カメラ初心者教室 ストラップの付け方(ニコン巻き)

カメラストラップの付け方には色々な方法があります。カメラの落下を防ぐためにもストラップはしっかりと付けましょう。
ここではニコンが推奨するストラップの付け方「ニコン巻き」をご紹介。
多くのプロカメラマンも使用している巻き方で、「報道結び」や「プロ巻き」と言われることもあります。
ストラップをしっかりと付けて大事なカメラを守りましょう。
まずは、通常のストラップの付け方と「ニコン巻き」を画像で見比べてください。
通常のストラップの付け方はストラップの先端が外に出ます。長さ調節をするときやストラップが緩んだときにサッと直すことが出来ます。しかし、ストラップの先端が出ているので、撮影中に顔に当たったり、ほつれてきたりします。「ニコン巻き」はストラップの先端を内側にしまう付け方なので、通常のストラップの不安要素は解消。ストラップが緩んでカメラが落ちる心配もありません。

通常の巻き方

ニコン巻き
◆ステップ1 : まずはストラップにリングとアジャスターがあることを確認。
ストラップにリング(サルカン)とアジャスターがあることを確認してください。リングとアジャスターは離してください。

◆ステップ2 : ストラップを下から上に通す。
カメラの側面にあるストラップ取り付け部にストラップを下から上に通します。

◆ステップ3 : ストラップの先端をリングに通す。
ストラップの先端をリング(サルカン)に通します。

◆ステップ4 : アジャスターの奥の穴に内側から通す。
ストラップの先端をリング(サルカン)に通したら、次はアジャスターに通します。アジャスターの奥の穴(カメラから離れているほうの穴)に下から上に通してください。アジャスターにはすでにストラップが通っていますが、そのストラップの内側を通してください。

◆ステップ5 : アジャスターの反対側の穴に通し引っ張る。
アジャスターに下から上に通したストラップの先端を反対側の穴に通します。反対側もすでについているストラップの内側に通してください。ストラップをしっかり引っ張ってたるみを無くします。ストラップの先端はリング(サルカン)に通します。

◆ステップ6 : 完成
これで「ニコン巻き」の完成です。ストラップの先端が中に入るので見た目もすっきりします。ぜひ一度チャレンジしてみてください。
