夏に向けて肌見せファッションが増える季節。でもムダ毛処理って、痛い・面倒・時間がかかる……と悩みは尽きませんよね。

そんな悩みへの救世主となるのか、 話題の家庭用光美容器2機種、ヤーマン「レイボーテヴィーナス ビューティースキン」とReFa「EPI W COOL」を実際に左右の脚で2か月間使い比べてみました。

本当に効果はあるの？ 痛みは？ 使いやすさは？ リアルな使用感と結果を、忖度なしで徹底レビューします！

「そろそろ脚を出す服が活躍する季節。でもムダ毛の処理、どうしよう……」

スカートやショートパンツ、サンダルに映える、すっきりした脚に憧れますよね。でも毎回カミソリで剃るのは肌に負担がかかるし、サロンに通うとお金も時間もかかってしまいますよね。

でも、ご安心を。最近では、“おうちでムダ毛ケアできる”家庭用光美容器の選択肢がぐっと増えてきました。一方で、「どれがちゃんと効果あるの？」「痛くない？」と迷う人も多いはず。

そこで今回は、2025年にモデルチェンジした話題の2機種、ヤーマン「レイボーテヴィーナス ビューティースキン 」とReFa「EPI W COOL RE-BR-00A」を徹底比較。左右の脚にそれぞれ2か月間、2週間に1回ずつ使い、どれくらい変化が出るのかを実際に検証してみました。

夏のファッションをもっと楽しみたいあなたに。見た目の変化はもちろん、使いやすさや肌へのやさしさまで、リアルな使用感を忖度なしでレビューします。

比較する光美容器の基本スペック

まずは、今回比較する2つの光美容器について、基本スペックと特長を整理しておきましょう。

レイボーテヴィーナス ビューティースキン お風呂で使える唯一の“防水(*1)光美容器”

お風呂でも使える防水(IPX7) × コードレス設計が最大の特長。シェービング後にそのままムダ毛ケアできる気軽さが、続けやすさにつながります。

ダブルランプ構造により、コードレスながらハイパワーな照射が可能。男性のヒゲやワキ等の太い毛にも力強くアプローチできるのが魅力です。

アタッチメントで顔やVIOにも対応し、やさしい光を3連射してやさしくケアするソフト照射や美肌モードも搭載。ムダ毛ケアをしながら肌ケアもでき、全身に使える万能型。重さはややありますが、広い照射面と手にフィットする形状で使いやすさも◎。使用後の水洗いもOKで衛生的に使え、まさに“ちょうどいい”を詰め込んだ一台です。

EPI W COOL 冷却プレートで“痛みの少ないムダ毛ケア”を追求

照射面に冷却プレートを備えた“冷感ムダ毛ケア”特化型。熱さやピリつきを抑えてくれるため、ムダ毛ケア初心者や敏感肌にもやさしい仕様です。

シリーズ初の「W照射」構造を採用し、最大30Jのハイパワーで太い毛にも対応。照射と同時に肌を冷やし、まるでエステのような感触が続きます。

さらに、冷却付きのアタッチメントで顔やI・Oゾーンもケア可能。美肌ケア用アタッチメントを使えば、ReFa独自の「Gentle IPL」で光トリートメントも叶います。

操作はシンプルで直感的。軽量かつコンパクトなので、片手でも扱いやすく、ムダ毛ケアが日常のルーティンに溶け込むような使い心地です。

使用前の脚の状態

こちらの写真は、光美容器を使い始める前の脚の状態です。ご覧のとおり、まばらというよりは全体的にしっかりムダ毛が生えているタイプで、特にふくらはぎの外側や足首まわりは毛の密度が高め。カミソリで何度か自己処理してきたものの、すぐに伸びてきやすい毛質のため、見た目にも目立ちやすいのが悩みでした。

さらに、毛はやや太めで黒く、肌表面ではポツポツとした毛穴や赤みもちらほら。カミソリ負けによる軽い炎症のような跡もあり、正直、「このまま脚を出すのはちょっと……」と感じる肌状態でした。

そんな中、「そろそろちゃんとムダ毛ケアを始めたい」と思っていたタイミングで、今回の比較テストを実施。しっかり毛がある状態から、光美容器でどこまで変化するのかを確かめる、ちょうどいい機会になりました。

