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パナソニック「ファインベール」シャワーヘッドを体験!5つの水流に注目

2025/10/31
パナソニック「ファインベール」シャワーヘッドを体験!5つの水流に注目

最近、“ファインバブル”という言葉をよく耳にします。ファインバブルとは日常目にする泡よりもはるかに小さく、直径が100μm(=0.1mm)より小さな泡のこと。肌や髪にやさしく、それでいてしっかり洗浄できると話題です。
美容シャワーというと女性向けの印象が強いですが、もちろん男性だって気になります。仕事終わりのシャワーで頭皮や肌の汚れをスッキリ落としたい──そんな思いから、今回は男性視点で試してみることにしました。

今回出会ったのは、パナソニックの新作シャワーヘッド「ファインベール EH-SH50」。
5つの水流モードを搭載したマイクロバブル性能評価で業界最高ランク* に認定されたモデルです。正直、シャワーヘッドってここまで進化してたの? と思わず感心。今回はその実力を、実際に体験してみました。

*:気泡濃度数10,000/ml~100,000/ml、気泡径10μm~100μmのクラス4d。2025年9月24日現在。家庭用シャワーヘッドにおいて

目次

    5つのモードで全身ケア。肌も髪も心地よく

    EH-SH50は、パナソニックが5年かけて開発した力作。美肌・美髪をめざす人にうれしい以下の一覧の5つの水流モードを搭載。

    5つの水流モード一覧

    名称 特徴
    プレシャンプーモード

    強めのジェット水流で、頭皮の汚れをすっきり予洗い

    ヘアケアモード

    やわらかい水流が髪を包み込み、トリートメント効果をより高めます*

    ボディケアモード

    全身をやさしく洗い流す、やわらかい肌あたり

    ミストモード

    ふんわりとした霧状の水で、顔やデリケートな部分にぴったり

    シルクスパモード

    浴槽で使うとまるでスパ気分。ファインバブルが肌を包み込み、芯から温めてくれます

     *:ファインバブルなし標準シャワーとの比較。髪のまとまり、ツヤ感など。使用環境や個人差で、効果は異なります。

    部位や目的に合わせて水流を切り替えれば、まるで自宅が美容サロンのような贅沢ケア空間に。シャワーを浴びるだけで髪にツヤ、肌にうるおいを与え、毎日のバスタイムを特別なひとときへと変えてくれます。

    モードの切り替えはレバーをスライドさせるだけ。思い立ったらすぐ変えられるのが便利です。

    道具不要で、付け替え簡単!

    まずは、取り付けについて。「合わなかったらどうしよう……」と不安でしたが、実際は拍子抜けするほど簡単でした。工具も特別な付属品も不要で、いまのシャワーヘッドの本体を押さえてホース金具を同様にホース金具を反時計回りに回して新しいシャワーヘッドを取り付けます。水漏れもなく、力もほとんどいりませんでした。

    もし合わない場合でも、付属品が充実していて安心。3種類のアダプター、2種類のOリング(パッキン)、接続部分の見た目を整える外装リングが付属しているので、よほど特殊な規格でなければ取り付けで困ることはなさそうです。

    サイズ:高さ24.9×幅10.2×奥行9.2cm、重量:約305g(アダプター・外装リング除く)

    備え付けのシャワーヘッドと比べるとやや大きめのサイズですが、洗練されたデザインで狭い浴室でも圧迫感を覚えません。一般的なシャワーヘッドの重さは200~300gほどなので、EH-SH50は重量約305gとやや重め。ただ、長時間手にもつと腕が少し疲れる程度で、筆者の場合は、主にシャワーフックにかけて使うため、重さはあまり気になりませんでした。グリップ部分は流線形で手になじみやすく、重く感じにくいように重心バランスもこだわって設計されているとのことで、使い勝手は良好ですよ。

    カラーは2種類:ホワイト、シルバー(写真左から)

    デザインは、シルバーカラーはスタイリッシュでモダンな洗面所にもリッチ感が出る印象。ホワイトはマットな質感でおしゃれですが、古いアパートのバスルームでも浮かずになじむのがGood!高級シャワーヘッドはデザインが主張しすぎて空間に合わないこともありますが、これはどんな環境でも合わせやすいので設置するハードルも低め。では、各モードの使い心地について見ていきましょう。

