BOSE Ultra Open Earbuds 第2世代 レビュー|第1世代との違いを徹底比較
皆さんこんにちは。BIC WAVE編集部のたけです。耳を塞がず、周囲の音を聞きながら音楽を楽しめるイヤーカフ型の「BOSE ULTRA OPEN EARBUDS」に、第2世代が登場しました。
第1世代は、軽快な装着感と、オープンイヤー型とは思えないBOSEらしいサウンドで注目を集めた人気モデルでした。第2世代では、どのような進化を遂げているのでしょうか。
今回は発売に先駆けて実機をお借りして、ビックカメラ名古屋駅西店のオーディオコーナーを担当する成瀬さんとさっそくチェックしていきます。
BOSE ULTRA OPEN EARBUDS(第2世代)概要
・第1世代より大音量かつパワフルな低音再生に進化
・イマーシブオーディオに「シネマモード」が追加
・通常再生は最大約9時間、ケース併用で最大約28.5時間
・Bluetooth 5.4、マルチポイント、Google Fast Pairに対応
・充電ケースがワイヤレス充電に対応
・マイクとボイスプロセッシングユニットにより通話品質を向上
・価格は39,600円(税込)
・発売日は10月1日(木)
第2世代と第1世代のスペックを比較
※価格は記事が公開された時点のものになります。
BOSEはドライバーの仕様を公表していないため、スペック表から音質の違いを判断することはできません。音質についてはレビューパートで詳しくチェックします。機能面では、通常再生時間が最大約7.5時間から最大約9時間へ延びたほか、標準の充電ケースがワイヤレス充電に対応しました。毎日の使いやすさに関わる部分が着実にアップデートされています。
BOSE ULTRA OPEN EARBUDS(第2世代)を開封してみた
内容物はカナル型ではないのでイヤーピースはありません。また、ケーブルも付属されていないのでケースとイヤホンのみとなっています。
デザイン
ボディは艶を抑えたブラックで、外側のメタルパーツには鏡面仕上げと立体的な加工が施されたデザインになっています。第1世代ではメタルパーツ部もマット調でしたが、これくらいの存在感があるほうが個人的には好みです。
また、音質には関係ないところですがケースの形状も変更されています。自立できるようになっただけでなく、底面には滑り止めをが施されているため、滑りにくくなっています。ケースを落としてしまうリスクを減らせる嬉しい改良です。
カラーバリエーション
発売時には5色のカラー(ブラック、ホワイト、チェリーチョコレート、オリーブグリーン、スカイピンク)が選べます。どのカラーもBOSEらしい個性的な色味になっていますが、個人的には大人っぽい雰囲気のチェリーチョコレートが気に入っています。
第1世代と比較
本体の基本的な形状に大きな変更はありません。細部を見ると、開口部の位置や外装の仕上げなどに違いがあります。充電する金属部の形状が違うので第1世代と第2世代で間違えてしまうことはありません。
装着イメージ
| 成瀬 | 前作と同じく、耳をほどよく挟むようにフィットし、装着感は良好です。優しくホールドされながら頭を大きく振っても外れることはありませんでした。 |
|---|---|
| たけ | 長時間装着しても気になりにくいバランスですね。ただし、激しい動くスポーツで使う場合は、もう少し強く固定されるほうが安心感はあるかな、と私は思いました。 |
BOSE ULTRA OPEN EARBUDS(第2世代)を試聴レビュー
音の傾向
| 成瀬 | ファーストインプレッションは「ようこそBOSEの重低音へ。低音好きの方々、お待たせしました。」といった感想です。第2世代では音の重心が第1世代よりさらに低く、どっしりと腰を据えた音に進化しています。 イヤーカフ型は、装着位置や周囲の環境によって音の聴こえ方が変わりやすい、難しいカテゴリのイヤホンです。その中で、低音の深さや全体のバランスを着実に進化させた本機は、BOSEファンだけでなくても試してほしいモデルだと感じました。 また、中音域と高音域は前作より量感が抑えたように感じるものの、シャカつくような印象やノイズ感が軽減され改善されて全体の見通しが良くなりました。 |
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こんな曲で試聴しました!
| 成瀬 | Kroi「Balmy Life」 重低音まで伸びた大きな低音の中央に、ボーカルや楽器が「線が細いクリーンな音質」でちょうどいい大きさで定位しており、楽器数の多いPOPSの楽曲では特に楽器毎のセパレーションや解像度が向上し、サウンドステージも若干広く改善したと感じました。 |
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| ぜったくん「宇宙人feat.芦田菜名子」 打ち込みのキックとシンセのベースが前作では軽く聴こえておりましたが、今作ではしっかりと安定した重低音か鳴ってくれているので、リズムの安定感も抜群に上がったと感じます。また、女性ボーカルも刺さることなくクリアに聴こえていて、男女デュオのメロディと安定したリズム隊とがあいまって、非常に楽しく聴くことができました。 |
第1世代との比較
| 成瀬 | 第1世代でも低音がしっかり感じられるBOSEらしい音作りでしたが、中高音はバランスの不安定さがありました。第2世代ではその部分が改善されており全音域において聴きやすい音作りになっていますね。 |
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| たけ | 音を立体的に感じやすくなり、ボーカルや高音側の表現力は第1世代よりも豊かになっているのがわかります。ただ、同価格帯のカナル型イヤホンと比べてしまうと違いはあるので聞き比べて選ぶのがおすすめです。 |
音漏れについて
| 成瀬 | カフ型では気になりやすい音漏れですが、今作も音漏れは感じづらかったです。 爆音まで音量を上げれば聞こえてしまいますが、一般的なボリュームでは気になりません。また、通話品質も良くなっていますね。実際に周囲の環境をうるさくした状況で電話をしてみましたが、通話相手からは会話に支障はないと回答を得られました。 |
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| たけ | 第1世代と比較して指向性が上がっているように感じました。同じ音量設定でも耳に届く音は第2世代のほうが1~2段大きい(ボリュームを絞ることができる)ですね。普通に使っていたら、周囲への音漏れは気になりませんでした。 |
イマーシブオーディオ
| 成瀬 | イマーシブオーディオは第1世代でやや感じられた不自然さがなくなり、自然な音の浮き上がり方に改善されたと感じます。 実際に映画やアニメ、ドラマを数本見てみましたが、前作よりも没入感を感じられる“空間オーディオ”へと進化しています。個人的にはYouTubeなど配信動画は平面的なサウンドが気になるのでイマーシブオーディオは個人的には積極的に使いたい機能です。 |
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操作性
| たけ | 物理ボタンは押した感触がわかりやすく、誤操作しにくい点が使いやすいですね。一方、長押しで設定できる操作の選択肢はもう少し増えてほしいと感じました。私の使い方では、モードの切り替えやSpotifyの再生よりも音量調整を頻繁に使うため、音量のアップダウンを割り当てできると、さらに便利だと思います。 |
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まとめ
今回は、BOSEの新製品となる「ULTRA OPEN EARBUDS(第2世代)」をレビューしました。耳を塞がないイヤーカフ型の軽快な装着感を受け継ぎながら、第1世代よりも低音の深さや音の広がりが増し、BOSEらしいパワフルなサウンドに磨きがかかっています。周囲の音も感じながら音楽を楽しみたい“ながら聴き”派の人には、ぜひ試試して欲しいイヤホンです。装着感や音の聴こえ方には個人差があるため、お近くのビックカメラで実際にお試しください。
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