そもそも、グリークヨーグルトって？自宅でも作れる？

グリークヨーグルト（※）とは、ギリシャ発祥のヨーグルトで、「水切り製法」によって余分な乳清（ホエイ）を取り除いたもののこと。クリーミーで濃厚、タンパク質もギュッと凝縮されており、筋トレ勢や美容界隈を中心に人気を集めています。

スプーンに吸い付くような、もったりとした”あの食感”。専門店のような味を、自宅でも好きなだけ再現できたら──。そう願ったことがある人も、きっと多いはず。

そこで注目を集めているのが、自家製グリークヨーグルト。市販のヨーグルトから作れるので、コスパも最高！好みの固さに調整できるのも大きなメリットです。

ただしネックになりやすいのが、「水切り」作業。ザルやボウル、キッチンペーパーを重ねて…という工程は、意外と手間がかかりますよね。冷蔵庫のスペースを取るのも地味に悩ましく、ここで挫折してしまう人も少なくありません。

※「ギリシャヨーグルト」と呼ばれることもありますが、韓国でブームになった、水分量がより少ないタイプを指して「グリークヨーグルト」と呼ぶ場合が多いようです。

専用水切りフィルターが付いたビタトニオのヨーグルトメーカーが救世主すぎる！

そんな悩みに応えるべく登場したのが、ビタントニオ「ヨーグルトメーカー VYG-60」。

専用の水切りフィルターが付属しているため、準備や片付けもラクラク。ヨーグルトを発酵させる際には牛乳パックをそのまま容器として使えるため、事前に容器を消毒しておく必要もありません。（付属の牛乳パック用カバーとスプーンは熱湯消毒が必要です）

グリークヨーグルト作りの「手間」をすっきり解消してくれる、まさに救世主。デザインも縦型スリムの形状で、キッチンの隅に置いてもスペースを取らなそうですね。

作ってみよう！自家製グリークヨーグルトの調理手順

自家製グリークヨーグルトの作り方は、驚くほど単純です。大まかに言えば、「発酵」と「水切り」の２つの工程しかありません。
まずは原料となる牛乳を発酵させてプレーンヨーグルトを作ります。このとき、乳酸菌が活発になる最適温度をヨーグルトメーカーがキープしてくれます。あとは、できあがったヨーグルトの水分を切って濃厚にすれば完成です。

用意するのは、「牛乳」と「種菌となるヨーグルト」だけ。今回は「森永 ビヒダス プレーンヨーグルト」と「森永のおいしい牛乳」を使用します。

まずは牛乳パックにヨーグルトを入れ、付属のスプーンでよくかき混ぜましょう。次に、パックの口を専用のフタで閉じ、透明カバーを被せて本体にセットします。
プリセットメニューから「プレーンヨーグルト」（40℃・7時間設定）を選択し、スタートボタンを押せば準備完了。あとは放っておくだけで、じっくり発酵が進んでいきます。

ヨーグルトができたら、水切りをしよう

約7時間後、パックを開けるととろみのあるヨーグルトが完成しているはずです。そのままでも食べられますが、グリークヨーグルト作りはここからが本番。
できたヨーグルトを、水切りフィルターをセットした専用容器に流し込み、冷蔵庫でじっくりと寝かせていきます。
このとき、温かいままでは水切りがうまくいかないこともあるため、いったん冷蔵庫で冷やしておくのがコツです。

時間が経つにつれ、ホエイ（乳清）が下にじわじわと溜まっていくのが分かると思います。そのまま水切りを続け、十分に濃厚になったら、グリークヨーグルトの完成です。

水切り時間で食感はどう変わる？0時間・2時間・8時間で食べ比べ！

水切りの時間を変えることで、味や食感を調整することができます。ぜひ自分好みの味わいを見つけてみてください！

市販のグリークヨーグルトのような濃厚な食感を楽しみたい方は、最低でも8時間程度は水切りが必要です。作り方はシンプルなものの、発酵に約7時間、さらに水切りに約8時間と、完成までにはそれなりに時間がかかるため、就寝前や朝出かける前に仕込んでおくなどして、生活リズムの中で時間をうまくやりくりしながら作るのが良さそうですね。

トッピングで自分好みにアレンジ！ホエイも捨てないで！

お好みでフルーツをトッピングしたら、まるで専門店で出てくるような“ザ・グリークヨーグルト”の完成！

ヘルシーなうえに、見た目も華やかで楽しい一皿。筋トレやダイエットのモチベーションになるのも頷けますね。

そして忘れてはいけないのが、余ったホエイ（乳清）。思わず捨ててしまいそうになりますが、こう見えて栄養たっぷりなので、できれば有効活用したいところ。おすすめなのはラッシーで、ホエイに牛乳とハチミツを混ぜるだけで簡単に作ることができるので、ぜひ試してみてください！

※余ったホエイが150mlある場合は、「牛乳50ml」と「はちみつ小さじ2」を加えるのが目安。あとはよく混ぜるだけで、すっきりとした味わいのラッシーになります。

ヨーグルトだけじゃない！甘酒から温泉卵まで作れる幅広さ

作れるのはヨーグルトだけではありません。温度調節が25～70℃まで可能なので、甘酒や白味噌などの発酵食品から、温泉卵まで対応しています。

今回はせっかくなので、甘酒作りにもチャレンジしてみることに。

今回は8時間発酵させてみましたが、市販のものと比べても遜色のない、しっかりとした風味が感じられました。砂糖を使わない、米麹（こめこうじ）の自然な甘さが口の中にやさしく広がります。お米のつぶつぶがほどよく残る仕上がりなので、よりなめらかにしたい場合はよくかき混ぜて潰すとよいでしょう。“仕込んで待つだけ”という手軽さもとても魅力で、これなら無理なく続けられそうです。

健康もコスパも両立させたい人におすすめ！

ヨーグルトは、できれば毎朝の習慣にしたいもの。ビタントニオのヨーグルトメーカーを使えば、材料費をぐっと抑えられるので、長い目で見ればかなりの節約になること間違いナシです。

これまで手間だった水切りも、専用フィルターのおかげで驚くほどラクになり、準備も片付けもストレスゼロ。市販品のように甘味料が含まれることもなく、自分の好みに合わせて調整できるのも嬉しいポイントですね。

「健康には気を遣いたいけれど、お金はあまりかけたくない」という人は、ぜひチェックしてみてください。