランジェトースター」の従来モデルは以下の記事で紹介しています。

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目次

    「匠ブランジェトースター」とは?

    「匠ブランジェトースター」の監修を務めた浅井一浩氏

    ものづくりの町 ・新潟県燕三条に本社を構えるツインバード社が、世界一のパン職人(世界大会iba cup2015総合優勝)浅井一浩氏と共同開発した「匠ブランジェトースター」。
    その最大の特徴は、「匠BRAIN」と呼ばれる独自の火力調整プログラムです。庫内温度を毎秒モニタリングしながら火力をコントロールすることで、まるでベーカリーの焼きたてパンのような理想的な 食感を味わえるとのことです。
    さらに、食パン・クロワッサン・カレーパンなど幅広い種類に対応し、それぞれに合わせた最適な加熱方法で焼き上げるため、「焦がす失敗がないトースター」としても 、パン好きの間で高い評価を受けていました。

    「匠ブランジェトースター PLUS」の特徴は?

    そんな「匠ブランジェトースター」の新モデル 「匠ブランジェトースター PLUS」ですが、主な進化ポイントは以下の2つです。

    • 庫内サイズが拡大し、最大4枚のトーストや、ピザが焼けるようになった
    • 新たに「ロールパンモード」が搭載され、より繊細な加熱に対応した

    それでは、それぞれの進化ポイントを詳しく見ていきましょう。

    進化ポイント@:広々とした庫内サイズ

    新 モデルの最大の特徴は、何と言ってもそのサイズ。庫内有効サイズは27×28cmと余裕のある設計で、一般的なトースターが2枚焼きにとどまるのに対し、こちらはトースト4枚を同時に並べても窮屈さを感じさせません。
    筆者は4人家族なのですが、これまでは「自分のパンはまだ焼けない…」と順番待ちになることもしばしば。そんな朝の小さなストレスも、この一台があれば解消できそうですね。

    焼き上がりは、想像以上のクオリティ。4枚ともほとんど焼きムラがなく、均一に仕上がっています。

    一般的なトースターと比較してみると、違いは一目瞭然。

    一般的なトースターでも外側はそれなりにサクサクしますが、中までしっとり感を保つのは難しく、どうしてもパサつきが残ります。
    対して「匠ブランジェトースター PLUS」は、「外サクッ・中モチッ」の理想的な仕上がり。手で裂くと内側が糸を引くように伸び、そのもっちり感に思わず驚かされます。これは、まず高火力で表面を一気に焼き固めることで水分を閉じ込める、独自の火入れのおかげです。まさに「匠の技」を感じる瞬間でした。

    ちなみに、焼き色は「薄め・標準・濃いめ」の3段階から選択可能です。好みに合わせた仕上がりを確実に再現してくれるので、「うっかり焼きすぎてしまった…」という失敗もありません。

    「薄め」は表面にほんのり色がつく程度。「標準」の時点で既に全体にしっかりと色がつくため、欲を言えば「薄め」と「標準」の間が欲しいところ。「濃いめ」に設定するとかなり強めに焼き上がるので注意が必要ですが、バリッとした食感を楽しみたい人にはおすすめできます 。

    ただサイズが広くなっただけではありません。新モデルでは、ピザをおいしくリベイクできる専用モードが新たに搭載されました。冷蔵ピザ・冷凍ピザ・常温ピザと、状態に合わせて選択できるので、いつでも理想的な焼き上がりに仕上げられます。

    時間が経って冷めてしまったピザも 、“丸ごとイン”して、温め直しが可能
    直径25cm(Mサイズ相当)以下のピザであればすっぽり収まります

    タイマーが鳴って取り出せば……焼き上げた直後の状態に“復活”。

    裏面はパリッと香ばしく、チーズはとろっとなめらかに。電子レンジでの温め直しでは生地がふにゃふにゃになってしまいがちですが、そうした失敗もありません。「ついさっき届いたばかり」と言われたら、信じてしまいそうなほどのクオリティでした。

