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愛犬&愛猫の「うちの子どうしてる?」を見守りカメラで解決!

2024/07/26
愛犬&愛猫の「うちの子どうしてる?」を見守りカメラで解決!

ペットや家族の様子を遠隔的にスマホでいつでも確認できる「見守りカメラ」。最近はAIが搭載されたり、高画質で撮影できたり、ここ数年でその機能はグンと進化しています。

「見守りカメラ」はWi-Fi環境下にカメラを設置して、アプリをダウンロードしたスマホと接続する、いわゆるlot家電。その使い心地って、実際どうなの? 

今回は家族の一員である愛犬や愛猫の様子をどれくらいスマートにチェックできるのか、実際に試してみました!

目次

    ひとりで何してる? 愛犬のお留守番に密着!

    今回協力してくれたのは、はなえさんと愛犬のミミちゃん(9歳・メス)。ミミちゃんはミニチュアダックスフンドとチワワのミックス犬で、生後4カ月の頃は、大きな耳がピョコンときれいに立っていたので、「ミミ」と名付けられたそう。

    はなえさんの旦那さまがペットショップで一目ぼれして、たちまち家族の一員に。犬を飼うのは初めてだったというはなえさん。最初は戸惑いながらも、ミミちゃんをひとりでお留守番させるのが心配で、すぐに見守りカメラを購入。これまで歴代3台の見守りカメラを使用してきたそうです。

    はなえ 最初に使用していた見守りカメラは、もう9年前に買ったものなので画質があまり良くありませんでした。2台目はカメラからおやつが出てくるタイプで、追尾機能はなかったのですが、室内がよく見えるように広角で撮影できました。3台目は高性能のレンズがついた大手メーカーのもの。画質はよいけど……とにかく高かった!(笑)。今は寝室やリビングなど各部屋に置いて使っています。 私も夫も仕事に出なければならず、多いときは8時間くらい留守にしてしまうこともあったので、見守りカメラは我が家では必須です。初めは遠ぼえをして寂しがっているミミを見て、切なさでいっぱいでしたが、いまではすっかり静かにお留守番できるようになりました。

    ミミちゃんはマイペースでおおらかな性格。お留守番中はいたずらもせず、ごはんを食べて、おもちゃで遊び、お利口さんに寝ていることが多いそう。子犬の頃は心配で何度もスマホでミミちゃんをチェックしていたというはなえさん。常に様子を確認できる安心感は何にも変えられないと話してくれました。

    今回使用する4台目の見守りカメラは、スマートAIを搭載した『Tapo C225』。見守りカメラ歴9年という大ベテランのはなえさん&ミミちゃんを、果たして満足させることはできるのでしょうか?

    カメラ&スマホの設定は3ステップで超簡単!

    それでは、早速使ってみましょう! まず、梱包されているのは、カメラ、電源アダプター、台座、台座を取り付けるための位置決めシール、ネジ(壁面に固定するアンカー付き)、説明書や保証書と至ってシンプル。

    「かんたん設定ガイド」と書かれた説明書を見てみると、カメラの初期設定方法はたったの3ステップ! “これだけで本当にできるの?!”と、メカに激弱な私が一人で家でも試してみましたが……なんと、私でも簡単に設定できました!

    STEP1
    スマホにアプリをダウンロード
    説明書にQRコードがついているので、スマホで撮影すればApp StoreやGoogle Playからスムーズにアプリをダウンロードできます。「Tapo」のIDを持っていない人は、出てくる操作に従ってID登録をしてから進んでください。


    STEP2
    カメラの電源を入れる
    カメラの電源を入れて、LEDが赤と青に点滅するまで待ちます。静かに起動する姿にワクワクして期待が募ります。

    STEP3
    セットアップする
    スマホのアプリを開き、今回設定するカメラ(Tapo C225)を選択します。画面表示に沿って設定するだけで、カメラからスマホにデータ転送をする際に使うBluetoothの接続も完了! さらに、カメラが使用するWi-Fiも選びます。つまりTapoカメラの使用にWi-Fi環境は必須 なので、注意してくださいね。

    撮影されたデータはTapoのクラウドにも保存できますが、クラウドの利用は有料のため、microSDカード(別売り)を挿入して使ったほうがコスパは良さそう。カメラレンズを上に向けると、microSDカードの差し込み口とRESET(初期化)ボタンが出てきますよ。

    はなえ うちは夫が設定してくれたのですが、手順通りにやればいいのでとっても簡単でした。私もアプリをスマホにダウンロード。ID登録をして家族で共有すれば、それぞれのスマホでミミの様子をチェックできます。 ここまで設定できれば、もう完璧! ではでは、いよいよミミちゃんの登場です。どんな風に映るのかドキドキ……。

    頼れる追尾機能&高画質で愛犬の意外な素顔を発見!

    まず、はなえさんが衝撃を受けたのは、最新の見守りカメラが格段に進化していること!

