ブラウン メンズシェーバー徹底比較!シリーズ9 PRO+の実力は?
ブラウンのシェーバーには、刃の枚数や深剃り性能、肌あたりが異なるさまざまなモデルがあります。店頭でズラリと並ぶラインナップを前にすると、「高いモデルほど肌にやさしくて深剃りもできるはず」と思いがちですが、実際の剃り味は、触ってみるまでなかなか見えてきません。
そこで今回は、ヒゲの量や生え方がそれぞれ異なる3名で、ブラウンの最新3モデルを徹底比較。本音ベースのレビューをお届けしますので、自分に合うシェーバー選びのヒントにしてみてください。
ブラウン最新3モデルを徹底比較
今回比較するのは、いずれも現行ラインナップの最新世代にあたる、以下の3機種。
■ 9610S:Series 9 PRO+
■ 8613S:Series 8
■ 53-N52000S:Series 5+
シリーズによる違いは?
「Series 9 PRO+」「Series 8」「Series 5+」は、主に「カットアクション」「人工知能テクノロジー」「ヘッドの動き」に違いがあります。
・カットアクション
剃り性能を示す指標のひとつが「カットアクション」です。これは「刃の枚数 × モーターの毎分ストローク数」で算出される数値で、値が大きいほど同じ時間により多くのヒゲを効率よく剃れる目安になります。
各モデルのカットアクションは、Series 9 PRO+が40,000、Series 8が30,000、Series 5+が26,208ストローク/分です。刃の枚数と駆動力が上がるほど、一度のストロークで処理できるヒゲの量が増えるため、「短時間でしっかり剃りたい人ほど上位モデル向き」と考えるとわかりやすいでしょう。
・人工知能テクノロジー
人工知能テクノロジーは、Series 9 PRO+が「PRO人工知能テクノロジー」、Series 8とSeries 5+が「人工知能テクノロジー」を採用しています。いずれもヒゲの濃さを検知して出力を自動調整し、薄い部分ではパワーを抑えることで、肌にやさしいシェービングを実現する仕組みです。
通常の「人工知能テクノロジー」は毎秒160回の検知・調整を行うのに対し、「PRO人工知能テクノロジー」は毎秒300回とさらに高頻度で制御するため、ヒゲの濃い薄いが細かく切り替わる部分でも常にちょうどいいパワーに近づけやすく、ムダに強く当てすぎて肌がヒリつくリスクを抑えつつ、深剃り感もキープしやすい仕様になっています。
・ヘッドの動き
ヘッドの動き方にも違いがあります。Series 9 PRO+とSeries 8は「PROスイング密着システム」、Series 5+は「スイング密着システム」を搭載しています。
Series 5+の「スイング密着システム」は、ヘッドが縦方向に首振りするシンプルな構造で、上下の動きにしっかり合わせて動いてくれるのが特徴。アゴ下など凹凸の多い部分でも、肌のカーブに沿って素直に剃りやすい仕上がりになっています。
一方、上位機構の「PROスイング密着システム」は、ヘッドの可動域とフィット感をさらに高めた仕組みです。ヘッドが前後に約40°スイングし、上下に沈み込むサスペンション構造によって、アゴ下やフェイスラインにもぴったり密着しやすく、少ないストロークでしっかり深剃りを狙えます。
| Series 9 PRO+ 9610s | Series 8 8613S | Series 5+ 53-N52000S | |
| システム刃 |
5カットシステム | 4カットシステム |
3カットシステム |
| 毎分のカットアクション | 40,000 | 30,000 | 26,208 |
| 人工知能テクノロジー | PRO人工知能テクノロジー | 人工知能テクノロジー | 人工知能テクノロジー |
| ヘッドの動き | PROスイング密着システム | PROスイング密着システム | スイング密着システム |
システム刃の特徴
Series 9 PRO+、Series 8、Series 5+は、単に刃の枚数が違うだけでなく、システム刃の設計思想もそれぞれ異なります。ここでは、それぞれの技術的な特徴を見ていきましょう。
Series 9 PRO+:深剃りと肌へのやさしさを両立
Series 9 PRO+は、4枚刃+スキンガードによる「5カットシステム」を採用。「ディープキャッチ網刃」2枚、「プロブレード」、「くせヒゲキャッチ刃」の組み合わせで構成されています。
