季節の豆知識

メンズ日傘が定番に!? 外出先での暑さをやわらげる“マイ日陰”を持ち歩こう!

2024/08/02
メンズ日傘が定番に!? 外出先での暑さをやわらげる“マイ日陰”を持ち歩こう!

今年の夏も、毎日のように猛暑続き……。しかも、日本の気温は年々上昇中。でも、猛烈な暑さや紫外線は気になるけど、せっかく夏休み&行楽シーズン、外に出かけたい! そんなときの暑さ対策に役立つ日傘を、今回はピックアップ。「女性だけじゃなく、男性も使いやすい」と人気の、“メンズ日傘”のオススメ商品もご紹介します。

目次

    “熱中症警戒アラート”が出たら要注意!

    気温が高くなくても、“暑さ指数”は高くなる

    夏にお出かけする際に気をつけたいのが、“暑さ指数”と“熱中症リスク”です。

    暑さ指数(WBGT)とは、熱中症予防のために、気温や湿度、日射、日射しや地面・建物などから発せられる輻射熱、風などを組み合わせて計算される指標です。

    「気温はそれほど高くないけども、湿度が高い」という場合は、同じ気温でも暑さ指数が高くなります。

    暑さ指数をもとに、各地域の一日の“最高暑さ指数”が「33以上」と予測された場合に発表されるのが『熱中症警戒アラート』です。この言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、発表されたときは特に注意が必要です。

    日傘をさすと、頭部の温度が“−15℃”に!

    日傘未経験の男性に知ってほしい、日傘の絶大な効果!

    熱中症にならないためには、自分の周囲の気温(温度)を下げることが有効な方法の一つです。
    そこでオススメなのが、太陽の直射日光を遮る“日傘”です!

    環境省も、暑さ指数を下げる対策として「日なたでの積極的な日傘の使用」を推進しています。

    たとえば、もし暑さ指数が3下がると、熱中症警戒レベルが「厳重警戒」から1段階下の「警戒」に下がるケースもあるので、日傘は暑さ対策にかなり有効だといえます。

    そして、日傘をさして直射日光の量を少なくすると、「頭部の温度が、55℃から40℃まで“15℃”も低くなる」といわれています。
    (ウェザーニュース『熱中症ハンドブック』より。取材先/愛知医科大学客員教授・中部大学教授の佐藤純医師)

    また、日本気象協会は「日傘で体感温度は7℃下がる」というコピーのポスターをつくって、日傘のメリットを伝えていました。

    やっぱり、日陰を探しながら街を歩かなくても、いつでも“マイ日陰”をつくれるのが日傘のメリットですよね!

    さらに、日焼け対策として、紫外線(UV)を防止できるのも日傘のメリットの一つです。

    「UVカット率100%生地使用」を売りにしている商品もありますが、これはあくまでも「太陽の直射日光の紫外線を防げる」ということで、地面から照り返された紫外線をすべて遮断することはできません。日焼け止めなどを併用するのがオススメです。

    “メンズ日傘”を持つ男性が急増!?

    1割以上の男性が、すでに日傘を使用

    レイングッズ国内トップシェア(2024年6月時点。同社調べ)の株式会社ワールドパーティーによると、同社のメンズ日傘ブランド『男の晴雨兼用傘 Wpc. IZA』シリーズの2023年の累計販売数は約40万本を突破。2022年の約12万本から、約3.3倍に増えたそうです。
     

    男性の医療脱毛専門院『メンズリゼ』が2024年4月に行った『男性日傘に関するアンケート調査』では、「すでに使用している」と答えた人が13.5%に上り、去年の調査から5.5%増加。
    使用を考えている男性は全体の63.5%を占めています。

    ※男性の医療脱毛専門院『メンズリゼ』『男性日傘に関するアンケート調査』(実施期間:2024年4月7日~9日。インターネット調査)より

    さした瞬間に「涼しい!」と日傘効果を実感

    暑さに耐え切れず、メンズ日傘デビュー!

    筆者である私(男性)も、日傘は未経験でした。そこで、これを機にメンズ日傘デビューを果たしました。

    仕事用のバッグに入れて持ち歩けるように、コンパクトな折り畳み式の日傘を購入。予想最高気温36.0℃の7月8日の13時ごろ、マイ日傘をバッグに忍ばせて、炎天下を東京都心のビルが立ち並ぶエリアへ向かいます。

    駅から外に出ると、容赦なく日光が照り付ける晴天です。

    ハンカチで汗を拭きながら5分ほど歩いたところで、いよいよ日傘の出番! 人生初の日傘体験なので、周囲の目を気にしつつ(誰も見ていませんが)バッグから取り出して、いざオープン!

