Anker Soundcore Liberty 5 Pro Max/5 Pro 実機検証レビュー! |ビジネスシーンでも使える機能が盛沢山!
皆さんこんにちは。BIC WAVE編集部の たけ です。今回はAnkerから新しく発売された「Soundcore Liberty 5 Pro Max/5 Pro」の2モデルをレビューしていきます。高音質や機能性に定評のあるAnkerですが、今作ではボイスレコーダーや翻訳機能といった、これまでにないビジネス向け機能が搭載されました(5 Pro Maxのみ)音質の進化はもちろんのこと、ビジネス用途でも使えるものになっているのか、有楽町店オーディオマイスターの百武さんと、実際の使い勝手も含め、詳しくチェックしていきます。
Soundcore Liberty 5 Pro Max/5 Pro 概要
スペック比較
※価格は記事が公開された時点のものになります。
今回、Anker初となる独自開発チップセット「Thus(ザス)」が搭載されたことで、大幅な進化を遂げました。
・周辺ノイズを抑えて、届けたい声だけをクリアに伝える通話性能
・イヤホンに触れずに操作ができる音声コントロール
・リスニング特性に合わせて最適化される、パーソナルサウンド(HearID5.0)
また、「Dolby Atmos」に対応したことで映画・音楽やゲーム、スポーツ観戦と、まるでその場にいるかのような臨場感を楽しむことができたり、Anker史上最多となる8基のマイクに加えて骨伝導センサーを新搭載したことで高い通話性能を実現したところもウリになります。
Soundcore Liberty 5 Pro Max/5 Proを開封
内容物は、イヤホン本体、充電ケース、USB-C & USB-C ケーブル、イヤーチップ(5サイズ)、イヤーウィング(3サイズ)、クイックスタートガイド & 安全マニュアル、最大24ヶ月保証、カスタマーサポートです。Liberty 5 Proも同じ内容になっています。Liberty 5 Pro Maxと5 Proでイヤホン外観の差はなく、音も変わらないようです。
本体外観
Liberty 5 Pro Maxはミッドナイトブラックとシャンパンゴールドの2色展開です。現行モデルのLiberty 5と同じような、やや光沢感のある明るい色味になっています。ケース上面に1.78型インチの大型ディスプレイが搭載されていて、バッテリー表示、イコライザー設定だけでなく多くの機能操作ができます(詳しくは次の項目で解説)。
Liberty 5 Proはスカイブルー・シルバーピンク・パールホワイト・ミッドナイトブラックの4色展開です。前面の0.96インチディスプレイではバッテリー表示のほか試聴に関する機能が操作できます。
ケース機能の主な違い
| Liberty 5 Pro Max | Liberty 5 Pro | |
| バッテリー表示 | 〇 | 〇 |
| モード切替 | 〇 | 〇 |
| イコライザー(サウンドエフェクト) | 〇 | 〇 |
| Dolby Audio | 〇 | 〇 |
| 対話翻訳 | 〇 | ー |
| AIボイスレコーダー | 〇 | ー |
| 壁紙のカスタマイズ | 〇 | ー |
| 再生コントロール | 〇 | ー |
| AIサウンド補正 | 〇 | ー |
| マルチポイント接続設定 | 〇 | ー |
| リモートシャッター | 〇 | 〇 |
音楽を楽しむ基本的な機能は2機種共にケースで操作ができるようになっています。加えてLiberty 5 Pro MaxはAIボイスレコーダー機能や対話翻訳、AIサウンド補正といった機能も操作が可能です。
| たけ | 画面の操作性に関してはスマートフォンと比べるとやや押しづらさや、反応の遅さが気になりました。操作できる画面領域がもう二回りくらい大きければ操作性が抜群に違ったかもしれませんね。 |
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装着感
| 百武 | イヤホンのハウジング上部にはシリコンのクッションがあり、耳甲介をがっちりホールドしてくれます。装着性が高く耳孔でイヤーピースが歪むことも無くなり遮音性も高いと感じました。現行モデルのLiberty 5と比べるとやや大きさを感じるかもしれませんが、持ちやすくなったことで手から滑って落とす心配は減りそうです。 |
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Soundcore Liberty 5 Pro Max/5 Proを試聴
音の傾向
| 百武 | Liberty 5 Pro Maxはクリアな中高音域と迫力のある低音が特徴です。一音一音がシャープに纏まっており、ドラムの音で例えるとバスドラの音が「ドォンドォン」と聞こえていたものが「ドンッドン」と引き締まった音として再現されています。一音一音が粒だっているので色々な音楽で試したくなる、バランスがとれたイヤホンです。現行モデルのLiberty 5はボーカルが前に迫ってくる迫力系の音作りでしたが今作では繊細な音も楽しめるようになったと感じました。 |
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こんな曲で試聴しました!
