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カメラ初心者教室【撮り方のコツ】花火をキレイに撮ろう!

更新日:2023年7月26日
カメラ初心者教室_花火を綺麗に撮ろう

夏の風物詩といえば「打ち上げ花火」です。


一眼カメラを使えば、撮影の基本と使用機材を押さえておくことでキレイな花火の写真を撮ることができます。


今回は花火撮影の入門編をご紹介します。

 ポイント その1 花火撮影に必要な機材

【アイテムその1 三脚】

カメラ初心者教室_花火撮影_三脚

花火撮影で一番重要なアイテムは「三脚」です。

あとでご説明しますが、花火撮影は「バルブ(B)モード」(長時間露光用モード)で撮影します。


シャッタースピードが「数十秒程度」になる場合もありますので手持ち撮影だとブレてしまいます。基本的に打ち上げ花火の撮影は三脚を使用すると考えてください。


三脚は低価格なものから高価なものまでありますが、比較的軽量なエントリークラスの一眼カメラを付けるのであれば最初は「2,000〜5,000円クラス」の三脚でも構いません。


10,000円以上のものを選ぶと、よりしっかりとした剛性の高いものを選ぶことができると思います。縦位置の構図でも安定感があるので安心して撮影に集中できます。

【アイテムその2 リモートスイッチ (レリーズ)】

リモートスイッチを使うと、カメラ本体に直接触れずにシャッターを切ることができるので、手ブレを防ぐことができます。


また、撮影時は「バルブ撮影モード」を使用しますのでリモートスイッチは重要なアイテムです。


*使用するカメラのメーカーや機種によって対応するリモートスイッチが異なりますのでご注意ください。

カメラ初心者教室_花火_リモートスイッチ(レリーズ)
カメラ初心者教室_花火撮影_Wi-Fi機能

最近はカメラに「Wi-Fi機能」が搭載され、スマートフォンのアプリでリモート操作が行えるようになりました。対応機種であればスマホからバルブ撮影ができるので便利です。

【バルブ撮影】

夜景や天体撮影時などの「長時間露光撮影時」に使う機能です。
シャッタースピードをバルブ(B)に合わせると、シャッターボタンを押している時間だけ露光され、シャッターボタンを放すとシャッターが閉じます。この機能をバルブ(bulb)といいます。


実際の撮影時は、ブレを防ぐために三脚とリモートスイッチを使いシャッターを切ります。
たとえば打ち上げ花火の撮影では、打ち上げ時から花火が開ききるまで光の軌跡を確認しながらシャッターを思うところで開け閉めして撮ることが可能になります。

【アイテム その他あると便利なもの】

花火撮影の準備時はまだ明るいですが、実際花火が打ちあがる時間になると暗くなります。手もとを照らせるペンライト(ハンディライト)があると便利です。あわせて予備バッテリーや予備のメモリーカードも用意しておけば安心ですね。

カメラ初心者教室_花火撮影_ペンライト(ハンディライト)

手元を照らせるペンライト(ハンディライト)

カメラ初心者教室_花火撮影_カメラバッテリー

予備バッテリーがあると安心

カメラ初心者教室_花火撮影_メモリーカード

思い出を撮り逃さないためにメモリーカード

 ポイント その2  花火をキレイに撮影する設定

花火の撮影は「高級な一眼カメラでなければ撮れない」と思っているかたも多いようですがエントリークラスの一眼カメラで十分キレイに撮影できます。また、レンズは購入時にセットになっている標準レンズ(18mm〜55mmなど)があれば基本的にOKです。

湖の対岸に打ちあがる花火などを撮る場合はセットの望遠レンズ(250mm程度)を使いましょう。

◆花火をキレイに撮影するカメラの設定◆

・撮影モード : B(バルブ)モード [モードダイヤルにBモードが無い機種はM(マニュアル)モード]
・絞り : F11〜F22
・シャッタースピード : バルブ [Bが見あたらない場合は30秒以上に設定すると選択できます]
・ISO感度 : 100〜400
・レンズ設定 : MF(マニュアルフォーカス)