「ディープキャッチ網刃」は、899パターンの網目を最適に配置することで、あらゆる方向に生えるヒゲをしっかりキャッチ。内側には薄さ0.004mmの極薄マイクロ刃を採用し、肌下-0.01mmレベルの深剃りを狙える仕様です。
「プロブレード」は寝たヒゲを起こして効率よくカットするトリマー刃で、「くせヒゲキャッチ刃」はさまざまな方向に生えたくせヒゲを整えながらカット。さらに、「スキンガード」が過度な押しつけを抑え、肌への負担を減らします。
剛毛・寝たヒゲにはもちろん、深剃りしつつ肌へのやさしさも重視したい人に向いた刃構成です。
Series 8:価格を抑えつつ深剃りと肌あたりも確保
Series 8は、3枚刃+スキンガードの「4カットシステム」で、「ディープキャッチ網刃」2枚と「くせヒゲキャッチ刃」という構成です。
Series 9 PRO+と比べると、「プロブレード」を搭載していないぶん、寝たヒゲを起こして刈る力は控えめ。また、極薄マイクロ刃が使われていないため、深剃り性能は肌下0.05mmレベルと十分優秀でありつつも、最上位よりややマイルドな仕上がりです。
価格は抑えめでありながら、Series9に迫る深剃り力と肌あたりのやさしさをバランスよく両立した刃構成になっています。
Series 5+:必要十分を磨いたコスパ優等生
Series 5+は、3カットシステム+ハイドロスキンガードという構成で、「ディープキャッチ網刃」2枚と中央の「くせヒゲキャッチ刃」を搭載。
「くせヒゲキャッチ刃」はリニューアルされたもので、従来品よりトリマーが約25%薄くなり、寝たヒゲや短いヒゲをより確実に捉えてカットできるよう進化。さらにカッティング幅も約76%広がり、一回のストロークでより多くのヒゲを処理できる構成です。
加えて、「ハイドロスキンガード」と呼ばれる新しい保護構造を搭載し、肌へのやさしさも強化。価格は手頃ながら、3モデルの中では最も新しい世代の刃を採用しており、シンプルながら剃り味にも期待できる構成になっています。最新世代の3枚刃を備えた、価格以上の実力が期待できる仕様です。
ブラウンに聞いた!ヘッドがコンパクトな理由
一般的に、シェーバーは刃の枚数が多いほど肌との接地面積が広がり、より深く、しっかりと剃れるとされています。そんな中、ブラウンは最上位機種でも「4枚刃+スキンガード」による5カットシステムを採用し続けています。果たして、刃の枚数は多ければ多いほど良いのでしょうか。その設計思想について、ブラウンの担当者に話を聞きました。
| ブラウン担当者 | 刃を増やすとヘッド自体が大きく・重くなり、鼻の下やあごのラインといった細かい部分が剃りにくくなるという課題もあります。 ブラウンのシェーバーは、上位モデルでもあえてコンパクトなヘッドを採用しています。さらに、ヘッドが小さくても刃と肌が触れる有効な面積を広く確保できるように設計しているんです。それによって、刃の枚数を必要最低限に抑えながらもしっかりと深剃りを実現しています。 |
|---|---|
価格・ランニングコスト
シェーバーは本体価格だけでなく、替刃の価格や交換サイクルを含めたランニングコストも重要なポイントです。
| Series 9 PRO+ 9610s | Series 8 8613S | Series 5+ 53-N52000S | |
| 外観 | |||
| 本体価格(税込)*1 | 43,800円(P10%) | 47,800円(P10%) | 17,220円(P10%) |
| 替刃価格(税込)*1 | 13,980円 | 8,903円 | 7,450円 |
| 替刃セット交換目安*2 |
約18か月 | 約18か月 | 約18か月 |
*1:価格は2026年3月18日現在の物です。
*2:メーカの推奨する期間
3モデルとも替刃の交換目安は約18カ月で共通ですが、刃の枚数が増えるほど替刃価格は段階的に上がっていきます。 Series 9 PRO+は替刃が13,980円と、Series 5+の本体価格に迫る水準で、ランニングコストもプレミアムモデルらしい設定。
一方、Series 8の替刃は8,903円で、Series 9 PRO+との差額は約5,000円、Series 5+とは約1,500円程度と、性能とコストのバランスを取りやすい価格帯に収まっています。また、ランニングコストだけを見れば、Series 5+が最も負担が少ないモデルと言えます。
Series 9 PRO+が高性能といってもランニングコストも考慮して、自分に最適なモデルを選ぶほうがよいでしょう。
Series 9 PRO+とSeries 5+では剃り味は違うのか?