| 百武 | Kenny Logginsの「Danger Zone」で試聴しました。こちらはトム・クルーズ主演で大ヒット映画となった「トップガン」の主題歌で日本でも馴染み深い曲です。イントロでベース、ギター、シンセ、ドラムが徐々に音が重なっていくのですが、Liberty 5 Pro Maxは、各楽器のメリハリが効いていてそれぞれがしっかりと独立して聴こえてくるのが気持ちいいです。また、サビの部分ではボーカル、ギター、ドラムの音に潰されずベース、シンセの音もしっかりと聞こえてくるようになっていますね。 |
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ノイズキャンセリング性能
| たけ | 独自開発のチップセット「Thus」と搭載センサー数が従来の6基から8基に増えたことで、Liberty 4 Proと比べてノイズキャンセリング強度が約2倍になったとのことです。完全に無音とはいきませんが、低音寄りのノイズを中心にかなりカットできているように感じます。 |
|---|---|
| 百武 | 明確に前モデルよりもノイズキャンセリング性能は良くなっています。装着した瞬間からプールに潜ったときのような感覚で周辺の環境音が遠ざかるのがわかりました。 |
通話性能
| 百武 | 店内のBluetoothスピーカーから音が流れている横で検証してみましたが、これは優秀ですね!私の話す声だけが話し相手には届いて、Bluetoothスピーカーの音はほぼシャットアウトされています。万が一、騒がしい環境で電話をしなくてはいけない場合でも全く問題ありません。「完全ワイヤレスイヤホンにおける最?通話性能スコア (G-MOS) ※」としてギネス世界記録に認定されたというのは納得です。 ※Highest speech quality score (G-MOS) for TWS earbuds (objective test) |
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AIボイスレコーダー&AI翻訳機能(Liberty 5 Pro Max)
AIボイスレコーダー
Liberty 5 Pro Maxの目玉機能といえるAIボイスレコーダー機能を検証してみました。この機能はケースのマイクで集音したデータをアプリに転送して録音、文字起こし、要約までしてくれる機能です。文字起こしは150以上の言語に対応、AI要約のテンプレートは50種類以上とかなり本格的なものになっています。Ankerから発売されているAIボイスレコーダーがイヤホンとセットになったイメージでしょうか。さっそく試してみましたがこれはすごい!
| たけ | BICWAVEのインタビュー記事を2人で読み上げ、正しく言葉を読み取れるのか、どんな要約が生成されるのかを確認しました。 |
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実際に生成された内容 (使用した記事:スマートリング「Oura Ring 4」徹底解説!日々のコンディションをデータで可視化 )
文字起こしは、ほぼ正確にできています。要約はビジネス用途での使用を意識しているからなのか、真面目な文体でインタビューの内容をまとめてくれました。思った以上に“使える”ことに驚きました。また、こちらから指示をしていないにもかかわらず、表でわかりやすくまとめた画像も生成してくれています。
この機能は議事録作成やインタビュー用途で、作業時間を大きく削減できる可能性を感じました。
気になる点があるとすれば、要約の時間が数分かかることですが、アプリを開き続けていなくてもよいので急いでなければ問題になりません。
このAIボイスレコーダー機能ですが、1か月最大120分まで無料、2年間は毎月120分が無料になります。月120分では足りないという方には月額プランや、文字起こしのみのパッケージプランも準備されているようなのでチェックしてみてください。
対話翻訳機能
使用方法は、ケースをタップしてマイクに話かけると、相手のスマホ(Ankerのイヤホンアプリ)に私が話した言語と翻訳された言語が表示される仕組みになっています。相手がスマホに向かって返答すると、イヤホンに翻訳された音声とケースに言語が表示されます。
テストは社内の英語と中国語を話せるメンバー2名に「免税配送」の案内を販売員役とお客様役になってもらい会話してもらいました。結果はスムーズに翻訳がされて使い勝手は良かったです。活躍できるシチュエーションとしては、仕事中の突発的な日本語を話せない相手と意思疎通が必要なタイミングなどでしょうか。スマートフォンとケースをそれぞれで使えるので広めの会議室で席が少し離れた場所でも使えるのはいいですね。
併用できない機能に注意(Liberty 5 Pro Max)
多機能で弱点が無いように見えるLiberty 5 Pro Maxですが、一方で機能の同時使用には制限がある点は注意が必要です。例えば、ハイレゾ(LDAC)をONにしているとAIサウンド補正、Dolby Atmos、3台のマルチポイントといった良い機能が使えなくなってしまうのです。使うときにストレスにならないよう、ある程度覚えておくようにすることをおすすめします。
| AIサウンド補正 | LDAC | Dolby Atmosに最適化 | 音声コントロール | 3台のマルチポイント接続 | |
| AIサウンド補正 | ー | × | × | × | 〇 |
| LDAC | × | ー | × | 〇 | × |
| Dolby Atmosに最適化 | × | × | ー | 〇 | 〇 |
| 音声コントロール | × | 〇 | 〇 | ー | 〇 |
| 3台のマルチポイント接続 | 〇 | × | 〇 | 〇 | ー |
まとめ
今回はAnkerから発売されたSoundcore Liberty 5 Pro Max/5 Proをお届けしてきました。ワイヤレスイヤホンとしての音質やノイズキャンセリング、通話機能の進化だけでなく、AIボイスレコーダー、対話翻訳といったこれまでにない要素が搭載されていることで、特に会議の録音や多言語コミュニケーションなどビジネス用途を重視する方には魅力の大きいモデルです。気になる方は、ぜひビックカメラでその進化を体感してみてください。
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