なお、今回のテスト条件は、以下となります。

操作性＆取り回しの違いは？

それぞれの機種を試用して、まず感じたのは操作性と取り回しの違いです。コードの有無や重量が、大きく関係しています。

レイボーテヴィーナス ビューティースキン 広範囲を一気にケア！お風呂でも使えるコードレス光美容器

「レイボーテヴィーナス ビューティースキン」は、本体にやや重量感があり、特に膝の裏側や足首まわりなど、カーブや凹凸のある部位では照射角度の調整に少し工夫が必要です。ただ、これは照射面がしっかり広く、1回でより多くの面積をカバーできる設計によるもの。慣れれば全体の照射回数が少なくて済むほか、連続照射にも対応しているので時短にもつながります。
さらに特筆すべきは、防水かつコードレスという点。バスルームで毛を剃ったその流れで、そのまま光美容器へ。お風呂時間をそのまま“美肌時間”に変えられるのは、「レイボーテヴィーナス ビューティースキン」ならではの快適さです。濡れた手で触れても問題ない安心感も、使用頻度を高める一因になっています。

EPI W COOL 軽量＆冷却でストレスフリー！スーッと滑らせるだけの快適ムダ毛ケア

「EPI W COOL」は、手に取った瞬間にわかる軽さとコンパクトさが大きな魅力。片手でしっかり持てて操作性もよく、長時間使っても腕が疲れにくい。毎回のケアを続けるうえで非常に助かるポイントでした。
照射面に冷却プレートが一体化している構造のおかげで、連続使用しても肌が熱を持ちにくく、ストレスをほとんど感じませんでした。ひんやり感がずっと続くため、「熱い」「ピリピリする」といったIPLムダ毛ケア特有の不快感もなく、照射中ずっと快適さが保たれます。
さらにうれしいのは、連続照射が可能な点。いちいちワンショットずつ押さなくても、一定のリズムでテンポよく照射が進んでいくので、特に脚のような広い部位では「スーッと滑らせるだけでケアが進む」感覚。お手入れの手間が一気に軽くなる設計に感心しました。
全体として、ムダ毛ケア初心者や「なるべく快適に続けたい」派にぴったりの製品だと感じました。

肌の状態や脱毛効果の違いは？

続いて、各回の照射から2週間経過後の様子を、写真でチェックしてみましょう。

レイボーテヴィーナス ビューティースキン（左脚）

照射後はほんのり熱感が残るものの、赤みやヒリつきといった刺激は特になし。お風呂場でも使用できるため、照射前に肌がしっかり温まっているのが功を奏しているように感じました。肌の水分を奪われた感じも少なく、入浴後に保湿すればしっとりした肌触りが長く続きます。

3回目の照射が終わるころには、生えてくる毛の本数自体が明らかに減り、触った感触もツルツルとした肌へ変化していきました。

EPI W COOL（右脚）

冷却プレートのおかげで、照射時もその後も肌が熱を持ちにくく、全体的にクールで快適。刺激感はほぼゼロで、「ムダ毛ケア中なのに肌を冷やしてケアしている感覚」すらあります。

保湿ケア後の肌のキメが整って見えるのも印象的。照射時の“引き締まり感”と相まって、ムダ毛ケアというより美容器具を使っているような上質な体験でした。こちらも1回目以降からムダ毛が目立たなくなった実感がありました。

たった3回でここまで変化！家庭用でも実感できたムダ毛ケア効果

Before

After

2か月間、計3回の照射を終えた現在の脚を、正面から撮影した様子がこちら。照射した部位の毛の密度が明らかに減り、肌の印象がかなりスッキリしたのがわかります。まばらに残っている毛はあるものの、1本1本が細く目立ちにくくなっていて、近くで見てもムダ毛の存在感がかなり薄れてきた印象です。
もちろん、どちらも“完全な無毛”ではありませんが、カミソリ処理の頻度を減らしたい人や、素足で過ごすことに自信を持ちたい人には十分すぎる変化だと感じました。写真で見る以上に、実際に触れたときの感触や肌のトーンの均一さにも違いがあり、家庭用でもここまでできるのか……と正直驚いています。

こんな人にオススメ！

ここまで使い比べてみて感じたのは、「どちらも良い製品」だけど、向いている人のタイプが異なるということでした。
左右の脚にそれぞれ3回ずつ照射して、2か月間しっかり使ってみたことで見えてきた、ヤーマン「レイボーテヴィーナス ビューティースキン」とReFa「EPI W COOL」のリアルな違い。

どちらの機種も毛の生えてくるスピードは遅くなったのを感じられたものの、その量やスピードに大きな違いは感じられませんでした。
どちらも確かなムダ毛ケア効果が感じられましたが、どちらを選ぶかは、「どこで使いたいか」「どういう使い心地が好きか」によって変わってくるというのが結論です。
肌の仕上がりにこだわりたい？ それとも、忙しい日々の中でサクッとムダ毛ケアを済ませたい？ ぜひ、自分のライフスタイルにぴったりの一台を選んでみてください。