    はなえ 率直に言って、めちゃくちゃいいです。特に私のお気に入りは追尾機能。ミミの姿を捉えて、自動で追いかけてくれるから、どこにいても見逃さない。これまでのカメラは追尾機能がなかったので、“画面の中にミミがいない……”ということもよくありました。 驚いたのは、ミミが寝ているときに、揺れているカーテンまでカメラが追いかけていたこと。こんな微細な動きにもしっかり反応するんですね。カメラの音もとっても静かで、ミミも落ち着いて過ごせています。

    ボール遊びをするミミちゃんの細かい動きにもぴったり照準を合わせています。

    カメラは水平方向に360°、垂直方向に149°首振りができ、圧倒的に広い画角で撮影できます。さらに自動で追尾するスマートトラッキング機能により、被写体を正確に捉えて追いかけるので、愛犬のあらゆる表情を見逃しません。

    実際に録画された動画を見ると、カメラはミミちゃんにロックオン! お留守番中のミミちゃんが、おもちゃのボールを転がして部屋中を自由に動き回って遊んでいる様子を、カメラがしっかり追尾しているのがわかりますね。高性能モーターにより、カメラレンズは1秒間で最大120°の回転が可能で、素早い動きにも対応できます。

    さらに内蔵されたマイクとスピーカーで、双方向の通話も可能。画面越しに愛犬とコミュニケーションを取ることもできるんです。

    外出先のはなえさんがミミちゃんを呼ぶと……。おうちの中でくつろいでいたミミちゃんですが、はなえさんの声が聞こえたカメラのほうにトコトコと近寄ってきました(かわいすぎる!)。ときどき声をかけてあげられるので、これならお留守番中でも寂しくありませんね。

    スマホを通じて遠隔で話しかけるはなえさんの声に反応するミミちゃん。

    カメラと愛犬の距離が遠くても、スマホ画面をタップすれば拡大して見ることもできます。さらに、カメラの向きを手動で変えられるパンチルト機能つきなので、自分で遠隔でカメラレンズを動かすことも可能なんです。

    はなえさんはクリアで明るい高画質も高評価。これまで使っていた3台目の見守りカメラは奮発して高性能レンズを選ぶほど画質にこだわっていましたが、『Tapo C225』は手頃な価格にも関わらず、あまりにもきれいに撮れるので驚いたご様子。

    はなえ 画質が明るくて鮮やかで、これなら大満足ですね。特に驚いたのは、暗い部屋でもとっても鮮明に撮れること。試しに夜中に撮影しておき、翌朝録画データを見たら、一緒に寝ていたはずのミミが、深夜3時ごろにカメラの前でじっと伏せをしている姿が映っていて(笑)。電気を消して真っ暗な室内なのに、ミミの姿はクリアに見えて、自分たちはミミの夜の行動を知らなかったので、意外な一面を垣間見ることができて新鮮でしたね。

    F1.6の大口径レンズが光をたっぷり取り込んで、被写体をより美しく鮮明に撮影。高感度のスターライトセンサーも搭載し、暗い場所でも高画質な撮影が可能になりました(ちなみに、暗すぎる場所ではカラー画像は保たれないこともあるそうです)。

    夜、トイレに行くミミちゃんもしっかりとらえています。

    ほかにも使える機能が盛りだくさん!

    また、スマートAIが人物やペットだけでなく、赤ちゃんの泣き声やペットの鳴き声、ガラスの破損などの異常音にも反応して、必要に応じてユーザーへ通知を行う機能も。ほかにも設定した境界線を越えると通知を行う「ライン通知検知」や、指定されたエリアで動作が発生したときに通知を行う「アクティビティゾーン」、動きを検知した際に効果音とライトで警告できる「アラート機能」など、防犯カメラとしても役立ちそうな機能が盛りだくさん【※】。暗い場所での撮影にも強いので、何かあったときにはしっかり記録してくれそうですね。

    【※】本製品はあくまでも見守りカメラであって、不審者の侵入や盗難を防止するためのものではない旨、HPには注意書きがありますのでご了承ください。

    ちなみにデータの管理のしやすさについては、はなえさんいかがでしたか?

    はなえ ボタンを押すだけで撮影・録画ができて、撮った画像はスマホに自動で保存されるので、わざわざダウンロードする手間がなくて快適でした。microSDカードで連続録画もしているのですが、容量がいっぱいになったらわざわざ消さなくても、自動で上書きしてくれるので、容量を気にせず気軽に使えるのもいいですね。

    録画映像はmicroSDカード(最大512GB)、または有料のクラウドサービス「Tapo Care」に30日分の保存(動体検知などのイベント発生時の映像を保存)ができます。自分に合った使いやすいほうを選んでみてください。