    進化ポイントA:新たに追加されたロールパンモード

    パンの種類に応じて、最適な加熱方法で焼き上げる「匠ブランジェトースター」。新モデルの「匠ブランジェトースター PLUS」では、そこに待望の「ロールパンモード」が加わりました。
    ロールパンといえば、表面が焦げやすく、気を抜くとあっという間に黒くなってしまう──そんなイメージがあるのではないでしょうか。ところが、メーカーによると、「PLUS」ではそうした心配も不要なのだとか。

    実際にロールパンモードを試してみると、その理由が見えてきました。

    運転中のトースターを観察していると、庫内が暗くなったり、明るくなったりを何度も繰り返していることが確認できました。どうやら、庫内の温度を毎秒モニタリングしながら、ヒーターをリアルタイムでコントロールしているようです。同じような挙動はトーストモードでも見られましたが、ロールパンモードではさらにこまやかに調整している印象でした。

    そして、仕上がりはご覧のとおり。

    表面は焦げることなく、きれいなきつね色。指で軽く触れるとパリッとハリのある薄皮の感触が心地よく伝わってきます。

    半分にちぎると、内側までアツアツ。指に吸い付くような生地の柔らかさが、写真で伝わらないのがなんとももどかしい…。 少しかじってみると、中身のふわふわ感がしっかり主張してきて、「温め方ひとつでここまで変わるものか」と驚かされました。「表面だけ焦げて中は冷たい」という失敗をしがちなロールパンですが、匠が見守るこのトースターなら安心して任せられそうです。

    「おいしく焼ける」だけじゃない。デザインや操作性も別格

    焼き上げの実力に加えて、デザインや操作性でも特別感 が感じられるのが、この「匠ブランジェトースター PLUS」の魅力です。
    まず目を引くのが、その佇まい。

    マットなブラックの筐体と、ゴールドに輝く庫内。シンプルでありながら重厚感と品格が漂っていて、キッチンに置いた瞬間「おっ」と思わせる存在感があります。

    一般的なトースターは、本体にメニュー名やボタンの説明が常に印刷されているため、機能が増えるほど見た目がゴチャゴチャしがち。対して「PLUS」は、窓内下部のディスプレイに必要な情報を表示する仕組みのため、筐体表面がスッキリしているんです。操作もダイヤルでメニューを選び、スタートボタンを押すだけ。ディスプレイに選択中のメニューが表示されるので、複雑な設定に迷うこともありません。

    ちなみに、従来モデルの「匠ブランジェトースター」は、その完成度の高さから「2023年度 GOOD DESIGN AWARD BEST100」に選ばれた実績があるのだとか。実際に使ってみて、その評価にも納得でした。

    さらに、一般的なトースターは赤い光で庫内をほんのり照らす程度ですが、「PLUS」では下部のハロゲンヒーターが強い光で庫内全体を明るく照らしだします。焼き色の変化をはっきり確認できるので、調理の過程そのものを楽しめるのも魅力です。機能だけでなく、体験全体をデザインしている点も、このトースターならではといえるでしょう。

    まとめ

    4枚焼きに対応できる「頼もしさ」と、ロールパンを焦がさず仕上げる「繊細さ」。どんなシーンでも安心して任せられる、まさに頼れる相棒のようなトースターですね。デザインや操作性の細やかな工夫もあり、少し試しただけでも完成度の高さを実感できました。

    忙しい朝の手間を減らしながら、いつものパンをワンランク上の仕上がりへと導いてくれる「匠ブランジェトースター PLUS」。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

     
    この記事で紹介した商品
    オーブントースター 匠ブランジェトースター PLUS ブラック TS-D487B
    オーブントースター 匠ブランジェトースター PLUS ブラック TS-D487B
    温度センサーと遠赤外線・近赤外線2種類のヒーターを搭載、自動でまるで“焼きたて”のおいしさを実現する、匠が見守るトースター。
    ビックカメラ.comで見る

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    Profile
    加川浩朗
    加川浩朗
    2002年、大阪生まれ。早稲田大学卒業後、都内の編集プロダクションにて広報誌やWebコンテンツの編集に従事。休日はネットサーフィンをしてダラダラ過ごすのが好き。最新のガジェット情報にもテンションが上がるタイプ。
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