ここまで各シリーズの本体の違いを把握したうえで、Series 9 PRO+とSeries 5+の剃り味の違いを検証しました。比較条件は、筆者が1日ヒゲを伸ばした状態で、顔の左側をSeries 9 PRO+、右側をSeries 5+でそれぞれ下から上へ1ストロークしたとき、どれだけ剃れるかを比べました。
そして結果がこちら。写真は、左の頬の部分をストロークした直後のもの。
Series 9 PRO+(写真左)とSeries 5+(写真右)の違いがはっきりと現れた。
1ストロークあたりの剃り具合を比べると、Series 9 PRO+は1回でしっかり深剃りできており、触ったときの表面のざらつきがスッと消えて、黒いボツボツも目立ちにくいという結果に。正直、たったワンストロークでもここまで差が出るのか、と驚かされるレベルです。一方、Series 5+で同じ仕上がりに近づけるには、数ストローク重ねる必要がありました。
全体を剃り終えるまでの時間は、Series 9 PRO+が約5分6秒、Series 5+が約6分7秒で、最終的には約1分の差が出ました。Series 9 PRO+のほうがクセ毛を捉えやすく、アゴ下やモミアゲ下の細かな剃り残しまで詰めていこうとすると、そのぶん時間差が広がりやすい傾向がありました。数字だけ見ると小さく感じますが、朝のバタバタしている時間帯に、1分短く済むだけで「もう終わったのか」と感じられる余裕は、日々の負担をそっと軽くしてくれる印象でした。
使用中のヒリつきや赤みはどちらも気になりませんでしたが、時間をかけてストロークが増えるほど、目に見えない肌ダメージは少しずつ蓄積しがちです。そう考えると、少ないストロークで素早く剃り上げられるSeries 9 PRO+のほうが、肌へのやさしさという面でも選びやすい結果になりました。
編集部クロスレビュー
ここからは、ヒゲの量が「多い/普通/少ない」3名による本音レビューです。
全員、1日ヒゲを伸ばした状態でテストしています。
<コメント>
剃り時間は、Series 9 PRO+が約5分6秒、Series 8が約5分56秒、Series 5+が約6分7秒でした。差が出たのは、首の下のラインやモミアゲの下といった、クセ毛が多く残りやすい部分です。筆者の場合、ちょっとしたクセ毛なら一度のストロークで捉えられるものの、強めのクセ毛まですべて一気に剃り切るのは難しく、下位モデルほど角度を変えたりストロークを重ねたりする工夫が必要でした。
一方、上位モデルのSeries 9 PRO+は、ヘッドがコンパクトで重さも気にならず、細かい部分にも当てやすい取り回しのよさが印象的でした。ヒゲが濃い人ほど、高額でもSeries 9 PRO+を選ぶ価値があると感じました。 筆者は2020年発売のSeries 9を愛用していますが、剃り味や剃り残しの少なさは数段階レベルで進化している印象で、純粋に買い替えを検討したくなるほどでした。
<コメント>
剃り時間は、Series9 PRO+ 35秒、Series8 36秒、Series5+ 37秒という結果で、スピード面での差はごくわずかでした。
いずれのモデルもヘッドがコンパクトなため、鼻下やフェイスラインなど毛がまばらな部分にもピンポイントで当てやすく、細かい部分までコントロールしやすいのが好印象。肌への密着感も高く、全体的に安定した剃り心地でした。
なかでも上位モデルのSeries9 PRO+は、剃り終えたあとのすべすべ感が群を抜いており、ざらつき(剃り残し)はほとんど気にならないレベル。ヒゲ質を問わず幅広い層におすすめしやすい、シリーズ内でも特に完成度の高いモデルだと感じました。
<コメント>
3モデルの秒数はSeries 9 PRO+ 27秒、Series 8 32秒、Series 5+ 32秒でした。共通して感じたのは、“深剃り”がすばらしいこと。翌朝、起床してアゴを触ったときに、いつもよりヒゲの伸びが少なく感じられました。その一方で、強く押し当ててしまうと使用後に肌がヒリつくことがあったので、力加減には注意したいところです。
その中でも新モデルの「Series 5+」は、「くせヒゲキャッチ刃」や「スキンガード」の改良によって、剃り時間の短縮と肌あたりのなめらかさがしっかり体感できました。価格も上位モデルの半額以下と手頃なので、ヒゲの量が普通~少ない人なら、これ一択でよさそうです。
まとめ
3人とも共通して感じたのは、いずれのモデルも「ヘッドがコンパクトで扱いやすく、細かな部分まで自在に当てられること」。なかでもSeries 9 PRO+は仕上がりのなめらかさと操作性の高さが際立ち、手頃ながらSeries 5+も想像以上の剃り心地で、コスパの高さが印象的でした。
ヒゲ剃りは「刃が多いほど正解」と思いがちですが、ヒゲ質やライフスタイルによっては、枚数を抑えたモデルのほうがしっくりくることもあります。自分のスタイルを把握して選べば、快適に使い続けられる1台が見つかりやすくなるでしょう。
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