体験レビュー

せいろの達人りよ子さん監修! むしざんまいでヘルシー&時短レシピ

2025/08/19
せいろの達人りよ子さん監修! むしざんまいでヘルシー&時短レシピ

近年、せいろを使った蒸し料理がヘルシー&時短だと話題となり、ブームが到来しています。和・洋・中のどんな料理でも手軽に楽しめる調理器具ですが、その幅広さがゆえに使い方に悩む人もいるのではないでしょうか?

今回は、卓上でも手軽に使える電気せいろ蒸し器「むしざんまい」を使いながら、「せいろの魅力に取りつかれたOL」として蒸し料理専門のレシピ本を出版された、りよ子さんに蒸し料理の魅力を伺います。「夏もガンガン蒸します!」というりよ子さんに、暑い夏を元気に乗り切るレシピを教えていただきました。

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せいろの魅力にとりつかれた OL
りよ子
2023年4月に始めたInstagramで、すべてを蒸したい気持ちを投稿。冷蔵庫にあるものだけでパパッと作れる簡単レシピが共感を呼び、開始1年半でフォロワー数10万人超えと大人気に。野菜を蒸すだけのシンプルレシピから、一度に主菜と副菜が完成する同時調理レシピ、ごはんもの、スイーツまで、100品以上のレシピを投稿している。夫と2人暮らし。『すべてを蒸したい せいろレシピ』(Gakken)が発売中。9月には新刊『すべてを蒸したい せいろレシピ、おかわり!』も発売予定。
Instagram:@musu_riyoco
目次

    卓上で手軽に蒸せる「むしざんまい」

    今回、りよ子さんに使っていただくのは、2021年に発売された電気せいろ蒸し器「むしざんまい」。

    タイマー付きの電気鍋が付いており、これ1台ですぐに蒸し料理を始められます。ちなみに、せいろは竹製です。どんな特徴があるのでしょうか?

    りよ子 主に杉・竹・ひのきが使われるのですが、竹製は長く使っても変色が少なく、お手入れも簡単です。杉やひのきと違い、蒸したときに木の香りがつくこともあまりないので、料理の邪魔もしませんよ。
    むしざんまいの推しポイントはこちら!
    ・これ1台で、すぐに蒸し料理が始められる
    ・電源さえあれば卓上で“ほったらかし料理”ができる
    ・抗菌性・調湿性に優れた竹製だから、蒸し料理初心者でも安心

    夏も蒸しちゃっていいの!?

    せいろ料理といえば秋~冬の寒い時期を連想させますが、りよ子さんは「季節関係なく、週の半分は蒸しています!」と言います。

    りよ子 トマトやとうもろこしなどの夏野菜は、蒸してもおいしいんです。夏場は、キッチンに立つのもしんどい時期……。むしざんまいは火を使わなくていいので、冷蔵庫にある材料を入れて、蒸し鍋に水を入れてタイマーを回すだけで作れるのは、手軽で良いですね。内径18cmで、一人前にもぴったりなサイズです。
    りよ子さんのInstagramアカウントでは日々さまざまなせいろ蒸し料理が投稿されている

    本格的な蒸し料理だけでなく、冷凍うどんや菓子パンを蒸す、ゆでたまごならぬ「むしたまご」を作るといったカジュアルな使い方もおすすめだと、りよ子さんは言います。幅広い場面で活躍できるのが、魅力なのかもしれませんね。

    りよ子さん監修! 夏におすすめのせいろ蒸し料理

    ここからは、りよ子さん監修の夏におすすめの蒸し料理レシピを2つご紹介しましょう。

    ズッキーニのミルフィーユ蒸し

    まずは、色鮮やかな夏野菜の代表・ズッキーニのミルフィーユ蒸しです。暑い時期にこそ食べたい、みずみずしさを感じられる一品です。栄養がたっぷり含まれている皮ごと食べられるので、余すことなく堪能できますよ。

    りよ子 夏野菜をパクパク食べたい時に、作ってほしいのがこちら。豚肉との相性も抜群なしょうがをたっぷりと使うことで、夏バテ気味な身体を元気に回復してくれます。しょうがの代わりに、大葉やトマトを挟むのもおすすめですよ。
    材料(せいろ1段分/つくりやすい分量)
    豚バラ薄切り肉・・・200g
    ズッキーニ・・・2本
    しょうが・・・4片(60g)
    塩・・・ふたつまみ

    <(お好みで)つけダレ>
    ・ポン酢
    ・味噌マヨ七味
     味噌とマヨネーズを1対1の分量で混ぜ、お好みで七味をふりかけたもの

    作り方

    ① ズッキーニは約5mm幅に輪切りし、しょうがは薄切り、豚肉は5cm幅に切る
    ② せいろにクッキングシートを敷き、蒸気を通す穴を開けておく
    ③ 縁に沿って円を描くように、ズッキーニと豚肉としょうがの順に並べていく。外側が1周埋まったら、内側にもう1周分同様に並べ、塩をつまみ全体に振りかける
    ④ むしざんまい本体に蒸し鍋をセットし、MAXラインまで水を入れる
    ⑤ ③を蒸し鍋の上に乗せて、15分タイマーをかける
    ※蒸す時間は、むしざんまいを使用した場合で掲載しています

    りよ子 蒸し料理は、お肉の脂が下に落ちてくれるので、ヘルシーに食べられるのがうれしいところ。豚バラ肉を使っているのですが、さっぱりと食べられます。食欲がない時でもパクパク食べてもらえるかと! また、しょうがをいっぱい使うのですが、蒸すことで辛味が抜けてさわやかな味わいに。パワフルに夏を乗り越えたい方に食べてもらいたいですね。