    最後に1週間試した感想を伺うと、「ミミとの距離がより一層近くなった」と、はなえさんは笑顔を浮かべました。

    はなえ ミミは私たち夫婦にとってかけがえのない家族。ミミをお迎えして、私の生活はとても豊かになりました。外出時はもちろん、地震など万が一のときにも、やはり見守りカメラがあると安心なので、我が家では欠かせない存在です。 とはいえ、頻繁に買い換えるものではないので、今回試してみて、画質や機能が進化していることに驚きました。美しい画質で、追尾機能も優秀で、どんなミミもしっかり映してくれる。“ミミ、どうしているかなぁ?”って、様子を見るのが楽しくて、以前よりもスマホを見る回数がますます増えてしまいました(笑)。さらに、価格が8,000円前後と聞いて、リーズナブルなお値段にもビックリ。

    9年間、見守りカメラを使い続けたはなえさんが、自信を持って太鼓判を押す『Tapo C225』。離れているときでも、ミミちゃんの愛らしい表情にたくさん出逢うことができました。

    ミミちゃんのinstagram3i3ihana

    ツンデレが魅力の愛猫でも試してみました!

    ちなみに猫の場合は、どのような反応を示すのか? ビックカメラの担当者も愛猫で試してみたので、その感想をお届けします!

    協力してくれたのは、ビックカメラ編集部のなんBさんと愛猫のルナくん(3歳、オス)。種類はラグドールで、“ぬいぐるみ人形”という由来の通り、ふわふわのシルクのような被毛が美しい猫ちゃんです。

    ルナくんはちょっぴり怖がり屋さんで、配達の人のカサッという物音にもビクッとして隠れてしまうそう。でもなんBさんには、ツンデレ王子。甘えたいときだけ甘えまくって、気が済んだらスッと離れていきますが、絶対になんBさんが見える所にいるそうです(このツンデレがなんともたまりませんね!)。

    そんなルナくんが可愛くてしかたないというなんBさん。仕事で不在にする時間が長いこともあり、ルナくんをお迎えしたときから見守りカメラをリビングと寝室に1台ずつ置いて、こまめにチェックしているそう。今回使用した『Tapo C225』はいかがでしたか?

    なんB 驚いたのは、なんといっても画像の鮮明さ。特に暗い場所での撮影に優れていて、部屋が真っ暗でもルナの細かい表情までしっかり見ることができて感動しました。私は旅が好きで、1泊で出かけることも多いのですが、ルナはペットホテルよりも家に居るほうが落ち着くタイプ。ストレスにならないよう、おうちで留守番をしてもらいます。 電気を消して出かけるので、夜どうしているか心配で様子を見たくても、いままでのカメラはこんなに明るく鮮明に撮れませんでした。双方向通話の音声もすごくきれいで、音が割れたりしないので、怖がり屋さんのルナもこれなら大丈夫。旅先でも安心して過ごせそうです。

    ボタンを押すとレンズが隠れ、部屋の中を映らないようにして、プライバシーを守る「フィジカルプライバシーモード」も搭載。

    また犬とは違って猫は飛んだり跳ねたりしますが、追尾機能はいかがでしたか?

    なんB 一瞬で前を横切るような速いスピードだと、追いかけるのは難しそうでした。私がルナとの距離が近い位置にカメラを置いてしまったのですが、もっと部屋全体を俯瞰できる場所にカメラを置くと追尾しやすいのかもしれません。また、猫の場合、お気に入りの定位置があることも多いので、その場所が映るように設置すると良さそうですね。 猫はいたずらっ子も多いので、カメラを触って遊んだりしがちですが、このカメラは土台がしっかりしているので、遊んで落とすことはありませんでした。“テーブルの上に置いたはずのお菓子がない!”など、いたずらしたときにも、カメラを巻き戻してどこにあるのか探せます。誤飲や嘔吐をしたときの原因解明にも使えそうです。

    画質が美しいので、スマホを見ながらついついルナくんを撮影することが多くなったというなんBさん。

    なんB 私もそうですが、愛猫がひとりでいるときの様子も“思い出”として残したいという人は多いと思います。だから画質がいいとすごく嬉しい。アプリの中で撮った写真を一覧で見られるので、管理もしやすかったですね。 ペットと飼い主の分だけ、使い方は十人十色。愛犬や愛猫、飼い主さんに合ったスタイルで活用する幅が広がりそうな『Tapo C225』。これからの時代、家族の一員を見守ってくれる欠かせない相棒になりそうですね!
     
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    岸綾香
    岸綾香
    ライター&エディター。大手出版社の女性週刊誌で約20年、料理、美容、グルメなど、実用記事を中心に幅広いジャンルで取材&執筆を行う。Web媒体では料理やヨガなどの動画記事を担当。週刊誌で鍛えられた体力&根性で40代から子育て奮闘中。
    小川晃代
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    小川晃代
    ペトグラファー。トリマー、ドッグトレーナー資格をはじめ様々な動物資格を保持するペットのスペシャリスト。2006年、動物に特化した会社「アニマルラグーン」を設立。現在はキヤノン、富士フィルム、ソニー他の写真教室の講師をはじめ、ペット雑誌の編集長やペット番組ディレクターとしても活躍。
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