ノンフライヤー徹底比較!唐揚げ・ポテト・クロワッサンで食べ比べ!
「揚げ物は好きだけど、カロリーが気になる」「油の後片付けも正直面倒」
そんな悩みをまとめて解決してくれるのが、油をほとんど使わずに揚げ物調理ができる「ノンフライヤー」です。さまざまなブランドから展開されていますが、使いやすさや仕上がりにはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は人気ブランドの3機種を比較し、それぞれの特徴をチェックしました。ノンフライヤー選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ノンフライヤーとは?オーブンとの違いって?
ノンフライヤーとは、油をほとんど使わずに揚げ物のようなサクサクとした食感を再現できる調理家電です。内部のヒーターで熱した空気をファンで高速循環させるコンベクション機能により、食材の表面をムラなく加熱します。基本的な仕組みはオーブンと同じですが、庫内がコンパクトな分、熱が素早く全体に行き渡るため、より短時間で調理できるのが特徴です。
揚げ油を使わずに食材本来の脂分だけで仕上げるため、カロリーを抑えた調理も可能。また、揚げ物で面倒な「油の準備」や「使用後の油処理」といった工程も不要になるので、毎日の調理にも取り入れやすいのが魅力です。
人気ブランドの3機種を徹底比較
今回比較するのは、ノンフライヤーの人気ブランド「COSORI」「Ninja」「BRUNO」からピックアップした注目の3機種。
COSORI L501 Comboは、4.7L(3~5人分)という大容量が最大の特徴。家族の人数が多い家庭や、一度にたくさん作りたい場面で頼りになる一台です。
Ninja Crispiは、ガラスコンテナが調理から保存まで一貫して使えるのがユニークなポイント。下ごしらえした食材をそのまま冷蔵保存し、再度温め直すこともできるため、洗い物を減らしたい人に重宝します。
BRUNO ガラスエアフライヤーは、3機種の中でもっともコンパクトで、キッチンになじむやわらかな色味とフォルムが特徴です。収納時はバスケットに本体を入れられる設計で、置き場所を取りません。
それぞれの基本スペックについてもおさらいしておきましょう。
| モデル | COSORI L501 Combo | Ninja Crispi | BRUNO ガラスエアフライヤー |
| 容量 |
4.7L | Lサイズ:3.8L Sサイズ:1.4L |
3.5L |
| 調理モード数 | 9種類 | 3種類+保温機能 | 12種類 |
| 温度範囲 | 75~230℃ | 自動設定 | 60~200℃ |
| 消費電力 | 1230W | 1420W | 1000W |
| 本体サイズ (幅×奥行×高さ) |
27.4x36.5x30.7cm ※ハンドルと排気口を含む |
Lサイズセット時: Sサイズセット時: |
24.0x28.2x30.8cm (バスケット収納時:24.0×28.2×21.0cm) |
| 価格 | 14,080円(141P) | 19,800円(P10%) | 13,200円(P10%) |
※価格は記事公開時点のものです。
細かく調整したいならCOSORI・BRUNO、手軽さならNinja
設定の自由度にも違いがあります。
調理モードはBRUNOが12種類ともっとも多く、COSORIは9種類、Ninjaは3種類+保温機能のみ。温度設定については、COSORIとBRUNOが5℃単位で手動調整できる一方、Ninjaは自動で設定される仕様です。
食材や好みの仕上がりに合わせて細かく調整したい方はCOSORIやBRUNO、設定に迷わず手軽に使いたい方はNinjaがおすすめです。
油なしでも美味しいのか?3つのモードで検証
今回は、@ノンフライ調理、A冷凍食品の加熱、B温め直しの3パターンで検証。油なしでもおいしく仕上がるのか、3機種を使って比較していきます。
@ノンフライ調理(から揚げ)
まずはノンフライヤーの本領ともいえる、から揚げで検証します。
・片栗粉:まぶす程度
[A]
・塩:少々 ※鶏もも肉の重量の約1%が目安
・醤油:大さじ1
・酒:大さじ1
・おろし生姜チューブ:小さじ1
(2)調味料を合わせたタレ[A]と鶏もも肉を保存袋に入れ、よく揉み込む。
(3)そのまま30分ほど漬け込み、味を染み込ませる(鶏肉の水分が抜ける原因となるため、漬けすぎには注意)
(4)鶏もも肉を取り出し、水気を取ったら片栗粉を全体にまぶす(粉っぽい仕上がりを防ぐために、余分な粉をしっかり落としておくのがポイント)
準備ができたら、鶏肉を庫内に並べて調理スタート。各機種が推奨する設定で調理し、仕上がりを比べていきます。
※今回の検証では、焼きムラを防ぐため、すべての機種で調理時間の半分を目安に一度裏返しています。
気になる仕上がりは?