    見た目が華やかなのはもちろんですが、蒸している間もしょうがと豚肉のい~い香りがたまりません。さっぱりと食べたい時はポン酢で、もりもり食べたい時は味噌マヨ七味がおすすめです。他にもお好みのつけダレで楽しんでみてくださいね。

    夏野菜のつけ浸し

    続いてご紹介するのは、夏野菜のつけ浸しです。これは、お好みの野菜を蒸して温かいうちにつけ汁をかけ、冷蔵庫で保存するというもの。作り置きにぴったりで、食卓の彩りや晩酌のお供に、冷蔵庫にある野菜だけでできちゃう手軽さも魅力の一品です。

    りよ子 ノンオイルで作れるので、揚げ浸しや煮浸しよりもヘルシーなのが蒸し浸しの良いところ。その日の気分で野菜を選んで、蒸して漬けちゃいましょう!
    材料(せいろ1段分/つくりやすい分量)
    トウモロコシ・・・1/2~2/3本
    オクラ・・・6本
    ズッキーニ・・・1/2本
    ナス・・・1本
    ミョウガ・・・3個
    ミニトマト・・・9個
    しょうが・・・2片
    大葉・・・4枚
    水・・・約80ml(保存容器のサイズに合わせて調整)
    しょうゆ・・・大さじ3
    みりん・・・大さじ2
    酢・・・大さじ1.5
    砂糖・・・小さじ1

    お好みで以下を追加
    七味とうがらし・・・小さじ 1/4
    ごま油・・・小さじ2~

    作り方

    ① 夏野菜は食べやすい大きさに切る
    ② せいろにクッキングシートを敷き、蒸気を通す穴を開けておく
    ③ むしざんまいの本体に蒸し鍋をセットし、MAXラインまで水を入れる
    ④ ①をまんべんなく敷き詰めて、蓋をして15分タイマーをかける
    ⑤ 蒸している間に、しょうがと大葉は刻んでおく
    ⑥ 蒸しあがったら熱いうちに保存容器に入れて、⑤と全ての調味料を加える
    ⑦ ⑥の粗熱を取ってから冷蔵庫で3時間以上置く
    ※保存期間は冷蔵で3日間程度です
    ※蒸す時間は、むしざんまいを使用した場合で掲載しています

    りよ子 蒸すと野菜が本当においしくなるんです。今回使った材料以外だと、紫玉ねぎや芋類もおすすめ。また、鶏むね肉やきのこ類を一緒に蒸すと、食べ応えたっぷりなおかずになります。秋や冬に作るなら、にんじんやごぼうなどの根菜がいいですよ。根菜を入れる場合は、火が通りやすいように一口で食べられるくらいのサイズに切ってみてくださいね。

    このままでもおいしいですが、漬ける際にごま油をひと回しすると、さらに食欲をそそる味わいになるそう。さっぱり食べたい方はこのままで、もりもり食べたい方はぜひごま油をたらしてみてください。また、そうめんにかけてもおいしいのだとか! 季節の野菜を蒸しておいしくいただきましょう。

    ヘルシー&時短なせいろ蒸し料理をもっと楽しもう!

    毎日レシピを考えるのは、おっくうに感じてしまう人が多いかもしれません。りよ子さんのように週の半分までとはいかずとも、週に1回むしざんまいを活用すれば、手軽にバリエーションを増やせるのではないでしょうか?

    りよ子 むしざんまいは野菜を切って、詰め込んだらほったらかしでOK。タイマーが終わったときの「チ~ン」という音もかわいいので、蒸し上がりを待つ時間も楽しみになりますよ。

    せいろを使った蒸し料理で、旬を丸ごと味わっちゃいましょう。りよ子さんのレシピとともに、むしざんまい生活をスタートすれば、いろんなものを蒸したくて仕方なくなるはずですよ!

    むしざんまいなら、お手入れもラクラク

    せいろをできるだけ長く使い続けるためにも、使用後はすぐに洗ってしっかり乾燥させるなど、丁寧なお手入れを心がけましょう。汚れが少ない場合はお湯か水で湿らせた布で拭き、お肉の脂などで汚れてしまった場合はぬるま湯でさっと洗い流しておきましょう。

    りよ子 洗ったら、よく乾燥させて風通しのいい場所に保管しましょう。見た目がかわいいので、キッチンに出しっぱなしにしても映えちゃうんですよね。

    むしざんまいは、水を張る蒸し鍋部分が取り外せて、丸洗いが可能です。さらに、せいろは別売りされていて、交換しながら本体を長く愛用できるのも、うれしいところですね。
    ※詳しい使い方、お手入れ方法は取扱説明書をよく読んでご利用ください

     
    この記事で紹介した商品
    AMZ-450GY 電気せいろ蒸し器 むしざんまい
    AMZ-450GY 電気せいろ蒸し器 むしざんまい
    手軽に本格的な蒸し料理を楽しめる電気せいろ蒸し器。
    ビックカメラ.comで見る
     むしざんまい せいろセット アピックス AMZ-450GY用
    むしざんまい せいろセット アピックス AMZ-450GY用
    電気せいろ蒸し器 むしざんまい(AMZ-450GY)用 せいろセット。
    ビックカメラ.comで見る

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    つるたちかこ
    つるたちかこ
    岩手県出身。占いコンテンツの企画制作、ウェブディレクター、出版社を経て、電子書籍事業の立ち上げを経験。現在はフリーランスのライターとして幅広く活動中。趣味は、ギャンブルと喫茶店やレストランに出てくる「お冷」について考察すること。
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    有賀傑
    静物、人物、料理、空間などの衣食住に関わる写真を主に撮影。雑誌、書籍、Web、広告などの媒体で活動中。
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