カメラ初心者教室 写ルンですの使い方と楽しみ方

10代20代に人気の「写ルンです」。
「写ルンです」は使い捨てタイプのレンズ付きフィルムカメラです。
フイルムカメラがまだ主流だった40代以上の親世代には懐かしいカメラですが、10代20代のスマホ世代には写真を撮ってすぐ画像が見れないのが新しいということで今ブームがおこってます。
今回は「ノスタルジー」で「エモい」写真が撮れる「写ルンです」の初めての方でもわかる使い方や撮った後の楽しみ方をご紹介します。

「写ルンです」はフジフイルムが1986年に発売フィルムカメラです。当時主流だったフィルムカメラを「使い捨て」できる為、一眼レフカメラやコンパクトカメラなどを持っていなくてもすぐ撮れると人気になりました。
光が直接当たってしまうとネガフィルムはダメになってしまうのですが、「写ルンです」はフィルムのが最初からカメラにセットされている為、シャッターを押すだけです。また、撮った後は写ルンですからフィルムを抜かないで写ルンですを「そのまま」写真屋さんに持って行ってネガフイルムを現像、写真をプリント。まさに「使い捨て」カメラなのです。
当時はスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどでも販売をしていた為、多くの人が買うことが出来ました。
そんな手軽に使える「写ルンです」は当時で、たくさんの人の「ファーストカメラ」になりました。

写ルンですは上のような作りになっています。写ルンですの中には27枚撮りのフィルムが入っていて、写ルンです上部にあるシャッターボタンを押し撮影。撮った後に背面にある巻き上げダイヤルを回し、カチッと止まると次の写真が撮れる様にります。シャッターを押すごとに上部にあるフィルムカウンターが減っていき、全部撮り終わり巻き上げダイヤルを回しても止まらない状態になったら撮影終了です。また、撮った後に巻き上げダイヤルを回さなかった場合はシャッターボタンが下りない為、二重で撮影することを防いでくれます。
撮り方
写ルンですを袋から出します

シャッターをしっかり巻きます

フラッシュが必要か確認します

スイッチを「入」にしてランプが点灯すればフラッシュ準備OK
シャッターボタンを押して撮影

レンズに指がかからないように
スマホやデジカメと違い写ルンですは撮っているときにどんな風に写っているか見れません。せっかく撮った写真に指が写りこんでいて社員が失敗しないように、撮影前にレンズの上に指がかかってないか確認をしましょう。
友達とのセルフィーは距離が重要
友達とセルフィー(自撮り)を撮るときは顔を近づけて撮りましょう。また、肘が曲がっているとピントが甘くなったりカメラの位置がずれてしっかり写らなかったりします。顔は近づけて肘はしっかり伸ばして撮りましょう。
◆ステップ1 : まずはストラップにリングとアジャスターがあることを確認。
ストラップにリング(サルカン)とアジャスターがあることを確認してください。リングとアジャスターは離してください。

◆ステップ2 : ストラップを下から上に通す。
カメラの側面にあるストラップ取り付け部にストラップを下から上に通します。

◆ステップ3 : ストラップの先端をリングに通す。
ストラップの先端をリング(サルカン)に通します。

◆ステップ4 : アジャスターの奥の穴に内側から通す。
ストラップの先端をリング(サルカン)に通したら、次はアジャスターに通します。アジャスターの奥の穴(カメラから離れているほうの穴)に下から上に通してください。アジャスターにはすでにストラップが通っていますが、そのストラップの内側を通してください。

◆ステップ5 : アジャスターの反対側の穴に通し引っ張る。
アジャスターに下から上に通したストラップの先端を反対側の穴に通します。反対側もすでについているストラップの内側に通してください。ストラップをしっかり引っ張ってたるみを無くします。ストラップの先端はリング(サルカン)に通します。

◆ステップ6 : 完成
これで「ニコン巻き」の完成です。ストラップの先端が中に入るので見た目もすっきりします。ぜひ一度チャレンジしてみてください。