    さした瞬間の感想は、「涼しい!」ということ。さっきまで感じていたジリジリと肌を刺すような日差しが遮られて、体感温度が一気に下がりました。これは、思ったより“使える”!

    約1時間の初日傘ウォークの結果は?

    周りで日傘をさしているのは女性が大半ですが、男性も数名発見。その手慣れた姿を見て、自分も日傘男性として自信を持って歩くことに。

    実際に街中を歩いていると、日傘をさしている男(自分のことです)を気にする人はほぼいません。まだ少し恥ずかしい気持ちはありますが、徐々に慣れていけそうです。

    途中で日傘をいったんたたんで歩いてみましたが、やはり暑いし、まぶしい! 再び日傘を広げて歩き、約1時間で初日傘ウォークを終了。汗を拭き拭き歩く必要もなく、「炎天下の直射日光や暑さで疲れる」こともなく、想像以上の日傘効果を実感しました。
     
    ちなみに、その日は午後からにわか雨が降るとの天気予報が。予報通りに雨が降り出しましたが、今回は晴雨兼用モデルを使っていたので問題なく雨をしのげました。

    個人的感想としては、メンズ日傘は「絶対オススメ!」です。実際に、友人たちにもオススメしました。

    メンズ日傘選びの2つのポイント

    「日傘=女性」というイメージもいまは昔?

    夏の酷暑化や、熱中症や日焼けによる皮膚への影響など健康・美容に対する意識の高まりなどを受けて、もはや日傘に性別は関係ない時代になったといえるでしょう。だからこそ、社会的にも「男性が日傘を使うこと」に対する認識が変わってきていると考えられます。
    また、これまでの日傘のデザインといえばカラフルでオシャレなイメージでしたが、最近は男性でも普段使いしやすい“単色・無地でシンプル”なタイプも増えています。

    このように日傘自体も変化・多様化していることも、男性の「日傘を使おう」という意識の変化に影響していると考えられます。

    UVカット率と遮光率をチェック!

    メンズ日傘を選ぶ際は、以下の2つのポイントをチェックしましょう。

    UVカット率(紫外線遮蔽率)

    日焼け対策がしたい方には、“UVカット率”が高い商品が最適です。「UVカット率100%生地使用」であれば、太陽の直射日光の紫外線をしっかりとブロックしてくれます。できるだけ100%に近い商品をオススメします。

    また、地面からの紫外線の照り返しも防ぎたい場合は、内側が黒色の日傘がオススメです。黒色は紫外線を吸収するので、照り返されて日傘の内側にあたった紫外線が肌に反射するのを防いでくれます。

    遮光率

    強い太陽光を直接浴びたくない場合は、可視光線を遮る度合いを表す「遮光率」をチェックしましょう。遮光率が高いほど、太陽光が日傘内に届かないので、暑さやまぶしさをやわらげることができます。

    なお、遮光率が99.99%以上の生地は「1級遮光生地」と呼ばれているので、購入時にこちらも確認してみましょう。

    さらに、「サイズ・重量」「晴雨兼用」「ワンタッチ開閉」「たたみやすさ」などもチェックして、自分の使い方に合った日傘を探してみてください。

    自分に合った日傘で、夏対策を!

    今年の夏も暑いので、熱中症や日焼けなどへの対策は欠かせません。健康や美容に気をつけたい方はもちろん、屋外でも快適に過ごしたい方は、男性も女性もぜひ日傘を活用しましょう!

     
    この記事で紹介した商品
    折りたたみ傘 クイックシャットライト UVブロック アイスブルー
    折りたたみ傘 クイックシャットライト UVブロック アイスブルー
    圧倒的にたたみやすい軽量の晴雨兼用傘モデル
    ビックカメラ.comで見る
    晴雨兼用 折畳み傘 Wpc.IZA Light&Slimネイビー
    晴雨兼用 折畳み傘 Wpc.IZA Light&Slimネイビー
    重さ約190g。軽量、かつスリム
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    晴雨兼用 折畳み傘 Wpc.IZA Automatic & Safeオフ
    晴雨兼用 折畳み傘 Wpc.IZA Automatic & Safeオフ
    片手で操作できる自動開閉設計
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    あつしな・るせ
    あつしな・るせ
    ライター。大阪外国語大学卒。大手広告出版会社に入社後、コピーライター・デザイナー・ディレクター業務に従事。同社を退職後、オーストラリアの新聞社・広告会社に勤務。帰国後、コンテンツディレクター、ライターとして企業PR・人材関連・ビジネスの分野を中心に幅広く活動。
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