    頭皮の汚れにアプローチするプレシャンプーモード

    プレシャンプーモード

    「プレシャンプーモード」は、5つの中でも特に水圧が強め。ビシャーッと噴射されるジェット水流ですが、頭皮に当てると頭がグラグラ揺れるような不快な刺激じゃなくて、心地いい適度な強さでいい感じ。シャワーを浴び終えると、普段よりも皮脂のぬるつきが消えて、軽やかなすっきり感があり、「頭皮の汚れが落ちてる!」としっかり実感。泡立ちもよくなりました。汗や皮脂が気になるジム帰りのリフレッシュにもぴったりです。

    筆者はパーマヘアで全体に水が行きわたるまで時間がかかるほうなんですが、このモードだとスピーディーにムラなく水が浸透するのもよい点。忙しい朝のシャンプーも時短できて、実用的で便利だな~と感じています。

    トリートメントの効果をより高める* ヘアケアモード

    *:ファインバブルなし標準シャワーとの比較。髪のまとまり、ツヤ感など。使用環境や個人差で、効果は異なります。

    ヘアケアモード

    ヘアケアモードは、中央からお湯の束がブワーっと湧き出しており、頭の上からかけると温かいお湯が髪の隙間をすり抜けて、一気に広がります。この感覚がめちゃくちゃ気持ちよくて、一番のお気に入りのモード。

    最初は「髪にいい」って本当に実感できるのかな?と疑っていましたが、使ってみたら「あれ?本当に効果出てるかも!」と驚き。ドライヤーの後もしっとり感が残るし、外ハネしやすいパーマの広がりもちゃんと抑えられている感じ。劇的な変化ではないにしても、パサついて絡まりやすかった髪がなめらかになって、指通りがよくなっているのをたしかに実感できました。

    心地よく洗い流すボディケアモード

    ボディケアモード

    ボディケアモードは、細かい水粒がまんべんなく広がるように出る形で、ぱっと見は普通のシャワーと同じように見えますが、使い心地はワンランク上。水圧はちょうどよいけど、肌当たりはやさしい。泡もスッと流せて洗浄力は高いけど、肌への刺激は少なめで浴びていて気持ちがよいです。美容特化シャワーの独特の水流の出方ではなく、家族みんなで使っても好みが分かれる心配はなさそう。共用のシャワーヘッドとしても、これなら安心しておすすめできます。

    やさしい肌あたりのミストモード

    ミストモード

    ミストモードでは、細かい霧状の高密度ミストが噴射され、肌あたりはとてもやさしい。シェービング後のヒリヒリにもすごく助かります。一度に顔に当たる水分量も多い印象で、肌表面の汚れがより洗い流されているような感覚。

    ミストの冷却効果は強くて、暑い季節にクールダウンすると気持ちよさそうです。ただ、顔の近くで噴射しても、ほかのモードと比較するとしぶきの冷たさを感じてしまうので、浴室が冷える冬場は使うときに気になるかも。

    ラグジュアリーなバスタイムを実現するシルクスパモード

    シルクスパモード

    シルクスパモードは、モード切替ボタンではなく、ヘッド部分を取り外して使用。まず、浴槽に普段の7割程度のお湯を張ります。次に、ヘッド部分を外してお湯を出し、グリップ部を持って浴槽に投入。浴槽内で水流を肌全体に当てるように使用します。

    最初は「ジェットバスみたいにぼこぼこするのかな?」と思っていましたが、実際はまっすぐに噴射された水流を当てる感じで、意外と勢いも控えめ。5cmくらいの距離で水流を感じるので、当てたい場所に手でもって近づけて使うのが基本になります。

    ファインバブルの水流を体に当てると、微細な泡が肌に密着し、ふんわりとやさしい感触。日常とは違う新鮮な心地よさを楽しめるうえ、刺激はとてもやわらかいので、高齢の方でも安心して使えそうです。体の深部までじんわり温まる感じはあまりないですが、お湯の温度よりシャワーのほうが温かいと、当てている部分がぽかぽかしてくる感覚はありました。

    水流の強さを選べるので、家族共有で使いやすい

    プレシャンプーモードは、中央に集まるような勢いのある水流で、当たる範囲が狭め。水圧は非常に強力で体に当てるには強すぎる印象ですが、頭皮にはちょうどいい刺激です。強めのシャワーが欲しい人でも満足できるでしょう。