調理完了の音が鳴り、バスケットを開けてみるとこの通り!
3機種とも、油なしとは思えないほどしっかりと火が通り、揚げ物らしい満足感のある仕上がりになりました。
味は好みが分かれるところですが、個人的に一番美味しいと感じたのは、COSORIで作ったから揚げです。
表面はカラッと焼き上がり、しっかりとした歯ごたえがありながら、中は水分をギュッと閉じ込めたようなジューシーな仕上がり。油を使っていないにも関わらず、「物足りなさ」みたいなのを一切感じることがありませんでした。
機種ごとの詳しい仕上がりの特徴をまとめると、表のようになります。
NinjaとBRUNOは、ガラス仕様ならではの安心感も魅力
Ninja Crispiの調理の様子(早送り)
NinjaとBRUNOはガラス容器を採用しているため、調理中の様子を外から確認しやすいのが特徴です。焼き色のつき方や食材の変化が見えるので、仕上がりをイメージしやすく、調理中の安心感にもつながります。
油もこんなに落ちた!
調理後のバスケット底面には、想像以上の油が!油を使わずに調理できるうえ、食材にもともと含まれる余分な油までしっかりカット。ヘルシー志向の方にとっては、見逃せないポイントですね。
A冷凍食品(クロワッサン)
続いて、冷凍食品の加熱を検証します。今回使用するのは、冷凍クロワッサン。オーブンでは180℃で25分程度かかる商品ですが、ノンフライヤーではより短時間で仕上がるのでしょうか。あわせて、3機種の仕上がりの違いも比較していきます。
※今回の検証では、クロワッサンを事前に解凍したうえで、3機種とも15分加熱を行いました。
お店の味に近いのは?
初めは平たかった生地も、15分後にはふっくらとした仕上がりに!
オーブンよりも10分ほど短い加熱時間でしたが、中までしっかり火が通っているようで、「冷たい部分が残っている」といった失敗は、いずれの機種でも起きませんでした。
食感の違いはから揚げほど顕著ではありませんでしたが、個人的にもっとも美味しいと感じたのはNinja Crispiです。ほどよくこんがり焼けた表面は3機種の中でも群を抜いてサクサクで、まさに「クリスピー」という言葉がぴったり。中はやわらかさがありつつ、ほんのり水分を含んだフワモチ食感です。冷凍とは思えないクオリティで、お店で食べるクロワッサンに近い満足感がありました。
※断面の層の見え方や高さには、クロワッサンの個体差があります。
B温め直し(ポテト)
最後に検証するのは、ポテトの温め直しです。電子レンジで温めるとべちゃっとしがちなポテトが、ノンフライヤーでどこまで復活するかを確かめます。時間が経って冷めたポテトを使い、3機種とも5分加熱し、仕上がりを比較していきます。
揚げたてにもっとも近かったのは?
5分が経過しバスケットを開けてみると、しんなりしていたポテトが見違えるような仕上がりに。
3機種とも表面はカラッと仕上がり、電子レンジで温めたときのようなベタつきはなし。一方で、中の水分はやや飛んでしまった印象もあり、買った時のホクホク感が完全に戻る、とまではいきませんでした。
そのなかでBRUNOは、中の水分が比較的残っていて、3機種の中でもっとも揚げたてに近い食感に。表面のカラッと感とのバランスもよく、個人的にはもっとも美味しく食べることができました。
あなたにぴったりの一台は?
3つの食材の検証結果から、それぞれの特徴をまとめるとこのようになります。
| モデル | COSORI L501 Combo | Ninja Crispi | BRUNO ガラスエアフライヤー |
| 調理の傾向 | 火の通り方が安定していて、どの食材でも極端な失敗が起きにくい | 高火力で表面を一気に仕上げる。表面のカリッと感・サクサク感が得意 | 食材の水分を保ちやすく、中のジューシーさ・ホクホク感をキープしやすい |
| こんな人に | バランス重視で幅広く使いたい | 表面の食感を最優先したい | ノンフライヤー初心者・温め直しをよく使う |
ノンフライヤーを使ってみて感じたのは、「揚げ物調理のハードルが圧倒的に下がった」ということ。
準備や片付けの手間の少なさはもちろん、火を使わないため、調理中にその場を離れられるのも便利なポイント。忙しい日の夕食づくりにも、取り入れやすいのではないでしょうか。
自宅での揚げ物調理をなんとなく敬遠していた方にこそ、ぜひ試していただきたい家電です。
仕上がりの個性だけでなく、調理する量や使い方の幅、本体サイズや価格も含めて比較しながら、自分のスタイルに合った一台を見つけてみてください。
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