カメラ初心者教室【撮り方のコツ】秋の行楽シーズンを撮ろう
秋の行楽シーズン到来!
秋の訪れとともに葉が色づき始める「美しい紅葉」。旅行やドライブなどの楽しい思い出と一緒に色合いの鮮やかな紅葉も一緒に写真に収めましょう。
ここでは、思い出に残る秋の行楽写真の撮り方を教えます。初心者でもコツさえつかめば印象的な写真を残すことが出来ます。

【前日までのチェック項目】
◆行きたい場所の見ごろをチェック
紅葉の見ごろは様々です。今はWebサイトなどでも現在の色づきの様子を教えてくれる場所もあります。事前にチェックできる場合はチェックしておくと見ごろに訪問することができますね。
◆バッテリーやメモリーカードの空き容量をチェック
せっかく素敵な場所を見つけたときにバッテリー&容量の不足でベストタイイングを逃してしまった、なんてことを避けたいですね。準備をしっかりして撮影を楽しみましょう!また、可能であれば予備のバッテリーを用意すると安心です。
大きなものを画面いっぱいに
ここでは、超広角ズームの一番ワイド側を使って、全体を撮ることを心掛けました。自分の位置を変えながら撮ると、写真の印象がいろいろ変わっていきます。
メインに写したいものを明るめに
若干広角気味にして、本堂とダルマを撮りました。ここでの主題はダルマですから、背景とのバランスを考えながら、ダルマが暗くならないように明るめに撮っています。
光の方向を考える
斜め前方からの光を意識しながら撮るとキレイです。イメージとしては、「斜め前方から自分の肩方向へ抜けていく光」です。

屋内での撮影方法です。手ブレに注意して、しっかり構えて撮りましょう。
人物は顔を明るく撮りましょう
人物を撮る時は、まず、顔が暗くならないように明るい方へ向いてもらいましょう。そして、レンズのF値(絞り値ともいいます)を小さくして、背景を大きくボカし、人物を浮き上がらせます。ここでは「明るい標準レンズ」を使用して、このような画を撮りました。
「前ボケ」にチャレンジ
ここでのポイントは、ボカしたいもの(手前のカップ)と人物をできるだけ離し、しかも、できるだけカメラをカップに近づけて撮ることです。カップとカメラとの距離を調節しながら、ベストの位置を探しましょう。ピントはもちろん人物に合わせます。
スイーツを見たままの印象で撮る
スイーツを撮る時も、先ほどご紹介した昼食の撮影と同じように、「光の向き」に注意して撮りましょう。ここではズームレンズを若干望遠気味にして、少し離れて撮っています。対象を見たままの印象でキッチリ撮りたい場合のテクニックです。
紅葉も、様々な撮り方があります。今回は、望遠ズームレンズを使用して、アップの画を撮ってみました。
「順光」だと、赤がより映える
これは、「順光」で撮りました。つまり、撮影者の背中側に太陽がある状態です。この場合は、紅葉の赤がハッキリ写ります。ここで注意したポイントは、紅葉の背景に、比較的暗く見える木を配置して、紅葉の赤がより映えるようにしたことです。
「逆光」を利用し、裏側から撮る
右斜め前方からの光を利用し、葉の裏側から撮りました。「順光」の画と比べると、味わいのある、枯れた雰囲気の画になります。実は、背景には別の木があり、かなりうるさい感じなのですが、暗めに撮っていることでうまく存在を消すことができています。
木漏れ日を活用する
全体に均一な光が当たっているのではなく、木漏れ日が一部に当たっている状況を撮りました。画像の中に明暗が生まれ、明るい部分がアクセントになります。明るさをいろいろ変えながら撮ると、様々な表現ができます。
紅葉撮影だけでh無く、作品つくりには「構図」が非常に重要です。レンズやタテ・ヨコ位置、光の入り方などを変えることで、同じ場所でも雰囲気の異なる様々な写真を撮ることができます。
まずは 「 広角 」 で場所全体の様子がわかるような写真です。
◆PLフィルターを使ってみよう
せっかくの晴天なのに空が青く映らない...。そんなときにはPLフィルターを付けて撮影してみましょう。PLフィルターは反射が取り除き、被写体の色が写りやすくなる効果があります。
風景を鮮やかに写すほかにも、ガラスや水面の反射を写したくないときに使用することで反射をのぞいた写真を撮影することができます。

次は望遠で紅葉した葉の一枚にぐっと寄って切り取ってみましょう。
もし、全体的に紅葉があまりない場合や背景が邪魔な場合でも紅葉した葉を狙えば素敵な一枚を撮ることができますね。

次は望遠で紅葉した葉のいちまいにぐっと寄って切り取ってみましょう。
もし、全体的に紅葉があまりない場合や背景が邪魔な場合でも、紅葉した葉を狙えば素敵な一枚を撮ることができますね。

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