    ヘアケアモードは、ほどよい水圧で水流は直線的。髪を流すときだけでなく、ボディ用としても心地よく使えます。ボディケアモードは普段使いにちょうどいい水圧で、扇型に広がる水流だから当たる範囲も広め。小さいお子さまや高齢者がいる家庭でも安心して使えそうなパワーですよ。

    ミストは、噴射される幅が広め。ただ、霧状の水流で、水圧はかなりマイルド。肌にふわっとやさしく降りかかるような感覚。身体や髪に浴びる用途には不向きですが、洗顔にはちょうどいいです。

    数日使ってみたところ、肌の変化はそれほど感じませんでしたが、髪には違いが現れました。ドライヤーを当てた後もパサつきが抑えられ、髪に触れるといつもよりしっとりとした質感に。うるおいがあるってこういうことなんだ!と実感。パーマヘアの外はねも軽減されたように感じました。

    石鹸なし!こすり洗いで油性インクが落ちた

    他社シャワーヘッドでもお馴染みの油性ペンが落ちるのかの検証もしてみました。腕に3cmほどの油性ペンで線を描き、ファインベールのボディケアモードで水流を当てながら1分間こすったところ、線がほぼ消失! 細かい泡が毛穴や皮膚の小さな溝に入り込み、汚れを浮き上がらせて流しているようです。

    油性インクで書いた線がシャワーの水量で消えていく様子

    モードの使い分けは、体が自然と覚える

    最初は5つのモードがあってもボディケアしか使わないかもと思っていましたが、自然に使い分けるようになりました。各モードが本当に最適な設計になっていて、部位ごとに使い分けると便利で気持ちいいので、体が自然と覚えます。切替レバーの下にモードの説明がありますが、すぐに覚えられるので見る必要もなくなりました。

    また、各モードは基本的にシャワーを体に近づけて使うと効果を感じやすい印象。「プレシャンプー」は頭皮にしっかり水流が当たる感覚があります。「ヘアケア」は近くから浴びると水流が広がり、非常に心地よく感じます。「ミスト」は距離を離すと水温が下がりやすく、寒く感じることも。

    家族で共有する場合は、使い終えたら「ボディケアモード」に戻しておくとよいでしょう。「プレシャンプーモード」のままだと、次に使う人が勢いのある水流に驚く可能性があるので。

    交換するだけで、毎日が“ちょっと上質”に変わる

    今回使ってみて、普通の美容アイテムのように日々特別なケアの時間をつくらなくても、シャワーヘッドを交換するだけで自然とケアできる点はよかったです。毎日の生活を少しでも美容によいものにしたい人にはおすすめのアイテムですね。

    特に髪のケアについては、しっとりまとまり感が出るので、シャンプー後に髪がパサつきやすい人やツヤが物足りないと感じている人にも向いている印象です。モードの切り替えがスムーズなので、水流の強さの好みが家族で違ってもサッと簡単に調整できます。家族みんなで使うシャワーヘッドとしても便利です。

    お値段はやや高めですが、高級だからこそのメリットは感じられるため、価格に見合う満足度は得られました。。何より印象的だったのは、普通のシャワーとは比べものにならない心地よさ。シャワーヘッドを替えただけで、毎日のバスタイムがちょっとしたご褒美の時間に変わりました。

     
    この記事で紹介した商品
    シャワーヘッド ファインベール ホワイト EH-SH50-W [マイクロバブル機能]
    シャワーヘッド ファインベール ホワイト EH-SH50-W [マイクロバブル機能]
    美肌の先の、美髪まで。トリートメントの効果をより高める* シャワーヘッド。 *:ファインバブルなし標準シャワーとの比較。髪のまとまり、ツヤ感など。使用環境や個人差で効果は異なります。
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    福永太郎
    福永太郎
    1988年東京生まれ。ライター・編集者。俳優、スポーツ選手、芸人などの著名人から、メーカー担当者や経営者まで幅広くインタビューを担当。家電専門メディアにてレビュー記事執筆も手がける。
    宮家和也
    写真
    宮家和也
    カメラマン。九州産業大学芸術学部写真学科卒。スタジオ恵比寿を経て、浅川英郎氏に師事。2009年に撮影会社株式会社クラウンクリエイトアソシエイツ設立。ミュージシャンや企業広告などの撮影をはじめ、ウェディング、キッズ撮影など人物ポートレートを得意とする。
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