カメラ初心者教室_花火_カメラ設定(バルブ)

【撮影方法】

最初に打ちあがった花火をAF(オートフォーカス)でピント合わせし、その後はMF(マニュアルフォーカス)に切り替えてピントが変わらないようにして撮影します。

ファインダーよりも液晶画面に表示しながら確認できる「ライブビュー撮影」が撮りやすいでしょう。


1.花火が上がったらリモートスイッチのシャッターボタンを押し続けます。

2.花火が満開になった後でリモートスイッチのシャッターボタンから指を離します。

カメラ初心者教室_花火_撮影方法

EOS Kissシリーズで撮影
使用レンズ:EF-S18-55mm 絞り : F14  シャッタースピード :バルブ (20.4秒) ISO感度 :ISO100

【撮影場所の選び方】

花火会場全体が見渡せる高台で、風上の場所がベストです。

花火会場から近すぎると、混雑して三脚を置けなかったり、花火が大きすぎて画面に入りきらなかったりしますので注意!

煙が写り込まないようにするため、風下は絶対に避けたいですね。明るい間に、良い場所を探しておきましょう。


観客や屋台の風景も花火と一緒に入れると、また違った雰囲気の写真になります。

水面があるような場所では、水面に写りこむ花火を入れるとキレイです。

カメラ初心者教室_花火_場所の選び方

絞り:F14 シャッタースピード:バルブ (18.3秒) ISO感度:ISO100

カメラ初心者教室_花火_作例

絞り:F11 シャッタースピード:バルブ (14.5秒) ISO感度 :ISO100

【横構図でも撮ってみよう】

打ち上げ花火は「縦構図」で撮ることが多くなると思われますが、スターマインなどは「横構図」にしてみることで広がりを感じる写真になります。

カメラ初心者教室_花火_横構図作例

絞り:F9 シャッタースピード:バルブ (29.2秒) ISO感度 :ISO100

カメラ初心者教室_花火_横構図作例

絞り:F16 シャッタースピード:バルブ (59秒) ISO感度 :ISO100

花火をキレイに撮るための「カメラ本体の設定」はそれほど難しくないとおわかりいただけたかと思います。


「リモートスイッチを押す 〜 離すタイミング(バルブ撮影の時間)」にコツがいりますので、たくさん花火を撮影し、練習することをおすすめします。

大きな花火大会などは花火を打ち上げる順番がホームページなどでプログラムとして公開されている場合もありますので撮影の参考にするのもおすすめです。

 NDフィルターを使ってワンランク上の一枚を

カメラ初心者教室_花火撮影_NDフィルター

NDフィルターはレンズに入る光の量を減らす減光フィルターです。

花火はとても明るい被写体のため、ISO感度を低くしても露出オーバーになってしまう場合があり、
シャッターチャンスを狙って撮った写真でもイメージと違う写りになってしまうことがあります。


そんな時は、レンズに入る光の量を減らす「NDフィルター」を使用して撮影をしてみましょう

【高画質に花火を撮るならND4〜ND16がおすすめ】

NDフィルターはまぶしさを抑えるサングラスのような効果のフィルターです。発色に影響を与えることなく光の量を減らします。

  NDフィルターにはND4、ND8など数字があります。この数字は光量を何分の1に減らすかを表しています(ND4は光量1/4、ND8は光量1/8に減光)。


高画質に花火をとるならND4〜ND16がおすすめです。

NDフィルターなし

夜空が白っぽくなってしまい、花火全体も白飛びしてしまうことも。

/topics/camera/canon/beginner_hanabi/12.JPG

NDフィルター:未使用 

絞り:F8 シャッタースピード:5秒 ISO感度 :ISO100

NDフィルターあり

背景の夜空が黒く引き締まり花火がより鮮やかに写ります。

/topics/camera/canon/beginner_hanabi/13.JPG

NDフィルター:ND16 

絞り:F8 シャッタースピード:8秒 ISO感度 :ISO100

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